ドラえもん のび太の仮面冒険記   作:Δデルタ

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Δデルタ「どうも、デルタだ」
のび太「どうもじゃない」←思いっきり蹴っ飛ばす
Δデルタ「ゴフゥッ⁉︎」
ドラえもん「おい、愚作者!焔崩しさんとのコラボはどうしたのさ‼︎」
のび太「場合によっちゃあただじゃおかないからな!」
Δデルタ「そ、それはだな…」
のび太「うん」
Δデルタ「今回の話ではどうしてもやりたい事があったんだ」
ドラえもん「それで?」
Δデルタ「だから、今回の話にコラボを入れると凄いぐちゃぐちゃになっちゃいそうで、そんなの失礼だろ?だから、次回にちゃんとしたコラボの話を書こうと言う訳なんだ」
のび太「成る程」
ドラえもん「一応、筋が通ってなくはないね」
郎夜「焔崩しさん、本当にすみません!コラボは次回の話で絶対にやらせていただくので!申し訳ありません!」
奈々「えっと、それでは第六話を…」
皆「どうぞ!」


第六話

 

ある晴れた日の朝に、のび太はランドセルを背負って学校へ向かって走っていた。

 

のび太「しまった〜!今日は遅刻するつもりじゃなかったのに〜!」

 

何故のび太がここまで焦っているのかと言うと、実は最近のび太はそのつもりじゃなくても遅刻している日が続いており、今日遅刻すると五日連続となってしまうのである。それは流石に不味いと思ったので、こんなに急いでいるのである。

 

のび太「最近、弛んでるのかな〜…」

 

のび太は最近の自分の姿に嘆きながらも走るスピードは緩めずに向かっていた。

 

のび太「はぁ〜。…ん?」

 

走っていたのび太は違和感を感じて、急に立ち止まる。そして、辺りをキョロキョロと見回す。

 

のび太「ん〜、何だろう?この違和感…何かいる?でも、そんな気配は…って!こんな事してる場合じゃない!遅刻〜!」

 

少しの間、自分が感じた違和感について考えていたのび太だったが、現在の自分の状況を思い出し慌てて走り出す。そんなのび太の後ろ姿を近くの屋根の上で見ている影があった。

 

 

学校

 

学校ののび太のクラスには既にのび太以外の全員が席に座っていた。そこへのび太のクラスの担任の先生が入ってくる。

 

出木杉「起立、礼」

全員「おはようございます!」

先生「うん、皆おはよう。さて、それでは出席をとる」

 

そう言って先生は生徒の名前を呼んでいき出席をとっていく。そして、とうとうのび太の番になった。

 

先生「野比くん。…野比くん!」

のび太「は、はい!」

 

先生が二回目にのび太の名前を呼んだ時に、のび太が乱暴にドアを開け、返事をしながら滑り込む様に入ってきた。先生は今さっき入ってきたのび太の方を向く。

 

先生「野比くん。ギリギリじゃないか」

のび太「すいません!」

 

先生の言葉にのび太はすぐに頭を下げる。それを見た先生は呆れた様に溜息を吐く。

 

先生「はぁ…。本来なら遅刻の所だが、今回は特別に許そう」

のび太「っ!あ、ありがとうございます!」

先生「今回だけだぞ。分かったな、野比?」

のび太「はい」

 

何とか許されたのび太は素早く自分の席に着く。そして、ランドセルを下ろして安堵の息を吐く。

 

のび太「ふぅ〜。あ、危なかった」

静香「大丈夫?のび太さん」

 

のび太の様子を見て静香は心配をして、声をかける。それにのび太は笑顔で返す。

 

のび太「うん、大丈夫だよ。何時もの事だし」

静香「そう?なら、いいけど」

先生「皆!それでは授業を始めるぞ!」

 

のび太と静香の会話が終わったところで、先生が授業を始めたので皆は話をやめて、前を向いた。

 

 

裏山

 

郎夜「いつ来ても此処は落ち着くな」

 

子供達が学校へ行っている時間に、郎夜は裏山で寝転がっていた。郎夜はのび太に会いにこの世界に来たは良いが、のび太が学校に行っている時間だったので裏山昼寝でもして時間を潰そうと思ったのだ。因みに、奈々は郎夜たちの世界で学校に行っている時間である。

 

郎夜「すぅ、はぁ〜、…うん?」

 

郎夜は深呼吸をしていざこれから昼寝しようと言う時に何かを感じて寝そべったまま首を左右に向ける。しかし、何も見つからないので気の所為かと思い、再び昼寝に入ろうとしたその時。

 

ワーム(サナギ)「キシャァァ!」

郎夜「ふっ、よっと!」

 

突然、外殻に覆われた緑色の身体に右手に長い鉤爪を持った不気味な怪人“ワーム サナギ体”が郎夜に飛びかかってきた。郎夜は、それを転がって躱すとカウンターに蹴りを放つ。それを受けたワームは吹き飛ばされ、地面を転がる。すると、郎夜の周りの茂みや木の陰から四体のワーム(サナギ)が現れる。

