とある幻想の夢想天生 作:大嶽丸
霊夢が禁書目録の解呪を行う場所として決めたのは、第十七学区のとある操車場だった。
別に人気が無く広い場所ならどこでも良かったのだが、この街には
「……口の中、ね」
眠りにつく禁書目録の身体を調べ、漸く霊夢は術式がどこにあるのか見つけ出す。
喉奥から見える刻印。頭蓋骨を避けて脳へ影響を与えるには最適な場所であり、加えて他人の口内をまじまじと覗き込むことなんて歯医者でもない限りまずないのだから隠蔽性も高い。
「けど身体検査くらいしなかったの? よく見りゃ気付きそうなもんだけど」
「……健康診断は、他の者がやっていましたので」
「ふうん……じゃ、そいつもグルね。あんたら全員まんまとハメられてたんだ」
「くっ……」
その背後には神裂とステイルが居た。二人とも霊夢の言葉にぐうの音も出なかった。
あの後、すぐに簀巻きにされていたステイルを回収し、科学側に精通している協力者に裏取りを行った。
結果、霊夢の発言通り。完全記憶能力者が記憶の圧迫で死ぬなど真っ赤な嘘であり、科学の世界においては常識レベルの知識であるとのこと。
自分たちは、掌の上で踊らされていた。
「あの女狐め……」
ステイルは己の無知と迂闊さを呪う。あの
「しかし、予想以上に緻密な術式ね……しっかり修復機能も備わっているし、防衛術式も兼ねている。簡単には行かないわ」
「君でも……解呪は難しいのかい?」
「ええ。少なくとも二日、いや一日と半日は掛かるわね。インデックスの記憶を消す期限は?」
「……明日の夜だ。到底間に合わない」
逆に時間が掛かるだけで解呪は可能なのかとステイルはその手腕に驚きつつも一刻の猶予も無いことを伝え、舌打ちする。
これに霊夢も顔をしかめる。幻想御手事件とステイルたちとの戦闘で時間を取られてしまった。禁書目録の容態からタイムリミットまでまだ余裕があると思っていたが……。
「そんなっ! じゃあどうしたら……!」
「仕方無い。記憶を消してから解呪を──」
「駄目よ」
一先ず記憶を消去し、それから解呪を行うという冷徹ながらも最良な提案を、霊夢は一蹴する。
「もうこの子を殺させるもんか。それだけは断じて許さない」
「ッ……なら、どうするつもりなんだ?」
「術式の破壊だけなら今すぐにでも出来るわ。そうなると仕込まれた防衛術式が作動するからなるべく避けたかったんだけど……」
「それは……その、リスクがあるのでは?」
10万3000冊の魔道図書館に施された防衛術式。並大抵のものではないことは明白だった。
「ええ。戦闘になるわね、間違いなく。……当麻、それでも構わないかしら?」
「え?」
「負けるつもりは更々無いけど、相当激しい戦いになる。あんたにも危険が及ぶでしょうし……一応確認取っておくわ」
「待てっ、僕たちは──」
「あんたらの許可なんて必要無いわ。邪魔するってんなら、今度こそ潰す」
「ッ………………!!」
「……分かりました。博麗霊夢、あなたを信じます」
確かな殺気のこもった言葉。ステイルは黙り、神裂は静かに頷く。
元より彼らは“贖罪”という体でついて来た身。霊夢の手を取った時点でその方針に意見する権利など無かった。
「で、どうすんの?」
「……でないと、インデックスの記憶が消えちまうんだろ? そんな瀬戸際を黙って見てられるかよ」
グッと拳を握り締める上条。あの日、あの時、あの瞬間、彼女を地獄の底から救い出すと決めた時点で、覚悟は決まっていた。
