破壊神ゴジラvs鬼神エヴァンゲリオン~最終戦争~ 作:井上ああああ
昼。
高校生の碇シンジは駅で目を覚ました。
「碇くん。」
声だ。
目の前には幼馴染のヒカリがいた。
彼女とは長い付き合いだ。
「ヒカリ。」
「んもーう、こんなとこで寝てたら風邪ひくよ!」
ヒカリは微笑んだ。
そして、心配そうに手を出した。
シンジはその手を握り彼女を抱き寄せた。
「いつも君はかわいいよ。」
洞木は顔を赤くするとシンジの顔にタオルを投げた。
「あせくっさいんだから!それで汗ふきなよ!」
いつもと変わらぬ日常だった。
そんな時、空から青白い光が降り注いだ。
それは世界中を青く染めた。
やがて、世界は焼きつくされた。
地球を含め宇宙が、世界そのものが焼き尽くされた。
1兆度を軽く超える青白い高熱の光は彼らの住んでいた宇宙そのものを焼き尽くした。
やがて、シンジたちの魂は次元の間を越えて流れていった。
川の流れのように。
天の川をこえるがごとく。
そして、並行世界の地球。
そこには破壊の神がいた。
ゴジラ、それは大きな口を開けると彼らの魂を事極のみこんでいった。
これは破壊神の食事。
無限に広がっていく多元世界の1部を破壊し、その魂を喰らう。
怨念が、無念、憎悪、恐怖、悲しみの声がゴジラの中でこだまする。
ゴジラはふたたび天に向かって熱線を放った。
この宇宙のどこかにあるブラックホール、それを通じて並行世界へ攻撃をする。
それはその先のどこかにあるといわれる暗黒宇宙の支配者である宿敵への嫌がらせ。
『私はここにいる、かかってこい。』
というものだ。
そしてあわよくば適当な世界を破壊しそこに住んでいる者たちの魂を吸収する。
なんとここちよいことだろう。
ゴジラの青白い熱線が宇宙に延びていく光景は世界中でみれた。
だが、多くの人間がこれに何の意味があるのかと疑問になっていた。
第三新東京市、道路。
ミサトは憎々し気に空に輝くうつるチェレンコフ光をみつめた。
あれはゴジラのもの。
なにをやっているかはわからない。
だがいいものではない。
助手席にいるシンジも同じく睨んでいた。
二人はこれから出勤だ。
例え初号機が戻ってきても勝てるかどうかはわからない。
なんともいえない気持ちが二人を包んでいた。
やがて、二人はネルフ本部に到着した。
「遅いですよ、葛城さん。」
日向の声だ。
「ごめん‥。」
ミサトは軽く謝った。
作戦課会議室、そこではネット会議が行われていた。
「葛城くん、次遅刻したら給料から引くぞ。」
「すいません…。」
ミサトは冬月に平謝りをした。
ネット会議の真っ最中であった。
出席者はドイツ支部にいるアスカと加持、マリとケンスケの4名、アメリカ支部からは渚カヲル。
ドイツ支部のモニターからアスカたちがうつった。
「おひさ、みんな。」
アスカは元気そうだ。
リツコから聞いた話だが、なんでも科学者としてデビューしたらしい。
彼女の軽い指示だけで想像以上のことをするという。
エヴァがなくなっても彼女は安泰だろう。
「アスカ、お久しぶり。」
「初号機は?」
「蘇ったわよ。」
ただし、綾波レイは犠牲になった。
そう、リリスの体になり新しいコアとなって初号機と合体したのだ。
シンジは肩を震わせた。
そんなシンジの腕をミサトは強く握りしめた。
「ミサトさん…。」
「シンジ君…。」
ミサトにもわかっていた。
レイは初号機のコアになった。
もう彼女は帰ってこない。
そんな二人に割って入るようにマリの声が聞こえた。
「みんなに言っておきたいことがあるの。私はゴジラの過去を知っている、何が起きたのかも…。」
「え?」
その場にいた全ての人間は驚愕した。
「カヲル君、凄く衝撃的なことをいうかもしれない。私は第一始祖民族の分身なの。」
「えっ」
