とある幻想の夢想天生   作:大嶽丸

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人間

 

 

 ──夜が明ける。

 

 海面上から顔を覗かせる太陽が、周囲を照らす。つい先程まで行われていた世界を揺らした戦いの勝者を祝福するように。

 

「ったく……霊力がすっからかんよ」

 

 能力を解除し、この世界へと()()()瞬間に襲い掛かる虚脱感。それまでの解放感とのギャップに霊夢は溜め息を吐く。

 

 やはりまだ不安定な力であるため消耗が激しい。とはいえ通常ではこうも疲労することはなく、ひとえに一方通行に対抗する為に出力を上げ過ぎたからだろう。

 

「二度と御免よ。あんたの相手をするのは」

 

「チッ……こっちの台詞だ、馬鹿が」

 

 すぐ横で、大の字になって仰向けに倒れている一方通行。もはや普段は常時展開している反射の膜を維持することさえ困難な程に満身創痍だった。

 

 壮絶な死闘は幕を閉じた。博麗霊夢の勝利というある意味では予定調和と言える結果を以て。

 

 敗者となった一方通行に後悔は無い。独り善がりな自己満足な目的で迷走した果てに、他ならぬ霊夢が終止符を打ってくれたのだから。

 

 あまりにも妥当で、贅沢が過ぎる結末だろう。あの時、科学者共の口車に乗って最初のクローンを()()()瞬間から、或いはそもそも初めから、自分に彼女と並び立つ資格などあるはずが無かったのだ。

 

 本当に──。

 

「……ねぇ、アクセラ」

 

「あァ?」

 

「戦いを始める時にさ。今更引き返せるとでも思ってんのか、って言ってたじゃない?」

 

 唐突に、霊夢が問い掛ける。

 

『一応訊いておくけど、今からでも止める気はない? レベル6ナンタラってのが本当は無意味だってのは薄々分かってるでしょ』

 

『あン? 興が冷めるようなこと言うンじゃねェよ。ま、テメェをぶっ殺した後なら結果次第で考えてやらンでもねェが……というか、今更引き返せるとでも思ってンのかァ?』

 

 ああ、確かに言った。記憶力が良いことだと、一方通行は無言ながらも肯定の意を示す。

 

「それって、もしかしなくてもクローンを殺してきてたことに対してよね? あんだけ大勢殺してしまったんだから、もう後戻りなんて出来ないっていうこと?」

 

「……だったら、なンだ?」

 

 その通りである。己の手は、夥しい量の血で染まっている。

 

 誰も傷付けたくないからと無垢な子供のように力を求めながら、10031人もの命を玩び、奪い、ゴミのように踏みにじった、本末転倒な愚か者。

 

 挙げ句にこうして無様に敗北し、その犠牲すらも無意味で無価値なものにしてしまったのだから、本当に救いようがない。

 

「私にはクローンが人間だとかそういうのは判断しかねるわ。ちゃんと会ったことはないし……けれど、あんたが人間だと思っているのなら、とんでもない重罪人よ。地獄行き確定のね」

 

「は。地獄行き、か……至極当然だろうなァ。因みに訊くが、オマエが人間かどうか判断する基準は?」

 

 巫女からお墨付きを貰ってしまった。一方通行は自嘲しながらもふと疑問に思ったことを尋ねる。

 

「そうねぇ……二足歩行で喋れて、妖精とか妖怪とかじゃないかどうか」

 

 何だそりゃ、と一方通行は呆れる。

 

「──それと、まあ色々あるけど私が思うに、人間を人間足らしめているモノは、己の意志に他ならない」

 

 その肉体が生物学上同一の物だとして、霊夢が最終的に人であるか否かを判断するのは、正しくそれだ。

 

 人間とは、魂の、心の、意志の生き物。確かな肉体を有し、この星の霊長として立ちながらもそれは揺るがぬ事実である。

 

 だからこそ、闇に生きる者達は人間という種族の魂と肉を好み、求め、喰らわんとするのだろう。

 

「意志、か……」

 

『……これは、ミサカの物です、とミサカは所有権を主張します』

 

 脳裏に過る、いつしか殺した彼女の顔。今ならはっきりと分かる。あれは決して演技などではなかったのだと。

 

「そうかァ……なら、アイツらは、立派な人間に違いねェ……」

 

 何が人形だ。

 

 薄々は気付いていたはずだ。あの時、無性に腹が立っていたのは、単に嫉妬していただけ。己には無いモノを得ていた彼女に対して──。

 

 見ないフリをしていた。結局、傷付けるのが怖かったのではない。自分が傷付くのが怖かったのだ。だからこそ、今の今まで目を叛け、後ろを向き、ただただ逃げてきた。

 