 

郎夜「違和感の正体はお前らか。全く、人の昼寝の邪魔をするとは野暮な奴らだな」

《ドライバーオン、ナウ》

ワーム達(サナギ)「キシャァァ‼︎」

 

郎夜がワーム達に文句を言いながらワイズドライバーを起動すると、ワーム達は一斉に向かってくる。郎夜もワーム達に向かってゆっくりと歩き出す。

 

《シャバドゥビタッチヘンシン、シャバドゥビタッチヘンシン》

郎夜「変身」

《チェンジ、ナウ》

 

郎夜はフィンガースナップをして、リングをドライバーに翳し白い魔法使いに変身する。そして、ハーメルケインを構えながら、ワームの集団に向かっていく。

 

白い魔法使い「はあっ!だあっ!」

 

ワームの集団に突っ込んだ白い魔法使いは一番手前にいた二体のワームを切り裂く。そして、正面から来たワームも鉤爪の攻撃を躱し、背後から蹴り飛ばす。その隙を見て、二体のワームが背後から飛びかかってきたが、白い魔法使いはそれを前を向いたまま屈んで躱す。攻撃を躱されたワームは、その勢いで白い魔法使いの前で無防備な姿を晒す。そこへハーメルケインでの連撃を喰らわせ、最後に蹴りをいれて吹き飛ばす。

 

白い魔法使い「何だ、大した事無えじゃねえか。それなら一気に決めちまうか」

《エクスプロージョン、ナウ》

 

白い魔法使いはワーム達の呆気なさに呆れながらも、リングをドライバーに翳す。すると、ワーム達のいた地点に魔力の爆発が起こり、ワーム達の断末魔の叫びの様な声が響き渡る。それを見た白い魔法使いは肩の力を抜く。

 

白い魔法使い「はぁ〜、終わったか〜。さてと、それじゃあ昼寝の続きでも…ぐあっ!」

 

戦闘終わりで完全に気を抜いていた白い魔法使いは突然の衝撃に吹き飛ぶ。だが、すぐに立て直しハーメルケインを構え、自身を攻撃した敵を見る。それは、紫色の身体にオレンジの突起、両手に長い鉤爪を持ったワーム“ベルバーワーム”だった。

 

白い魔法使い「何だ、もう一体隠れてたのか?いや、だが辺りにそんな気配は無かった。と言うことはさっき倒し損なった奴が変わった?まあ、どうでもいいか。さてと、来い!」

ベルバーワーム「シャアアアアッ‼︎」

 

白い魔法使いが少し挑発すると、ベルバーワームは鉤爪を振り上げながら向かっていく。ベルバーワームは鉤爪を一気に振り下ろすが、白い魔法使いはそれを屈んで躱す。ベルバーワームは更にそこから連続で鉤爪を振り回すが、白い魔法使いに悉く躱され、逆に蹴り飛ばされる。

 

ベルバーワーム「グウゥ…シャアア!」

白い魔法使い「何⁉︎」

 

蹴り飛ばされたベルバーワームは怒った様に咆哮をあげると、クロックアップをする。クロックアップによりベルバーワームを見失った白い魔法使いは辺りを探す。ベルバーワームはそのまま白い魔法使いの背後へ移動して鉤爪の一撃を喰らわせる。更に、白い魔法使いが地面に倒れこむ前に、正面にまわり上へ打ち上げる。そして、打ち上がった状態の白い魔法使いを地面に叩きつける。

 

白い魔法使い「ゴハッ!く、くそっ!」

ベルバーワーム「シャアアァ」

 

ベルバーワームは地面に思いっきり叩きつけられて悶える白い魔法使いを見下ろしながら、右の鉤爪を構える。それを見た白い魔法使いは何とか立ち上がる。

 

白い魔法使い「舐めんな!」

《エクスプロージョン、ナウ》

 

白い魔法使いはエクスプロージョンを発動するが、ベルバーワームは再びクロックアップをして躱す。それでも、連続でエクスプロージョンを使うが、やはりクロックアップしたベルバーワームには当てることが出来ない。そして、全ての攻撃を躱したベルバーワームがとどめを刺そうと白い魔法使いに向けて一歩踏み出したその時…

 

ベルバーワーム「シャアアアアッ⁉︎」

白い魔法使い「へへっ!掛かりやがったな!」

 

突然、ベルバーワームの足元が爆発した。それにより、ベルバーワームは悲鳴のような声をあげながら吹っ飛ぶ。それを見た白い魔法使いは仮面の下でしてやったりと言わんばかりに笑う。吹っ飛んだベルバーワームは立ち上がり、再び接近しようとするが、またもや爆発がおこり吹っ飛ぶ。

 