「そう、今思い出した。私のオリジナル、本物の真希波マリイラストリアスは第一始祖民族だった。私はその分身でしかないの。」
「そうだったのか、僕が探し求めていた答えがこんなにも早くみつかったとはね。今までの努力はなんのためのものだったのか。」
カヲルはため息をついた。
だが、マリは否定した。
「そうでもないよ。」
「え?」
「あなたが火星でみつけた武器、あれは第一始祖民族が残した貴重な武器。あれはゴジラの背びれと骨を使って作ったモノ。あれをうまく使えばゴジラに対抗できる。第一始祖民族はその最中に失敗したけど。」
「やっぱりそうか!」
横で見ていた日向が声をだした。
「日向君?」
ミサトは思わず振り返った。
「ゴジラの弱点リスト、できましたよ!抗核バクテリア、カドミウム弾…どれも効くかわからないけど。あと早々モスラ!」
「モスラ?」
「そう、ゴジラはモスラに勝ったことがあまりないんです!この世界にモスラがいるなら…。」
「勝てる?」
「はい!」
加持は指を鳴らした。
「おい、南太平洋でみつかったデカい蛹って…。」
ミサトは思い出した。
「そうだ、白い女王。あれはモスラなのでは…。」
白の女王が蘇り、黒い王と戦う。
黒い王とはゴジラのことか。
そういえば予言にはあった。
天空から別の神がふってくる。
「マリさん、あなたの記憶がある限りでいいので話を続けてもらえる?」
「はい…。私はなぜそれが起きたのか覚えてないけど、第一始祖民族は現実と虚構の世界を混ぜて新世界を生み出す一種の実験を行ったんです。その際に複数の多元世界が合体して生み出したの…一つの世界が。」
「どういうこと?」
「でもその世界にはゴジラや多くの怪獣たちもいた。融合した『虚構』の世界の1部にあいつらはいた。彼はそれに凄く怒って第一始祖民族の文明を破壊しつくした。もう修復できないように…。私たちは対抗するために数多くの兵器を生み出した。それがまたゴジラをさらに怒らせた。」
マリは震えた。
「やがて、ゴジラの存在が別の怪獣を多元世界の一つから呼び寄せた。ギドラを…。」
ギドラ。
天からくる別の神か。
「それとゴジラは激しく殺し合った。やがて怪獣たちはゴジラ派とギドラ派に分かれた。そんな中、私たちに味方をしてくれる怪獣もいた。それが…モスラ。」
「三つ巴の争いか。」
「そうか!」
日向は指を鳴らした。
「モスラはゴジラの天敵だ。あいつが絡むといつも負けるんだ!」
マリは首を傾げた。
「まあ、そうなのかもしれない・・かニャ?」
日向を全員がみつめた。
日向は少し顔を赤くした。
マリは話をつづけた。
「それが何年も続いてゴジラが勝利を収めた。ギドラはその体をブラックホールの先にある宇宙に放り捨てられた。その頃には第一始祖民族がすんでいた惑星はボロボロになっていた。生き残りも少なかった。そして、自分たちが生きた証を残そうとした。それがアダムとリリス。それが地球に迷い込んで…。」
「使徒と人類の戦いが始まった。」
アダム、使徒の父。
リリス、地球生命の母。
「モスラは自分の命をかけて、ゴジラたちを次元の歪みに誘い込み…そこに消えていった。恐らくモスラはそこで殺された。でも彼女の卵はアダムたちとともに地球に落ちていた。そこであのモスラは転生をする、不死身だった。でも…。」
リツコは聞いた。
「それはなぜ?」
「ゴジラをとめてほしいから。ヤツの目的はあらゆる多元世界の文明を破壊してしまうこと。そして、怪獣を中心にした単一世界を誕生させる。ヤツは魂をエネルギーを電気を熱を放射能を食えば食うほど強くなる。戦えば戦うほど強くなる。そして、多元世界を滅ぼし、自分が新しい支配者になる。事実今のゴジラは複数の多元世界を破壊して、その魂を吸収した。」
信じられない話だ。
だが、この話しか今わかるものはいない。
「だから…。」
マリが涙を浮かべた。
