Reborn in ポケットモンスター   作:カチドキホッパー

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原作プレイ中ですが懐かしさが半端ないなと感じる今日この頃です
さてということで6話です。


第6話

鬱蒼としげる木々に覆われたトウカの森、ここは多くの野生ポケモンの住処になっていた。

 

「ほんとにここ通らなきゃダメ、だよね?」

 

薄暗い森の中が恐ろしくて早く出たい綱吉。

 

「そうだよ!

 それにここにはいろんな子たちがいるんだから!」

 

キョウコは逆にテンションが高くなって辺りを見回していた。

そうすると草むらからガサガサ物音がした、

 

「ひっ」

 

瞬間的にビビる綱吉。

この男、マフィアの次期ボスである。

そんな綱吉のことをものともせずキョウコは目を輝かせていた。

 

「あ、キノココ!

 草タイプの子欲しかったんだ!」

 

キノココと呼ばれた草タイプのポケモンは一瞬ギョッとしたものの、キョウコの言葉がわかったのか足に擦り寄ってきた。

そのままボールを触れさせて無事ゲットしたのだった。

 

「イェーイ!

 キノココのキーちゃん、ゲットだよ!」

 

喜ぶキョウコを見てやっぱ可愛いなと頬を赤くする綱吉、すると

 

ばざばさ

 

肩に何かが止まったのでみてみると

 

「スバァ!」

 

ツバメのような少し大きい鳥が止まっていた。

 

「あ、その子スバメっていうんだよ。

 野生の子は結構警戒心が強いんだけど、もしかしてゲットされたいのかな?」

 

「え、お前俺ときたいのか?」

 

「スバァ!」

 

どうやらキョウコの言う通りらしい、ボールを恐る恐る近づけると、自分からボールに触れたスバメ。

そのままボールに収まり、無事ゲットとなった。

なんかあっさりー⁈と内心突っ込みながら綱吉の初ゲットとなった。

 

「2人とも手持ち増えたねー!

 カナズミジムは岩タイプのところだから、草タイプほしかったの!」

 

「え、ジムによってタイプって違うの?」

 

どうやらジムによって担当するタイプが違うらしい。

キョウコの説明だと、ジムリーダーはそれぞれのタイプのエキスパートのようだ。

そんな話をしていると先の方から男の悲鳴が聞こえた。

 

「また悲鳴?

 この世界悲鳴多くないか…?」

 

小声で呟きながらほっておけず、走って声のする方まで向かう綱吉とキョウコ。

そこには白衣の男から書類カバンを奪おうとする青と白のボーダーのシャツを着た男がいた。

 

「なにしてるんだ!」

 

と声をかけるとボーダーの男は綱吉たちを見て存在に気づいたようだった。

 

「けっ、邪魔すんじゃねーよ!

 女の前でカッコつけてーのか?

 ちょうどいい、俺たちアクア団にポケモンを渡してもらおうか。

 ついでにそこのお嬢さんももらっていくぜ!」

 

書類カバンを奪い取り、キョウコへ手を伸ばすアクア団を名乗る男だったが、綱吉がその手を掴んで止めた。

 

「な、なにしやがる!

 はなしやがれ!」

 

振り解こうにも簡単には解けない、綱吉は数ヶ月前まで命懸けの戦いに身を投じているし、その後もリボーンのトレーニングは続いていたのだからなんの訓練を受けてない者など腕力では相手にならない。

さらに言えば沢田綱吉という男が力を振るうのは誰かを守る時だけだ。

アクア団の男は知らず知らず綱吉の逆鱗に触れていた。

 

「その子に手を出すな!

 キョウコちゃんはおれが守るって誓ったんだ!」

 

「へ、かっこいいねぇ王子様、

 ならポケモンバトルだ!」

 

そう言ってポチエナを繰り出すアクア団の男、綱吉もアルを繰り出して応戦する!

 

「ポチエナ、体当たり!」

 

「アル!

 かわしてひのこだ!」

 

アルはポチエナの動きを見切ってかわすとひのこで攻撃した。

実は森に入る直前に野生のポケモンやトレーナーとバトルをしていた綱吉の手持ちのレベルはかなり上がっていたため、ポチエナは一撃で倒された。

 

「こ、この坊主、強すぎる…

 わかったよ、荷物は返してやらぁ!

 お、おぼえてろ。

 カナズミシティにも目的のものはあるからこんなもの、別にいらないぜ!」

 

そう言ってカバンを放り投げるとアクア団の男は走って逃げていった。

 

「アル、お疲れ様」

 

そういってアルを撫でたあとボールに戻して、カバンを白衣の男へ届けた。

 

「ありがとうございました!

 これお礼のスーパーボールです!

 モンスターボールより、ちょっと性能が上なんですよ!」

 

そう言って2人にスーパーボールを渡した白衣の男はお礼を言って森の出口の方へ走っていった。

綱吉も歩き出そうとするとさっきから黙っていたキョウコが綱吉の服の裾を摘んで引き止めた。

 

「どうしたの?」

 

「ツ、ツナくん…助けてくれてありがとう。

 そ、その…カッコよかったよ、さっきのツナくん…」

 

顔をを真っ赤にして伝えてくるものだから綱吉も顔を真っ赤にした2人はちょっと緊張しながら森を抜けたのだった。

そしてカナズミシティへ到着した2人!

 

「でけぇ!

 都会ダァ!」

 

これまで訪れたどの街よりも発展した街の様子に興奮する綱吉。

いよいよカナズミシティジムへ挑むこととなり、ジムの扉を潜る綱吉とキョウコ。

 

「あなたたちがジムへの挑戦者ですね!」

 

そう言って奥から声をかけてきたのは女性だったが、ライトの逆光でその姿は見えなかった。

しかし綱吉は

 

『なんだろう、すごく懐かしいような気がするなこの声』

 

と首を捻っていた。

 

「はい、ミシロタウンのオダマキキョウコです!

 こっちの男の子がサワダツナヨシくんです!」

 

「キョウコさんにツナヨシさんですね、

 申し遅れました、私このカナズミジムのリーダー代理をしております…

 

 

 

 ミウラハルです!」

 

「えぇ、ハルゥーー⁈」

 

ジムリーダー代理と名乗った女性は元の世界で綱吉に好意を寄せてくれていた女の子三浦ハルだった!

 

「ハヒ!

 ツナヨシサンはハルとどこかで会ったことがあるんでしょうか?」

 

「あ、すみません!

 知り合いに似ていたのでつい…」

 

こっちの世界のハルはジムリーダー代理というポジションのようだ。

そして綱吉とハルのジムバトルが始まる!

 

 




はい、ということで、ジムリーダーを変えてみました。
ジムリーダー代理というオリジナル設定にした理由についてはそのうち明らかにする予定ですので気長にお待ちください。
さて、次回はジム戦回ですのでお楽しみに。
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