ベルバーワーム「シャアァァ!」

白い魔法使い「面白い位に掛かるなお前」

 

吹っ飛ぶベルバーワームに対して素直な感想を述べる白い魔法使い。ベルバーワームは一旦距離を取ろうと離れようとするが…

 

ベルバーワーム「シャアアアア⁉︎」

白い魔法使い「自分で言うのもアレだが、お前何回吹っ飛ぶつもりだ?」

 

一歩下がった瞬間また爆発がおこり、やはり吹き飛ぶベルバーワーム。それを見た白い魔法使いは若干可哀想だと内心思った。が、その本人がこの状況を作り出した原因なのを忘れてはいけない。一方、ベルバーワームは何が起こっているか訳が分からないという様子だった。それを見た白い魔法使いは種明かしをする。

 

白い魔法使い「お前、訳が分からねえって感じだな。仕方ねえ、特別に種明かしといこうか。つっても、そんな難しい事じゃねえけどな。要は、さっきの魔法をこの辺りの地面の中に埋め込んで、お前さんが踏んだら発動するように細工した。ただ、それだけだ。つまり、お前さんはもうそこから身動きがとれねえって訳だ。俺が意味もなくただ魔法を乱発してるだけだと思ったか?」

ベルバーワーム「シャ、シャア!」

白い魔法使い「そうだ。この白魔郎夜、何から何まで計算づくだぜーッ!(まあ、何時もそうじゃねえけどな)」

 

説明を聞いたベルバーワームは、まさか⁉︎という感じの声をあげる。それを見た白い魔法使いはベルバーワームを指差しながら何処かで聞いたことある様な台詞を言い放つ。

 

白い魔法使い「種明かしも終わったし、そろそろ…。さあ、幕引きといこうか!」

《♪〜〜〜♪〜〜〜》

 

白い魔法使いはハーメルケインを吹いて、その刀身に魔力を込める。そして、そのままハーメルストライクを放つ。ハーメルストライクを喰らったベルバーワームは、身体が真っ二つになり紫色の炎と共に爆発した。それを見た白い魔法使いは変身を解く。

 

郎夜「ふぅ、やっと終わったか。面倒な相手はやっぱ疲れんな〜。さてと、じゃあ俺は寝るか」

 

そう言うと、郎夜は地面に寝転がるとそのまま寝入ってしまった。それを陰で見ていた人影に気付くことなく。その人影は郎夜が寝たのを見ると離れていった。

 

 

学校

 

のび太たちの通う学校では、もう下校の時間の様で沢山の生徒が校舎から出てきていた。その中には、のび太たちの姿もあった。

 

武「のび太、お前今日はやけにぼーっとしてたな」

のび太「えっ?そうかな?」

 

武の言葉にのび太は驚く。その会話に、スネ夫や静香も入ってくる。

 

スネ夫「確かに。今日ののび太何時も以上にぼーっとしてたな」

静香「何処か具合でも悪いの?」

のび太「いや、そういう訳じゃないんだけど…う〜ん」

武「だけど、何だよ?」

 

のび太の言葉に不思議そうな顔をしながら聞く武。

 

のび太「何だろう。よく分かんないけど、何かおかしいんだよ」

スネ夫「随分はっきりしないな」

のび太「僕にもよく分かってなくて」

武「なんだそりゃ」

 

結局、違和感の正体が掴めないままのび太は武とスネ夫と別れた。静香と二人で帰っている時には、のび太は違和感の事については考えない様にした。

 

静香「そうだ。今週の土曜日ねママと一緒にクッキーを作るんだけど、よかったら食べに来ない?」

のび太「え、良いの?」

静香「勿論」

のび太「じゃあ、行くよ。今週の土曜日だね」

静香「ええ。あら?」

のび太「どうしたの?」

静香「あれ…」

 

急に様子が変わった静香にのび太が聞くと、静香は前方少し遠くを指差した。そこには先程、別れ道で別れた武とスネ夫が立っていた。

 

のび太「ジャイアンとスネ夫?」

静香「おかしいわね。さっき別れたばかりなのに。それに武さん達と別れた所から私達の前の道に出る道なんて無かった筈なのに」

のび太「確かに。それに…ちょっと様子が変だよ」

 

のび太の言う通り、のび太たちの前にいる武たちは様子がおかしかった。姿や服装はさっきまでと同じだが、顔が無表情で真っ直ぐ前を向いたまま、道の真ん中に棒立ちしていた。

 

のび太「ちょっと、様子を見てくるから静香ちゃんは此処で待ってて」

静香「あ、のび太さん」

 

のび太は静香に待つように言って、様子がおかしい武とスネ夫に近づいて行った。そして、目の前まで行って声をかけた。

 

のび太「ジャイアン、スネ夫。どうしたの?さっき別れたばかりだろ?なんで此処に?」

武「…」

スネ夫「…」

 