「だからもう今のモスラでも勝てないかもしれない。」
ミサトは思わず声を出した。
「そんな!!」
日向も同じだった。
「モスラが勝てないんだったらマジで誰も勝てるのがいないんじゃ…。」
「私がわかるのはそこまで。」
ミサトは苦虫を噛んだ。
マリはもう泣いていた、ケンスケがそれを優しく抱きしめているのがみえた。
あの子も大人になったんだな、とミサトはなぜか思ってしまった。
「補足しておこうか!」
後ろで声がした。
ハゲ頭の老人がいた。
「フリッツ!」
アスカの怒りの声がした。
アスカの祖父、フリッツ・ツェペリン。
「第一始祖民族はゴジラに対抗する依り代としてエヴァンゲリオンを用意した。そして全ての魂を集めてゴジラに対抗する最強の生命体を生み出そうとした…。これらを書いたのが死海文書というものだよ。」
「アンタたち!どうやってここに!」
「偽造IDなど、作るのが簡単すぎるのだよ。」
その手には偽造されたネルフスタッフID二つがあった。
「葛城ミサトォ……!!!!」
声がした。
野太い声。
雄々しさすら感じる声。
「アーノルド!」
アーノルド・ウィルソン。
サイボーグ戦士。
ミサトによって弟と自分の腕を奪われた男。
「貴様ァ…!今度こそ殺してくれるわァ!!!その首をへし折り、断罪の文字を飢えこんでくれようぞ!!!」
2mを越えた巨漢のサイボーグ戦士はミサトの首をつかんだ。
だが、ミサトは彼を冷静に睨んだ。
そして、アーノルドの手をつかんだ。
強い。
以前とは違う。
鍛え上げた腕があった。
その力は義手ではない方のアーノルドの力に肉薄した。
「面白いわね、やれるならやってみなさい。」
シンジは銃を構えた。
いつの間にかアーノルドの背後に立っていた。
「彼女に近寄るな。」
「小僧ォ…!!!」
アーノルドは怒りに顔を歪ませた。
「やめろ、アーノルド。復讐は先だ。まず世界を救え。それがお主を蘇らせたゼーレの望みだ。忘れるでない。」
アーノルドは鼻息をならすと冷静な表情に戻った。
フリッツは話をつづけた。
「多元世界の複数を渡り歩く装置を私は開発した。第一始祖民族の生き残りの模倣だ。なかにはそうやって逃げだしたのだろう。オリジナルの真希波マリイラストリアスもその一人だったようだ、あるいはそれもクローンだったのかもな。まあ、それについては拷問してる最中に逃げられたので詳しくはわからんが…。」
マリは睨んだ。
自分はこいつのせいで…。
何度も何度もひどいめにあった。
「アンタ…。」
「よさないか、マリよ。もう過去のことだろう?」
「ちっ…。」
「わしは多元世界の1部で完全な意味での人類補完計画を遂行しようとした。それはある意味では成功したが、失敗に終わった。あ、ここにそれを考えたバカがいたのだったけ?どうやら想い人にあいたいとかわけのわからん理由で…。」
フリッツは冬月をみつめた。
冬月は苦虫をかみつぶしたように睨んだ。
「ほほほ、まあそれについてはどうでもよい。ゴジラに対する対抗策、それは一つしかない。火星で見つけた武器、それにモスラ…そしてエヴァンゲリオン、これらを使いバケモノを打ち倒す。まあそれができるかについては微妙じゃがの。確率でいえば1割程度か。」
「お祖父ちゃん。」
アスカが声を出した。
「私はどんなに、世界を守ることに貢献してもあなたを許さない。…でも世界を守ってくれるなら私は協力してもいいわ。」
冷静だ。
もうあの傲慢なアスカはほとんどない。
ミサトは少し驚いた。
「ほう、中々できる娘になったの。アスカ。素晴らしい。」
「つまり…アンタも俺たちと共闘するってことか?ゼーレのツェペリンさん。」
加持は言った。
この男は新しいゼーレのリーダー。
ツェペリンは感心すると、言った。
「そう、ゼーレとネルフの共闘じゃ。」
「ずいぶんと図々しいというか、まあ‥それでもいいんじゃないかな。」
