Reborn in ポケットモンスター 作:カチドキホッパー
また手探り状態でやってますのでご意見などいただげれば幸いです。
2匹の相棒を得た綱吉。
キモリにはヴェル、アチャモにはアルとそれぞれニックネームをつけた。
「綱吉くん、いろんなところにポケモンセンターという赤い屋根の建物があるから、何かあればそこから研究所へ連絡するといい。
気をつけてね。」
「ありがとうございます。
何から何まで…
それじゃ行ってきます!」
そして綱吉は研究所を出て101番道路を歩き出した…が!
「やべぇ!どこへ向かっていけばいいのかわかんねえ⁈
そういやここ異世界じゃん、土地勘ないじゃん…」
一時間歩いてそのことに気がつき途方に暮れていた綱吉だが、その時耳元で
「まっすぐ北に抜けるとコトキタウンがあるから、まずはそこに行こ?」
と、声がしたものだからビビリの綱吉は悲鳴をあげながら振り向いた。
「き、君は…⁈」
そこにはいたずらが成功して喜んでいるキョウコの姿があった。
「ツナくんひどいんだもんなー。
私を置いて研究所飛び出しちゃうんだもん。」
「え、ご、ごめんね?」
綱吉が慌てて謝ると
「あのあとね、お父さんにツナくんについて旅するって言ったの。
お父さんったらツナくんなら安心みたいですぐOKしてくれたから慌てて準備しておいかけたんだよ?」
どうやらこの世界のキョウコは少しヤンチャなようだ。
「それにしてもよくおれの場所が分かったね?
キョウコちゃんエスパー?」
ふと疑問に思ったことを聞いてみると
「それはね、この子のヒレがレーダーになってるんだ。
だからすぐいる場所がわかったよ。」
いつのまにか抱き抱えていたミズゴロウがどうやらレーダーがわりになっていったらしい。
「じゃあツナくん行こ?
私タウンマップ持ってるから案内できるよ?
それとも私と一緒の旅は…嫌、かな?」
涙目上目遣いのコンボに勝てるはずもなく、別世界のキョウコと綱吉の世界の京子は見た目も同一人物、効果は抜群だった。
「そ、そんなまさか!
すごくうれしいよ!」
そう答えるとキョウコは満面の笑みで綱吉の手を引っ張り歩き出したのだった。
「ツナくんはポケモンの捕まえ方って知ってる?
私捕まえたい子がいるからちょっと付き合ってくれないかな?」
当然そんなことを知るはずもない綱吉は見学することにした。
「確かこの辺に…いた!」
どうやら目当てはポチエナだったみたいだ、このポチエナお腹のところの毛がイナズマみたいな模様になっているちょっと変わったやつだった。
「ビリー、捕まえにきたよ!
今日こそは仲間になってよね!行ってズーちゃん!」
ミズゴロウを戦闘に出したキョウコ、どうやら前から知っていたのか捕まえる前にニックネームをつけていた。
ビリーと呼ばれたポチエナは嬉しそうに尻尾を少し振って、ミズゴロウとバトルを開始したが噛み付く時に牙が光っていた。
「かみなりのきば⁈やっぱりすごいわね!
ずーちゃん、かわして水鉄砲だよ!」
ミズゴロウはかわして背後に回り込み、口から水を飛ばした!
ポチエナは避けることができず直撃しふらついた。
そのタイミングを逃さずキョウコはモンスターボールをポチエナに投げるとボールが三回ほど揺れたあとカチッと音がして動かなくなった。
「やったよツナくん!
ポチエナのビリーくん、ゲットだよ!」
「おめでとうキョウコちゃん!
おかげでおれも捕まえ方がわかったよ!」
そしてコトキタウンのポケモンセンターで手持ちを休ませている間に博士に電話をかける。
「あ、綱吉くん、キョウコとは会えたかい?
捕獲用のモンスターボールと旅に入りそうなお金を預けているからまたもらってね。」
「博士ありがとうございます、ところで良かったんですか?