のび太は武達にどうしたのか問いかけるが、武達は相変わらず無表情で一言も口を聞かない。それをのび太は少し不気味に思うも、もう一度声をかけようとした時、後ろから静香の驚く声が聞こえてきた。

 

静香「ええっ!武さん、スネ夫さん!」

のび太「えっ⁉︎」

 

静香の声にのび太が驚きながら振り返ると、そこには今まで走ってきたのか全身汗だくで、何か怖いものでも見たのか顔が真っ青になり、荒い呼吸を繰り返す武とスネ夫が座り込んでいた。

 

静香「どうしたの⁉︎」

武「で、出た!か、怪物が!虫、虫の…」

スネ夫「はぁはぁ…っ!うわあああ、ジャイアン!」

武「ん?っ!う、うわあああ‼︎」

 

あまりの様子に静香が聞くと、武は混乱していて真面に返答することが出来ず、スネ夫は呼吸を整えていたが先程の無表情の武とスネ夫を見た途端、更に顔を青くして叫びながら武の名を呼ぶ。そして、それによって武も無表情の武とスネ夫に気付き叫び声をあげる。

 

スネ夫「うわああ…の、のび太!」

武「逃げろ!そいつは俺たちじゃない!化け物だ!」

静香「な、何を言って…」

のび太「化け物って…(っ!まさか!)」

 

静香は二人の武とスネ夫やさっき来た武とスネ夫の様子や言葉に混乱していた。一方、のび太は武とスネ夫の言葉で目の前にいる無表情の武とスネ夫の正体に気付き、振り向く。それを見ていた無表情の武とスネ夫は不気味な笑みを浮かべると全身に棘が生え、右腕に鋏状の爪を持った赤色の“アキャリナワーム”と黄色の“アキャリナワーム アンバー”へと姿を変えた。

 

アキャリナワーム「ギャアアッ!」

のび太「くっ!うわっ!」

 

アキャリナワームは右腕を振り上げ、それを見たのび太は咄嗟に腕でガードする。しかし、アキャリナワームは振り上げ右腕を思いっきり振ってのび太を殴り飛ばす。殴り飛ばされたのび太はランドセルが吹き飛び、思いっきり背中を塀に打ってしまった。

 

のび太「うっ、くっ…」

静香「のび太さん!」

武、スネ夫「のび太!」

 

アキャリナワームに殴られたのび太を見て三人は駆け寄ろうとするが、何処からか大量のワーム(サナギ)が現れて三人を取り囲み、のび太の姿が見えなくなってしまう。囲まれた三人は少しでも離れようと真ん中に固まるが周りのワーム(サナギ)はじりじりとにじり寄って行く。

 

のび太「皆っ!うおっ!」

 

のび太が取り囲まれた三人に気を取られている隙にアキャリナワームが攻撃してくる。それをのび太は何とか躱して立ち上がる。そして、ポケットからコピーロボットを取り出してスイッチを押す。その時、アキャリナワーム(アンバー)が襲い掛かってくるが、それを避けてコピーロボットを投げる。すると、コピーロボットはのび太そっくりになる。そして、のび太はディケイドライバーを腰に装着する。

 

のび太「変身!」

《KAMENRIDE DECADE》

 

のび太はディケイドに変身する。その時、変身する際に現れる幻影がアキャリナワーム達を吹き飛ばす。のび太はライドブッカーをガンモードにする。

 

《ATACKRIDE BLAST》

ディケイド「コピーロボット、皆をお願い!」

のび太(コピー)「うん!」

 

ディケイドはディケイドブラストで静香達を取り囲んでいるワーム(サナギ)を倒しながら、コピーロボットに皆の所に向かうように言う。それを聞いたコピーロボットは頷き、ディケイドによってワーム(サナギ)が全て倒された直後、三人の所に向かう。

 

のび太(コピー)「皆、大丈夫!」

静香、武、スネ夫「のび太(さん)!」

 

コピーロボットが三人に駆け寄ると、コピーロボットをのび太だと思っている三人は驚きの声をあげる。そこへディケイドも近づく。

 

武「無事だったのか!」

静香「良かった!」

ディケイド「皆、喜ぶのは後にして今は逃げるんだ」

スネ夫「あ、仮面ライダー…」

ディケイド「早く!」

武「は、はい!ほら、皆行くぞ!」

静香「ええ。…危ない!」

ディケイド「何っ⁉︎ぐっ!」

 

ディケイドの言葉に逃げようとする三人だったが、後ろから襲ってくるアキャリナワームに気が付いた静香がディケイドに言う。それを聞いたディケイドだったが反応が一瞬遅れてしまい、後ろから掴みかかられてしまった。

 

静香、武、スネ夫「仮面ライダー!」

ディケイド「くっ…!僕の事は良いから逃げるんだ!」

武、スネ夫「だ、だけど…」

ディケイド「良いから!」

静香「で、でも…」

のび太(コピー)「行こう、皆!急いで!」

 

