Reborn in ポケットモンスター   作:カチドキホッパー

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深海篇2

ここはアクア団のアジト。

全員が表、裏と関わらず働いているため全員に緊急招集がかかるなど前代未聞の事態だ。

そして壇上にはアクア団のボスアオギリが立っていた。

 

「野郎ども、緊急事態だ。

 かつてアクア団の中でも過激派と呼ばれていた特殊暗殺部隊

 マーレ・プロファンド、通称mpのことは知ってるな?

 知らないやつはこのあとすぐ調べろぉ!

 そいつらは過激派と呼べば聞こえはいいが、カイオーガを使って世界を海の底に沈めこの星をリセットするとかいう破滅主義者の集まりだ。

 そいつらが動き出した。

 そんでもって、おれらの同志5名が殺された。

 奴ら、とうとう一線を越えやがったんだ。

 そして奴らの次なる目的は、捨てられ船に潜むと噂される魔神を目覚めさせ、魔人の力でカイオーガを呼び覚まさせると思われる。

 一見問題ないように思えるが、残念なことにまだ制御の手段が見つかってねぇ。 

 つまり、奴らは呼び出したカイオーガを暴走させ世界を滅ぼすことにある。

 元々あいつらはおれらと同じアクア団だ。

 元だろうが身内は身内!

 落とし前はおれらでつけるぞ、いいなテメェら!」

 

アオギリの演説に士気をあげる団員たち。

 

「悪いなあウシオ。

 せっかく休みをやるつもりだったんだが…」

 

「気にすんな兄貴。

 おれはあんたに惚れ込み、ついていくと決めたんだ。

 この命はあんたに助けてもらったときからあんたの物だ。

 遠慮なく使ってくれ。」

 

「恩にきるぜ。

 これが終わったらしばらく休みをくれてやる。

 待ってる家族がいるんだ、死ぬんじゃねえぞ。」

 

ウシオは幹部で唯一の家族もちだ。

自分の仕事も妻や娘には秘密にしている。

そして娘が生まれた時にアオギリには組織を抜けろと言われていた。

ウシオは幹部の中でも特に忠誠心の熱い男だ。

家族も、兄貴も部下も守る。

それが幹部のなかでボスの右腕と言われる所以であり、組織内で絶対の信頼を寄せられる理由だった。

 

「mp、お前らだけはゆるさねぇ。

 そして、兄貴の手も汚させねぇ。

 お前らのケジメはおれがとる。」

 

ウシオが密かに決意した頃、少し離れたボスの執務室では…

 

「なんて、ウシオのやつは考えてるんだろうなぁ。

 イズミ、元mpのお前さんだ。

 お前さんらの部隊で先行して、やれるのなら構わん、殺せ。

 ウシオに、自分の弟を殺させるなよ。」

 

「かしこまりましたボス。

 元mpの副隊長として隊長は、いえ、ワダツミとウシオの弟カイリは私が葬ります。」

 

「頼むぜ。

 しかしこの一件、なぜか沢田と会いそうな気がするんだよなぁ」

 

 




短めですが、アクア団もマフィアみたいなもんなんでこんな感じかなという妄想です。
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