カヲルは呆れて言った。
だが、その心には闘志があった。
火星探査の時立ち会ってくれた大尉。
いい人だった。
彼はゴジラに殺された。
彼のためにも自分は戦う。
「あそうだ、アーノルドさんだっけ。」
アスカの声がした。
アーノルドは振り返った。
「ねねね、あんたミサトに恨みあるのよね。もしもミサトに手を出さなかったらあたしがあなたにボーナスをあげる。だから仲良くしてくんない?」
「ボーナス?」
「そう。」
「金なら間に合ってる。」
「そうじゃなくて、私お手製のチョコレート。ドイツ製のチョコレート美味しいのよ?」
アーノルドは面食らった。
そして、大笑いした。
「ははははははは!!!チョコ!?チョコか!!!たかがチョコだと!笑わせる!」
「かなり美味しいけど?」
アスカも笑顔だ。
伊達や酔狂でいってるのかもしれん。
だが、面白いこの娘。
気に入ったぞ。
「ならば我が魂、貴様のチョコレートに授ける。復讐はその先の先だ!」
「ふっふ、楽しみにしてて。」
「アスカ、なんかすごいね。」
シンジは思わずミサトに言った。
「本当、何があったのかしら。」
「俺の教育のたまものだ、葛城。イノシシみたいに『突撃!』しか言えないお前と違うんだよ俺は。」
「加持ィ!!!!」
アーノルドは加持の軽口をきいてさらに笑った。
「はははは!!お前は面白い奴だ!気に入った!全てが終われば…お前たちにあいにいってもいい!」
その時、ミサトはわかった。
加持は気を利かせている。
アスカも。
ミサトのことが心配だから。
「そういうわけで、ウィルソン大佐。今は私と協力してくれるかしら…。」
「ふん、いいだろう。だがこれとチョコレートが終われば貴様を八つ裂きにしやる!今度こそな!」
そんな時だった。
オペレーターのアオイが作戦室に入り込んだ。
「大変です!!!これをみてください!!!」
アオイはテレビ用モニターをつけた。
そこには映っていた。
ざらついた画面の中に浮かび上がっていた。
黒い影が。
アナウンサーたちの慌てる声がかすかに聞こえていた。
だが、それをかき消すように声が響いた。
『我が名はオルガ、偉大なる怪獣王ゴジラの参謀であり将軍。貴様らに命じる。今すぐ我らへの忠誠を示せ。文明機器を捨てよ。ゴジラを崇め、奉るのだ。』
アスカたちもテレビをつけた。
カヲルも。
『今日は諸君らに見せたいものがあると、我が主がいっておられる。』
すると、モニターはざらつきながらある映像をうつした。
そこにはミサトとシンジがいた。
だが、この世界の物ではない。
ミサトは学校の教壇にたっていた。
やがて、授業を終えたミサトはシンジに話しかけられどこかへといっていた。
「あれは私たち!」
ミサトは声を出した。
向こうの世界のミサトとシンジの会話を読唇術を使いみてみた。
「ミサト先生、ずっと好きでした。」
なんてこと…。
向こうの世界のシンジとミサトは笑顔だった。
他にも複数のモニターは様々なシンジの姿をうつしていた。
あるものは綾波とカヲルが仲良く談笑するもの、またあるいはアスカとトウジがお互いに喧嘩しながらも肩を寄せ合っているものも…。
「あれ私と鈴原じゃない。」
「あんなことしてたの?」
「いや、記憶にないよ。」
という事は…
恐らく別世界。
エヴァのない世界。
いわゆる多元世界か。
平和な世界。
アスカも驚いていた。
これは世界中に配信されていたのだ。
「これの映像は全部同じ世界の物なの?」
「わからない。」
ミサトは本能的にわかった。
あのモニターで写っているのも同じ世界の物ではない。
それぞれ別の世界。
『逆らえばこうなる。』
その時だった。
どごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんんん!!!!!!!!!