ディケイドの言葉に武とスネ夫は素直に従い、最後まで渋ってした静香はコピーロボットが手をひいて逃がした。それを見たディケイドは自分に掴みかかっているアキャリナワームに肘打ちを喰らわし引き離す。そして、離れて一旦体勢を立て直す。

 

ディケイド「よくも、静香ちゃん達を襲ってくれたな。覚悟しろよ!」

 

ディケイドはライドブッカーをソードモードにしながらアキャリナワーム達に対する怒りを露わにする。しかし、アキャリナワーム達はそれに怯むことなく威嚇するように鳴き声をあげると二体同時に襲ってくる。アキャリナワーム

は真正面から右腕で殴りかかってくる。それを避けてカウンターを喰らわそうとするディケイドだったが、アキャリナワーム(アンバー)の横からの攻撃をライドブッカーで防御したことにより失敗する。それでも、受け止めた攻撃を弾いて、ライドブッカーで二体同時に切り裂く。それにより、アキャリナワーム達は火花を散らして後退する。しかし、すぐに構えなおしアキャリナワーム(アンバー)が正面から、アキャリナワームは跳び上がって空から同時攻撃仕掛けようとする。だが、その時二発の銃弾がアキャリナワームに直撃した。ディケイドが銃弾が飛んできた方向を見てみるとそこには、ウィザーホワイトガンを構えた白い魔法使いがいた。

 

白い魔法使い「よお、大丈夫か?」

ディケイド「郎夜さん!何で此処に?」

白い魔法使い「まあ、ちょっと遊びに来たんだが…」

 

白い魔法使いはそう言いながら、此方を見ながら警戒心を露わにするアキャリナワーム達を見る。そして、ハーメルケインを取り出して構える。

 

白い魔法使い「取り敢えず、彼奴ら片付けるか」

ディケイド「そうですね」

白い魔法使い「そうそう、彼奴ら何か高速移動みたいなの使うぞ」

ディケイド「クロックアップでしょう。大丈夫、分かってます」

白い魔法使い「ん?知ってんのか?」

ディケイド「はい」

白い魔法使い「じゃあ、それに対する対抗手段とかも?」

ディケイド「勿論、あります」

白い魔法使い「じゃあ、彼奴らがクロックアップしたら正直お前に任せっきりの形になっちまうが」

ディケイド「分かりました。任せてください」

 

そう言いながら武器を構えるディケイドと白い魔法使いだったが、アキャリナワーム達はクロックアップしてしまう。

 

白い魔法使い「言ったそばからか…悪りぃ、のび太」

ディケイド「いえ、大丈夫です」

《KAMENRIDE FAIZ》

 

その時、ディケイドの身体にフォトンストリームが走り、紅い閃光と共にディケイドの姿が変わる。黄色の複眼と黒い身体に銀色の装甲が着いた戦士“仮面ライダーファイズ”になる。更に、Dファイズはライドブッカーからカードを取り出し、装填する。

 

《FORMRIDE FAIZ ACCEL》

 

すると、Dファイズの銀色の装甲が肩の位置まで展開され、複眼の色が赤色になり、フォトンブラッドは銀色のシルバーストリームの“アクセルフォーム”になる。Dファイズは左腕に装着された“ファイズアクセル”のスタータースイッチを押す。

 

《Start Up》

Dファイズ(アクセル)「はっ!」

 

ファイズアクセルのカウントダウンと共にDファイズの動きが超高速になりクロックアップ中のアキャリナワーム達を捉える。アキャリナワーム達を捉えたDファイズは瞬時に接近し、アキャリナワームを殴る。そして、後ろから迫って来たアキャリナワーム(アンバー)を後ろ回し蹴りで蹴り飛ばす。アキャリナワーム達は態勢を立て直すとDファイズの左右から全身の棘をミサイルの様に飛ばす。

 

Dファイズ(アクセル)「たあっ!」

 

Dファイズはそれを飛び上がることで回避する。それにより、Dファイズ目掛けて放たれたお互いの攻撃はお互いを攻撃することとなり、攻撃を喰らったアキャリナワーム達は火花と共に倒れる。Dファイズは着地すると、すぐによろけながらも立ち上がるアキャリナワームの後ろに回り込み蹴りを入れる。それにより、アキャリナワームは同じく立ち上がったばかりのアキャリナワーム(アンバー)に突っ込む事になり二体とも倒れる。その隙にDファイズはファイズショットにミッションメモリを装填。

 

《Ready》

 

ファイズショットにミッションメモリが装填されると腕のシルバーストリームを経由してフォトンブラッドがファイズショットに充填される。

 

《3》

 

そのまま、Dファイズはアキャリナワーム達の方へと接近する。

 

《2》

 

そして、接近したDファイズはアキャリナワーム達にファイズショットでの一撃“アクセルグランインパクト”を喰らわせようとする。

 

