機動戦士ガンダムSS -アフターストーリー オブ センチネルー   作:豊福茂樹

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 一月ぶりですこんにちわ。
今回は番外編最終話、MS開発技術史編です。
 まだ少しMFGや首都高SPL成分残ってますが、ちゃんとガンダムのお話ですので安心して下さい(どの口が言うか)。
 それでは本編をどうぞ。m(--)m



番外編:MS開発技術史編

 機動戦士ガンダムSS

 

 幻の15話 ――番外編:MS開発技術史編――

 

 -1-

 

バリー(以下:バ)「さて、番外編最終話だ」

ルーツ(以下:ル)[だけどMS開発史の前に公道最速理論捕捉編をするぜ」

ブラウン(以下:ブ)「ポルシェやフェラーリはボディがヨれない、ヨれるのはFRの日本車だって言うご指摘が有ったからね」

バ「まあその通りなんだがな」

ブ「ええー?」

ル「昔の日本車はそうだったんだよ。ボディがヤワすぎて。バイクでも車でもエンジンは一流、ボディは二流が日本製の評価だったのさ」

バ「厳密に言えばボディ制作にコンピューター解析の進んだ今でもストップ&ゴーの低速コーナーでハイパワーを掛けるとヨれる」

ル「リアはがぎゃーんなのに、フロントがグネーするからな」

バ「リアのエンジンがジャイロ効果でまっすぐ外に行こうとするのにフロントタイヤが横へ内へ向くから捩じれる。それがリアミッドシップやRRの弱点なのは違いないんだが、FRはFRで、リアが重量物が無く重心が低く、アクセルトラクションで平行になろうとするのに、フロントにエンジンが有って重心が高いせいで斜めに傾いで捩じれるんだ」

ブ「結局どっちにしろ捩じれるのね」

ル「で、低速だとコーナリングブレーキトラクションが弱いんだよ」

バ「すると低速コーナーではフロントを平行にする力が弱く、激しいストップ&ゴーをするとFRは捩じれるのさ。RRはその逆で低速コーナーだとフロントもリアも水平を保つ」」

ブ「じゃあ、低速コーナーだと後ろにエンジンが有ると有利で、高速コーナーだとフロントに有る方が有利なのね」

バ「矢じり効果もあるしな」

ル「前が重い矢の方がまっすぐ飛ぶって言うのは首都高splで言ってる通りだしな」

 

 -2-

 

ブ「それではお待ちかね、MS開発技術史よ!」

ル「待ってたぜ!」

バ「まずはショベルカーか電気自動車かからだな」

ブ「何でまた車の話?」

ル「駆動方式の話だぜ」

ブ「それならそうと言いなさいよ」

バ「まあ圧力駆動か電気モーター駆動かって事なんだが、その身近な実例がショベルカーと電気自動車って事だ」

ル「ザクはショベルカーでガンダムはEVって訳さ」

ブ「ザクの方がパワーが有りそうね。ガンダムはスピードタイプって感じ。あらでもガンダムの方がパワーも有ったわよね」

バ「メカの特性や傾向としてはそうなんだが、結局はジェネレーター出力が違い過ぎたからな」

ル「3倍だぜ3倍!」

ブ「でもシャアザクなんかスピードが3倍だったじゃない? やっぱ逆じゃないの?」

バ「あれは炉と推進器の安全リミットを解除してたからで、手足の駆動とは関係ねえ」

ル「SSもリミット解除してたのか? 馬鹿みてーな推進力だったぜ」

ブ「元からそういう設計でしょ」

ル「にしても昔のMSの方が太くてパワー有りそうなのに、SガンやSSの方が細いのにハイパワーなのはどういう事なんだ?」

バ「それこそが今回のテーマでな」

ブ「その歴史を追う訳ね」

 

 -3-

 

バ「まずはMSの元となったモビルワーカーからだ」

ブ「見るからにショベルカーやブルドーザーの人型版って感じね」

ル「やっぱ圧力駆動だよな」

バ「土木建設機械としてはそれが一番信頼性が高かったからな」

ブ「それで旧ザクやザクは圧力駆動なのね」

バ「それで何で昔のMSが太いかなんだが、それはスピードを出すためだからだ」

ブ「はあ?逆じゃない?」

ル「SSが細いのはスピードを出す為だろ!?」

バ「重量じゃなくて容積の話だ」

ル&ブ「「???」」

バ「ブースターやチャンバーが必要だったんだよ」

ル「ブースターって何?」

バ「核パルス流体のパルス周期差を利用して、長いパイプと細いパイプを組み合わせ、二つの核パルス爆発をあたかも一つの2倍の核パルス爆発の様に足し合わせるシステムだな」