俺みたいなのと年頃の娘さんが一緒に旅だなんて…?」
綱吉は気になっていたことを思い切って聞いてみた、すると
「私もそう思ったんだがね?
キョウコがどうしてもと譲らなくてね、あの子があれだけ自分のお願いを言うのは珍しいし、誰かと一緒の方が安全だと思ったからね。
それに、あれだけポケモンに懐かれる綱吉くんだから安心して任せれるんだよ。
あと君、キョウコに何かあったら一生この子を守りますとかいうタイプだろうからねぇ。
旅先で変な虫がつくより安全ってもんだよ。」
あまりにも本音で話をされたからちょっと困ったがそれでも綱吉は
「あはは…
何かあっても死ぬ気でキョウコちゃんは守ります。
おれの誇りにかけても!」
なら安心だと笑って博士は電話を切った。
だが綱吉は知らない。
後ろにいたキョウコが実はそれを聞いて顔を真っ赤にしているのを。
「ごめん、おまたせ。
ってどうしたの?」
綱吉は自分の方をあえて見ないようにしているキョウコを見て不思議に思った。
「べ、べつにぃ?
今日はもう夕方だしポケモンセンターに泊まろ?
トレーナーは無料なんだよ?」
キョウコはさっきの綱吉の言葉が嬉しすぎてニヤけるのが止まらず恥ずかしくて顔を直視できなかった。
それはそれとして、すでに日暮れを迎えていたこともあって、別々の部屋で夜を明かしたのだった。
翌朝−
「おはよう、ってまだ寝てる!
起きて!ツナくん」
朝からキョウコに起こされるツナ。
「母さんあと5分…じゃない、キョウコちゃん⁈
あ、そっか、ここホウエン地方だった。」
そして身支度をして次の目的地トウカシティヘ向けて出発した。
「この102番道路を越えたらトウカシティなんだね、ほんと自然豊かだなぁ」
綱吉は都会に来た田舎学生のようにあたりを見回しているのを見てキョウコは内心可愛いと思いながら笑っていたり
そうすると短パンを履いた男の子がツナに走り寄ってきた!
「こんな可愛いこと旅なんてうらや…じゃなかった!
目と目があったらポケモン勝負!」
「ツナくん、売られたバトルは買うのが礼儀なんだよ!」
キョウコの言葉に驚きながらもボールを構える綱吉。
男の子はポチエナをだしてきた!
「ならオレは…君の力を見せて、ヴェル!」
綱吉はまだ戦ったことのないキモリで戦うことにした。
「ツナくん、図鑑で自分のポケモンの覚えている技がわかるよ」
「な、なに⁈お前ら図鑑ホルダーなのか?」
驚く男の子を放っておいてヴェルが覚えている技を調べる綱吉。
「ならこれだ!ヴェル、はたく!」
ヴェルのしっぽではたくこうげきはポチエナの頭に当たり、一撃で戦闘不能にした。
「おれの負けだ、はいこれが賞金だよ」
綱吉は150円を受け取った。
どうやらバトルの勝者はお金がもらえるらしい。
「ヴェルおつかれ!
ところでキョウコちゃん、図鑑ホルダーってなに?」
「この世界ではね、旅立つ時にポケモンはみんなもらえるんだけど、図鑑は必ずもらえるわけじゃないんだ。
各地方のポケモン博士から認められたトレーナーだけが持ってるから、
ちょっとだけ選ばれた者って扱いなんだ」
キョウコの説明に納得したが自分のどこに認められる要素があったのかわからない綱吉。
「お父さん旅立つ前に言ってたの。
ツナくんは誰よりも優しい、大空のような人だと思うって。
ポケモンたちがあんなに懐いたのを見て、図鑑を託そうと思ったんだって」
綱吉は博士がそんなことを思っていたとは知らず改めて図鑑を大事にしようと思ったのだった。
ヴェルはイタリア語で緑のヴェルデから
アルはイタリア語で橙色のアランチョからそれぞれとってます。
バトル描写が稚拙な感じになっちゃってますが、これは今後の課題にしようと思っています。
さて、次回の展開はトウカシティですのでお楽しみに。