「ああ、やってやるぜ博麗! インデックスの奴を救えるってんなら何だってやる!」
「……そ。あんたなら、そう言うでしょうね。じゃあ、右手でこれに触ってちょうだい」
その言葉に確かな決意を感じ取った霊夢は早速とばかりに禁書目録の喉奥の刻印を指差す。
「良いのか? 右手を使うのは危険だって前に言ってただろ?」
「状況が変わった。どっちにしろ同じ結果になるんなら、下手な解呪よりも刻印ごと一切合切消し去っちゃった方が良いと判断したわ」
霊夢の解呪ならば万が一とはいえ修復機能が働く可能性もある。そうなれば二度手間になってしまうが、上条の幻想殺しならばその修復機能ごと破壊することが出来る。
その説明に納得すると上条は意を決して禁書目録の方へと向かう。
「じゃ、じゃあ行くぞ……」
「変なことしてみろ。生まれてきたことを後悔させてやる」
「しねーよ!」
恐る恐る手を伸ばす。その背後で霊夢は大幣と札を、神裂は刀を、ステイルはカードを構え、それぞれ臨戦態勢に入った。
そして、右手が刻印に触れ──。
「うおっ!?」
バキッと何かが砕ける鈍い音が鳴り、上条は後ろに吹き飛ばされた。
「──警告──」
そして、禁書目録は目を覚ます。
しかし、その声はもはや無邪気だった彼女のものではなく、その瞳は暗く、無機質で、光が無く、赤い五芒星が浮かんでいた。
──
「第三章第二節。Index-Librorum-Prohibitorum──禁書目録の“首輪”、第一から第三まで全結界の貫通を確認。再生準備……失敗。“首輪”の自己再生は不可能、現状、10万3000冊の“書庫”の保護のため、侵入者の迎撃を優先──」
「──先手必勝」
見たことのない禁書目録の姿に皆が衝撃を受ける中、真っ先に動いたのは霊夢。あらかじめ仕掛けていた無数の札を展開し、目の前の少女が動きを見せる前に縛り上げる。
「当麻! もう一度あの子に触れて──」
「“書庫”内の10万3000冊により、防壁に傷をつけた魔術の逆算を開始……失敗。該当する魔術は発見できず。術式の構成を解析し、対侵入者用の
が、禁書目録──自動書記は止まらない。魔女狩りの王をも封じ込めた拘束を、全く意に介さずに言葉を紡ぐ。
「侵入者個人に対して最も有効な魔術の組み上げに成功しました。これより特定魔術“聖ジョージの聖域”を発動、侵入者の排除を試みます」
次の瞬間──禍々しいオーラと共に両目に刻まれていた五芒星と同じ魔法陣が展開され、一気に広がった。
レーザーで空中に投影されたかのような魔法陣が、二つ。中途半端に重なり合うように展開される。
「ッ、こいつ……!」
まずい。何らかの魔術を発動しようとしているのは明白であり、それを止める為に霊夢は更に札を投擲する。よりスピードの速い針を使わなかったのは、その殺傷力の高さから禁書目録を傷付ける恐れがあったからだ。
故に、ほんの僅かに、間に合わない。
「 。 」
自動書記が人の耳では聞き取れない“何か”を詠った瞬間、彼女の眼前に黒い亀裂が走る。
そして──。
「!?」
ゴッ!! と脈動するように亀裂が膨らみ、その奥から、横倒しになった“光の柱”が飛び出した。
それは周囲の札をすべて吹き飛ばし、上条へと一直線に突き進む。
上条は目を見開きながらも右手を向け、それを受け止める。
しかし──。
(な、んだ、これ……!? 光の粒子の一つ一つが、まるで違う質になってやがるぞ!?)