また先ほどと同じような地鳴りの音が響いた。
「まただ。」
「いい加減にしてほしいよ。」
そんな声が続いた。
だが、アメリカ支部にいたカヲルはふと気が付いた。
そして、窓をみた。
そこにはチェレンコフ光状の光線がまた輝いていた。
ゴジラの物だ。
まさか…多元世界へ攻撃している。
「あれは全部食事なんだ、ゴジラの…。」
カヲルは初めて恐怖の感情を抱いた。
ヤツは全てを破壊しつくすまで止まらない。
「みろ!」
冬月は吠えた。
すると、モニターの先にうつっていた平和な世界の数々は青白い光に包まれて行った。
ミサトはシンジを抱きしめて庇い地面に倒れた。
そして、うつらなくなった。
滅ぼされた。
その場にいる全てのものにはわかった。
やがて、以前と同じく青白い魂たちが地球におりてくるのがみえた。
複数の魂たちはゴジラのもとへいっているのだろう。
そして、捕食されてしまう。
なんてことを…。
『我々に逆らうモノよ、今すぐ降伏しろ。さもなくば今から3日以内に世界中を破壊しつくす。そして、いずれはお前らもああなる。抵抗するならそれでもよい。』
オルガと名乗る声が聞こえた。
そして、あの咆哮が聞こえた。
ゴジラの咆哮が。
『降伏しろ。』
オルガの声なのか、あるいはゴジラの声なのかわからなかった。
モニターの映像は消えた。
アナウンサーは驚いた表情をみせていた。
「えー、凄い映像でしたね。」
「はい…。」
「なんと!アメリカでは今『楽園の恥部』という…。」
冬月はモニターを消した。
これは宣戦布告。
怪獣たちはただの獣ではない、知恵がある。
これは心理戦だ。
シンジは怒りをにじませた声で言った。
「誰が降伏などするものか!」
それはその場にいるものすべてが同じだった。
「すべてのカオスを終わりにするわ。」
ミサトは決意した。
こいつをここで止めなければもっと被害が増える。
私たちの世界だけではない、すべての人間がいる世界を奴らは滅ぼす気でいる。
全ての文明を持つ世界を‥。
文明には闇がある、だが光もある。
そして、それの恩寵で生きているすべての人々を守るために私たちは立ち上がらないといけない。
上海跡地、ゴジラの喉元には何億何兆という魂がはいっていった。
多元世界の複数を滅ぼした。
その体の中で悲しみ・憎しみの声が響いていた。
オルガはそんな主人を観て楽しそうに微笑んだ。
彼のテレパス能力は多元世界すらも見通せたのだ。
そして、その中でも厳選されたものをゴジラに破壊してもらう。
オルガはそんなゴジラの血を分けて飲ませてもらう事で永遠の生を生きていた。
彼はゴジラに心酔していた。
彼への忠誠心、一種の愛情。
そして、ゴジラがいなくては生きていけないことへの恐怖。
これらがオルガの生への希望になっていたのだ。
そんなゴジラのエネルギーに反応するかのように、ブラックホールの先の先にいる軍勢はやってきた。
その真ん中にいるのはゴジラと別の破壊神。
先ほどのエネルギーを逃すことはなかった。
また、光線がのびて別の宇宙を滅ぼしたことも…。
彼は自分の帝国と艦隊とともにやってこようとしていた。
その先導には大きな竜頭を持った生物がいた。
ギドラ、金色の破壊神。
彼もまた運命のパズルピースとともにジグソーパズルに埋まっていくのであった。
冒頭に出てくるシンジとヒカリが付き合ってる世界はあくまで多元世界の一つというだけで何の意味もありません。