 その果てが、これなのだ。

 

「……一方通行(アクセラレータ)

 

 そんな全てを諦めた様子のかつて最強だった少年を、霊夢は呼ぶ。

 

「説教臭い閻魔が言うにはさ。一度犯した罪ってのは決して消えない……でも、償って軽くすることは出来る。それは殺人も例外無く、ね」

 

「……はァ?」

 

「死ぬまで善行して徳を積めば、あの世での判決にも影響するらしいわ。黒は黒でも限りなく白に近く……って感じで。まあ、いくら軽くしても地獄に堕ちる奴は堕ちるんだけど」

 

 いきなり何を言っているのだろうか。一方通行はきょとんとした表情で霊夢を見据える。

 

「だからまあ……そう悲観することはないと思う。人生はまだ何十年もある。死ぬまで償って、罰ってのはその後に考えればいいから」

 

 そして、それが彼女なりの()()()なのだと理解する。

 

「……ハ、ハハッ……くだらねェ……」

 

 こっちの心境も知らずに。その発言に一方通行は思わず噴き出してしまう。

 

 何だかもう、馬鹿馬鹿しく思えてきた。

 

 償う……償えるとでも言うのか。これだけの罪を、これだけの悪行を。

 

 自分のような人間でも、いつか──。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 “絶対能力進化計画”は中止された。

 

 一方通行と博麗霊夢の衝突。それによって起きた計算のズレは樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)亡き今では完全に修正することは難しく、また一方通行当人が実験を継続する意志を放棄したため続行は不可能だと判断されたからである。

 

 中には尚も続行を求める動きがあったようだが、そうなって再び博麗霊夢が襲撃してくれば今回の戦闘以上の被害になることが予想され、学園都市の存続の危機、延いては最悪二名の絶対能力者候補のどちらか、或いは二名とも失うかもしれない危険性から統括理事会は実験の永久凍結を言い渡し、これらの要望を全て却下している。

 

 加えて、数百にも分散した関連施設が同時に襲撃され、機能停止した。それは以前の正体不明の電撃使い以上の強大な力を有した何者かが水面下で動いていることを意味し、この実験そのものに触れようとする者は次第に居なくなっていった。

 

『ということで事態は終息したのだけれど……まさか、ここまで派手にやるなんてね。実験の方はともかく魔術サイドへの隠蔽は骨が折れたわ。正直、流石の私でも過労死しかねかったわよ?』

 

「ふうん……そりゃ御愁傷様」

 

 携帯電話越しから告げられたその内容に霊夢は完全に他人事な様子で返す。これに通話相手の教授は呆れた様子で溜め息を吐く。

 

 宇佐見菫子と共に動いていることには気付いていたが、知った上で放置し、傍観していた。教授からしてみれば絶対能力者など建前で二万体のクローン、正確には彼女達の共有する脳波が作り上げたネットワークこそが本命であろうこの実験は実にきな臭く、魅力には感じていなかった。

 

 その結果、ここまでの事態に発展するとは。一方通行の実力は教授の想定を上回るものであり、特にあの“黒い翼”は教授にとっても脅威と成り得る要素だった。

 

(人工天使と似たようなものかしら。流石は第一位、アレイスターの計画の要なだけはあるわ)

 

 とはいえ霊夢に再び()()()を使わせたことに関しては感謝しかなく、貴重なデータを得られた。テレスティーナとの一件以降、完全ではないにせよ霊夢は自由に力を行使出来るようになったと見て良いだろう。

 

 喜ばしいことだ。かの幻想に生けし巫女は遂に天生へと至ったのだから。

 

「で? ()()()の方はどうだった?」

 

『現時点だと残念ながら何も。確かに貴方の言う通りあの場には貴方達二人以外にも何者かが居たのでしょう。けれど、科学的にはその存在は痕跡すら認識することが出来なかったわ』

 

 霊夢から実験に関する記憶を奪い、一方通行との戦闘にも介入してきた正体不明な存在。その存在について霊夢は教授に伝え、調べるように頼んでいたのだが、結果は芳しくなったようだ。

 

「……そう」

 

 尤も、その弁も本当かどうかは疑わしい。一応調査を頼んだものの霊夢からしてみれば教授自身が得体が知れず、信用するに値しないのだから。情報を伏せているか、実は裏で結託しているのではとすら考えていた。

 

(……あの女は確かに私を“博麗の巫女”と呼んだ。陰陽玉モドキといい、十中八九知っているのでしょうね。私が何者なのかを)

 