右手が吹っ飛ばされないよう、左手で抑えないといけない。動くことなどもっての外だった。
そして、光は右手で触れ、幻想殺しが発動しているにも拘わらず止まらず、消えない。それどころか少しずつ右手を浸食していた。
一つ一つが彼女の脳内に蔵書されている魔道書の原典。10万3000にも及ぶおぞましい“違法則”の束に、幻想殺しの処理能力が追い付かなくなっているのだ。
「
すぐに予想はついた。禁書目録が魔術を使用出来ない理由……それがこの自動迎撃システムの為に彼女の魔力全てを注ぎこんでしまうからだと。
ステイルは激昂する。こんなくだらない事の為に彼女は魔力を勝手に吸い尽くされていたのか。
それだけじゃない。彼女の記憶も、その生き方も、性質も、その全てが勝手に決められていたのか、あの子の意志とは関係のない所で、こんなことの為に──。
「──Fortis931!」
我が名が最強である理由をここに証明する。殺し名であり、ありとあらゆるものから禁書目録を守ると誓った覚悟を叫び、数百枚ものカードを周囲に張り巡らせる。
「
出現した炎の巨人が、上条と光の柱の間に割って入った。
自動書記は上条を優先的に殺す為に眼球と連動した光の柱ごと首を振りまわすが、それに追いすがるように、魔女狩りの王も移動してそのルートを遮る。
魔女狩りの王は光の柱を浴びて飴細工のように溶けだすが、直ぐ様再生されて人の形を取り戻していく。
「──警告、第二二章第一節。炎の魔術の術式の逆算を完了しました。曲解した十字教の教義モチーフをルーンにより記述したものと判明。対十字教用の術式を組み込み中……第一式、第二式、第三式。命名──“
すると、光の柱が見る見るうちに血のような深紅へと変貌する。
十字教対策の術式。教祖たる“神の子”が最期に吐き捨てたとされる、自らの信じる神への悲痛な叫び。あらゆる十字教の信仰を、根本から否定する術式だ。
その破滅の光を受けて、不死身のはずの魔女狩りの王が、再生されずに削れていく。
「チッ……! 流石に
「絶え間なく攻撃していくわよ」
霊夢を中心に無数の札や光弾が陣を形成するように展開され、それらが一斉に自動書記へ高速で射出される。
「──“書庫”内の10万3000冊により、敵性魔術の逆算を開始……失敗。対魔性に特化した神道・陰陽術に準ずるものだと思われますが、該当・類似する魔術は発見できず。術式の構成を解析し、対攻撃者用の特定魔術を構築──」
これを再び放たれた光の柱が消し飛ばす。射線から逃れた弾幕も“歩く教会”に匹敵する防御障壁によって防がれる。
どうやら自動書記は霊夢の弾幕を解析するもその情報があまりにも不明瞭なことから持ち得る攻撃手段の中でも最強クラスの“竜王の殺息”による
「おっと──」
迫り来る光の柱を霊夢は飛んで避ける。自動書記は首を動かし、光の柱の軌道を変えて狙い続けるが、そのスピードに追い付くことが出来ない。
(なんたらバーストの魔術版って感じね。倒すだけなら私一人でも可能だけど……インデックスに怪我させる訳にもいかないし、どうしましょうか──)
10万3000冊の魔導書に記された魔術をすべて駆使でき、組み合わせることすら可能。それは確かに脅威であるが、最大の懸念点であった“魔神”には程遠く、また自動書記の戦法は非常に単調であった。
故に、撃破は容易い。しかし、これが解呪となると一気に難易度が上がる。恐らく
攻めあぐねる霊夢。一番の攻略法はやはり上条に再び触れてもらうことだろう。
ここまで思考した時だった──。
「……あん?」
光の柱を避けながら、霊夢は気付く。竜王の殺息が砕いた地面や、掠めたコンテナがただ破壊されるだけではなく、無数の“白い羽”となって舞い散っていることに。
「気を付けてください! あの羽一つ一つにドラゴンの一撃に等しい力が秘められています!」
神裂が叫んで警告する。しかし、霊夢はあまりにも唐突に生じた感情に困惑し、それどころではなかった。
(──私は、この攻撃を知っている?)
