ドラえもん のび太の仮面冒険記   作:Δデルタ

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え〜、はいΔデルタです。今回は、やっと本編に入ります。
のび太「随分、長かったね」
いや〜、GWの宿題が、あり得ん程あって。
のび太「ふ〜ん。で、終わったの?」
いや、全然。
のび太「オイッ!大丈夫かよ⁉︎」
へーき、へーき。休みまだあるし。終わらんくても、夜中やれば、いいし。
のび太「そんなんだから、授業中、居眠りすることになるんだよ!」
別に、何時寝ても授業中寝る事になるんだから一緒やて。
のび太「高校生として、あるまじき発言だな」
まあ、そんな事より第一話始まります。


第一話

 

東京都練馬区

 

その日、町はとても賑わっていた。理由は、簡単。正月だからだ。ある者は、家でおせちを食べ、ある者は、外で凧揚げやコマ回し、羽根つきなどに興じ、またある者は、お年玉の使い道を考えているであろう。そんな中、ある二階建ての一軒家の一室で、一人の少年がゴロゴロしていた。

 

のび太「いや〜、やっぱり、お正月は家でのんびりするに限るね〜。何で、皆外で遊ぶんだろう?たまの休み位、家でのんびりすれば、いいのにね〜」

 

と、まるで仕事が無い日のお父さんみたいな事を言っているのは、この作品の主人公である、野比 のび太である。しかし、主人公が初っ端から、これでは正直、不安しか湧いてこない。

 

のび太「ん?今、誰かに馬鹿にされた様な…。気のせいかか」

 

地の文に、反応しないで欲しい。まあ、兎に角この少年が、主人公である。さて、この少年。今は、こんな状態であるが、この少年周りは知らないが、かなり凄い実績を持っている。実は、一年前、仮面ライダーの力を手に入れ様々な世界を旅し、世界を救うと言う偉業を成し遂げているのである。ん?仮面ライダーって何だって?そういう人は、ネットでググれば、此処で説明するより分かり易いであろう。決して、説明が面倒とかでは無い。無いったら、無い。

 

のび太「今、誰か必死で弁解してる様な気が…」

 

だから、地の文に反応しないで欲しい。それと、弁解では無い。

 

のび太「(それにしても、あの旅からもう一年か…。先輩達や他の皆はどうしてるかな)」

 

と、のび太は旅先で出会った仮面ライダーとしての先輩達や、旅の仲間達の事を考えていた。が、その時

 

ガタガタガタ

のび太「‼︎」

 

突如、勉強机の引き出しが揺れ始めた。のび太は、それに驚きながらも、今までの様子からは考えられないぐらいの素早さで起き上がり、勉強机から距離を取った。と、同時に勉強机の引き出しから、何かの気配を感じた。

 

のび太「(何だ?地震…じゃあ無いな。じゃあ、何で引き出しが…。いや、そんな事よりなんで、机の引き出しの中から気配が。普通は、そんなのあり得ないのに…!まさか、怪人⁉︎」

 

のび太は、目の前の現象を冷静に分析する。頭の中で、様々な仮説を立てていき、一つの考えに辿り着く。その考えは別に、のび太にとっては何らおかしくは無かった。何せ、のび太は一年前に経験しているのだから。今の、のび太には、こんな現象を起こせるのは怪人以外考えられなかった。

 

のび太「(何でこの世界に怪人が?いや、それを考えるのは後だ。何が来るかは分からない。だけど、このまま様子見で先に何かされたら皆を巻き込んじゃう。なら、一か八か、こっちから…)」

 

のび太は、間も無く来るそれに対して先手を仕掛ける事を決意する。自惚れでは無いが、今の自分の攻撃でも、よっぽど防御力のある奴か、幹部レベルの怪人でもない限り少しは効くだろうと、のび太は考えていた。何時でも仕掛けられる様に構える。引き出しがひとりでに開き始めた時、のび太は勉強机との距離を一気に詰める。そして、引き出しが完全に開き、その中から何かが出てきた。

 

のび太「フッ!」

?「やあ、やあ。僕ドラえmボッハーーーー‼︎」

 

何か喋ろうとしていた様だが、のび太は容赦無く引き出しから出てきたそいつを回し蹴りで蹴り飛ばした。余談だが、先程の回し蹴りは仮面ライダーカブトである天道 総司から教わったものである。

 

ヒューー…ズテン!