 失われた記憶。朧気に残った幻想。その元凶こそが奴なのかもしれない。

 

 とはいえ霊夢が能力を使用した際に精神干渉から外れることが出来た。記憶喪失があれと同系統ならば既に過去の全てを思い出していなければおかしいはずだ。

 

(考えても無駄ね。情報が足りなさ過ぎる)

 

 自らの過去、延いては己という人間の根幹に関する話であるにも拘わらず霊夢はあっさりと思考を放棄した。

 

 思うところが無いと言えば嘘になるが、かといって闇雲に探したところでどうしようもない。それはこの街へ来る以前に身を以て理解している。

 

『まあ、調査は継続するわ。貴方の言うような存在がアレイスターの奴と組んでるとなると、少しばかり都合が悪いかも』

 

「……あなたの都合は知ったこっちゃないけど、何か分かったらまた教えてちょうだい」

 

『ええ勿論。じゃあね~、そっちもあまり騒ぎは起こさないように』

 

 無駄な忠告だとは思うけど、その言葉を最後に通話が切られる。

 

「…………」

 

 携帯をしまい、霊夢は溜め息を吐く。これにて一件落着……とは言い難かった。

 

 教授に話した存在もそうだが、クローンに取り憑いていた霊的存在の正体も目的も謎のまま。思えば、あれも何か知った風な口を利いていたが……。

 

(こっちも情報が足りない。どうすることも出来ないし、また尻尾を出すまで待つしかないわね)

 

 いずれにせよ、連中がこの街で何かを企んでいるのは確実なのだ。ならば動き出すまで待つのもまた一手だと霊夢は考えた。

 

(にしても……こんなところでまたしても記憶への手掛かりを見つけるなんてね)

 

 偶然か、或いは。重なる出来事の数々に、今の今まで停滞していた何かが漸く進み出しているのを霊夢は確かに予感する。

 

 今になって、とも言えるが……。

 

「──博麗さん?」

 

 その時だった。声をかけられ、振り向くとそこには今回の一件に深く関わっていた少女……御坂美琴が立っていた。

 

「あら、美琴。おはよう」

 

「お、おはよう……えっと、博麗さんもアイツの……?」

 

「ええ。当麻の見舞いよ」

 

 霊夢がつい先程まで教授と通話していた場所は病院の待合室。彼女は自分の診察も兼ねて一方通行との戦いで大怪我をして入院している上条の見舞いに赴いていた。

 

 ついでに何故実験を知って一方通行に挑む羽目になったのかも問い質すつもりであった。彼の登場は霊夢にとって一番予想外であり、現場に到着してみれば全く無関係なはずのクラスメイトが血塗れで倒れているのだから一体どういう状況なのかと内心驚いていた。

 

「と、当麻……」

 

「? どうかした?」

 

「あっ、いやっ何でもないわ!」

 

 俯きがちで、しどろもどろになる御坂。そんな反応に対して霊夢は頭上に疑問符を浮かべる。

 

 やはりあんなことがあって、顔を合わせづらいのだろうか。

 

「……その、博麗さんの方は、大丈夫なの?」

 

「ん? ああ、多少は怪我はしたけど大したことはないわ。二、三日もすれば回復すると思う」

 

 出てきた心配の言葉に霊夢はそう返す。とは言うものの主武装の大幣は破損したし、一撃しかもらっていないが、内臓に響く程度のダメージは受けた。結果だけ見れば結構な痛手だろう。

 

「そ、そう……良かった……」

 

 この返答に御坂は安堵する。

 

「ッ……その、ごめんなさい!」

 

 すると今度は深々と頭を下げ、謝罪の言葉を口にした。

 

「博麗さんには感謝しても感謝し切れないわ。それと同時に、本当に申し訳なく思ってる。私のせいで巻き込んじゃって……それから……」

 

「ほんとね。危うく死ぬところだったわ」

 

「ッ…………」

 

「冗談よ。結局、また私が好きでやったことだから、あんたが気にすることじゃないわ」

 

「で、でも……」

 

「というか、あんたにはもっと謝るべき人が居るでしょうが。さっさと元気な姿を見せてやりなさい」

 

 一転して泣きそうな顔をする御坂にやれやれと霊夢はそう言い放つ。謝るべき相手というのは、霊夢が実験に介入するきっかけとなった白井のことだろう。

 

「! ……本当に、ありがとう。あんたが居なかったら実験は終わらず、私も、あの子達も、アイツも……」

 

 それでも尚、御坂は頭を下げ続ける。謝罪の次は感謝。霊夢は困ったように、或いは照れ臭そうに頬を掻き、そっぽを向く。

 