《1》

Dファイズ(アクセル)「何っ⁉︎」

 

しかし、そこで予想外の事が起きた。それは、アキャリナワーム(アンバー)が隣にいたアキャリナワームを自身の前に突き出す。身代わりにされたアキャリナワームは爆発するが、その後ろにいたアキャリナワーム(アンバー)はアクセルグランインパクトの直後の隙に近距離から棘をミサイルの様に飛ばす。それを受けたDファイズは大きく吹き飛ばされディケイドの姿に戻ってしまう。そこへ、間髪入れずアキャリナワーム(アンバー)が襲ってくる。

 

白い魔法使い「のび太!」

ディケイド「しまった…!」

 

白い魔法使いが助けに行こうとするがアキャリナワーム(アンバー)はクロックアップをして、それを許さない。アキャリナワーム(アンバー)はディケイドの目の前へと行き右腕を振り上げ、それを、一気に振り下ろそうとする。しかし、

 

《ATACKRIDE BLAST》

アキャリナワーム(アンバー)「ギャアアァ⁉︎」

 

突如、シアン色の光弾が幾つも飛んできてアキャリナワーム(アンバー)を吹き飛ばす。アキャリナワーム(アンバー)が光弾の飛んできた方向、隣に立っている家の屋根の上をみる。そこには、シアン色と黒色の身体、沢山のカードが刺さった様な頭部と胸部、所々に入った金色の線が特徴の何処かディケイドと似たライダー“仮面ライダーディエンド”がいた。

 

ディエンド「本当ならまだのび太の前に出てくる予定じゃ無かったんだけどな〜。まあ、いっか。そろそろ会いたかったし」

アキャリナワーム(アンバー)「ギャアアアアッ‼︎」

 

独り言を呟くディエンドに対して、アキャリナワーム(アンバー)は全身の棘を飛ばす。それをディエンドは屋根から飛び降りることで難なく回避する。そして、アキャリナワーム(アンバー)の真後ろに着地する。

 

ディエンド「やれやれ、あんまりせっかちだとモテないよ?」

アキャリナワーム(アンバー)「ギャアッ!」

ディエンド「よっと!」

 

アキャリナワーム(アンバー)は振り向きざまに攻撃してくるが、ディエンドはそれを一歩下がって状態を少し逸らすことで回避する。アキャリナワームはそれでも続けて攻撃する。

 

ディエンド「まあ、最も…」

アキャリナワーム(アンバー)「ギャアアアッ!」

ディエンド「ふっ!」

 

ディエンドは身軽な動きでアキャリナワーム(アンバー)の攻撃を次々と回避すると、逆に蹴りをいれる。そして、相手がよろけた隙にシアン色の拳銃“ディエンドライバー”を押し付けてゼロ距離射撃を喰らわせる。アキャリナワーム(アンバー)は吹き飛んで、地面を転がる。

 

ディエンド「僕がのび太以外の人を好きになる事は先ずないけどね」

 

アキャリナワーム(アンバー)はディエンドの態度に舐められていると感じて怒りの咆哮をあげる。それを見たディエンドは右腰のカードケースから一枚のカードを取り出す。

 

ディエンド「こいつを相手にするなら、このカードが一番かな?」

《KAMENRIDE DORAKE》

 

ディエンドがそのカードをディエンドライバーに装填してスライドさせて撃ち出すと、そこにトンボを模した頭部、青色の複眼、水色の装甲に羽根の様なものが付いた左右非対称の姿のライダー“仮面ライダードレイク ライダーフォーム”を召喚した。

 

ディエンド「それじゃあ、行ってらっしゃい。頑張ってきてね」

 

ディエンドがそう言うとドレイクはドレイクゼクターを構えるとアキャリナワーム(アンバー)に向かっていく。そして、ある程度まで接近すると引き金を引きドレイクゼクターを撃つ。アキャリナワーム(アンバー)は銃撃を受けながらも接近してきたドレイクに攻撃するも、ドレイクはそれを屈んで躱すと後ろに回り込む。そして、アキャリナワームが振り向くと同時に顔に射撃を撃ち込み、ダメ押しとばかりに顔面にハイキックをいれる。頭への連続攻撃でふらつくアキャリナワーム(アンバー)だったが、何とか意識を保ち攻撃してくるドレイクの首を右腕の爪で挟み込む。そして、そのままドレイクの首を砕こうと力を入れる。ドレイクは抵抗するが中々脱げ出せない。

 

ディエンド「あらら、捕まっちゃったか。でも、まあそんなに隙を見せられたら流石にとどめ刺さない訳にはいかないかな」

《FINALATACKRIDE DI・DI・DI・DIEND》

 