のび太「あれ?」

 

のび太に蹴り飛ばされたそいつは部屋の中で綺麗な放物線を描きながら横に飛んで行き、部屋の窓の前で落ちた。のび太はそれに対して、呆気なさを感じながらも警戒は解かず、構える。だが、何時まで経っても動かない。不審に思ったのび太は、慎重にそいつに近寄り様子を見た。

 

?「うーん…」

のび太「もしかして…、気絶してるのか?」

 

そいつが目を回していることから、のび太はそう結論づけた。それを確認したのび太は少し安堵しながらも、気絶しているそいつを観察し始めた。そいつの姿は少なくとも人間では無かった。形は雪ダルマの様で身体の色は青と、手と足と思われる部位と顔とお腹の辺りは白い。顔は、楕円の両眼が横に繋がっており、髭の様なものが左右に三本ずつ付いていて、さらに、口はかなり大きかった。首には、赤い首輪があり、顔の下の辺りに黄色い鈴が付いていた。そして、腹には半月状の白い何かが付いていた。

 

のび太「(こいつ、少なくとも人間じゃ無いよね。形もそうだけど、さっきの蹴り、怪人だと思って本気でやったから、人間が入ってたりしたなら、骨折か首の骨が折れてたかもしれない。だけど、気絶で済むってゆう事は、人間の耐久力じゃ無い。何なんだ?)」

 

のび太には、それがさっぱり分からず、取り敢えず縛っておくかと思い、紐を持ってこようとする。

 

のび太「あれ〜?無いな〜紐。あっ!セロテープとガムテープがあった。しょうがない、これで縛るか」

 

紐の代わりにセロテープとガムテープを使い、未だ気絶している、そいつを縛る。まず、セロテープを巻き付けて、その上から、ガムテープを巻き付けていく。何とか、そいつを縛り終え、少し水でも飲もうと台所へ行こうと襖に手をかけた様とした所で、また引き出しから何かが出てきた。それを見たのび太は瞬時に後ろに飛び退き、警戒する。が、今度のは、少年の様だった。

 

?「やあ、おじいちゃん。初めまして。僕はセワシ。宜しく」

のび太「は?おじいちゃん?それは、もしかして僕の事?」

セワシ「そうだよ。正確には、おじいちゃんのおじいちゃんだけど、長いからおじいちゃんでいいや」

のび太「となると、君はまさか未来から来たのか?」

セワシ「そのまさかだよ。僕達は、この時代で言う百年後から、来たんだ」

 

普通だったら、こんな話誰も信じようとしないだろう。当たり前だ。普通だったら、頭のおかしい奴か中二病だと思うだろう。だが、のび太は

 

のび太「成る程。そういう事か」

セワシ「信じてくれるの⁈」

のび太「うん、信じるよ。(今まで話しててそんな悪い奴には見えないし大丈夫でしょ、それに、面白そうだし)」

セワシ「よかった〜。信じてくれなかったら、どうしようかと思ったよ」

 

セワシは話を信じてもらえた事に安堵する。

 

のび太「取り敢えず、ここに来た目的を話してくれないかな?」

セワシ「うん、分かったよ。おじいちゃん」

 

のび太はセワシから話を聞くことにし、セワシはそれを承諾する。取り敢えず、お茶でも出そうと台所へいく。セワシは、遠慮したのだがのび太がそれを断ったのだ。

 

のび太「(まさか、自分の子孫に会うなんてね。でも、それだけじゃなくて、もっと大きな事が起こりそうだな〜)」

 

のび太は、お茶とどら焼きを用意している時にふと、そう思った。でも、のび太は、それを楽しみにしていた。そこまで考えて気づいた。

 

のび太「(そうか、僕はこんな出来事を待ってたんだ。こんな、不思議な出来事を。ワクワクするな〜)」

 

そう思い、のび太は自分の部屋に向かう。これからのことに対して少しの不安と大きな期待を胸に抱きながら。

 

 

 

 

 

 




はい、今回はここまでです。
のび太「なんか、あんま進んで無いね」
それに関してはすいません。でも、これが俺の限界なんです。本当にすいません。
のび太「まあ、作者。ネット小説初だもんね。この作品で。それにしても、この駄文なんとかならない?とても見るに耐えないよ。なんか、色々無理矢理感あるし」
うっ!それは、自分でも、分かってるけど…。その文才が…。
のび太「はぁ〜。今までネット小説結構読んだでしょ。何とかならない?」
ごめんなさい。
のび太「ったく。こんなんでよく小説書こうと思ったね。僕、作者の馬鹿加減に頭痛がするよ。」
だって、俺だって書いてみたかったんだよ。
のび太「それで、このザマか。情けない」
…。
のび太「まあ、取り敢えず今日はこの辺に」
?「待てぇぇぇぇぇぇぇ!」
ん?
のび太「この声は」
?「おい、駄作者。僕の名前が出てないとは、どうゆうことだ!ってか、僕、途中から空気じゃねーか‼︎」
いや〜、今回君の名前どうしても出せなかった。話の都合上。
?「だからって、あれは無いだろう⁈」
もう〜、諦めな。今回は無理だ。
のび太「そうだよ。次まで待ちなよ」
?「なんだ、のび太君。他人事みたいに⁉︎」
のび太「だって、他人事じゃない」
?「大体、この差は何さ⁈僕、原作じゃ主人公だぞ⁉︎」
でも、この作品の主人公はのび太だ。
のび太「そうゆうこと」
?「お願いだから、何とかしてよ〜」
うるさい!無理ったら無理だ!何回も言わせんな‼︎←逆ギレ
?「…ウ…し…る」
あっ?何だって?
?「ヤロウ、ぶっ殺してやる‼︎」
やっべ!逃げろ‼︎←逃走
?「待てやー‼︎」←追跡
のび太「ええっと…。皆さんまた次回。それでは」←困惑

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