それから感じる、どうしようもない既視感。遠い、遠い、記憶──
──即ち、彼女が最も恐怖するもの。
「警告、第三一章第一節。敵兵──“博麗霊夢”へ“書庫”内に記録された1027種すべての“対空・撃墜術式”を行使するも効果無し。直ちに逆算を開始……失敗。作戦を“聖ジョージ聖域”の出力上昇へ切り換え、更に特定魔術“モーゼの奇跡”を発動します」
光の柱が一気に肥大化し、勢いも増す。それだけならば霊夢の動きを止めるには至らないが、自動書記はこれに加えて別の魔術も発動していた。
次の瞬間、空に“海”が出現する。
「………………!」
左右に挟み込むように出現した波打つ紅い大海。かつて、ユダヤの指導者が起こした海割りの奇跡をモチーフとした大魔術。空に海が浮かぶというあまりにも現実離れした現象が霊夢の動きを阻害し、更にその波は、槍のような光弾を放つことで攻撃を仕掛けてくる。
「チィッ──」
「──Salvere000!」
その時、神裂が動く。彼女の操る無数のワイヤーが舞い、自動書記の足元の地面を切り刻んで砕いた。
これにより自動書記はバランスを崩し、顔を上へ向けてしまう。当然眼球と連動した魔法陣は移動し、光の柱はあらぬ方向へと飛んでいった。
「ナイスよ」
先程の何倍もの数の御札と光弾が瞬時に展開され、それらが挟み込んでいた大海へと突っ込んでは炸裂していく。
一見すれば水面に石を投げるに等しき行為。然れど、彼女のは石ではなくダイナマイト。大海は吹き飛ばされ、一時的にその機能を停止させる。
その隙に霊夢は片手を天へ掲げた。
すると頭上に青白く光る球体が出現したかと思えば、それはみるみるうちに巨大化していった。
二つの勾玉が重なった、紅白の太極のような球体。それは直径10mを超えるサイズまで大きくなるとギュルギュルと高速回転し始める。
霊装によって
──球体が、ゆっくりと落ちる。
「────」
自動書記は自身の足場を崩した神裂を無視し、体勢を立て直して光の柱をぶつける。
ガリガリガリガリッ!! と光の柱が球体の表面を削り取り、穿たんとする。対して球体も霊夢から供給される魔力により瞬時に修復させながらその勢いは止まらない。
「滅茶苦茶ですね……!」
今宵は常識が何度も覆される。人の身で防ぐことすら馬鹿馬鹿しいドラゴンの一撃。それに真っ向から衝突し、拮抗しているという事実に神裂もステイルもただただ驚愕するしかなかった。
しかし、今がチャンスだった。
「上条当麻!」
「ああ! 分かってる!」
上条が全速力で駆ける。自動書記は“陰陽鬼神玉”を迎撃することで手一杯でこれに対応出来ない。
(……神様)
上条は、五指を思い切り広げる。
(この
距離がおよそ2mまで迫ったところで自動書記はくるんと首を回し、狙いを上条へと切り換えた。
身に迫る二つの脅威。その中でも自身の術式そのものを破壊しかねない上条の排除を優先したのだ。
しかし、上条へ放たれた竜王の殺息は、横合いから叩き付けられた虹色の光弾によって軌道を逸らされてしまう。
「!!」
「させないわよ」
何事かと思うよりも先に自動書記の身体に無数の御札が纏わり付く。視線を向ければ、いつの間にか上空に居たはずの霊夢がすぐ真横に立っていた。
本体にダメージを与える気のないそれは先程のように自動書記にとって大した拘束にはならず、しかし今このタイミングにおいてはあまりにも致命的な隙だった。
(──まずは、その幻想をぶち殺す!)
