SHINKALION ANOTHER OMNIBUS 作:光レーサー鉄四駆
執筆時期:Z34話放送後
元々第1話視聴直後に勢いのまま書いてそのまま忘れてたのですが、実際にシンカリオンがシンカリオンじゃない車両の力で宇宙に飛び立ったので、ふと「そういえばこんなの書いたな・・・」と急に思い出し発掘。
登場車両とそのざっくりした用途のみを引き継いで他はほぼ書き直しましたw
「何やってんだ?レイ」
「キントキさん!いや、もう光の粒子に頼ることはできないっすし、ヴァルドルを解析して得られたデータを基に第二超進化速度に到達できる車両を作れないかと思ってまとめてたんすが・・・」
PCを触っていた少年、「大空レイ」は、訪ねてきた老整備士の「小田原キントキ」に画面を見せる
「ふむ、かなり挑戦的だが理論的には確かに何とかなりそうだ、だが・・・」
「そうなんすよねぇ、こんな過激な設計に耐えれるような車両なんか無いっすよね・・・
宇宙に到達したその場で無重力空間での活動を想定した形態になれるようザイライナーの形式で作ってたんすが、
そもそも大気圏を離脱し更に宇宙で活動できる程の規格外の性能を持った在来線は流石に・・・
やっぱり一度シンカリオンとして考え直してみますね。」
「いや待て、確か・・・」
キントキはそう言うとどこかに電話をかけ始める
「ああ、俺だ
アレって確かまだ残してたよな
ほら最初に作ったプロトタイプだ、ザイライナーの
やっぱりか!よし、詳しいことは後で相談するが、とりあえず移送できるように準備しといてくれ!」
「ど、どうしたんすか・・・?」
「その設計、何とか実行に移せそうだぞ。」
後日、桜島の実験線に上半分が白、下半分がメタリックブルーの滑らかな流線形を持つSF的な車両が運び込まれてきた。
「この車両は・・・
見たこと無いけど、ミニ新幹線の試験車?とかじゃないっすよね・・・?」
「ああ、これは嘗て在来線の高速化を目指し開発された『在来線』の試験車両
『TRY-Z』だ。
常磐線で180km/hの高速試験実績があり、最終的には青函トンネルを270km/hで走らせるという話もあったらしい。
試験車っつーことでザイライナーのプロトタイプとして最初に作ったんだが、
『規格外の在来線』ならコイツで不足は無いだろう?」
「宇宙特急トライZ・・・か、確かにこれなら行けるかもッス!」
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ザイライナーE991トライゼット
在来線高速試験車TRY-Zを素体に開発されたザイライナーの試験機体
両先頭車がそれぞれ腕部・脚部の強化武装に変形する。
・Zモード
脚部が左右対称のクモヤE990-1、腕部が左右非対称なクモヤE991-1から変形する
安定大火力型で、大型バズーカを装備、遠距離攻撃に特化している
機構としても安定しており、もう一つの形態よりも実用化されたザイライナーにより近似している
・TRYモード
Zモードとは逆に、クモヤE990-1が腕部に、クモヤE991-1が脚部になった形態
俊敏性に特化しており、近接攻撃に向いている
但しかなり挑戦的な機構であり、その性能の全力は見えないものの少々不安定で扱いにくい
「Zモード」がその名の通り作りこまれた「究極」の形態であれば、こちらは同じく限界を「試す」ための形態と言える
無重力空間では左右の脚部の違いによる不安定さの影響を受けにくいことから、後に大気圏外活動に特化した調整をされる。
ザイライナーE991トライゼット、作りたいと思って材料は集めてたんですが、この設定のせいで構造が思い浮かばずかなり長い間保留になってます・・・
なんとかうまく形にできると良いなぁ・・・
原案はこちら→https://privatter.net/p/7248878
元々は捕縛フィールドが壊れてるなら修理しないとだよね?という発想で書いたものでした。