Reborn in ポケットモンスター   作:カチドキホッパー

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投稿スピードが遅くてごめんなさい
ぼちぼちやろうかなと思うので気長にお付き合いください


第3話

着替えた服は灰色のズボン、黒色のパーカー、赤色のジャケットと初代ルビーサファイアの主人公に似た服装だったがそんなことは誰も知らない。

 

「すみません博士、こんないい服までいただいて。」

 

綱吉は博士に服のお礼を伝えると

 

「いや、助けてもらったお礼の一つだからね。

 サイズがあってよかったよ。」

 

博士は笑顔のまま話を進める。

 

「それで綱吉くん、君の話をまとめると

 ・君は違う世界の人で、特殊な預言者みたいな人とこの世界を救いにきた。

 ・一緒に来た人とは離れ離れになっている。

 ・君が使った炎は死ぬ気の炎で、生命エネルギーを炎にしたもの。

ってことだよね?」

 

博士が自分の話を信じてくれたことに驚きながらも

 

「そ、そうです。

 まさか信じてもらえるとは思いませんでしたけど…

 なので、一緒に来た真っ白い男、白蘭って言うんですけどそいつを探しながらその異変とかを探りたいと思ってます。」

 

博士は笑いながら

 

「そりゃ信じるよ、私を助けてくれたし君の目は嘘をついてないからね。

 私が力になれることがあれば力になろう。

 私は新しく旅に出る子供に最初のパートナーとなるポケモンを渡す役目もあってね、君にも渡そうと思うんだ。

 そこの机の上に3つのボールがある。

 中には草タイプのキモリ、君がさっき一緒に戦った炎タイプのアチャモ、水タイプのミズゴロウが入っているよ。

 タイプっていうのはそのポケモンごとにあってね、この三つは基本のタイプで三すくみの関係なんだ。

 炎は草に、草は水に、水は炎に強いって感じだね。

 さあ、どの子にする?」

 

問いかけられた綱吉がどの子がいいんだろうと頭を悩ませていると

 

「お父さん?お母さんがご飯できたから呼んできなさいって」

 

「え⁈」

 

綱吉は研究所に入ってきた女の子を見て空いた口が塞がらなかった。

なぜなら、知っている姿よりも髪は伸びているがその顔は見間違いようも

なく…

 

「きょ、京子ちゃん⁈」

 

綱吉の想い人、笹川京子の姿だったからだ。

 

「なんだキョウコ、綱吉君と知り合いなのか?」

 

「ううん、初めて会う人だよ?

 でもなんだろ、すごくあったかい感じがする。」

 

2人のやりとりをよそに綱吉はどういうことなんだ⁈と頭を抱える。

 

「そうか、彼は沢田綱吉くん。

 なんというか…私の手伝いで旅をしてもらおうと思っている子だ。

 綱吉くん、この子は私の娘でキョウコ。

 年も君と同じで14歳だ。

 本当は10歳になるとポケモンをパートナーにして旅立つのが慣わしなんだが、この子は体が弱くてね?

 今年ようやく旅に出ることになってるんだ。」

 

どうやらパラレルワールドの京子はオダマキの娘らしいということがわかりようやく一息ついた綱吉だった。

多分異世界とか説明できないから博士の助手ポジションとして説明してくれたんだろう。

 

「はじめまして、オダマキキョウコです!

 同い年なんだね! 

 ツナヨシくんも、今年初めて旅に出るの?

 わたしもなんだ!

 ちなみにパートナーはミズゴロウだよ。」

 

「は、はじめまして…

 友達はおれのことツナって呼ぶんだ、だから君には…そっちで呼んで欲しいかな。

 パートナーはまだ決めてないんだ。」

 

「わかったよ、ツナくん!」

『なんでだろう、初めて会ったのにこの呼び方の方が落ち着く…』

 

不思議な感覚を覚えたキョウコだが、この世界でも天然なので深く気にしなかった。

 

「そうだ、綱吉くん。

 君も何も食べていないだろう、パートナーはゆっくり決めるとして一緒うちでご飯食べようじゃないか!」

 

唐突な博士の誘いでオダマキ家の食事に招かれた綱吉。

 

そして食事後、研究所にキョウコも含めて3人で戻った。

 

「さあ綱吉くん、君の答えを聞かせておくれ!」

 

博士に促されてモンスターボールの前に立った綱吉、すると

 

ポン⭐︎

 

「キャモ!」

「チャモ!」

「ゴリョ!」

 

キモリ、アチャモ、ミズゴロウがボールから飛び出して綱吉の足にしがみついたのだった。

 

「んな⁈」

 

驚いて倒れ込む綱吉にの顔めがけて飛び込んだ3匹はじゃれつき始めた。

 

「こりゃ驚いたな。

 一緒に戦ったアチャモが懐くのはわかるけど、他の2匹まで…

 でもなぁ、基本1匹しか渡してないんだよなぁ…」

 

驚く博士だが困ったなという顔でその光景を見つめているのであった。

だがそのとき

 

「ミズゴロウは私のパートナーだもん!

 ツナくんにあげないんだから!

 おいで、ミズゴロウ!」

 

涙目で頬を膨らませこっちをじーっと見るキョウコがいた。

それを見て慌ててキョウコの腕の中へ飛び込むミズゴロウ。

それをみてやっぱり可愛いなと思って顔を赤くする綱吉だった。

 

「あちゃー、キョウコにミズゴロウを引き合わせたけど渡すのすっかり忘れてたんだった。

 綱吉くん、お詫びにというわけじゃないんだが、キモリとアチャモ2匹とも連れて行ってくれないかい?

 博士としても個人としても、そんなに懐いているのに引き離すのは心苦しいのでね。」

 

図らずも2匹のパートナーを得た綱吉。

 

「ありがとうございます!

 よろしくなお前たち!」

 

そう言って2匹を抱きしめる綱吉に博士が赤い長細い機械を渡してきた。

 

「そいつはポケモン図鑑、出会ったポケモンを自動的に記録したりしてくれるハイテクなアイテムだ、君の役に立つだろう。 

 それから旅をするならジムに挑んでみるのもいい。

 8つのジムを攻略して、その先のポケモンリーグに挑むものも多いし、ジムリーダーたちなら君の探していることについて何か知っているかもしれないよ?

 とにかくこのホウエン地方を隅々回ってみてくれ!」

 

博士から図鑑を受け取り、旅立つことを決めた綱吉。

ここから冒険が始まる!

 

 

 

 




3話目ですね
いろいろ悩みましたが、最初はキマリとアチャモの2匹体制です。
ちょくちょく原作とは違う展開になりますのでご容赦ください
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