「……それもあいつに言うべきよ。あいつが頼み込んでこなければ、私は関わろうとすらしなかった訳だし」

 

 そういう意味では、霊夢も白井に感謝しなければならない。彼女が御坂のことを頼み込んでいなければ霊夢は実験のことを知ることなく、御坂だけでなく上条までもが命を落としていたかもしれなかったのだから。

 

 今回ばかりは偶然に救われた。少しでも歯車が噛み合わなければ、何もかもが手遅れになるところだった。

 

「ミサカも感謝しています。と、ミサカは背後からお礼の言葉を述べます」

 

「あん?」

 

 すると別方向からそんな言葉が聴こえてくる。その声には聞き覚えがある、というか今目の前で会話している人物とよく似ており、しかし抑揚のない平坦なものだった。

 

「あなたは……」

 

「初めまして。ミサカは妹達(シスターズ)、シリアルナンバー10032号です、とミサカは命の恩人に対して自己紹介します」

 

 そこに居たのは、片腕にギプスを着け、顔に包帯を巻いて片方の目が隠れているが、御坂と瓜二つの姿をした少女。

 

 成程。彼女が例のクローンか。思えば、こうしてきちんと対面するのは初めてであるが、霊夢はそんな彼女に対し、訝しげな視線を送る。

 

「いちまん……というか、何その喋り方?」

 

「どうかしましたか? と、ミサカは首を傾げながら疑問を投げ掛けます」

 

「……こういう奴なの? 美琴」

 

「え? あ、うん……まあ気にしないで」

 

 本当に理解していない様子でこちらを無表情で見るミサカ10032号に肩を竦め、彼女の登場に驚いている御坂に尋ねるとそんなぎこちない言葉が返ってくる。

 

「……ふむ。名乗られたら名乗り返すのが礼儀では? と、ミサカは聞き齧った知識で名も知らぬ命の恩人に対して問い掛けます」

 

「恩人に対して失礼な奴ね。ま、変に恩義とか感じられても困るんだけど」

 

 何とも言えぬ、微妙な反応をする霊夢。そもそも彼女は今回の一件で奔走している間、妹達の事など眼中に無かった。

 

 白井に頼まれていなければ、御坂のクローンでなければ、知ったとしても相手が一方通行なこともあって自分には関係の無いことだと見て見ぬふりをしていたことだろう。

 

「博麗霊夢よ。えーっと、一万ナンタラ……号だっけ? よろしく」

 

「はい。存じ上げています。こちらこそよろしくお願いいたします。それからミサカは10032号です。と、ミサカはさらりと先程名も知らぬと言ったのは嘘であることを白状しつつ名前もまともに覚えられない命の恩人様に対して訂正します」

 

「喧嘩売ってんの?」

 

 無表情だが、なかなか愉快な性格をしているようだ。

 

「あはは……その、悪気は無いから、ちょっと空気読めない部分があるだけでっ……」

 

「……そう言うあんたはなんかよそよそしいわね」

 

「えっ?」

 

 フォローに入る御坂だが、10032号が来てからどうにも口数が少ない。やはり自分のクローンという特異な存在に対してどう接したら良いか分からないのだろうか。

 

 しかし、決して良くない感情を持っている、という訳ではないのだろう。でなければ命を懸けて彼女達を救おうとはしないはずなのだから。

 

「……んじゃ、そろそろ当麻の見舞いに行くから」

 

「あ、ちょっと……」

 

「折角の親子……シスターズって言うくらいだから姉妹なのかしら? まあ水入らずでゆっくり話しなさいよ」

 

 御坂がどんな心境なのか、二人の間に何かあったのか。何も知らない霊夢だが、今は二人だけにした方が良いと何となく思った。

 

 そんな配慮など知る由もない御坂は戸惑うも、既に霊夢は廊下の先へと進んでいく。

 

「──博麗霊夢さん」

 

 すると10032号が呼び止める。

 

「本当にありがとうございました。貴方が居なければお姉様も、あの人も死んでいたかもしれません。と、ミサカは改めて感謝の意を述べます」

 

「……どうも。あなたも命を拾ったんだから、もう死ぬ為に生きるなんて馬鹿な真似しないようにね」

 

 体細胞クローン。培養液の中で作られた生命。実際に対面し、言葉を交わしてみれば、それは自分の知る人間と何ら変わらなかった。

 

 そんな彼女達がもう殺されることも、一方通行が殺めることもない。故に、とんだ面倒事に巻き込まれたとも思っていたが、今回ばかりは良かったと思う。

 

 ──博麗の巫女は、人間の守護者なのだから。





絶対能力進化編、これにて閉幕
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