ディエンドが一枚のカードを装填し、スライドする。すると、ディエンドの前に半透明のライダーカードが照準を合わせる様に円形に展開され、そこにディエンドライバーを構える。その際、ライダーカードの一部となった為、アキャリナワーム(アンバー)はディエンドの姿に気が付くが時すでに遅し。ディエンドはライダーカードのエネルギーを込めた巨大なビーム“ディメンションシュート”を放つ。それを喰らったアキャリナワーム(アンバー)は黄色の炎で爆発した。アキャリナワーム(アンバー)を倒したディエンドはクロックオーバーする。

 

白い魔法使い「こ、これは…」

ディケイド「一体…って、君は!」

ディエンド「やあ、久し振りだね。のび太」

 

驚くディケイドや白い魔法使いをよそにディエンドはディケイドに近付く。

 

白い魔法使い「知り合いか、のび太?」

ディケイド「ええ。僕が旅してた時の仲間です。けど、何で此処にいるの⁉︎」

ディエンド「ふふっ♪のび太のいる所に僕ありって所かな?」

ディケイド「はあ?」

ディエンド「それより変身解かない?こんな所見られたら少し面倒くさいことになりそうだけど」

ディケイド「そうだね」

 

三人は取り敢えず変身を解いた。そして、ディエンドは自己紹介を始めた。

 

幸「僕の名前は海東(かいとう) (ゆき)。宜しくね、白魔 郎夜さん」

郎夜「な⁉︎俺の名前を何で⁈」

幸「当たり前さ。僕は今日一日君たちを見てたからね」

のび太「見てた…まさか!」

 

のび太は幸の言葉に今日一日の違和感を思い出して、確信する。

 

のび太「今日一日僕が感じた違和感って…」

幸「うん。多分、僕だよ」

郎夜「何⁈じゃあ、俺が昼寝する時のも…」

幸「僕だね」

のび太「何でそんな事してたのさ」

幸「僕はこれでもトレジャーハンターだよ?情報収集は大事だろう?」

のび太「それでも、わざわざコソコソする必要なかったんじゃない?」

幸「ん?のび太はそんなに僕に会いたかったのかい?」

 

からかうように聞いてくる幸に対して、のび太は相変わらずの幸の態度に呆れる。幸は、そんなのび太の反応を楽しむように見ていた。だが、次にのび太は幸の想像していなかった言葉を言う。

 

のび太「まあ、そうかな」

幸「えっ…」

のび太「折角、幸ちゃんが来てくれてたんだ。もっと、早くに会いたかったよ。そうすれば、この町の案内とかも…って、どうしたの?急に後ろ向いて」

幸「な、何でもないよ!(まさか、肯定してくるなんて…あそこは呆れて終わりだと思ってたけど…さっきのは不意打ちすぎだろう)」

 

実際、今の幸の顔は真っ赤になっていて、とてものび太の顔を真面に見れる状態ではなかった。そんな幸の様子にも気付かずにのび太は会話を続ける。

 

のび太「本当に?」

幸「ほ、本当だよ。それにしても、今日はいい天気だね〜」

のび太「え?う、うん。そうだね」

郎夜「ほほ〜う。(成る程ね、そう言うことか)」

 

のび太の追求を逃れる為に話題を逸らす幸を不思議に思うのび太だった。郎夜は先程の幸の態度で察したようで、面白そうにニヤニヤしていた。そこでやっと落ち着いたのか幸は漸く前を向いた。

 

幸「そうだ。さっきのび太、この町を案内してくれるって言ったよね?」

のび太「うん。だけど、幸ちゃんには必要ないんじゃないの?」

幸「どうして?」

のび太「いや、だって。情報収集はできてるんじゃ…」

幸「いやいや。情報収集したのはのび太と郎夜さんの周りだけだよ。この町についてはあんまり」

のび太「なんでさ?」

 

のび太は幸の抜け目なさを知っているので、軽く驚きながらも聞いてみる。

 

幸「簡単に情報収集って言っても優先度ってものがあるんだよ。時間もあんまりなかったしね。だから、お願い」

のび太「…まあ、良いか」

幸「ありがとう!…よし、計画通り…」

 

どうやら此処まで幸の計画通りだった様で内心ガッツポーズをし、ボソッと呟く。

 

のび太「ん?何か言った?」

幸「いや、何でもない。じゃあ私はこの辺で失礼するよ」

のび太「何かあるの?」

幸「まあね。女の子には色々とあるものなんだよ」

 

のび太はこの世界に来たばかりの筈の幸が、この世界でやることがある事に少々不思議に思い聞いてみるも、幸にははぐらかされてしまった。のび太はそこまでして聞きたかった訳でもないので、そこで追及をやめた。

 

幸「じゃあね、のび太」

のび太「うん。じゃあね」

幸「あっ、そうだ。のび太」

のび太「うん?何?」

 

幸は何か思い出しようで、のび太を呼び止める。のび太もそれに反応して振り返る。

 