ル「チャンバーは分かるぜ、圧力抜けを防ぐ装置だろ」

ブ「どうやって?」

ル「パーンがバンを押し返すんだよ」

ブ「……バリー教えて」

バ「流体排出側に小部屋を作ってやると、小部屋の壁で一度跳ね返った核パルス流体が、駆動部から余剰に排出されてトルク〈駆動力〉抜けを起こそうとする核パルス流体を押し返すのさ」

ブ「それで瞬間的なパワーを増してスピードを出した訳ね。でもパワーを出し続けるには不利じゃない?」

バ「その通りなんだが、基本MSは足を振り子の様に動かす駆動だからな。車輪の様にパワーを一定に伝達し続けるより、オンオフオンオフとリズミカルにパワーを出せばいいからなのさ」

ル「それで大容量のブースターやチャンバーが有った方が良かったのか」

ブ「ふーん、そんなにあったら確かに容積が必要になるわね。でも同じ核電磁パルス流体駆動のギャンが細身で外にパイプも出ないくらい容積を必要としなかったのは何で?」

バ「ぶっちゃけ融合炉の出力が上がったから、ブースターやチャンバーで誤魔化さなくても良くなったのさ」

ブ「なるほど」

バ「これがツィマド社や連邦のMSのモーター駆動でも話は同じでな、ジェネレーター出力の低さを誤魔化すためのコンデンサー(電気を一時的に蓄え、瞬間的に大電力を出すための装置)が大量の容積を必要としたから、昔のMSはやたらに太かったんだ」

ブ「それでジェネレーター出力がお化けのSSは細身でも大パワーなんだな」

バ「さて、次は第2世代、Z時代のMSだ。この時代のMSは基本全てモーター駆動になったんだが、モーターの出力も容積がでかい程大パワーになる」

ブ「また太くなるの?」

バ「いや、新技術、ムーバブルフレームの登場だな」

ブ「ああ、アナハイムのナガノ博士が基礎理論を提唱して、フランクリン・ビダン博士がガンダムMkⅡで形にして、もう一遍アナハイムに戻ってナガノ博士が百式で完成させたシステムね」

ル「お前そういうの詳しいのな」

バ「ムーバブルフレーム化したお蔭で、一つの関節に複数のサーボモーターやアクチュエーターモーターを組み合わせる事が可能になり、ハイパワー化と動きの滑らかさ両方を手に入れた訳だ」

ブ「ああ、複数組み合わせる事で、実質モーター容積が上がったのね」

ル「可変系はそんな容積ねえぞ?」

バ「小容積でも超伝導素材とか高価なパーツで組めばパワーが出ない事は無い。その分コストも高いし整備性もクソ悪くなるんだがな」

ル「あー、バリーが出撃のたんびに他のMSよりパーツ交換が多くて困るってぼやいてたよなあ。わりーわりー」

ブ「制御プログラムも複雑になるし、可変機ってホント金食い虫なのよね」

バ「そして第3世代、ジェガンフレームだな」

ブ「どう変わったの?」

バ「原点回帰でな、ムーバブルフレームに加えてコンデンサーで瞬間的なパワーも発揮し、シャープに動く機体を目指した。昔のMSは鈍重な力士やレスラーだったが、ジェガンは本当に体操選手やダンサーみたいにキビキビ動くぜ」

ブ「それ以降はどうなるのかしらね~」

バ「しばらくはモーターやコンデンサーの容積を増すために大型化するんじゃないかって話だ。だが超伝導素材が安価かつ手軽になれば、モーターやコンデンサーも小型化できるから、その時は逆に小型細身化して行くかもな」

ブ「SSはこの時代には早過ぎる機体って感じね」

ル「もっと時代が進めば似たような機体が生まれるかもな」

ブ「作者書くのかしら?」

ル「なろうの新ログ・ホライズンや他の終わらないと無理だろ」

ブ「と言う訳で本編の続きはいつ書くのか未定なのでした~」

ル「無責任だなあ。まあまた機会が有ったら会おうぜ!」

バ「一先ずのおしめえだ」

一同「「「じゃあっねぇ~(^^)/」」」

 




 DUSTの時代より3年後。
 MS開発の表舞台から姿を隠し、複合企業体として実質月を支配するアナハイムエレクトロニクス。
「地球圏はもうおしまいだな」
「やはり人類は月こそが支配するべきだろう」
「それにはまず宇宙世紀を清算せねばならぬ」
「あれの準備は順調かね?」
「ムーンライトバタフライシステムならば、後しばらくの時間さえあれば」
「よろしい」

 北米地区、ルーツ&ブラウンエアサービス社。
「こいつがガンダムSSXか?」

 その近くのとあるハイスクール。
「ああ、そうだよ、僕は憶病だよ。でもお前だってそうじゃないか!?」
「やらせるもんかよ」
「そんな理由なんかで」
「「誰も、誰にも、やらせるもんかああっ!!」」

 はっきり言っていつ書くかわからん(おい)。
 それではまたいつか機会が有れば。
 再見。
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