上条が右手を伸ばす。もはやそれだけで容易く届く所まで迫っていた。
「──警、告──」
魔方陣が崩壊し、“聖ジョージの聖域”が消失する。
「最終章。第零……“首輪”、致命的な……破壊。再生、不可……」
そう呟いたのを最後に、自動書記の──禁書目録の瞳から光が戻り、糸が切れた人形のように倒れ込んだ。
──獲った。
上条は直ぐ様倒れた禁書目録を抱き寄せ、その無事を確認して穏やかな笑みを浮かべる。
その光景を見て霊夢もホッと胸を撫で下ろす。一時はどうなるかと思ったが、禁書目録の解呪は大した被害も無く、成功したようだ。
(──いや)
背筋が凍り付く。ここにきて働く第六感。本能的に空を見上げ、霊夢はそれが何なのかを知る。
あの光り輝く羽が、大量に舞い落ちていた。
「────!」
気付いた時には身体が勝手に動いていた。漸く掴み取ったハッピーエンド。台無しになんかさせてたまるかと、即座に上条と禁書目録の頭上に結界を張り巡らせ、彼らを守る。
それで一安心。とは行かなかった。
「ッ────」
結界に羽が弾かれる音で、上条も気付く。そして、霊夢の方を見て目を見開いた。
彼女の頭上からも“羽”が降り注いでいた。それももはや防ぐ術など無い距離に。
(あっ、やばっ──)
霊夢は理解していた。あの羽が単純な破壊力を持つだけの物質ではないことを。一体どういう性質を持っているのかを。
忘れていても、体が覚えている。一度それを受けて、すべてを失ったが故に──。
全力で防ぐべきだった。けれど、上条と禁書目録に注意が向いて対応が遅れた。そこに後悔はなかったが、他にもやりようはあっただろうと霊夢は悪態をつく。
冷静さを欠いていた。どう転ぼうが、このままでは霊夢は
「──夢想天」
間に合うかどうかは分からないが、最後の抵抗を試みたその時だった。
ドンッと背中を押された。
「は──?」
完全に脱力していた霊夢はあっさりと突き飛ばされて尻餅をつく。
茫然としながら視線を向ければ、自分の居た場所に上条が立っていた。
「なん、で──」
「──博麗」
上条が笑う。
ふざけるな。
やめろ、やめろ、やめて──。
「ごめんな」
上条の頭に羽が、触れた。
──いつも何かに悲観していた。
初めて出会った時からずっと。何もかもが有象無象でどうでもいいと言わんばかりに、彼女はつまらなそうで、そして諦めているかのようだった。
そんな態度とは裏腹に彼女の周りには多くの人間が居た。その多くが彼女に惹かれて集った者たちだ。かくいう自分もその一人なのだろう。
けれど、彼女はいつも独りだ。心の底から笑えてなどいなかった。
自分は、一体何をしてやれるのだろうか。彼女が憂い、悲観する何かを晴らしてやることは出来ないのだろうか。
そう考えてしまうのは彼女に何度も助けられたからか、それとも──。
(……何だよ。そんな顔、できるんじゃねぇか)
しかし結局、自分は彼女を哀しませることしか出来なかったようだ。
こちらへ手を伸ばす彼女を見て、心苦しくなると同時に、酷く安心した。
自分は彼女にとって、決して有象無象なんかではなかったのだと。自分という存在は、彼女の瞳の中にきちんと映っていたのだと。
それに、彼女を助けることが出来た。助けられてばかりの自分がやっと、助けたのだ。後悔が無い……と言えば嘘になる。
ここで自分が死ぬ──
もう、彼女と共に行くことは出来ない。もう、彼女が悲観する理由を知ることは出来やしない。
辛かった。本当の意味で彼女を助けることは結局出来やしなかったのだから。
ああ、それでも──。
(なぁ……神様……)
もしも居るのなら、祈らせてくれ。
どうか、彼女の日々の未来に、多くの幸があらんことを──。
霊夢の回避が間に合っていたかは、誰にも分からない。