幸「僕はトレジャーハンターだ。狙ったお宝は絶対に手に入れてみせる」

のび太「?うん、知ってるよ」

幸「僕は今、今までで一番最高のお宝を狙ってる。それは簡単に手に入るものじゃない。けど、絶対に諦めないからね」

のび太「そうなんだ。頑張ってね」

幸「…はぁ〜」

のび太「な、何さ。その溜息は」

幸「いや、何でもないよ。それじゃあ」

 

幸は最後に指鉄砲をつくりのび太に狙いを定めるような仕草をすると何処かへ歩き去って行った。それを見届けたのび太は郎夜の方を向き、あることに気付いた。

 

のび太「郎夜さん、何ニヤニヤしてるんですか?」

郎夜「いや、別に。それより、お前さんも罪な男だな」

のび太「はい?何言ってるんですか?」

郎夜「はぁ〜、まあ分かんねえなら今は良い。(この様子じゃあ、奈々も苦労するな)」

のび太「?郎夜さん僕は帰りますけど、家に寄って行きます?お茶くらい出ますけど」

郎夜「いや、そろそろ奈々が帰ってくる頃だし俺も帰るわ」

のび太「そうですか。じゃあ」

 

そう言ってのび太と郎夜は別れた。そして、のび太は家へと着いた。だが、玄関からは入らずタケコプターで二回の屋根へと上がる。窓から部屋の様子を見てみるとコピーロボットが一人で昼寝しているだけだった。どうやらドラえもんはいないようだった。それを確認したのび太は部屋に入りコピーロボットのボタンを押して元の人形に戻す。それを引き出しにしまった時、部屋に玉子が入ってきた。

 

玉子「のびちゃん、ちょっと来て頂戴」

のび太「分かった」

 

玉子に言われてのび太は一回へ降りて、玉子の後に居間に入る。その瞬間、のび太は思わず固まった。その訳は…

 

玉子「仕事で外国にいるママとパパの知り合いから預かって欲しいって言われてね、紹介しておこうと思って」

幸「さっき振りだね、のび太」

 

何と、野比家の居間にはさっき別れたばかりの幸が座っていた。それも今日から家に居候すると言うおまけ付きで。

 

玉子「あら、二人とも知り合いだったの?」

幸「はい、ちょっと昔に」

玉子「あら、そうだったの!うちののび太と仲良くしてね?」

幸「勿論です!」

玉子「ありがとう。それにしても、いい子ね。やっぱり女の子は違うのかしら」

幸「そんな事ないですよ」

玉子「そんなことないわよ。うちののび太なんか…」

 

玉子と幸は完全に二人で話し始めてしまった。それに蚊帳の外にいるのび太は思った。

 

のび太「(もう、何がなんなんだよ…)」

 

想定外の状況すぎてのび太の頭は混乱の極みに達していた。のび太の気苦労がまた増えてしまった様だった。




後書きの間

Δデルタ「後書きの時間だな」
のび太「今回は幸ちゃんが登場したね」
ドラえもん「最後にのび太くんの家に居候することになってたけど」
Δデルタ「そういうお前も居候兼ペットだろ?」
ドラえもん「ペットじゃない!」
郎夜「居候は否定しないんだな」
奈々「まあ、事実ですし」
ドラえもん「それにしても郎夜さんがクロックアップに対して苦戦した様子が少なすぎる気が…」
Δデルタ「ぶっちゃけ、経験って奴だ」
郎夜「そう言うことだ」
奈々「でも、のび太君にワーム二体を任せてたのは…」
郎夜「いや、ぶっちゃけ倒せない事はないがあの場でやるとのび太の邪魔をしかねないし、それなら任せた方が良いと思ってな」
奈々「そうですか」
Δデルタ「後はディエンドこと海東 幸だが…まあ、説明はいらないな」
郎夜「だな」
Δデルタ「一言で言えば、まあのび太のライダーとしての一番のパートナーって所だな」
ドラえもん「僕は⁈」
Δデルタ「ドラえもんも勿論のび太の相棒だが、幸ものび太のパートナーだな。この小説ではドラえもんより先に会ってるし」
ドラえもん「僕のポジションが…」←orz
Δデルタ「で…」
サイガ「一番の…パートナー…?」←暗黒空間並みのドス黒い負のオーラ全開
Δデルタ「っ⁉︎」←ビクッとする
サイガ「どういう事ですか?」
Δデルタ「どう言うこととは?てか、何故に変身を…」
サイガ「…少し、O☆HA☆NA☆SHIしましょう」
Δデルタ「いや、ちょっと字が違…ギャアアアアアアッ‼︎」←モザイクがかかる
のび太「ん?あれ?奈々ちゃん達どうしたのさ?」
郎夜「…お前の所為でもあると言っておく」
のび太「えっ?」
ドラえもん「取り敢えず、次回は焔崩しさんとのコラボ回になる予定です。それでは」
郎夜「のび太、締めを」
のび太「え、ええっ⁉︎せ、世界を破壊し、全てを守り抜け!」

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