とあるterrarianのお話 作:何気あるかもしれない薫製肉
暗く、暗く、また暗く。
暗闇の中。
だれかが見ている。
不定形の何か。
その存在から感じる気配は、まさに災厄そのものだった。
その何かが私に近づいてきて、頭を覆う。
何かが入ってくる。
鮮烈なイメージ。
地獄の中で、1匹の竜が、主人を救おうと生まれた話。
全ての厄災は、ここより始まった。
視界が真っ赤に染まる。
っ……!
「あ゛あ゛あああああああああああ!はぁ、はぁ、はぁ。」
飛び起きる。
悪夢でも見た後のように、汗だくになって目覚める。
ここは、どこだ…?
あたりを見渡す。
森の中。
何で、こんなところにいるんだ…?
腕をついて起き上がろうとするが、腕が空を切り、倒れこむ。
あぁ、思い出してきたぞ。確か、わけのわからない強さをした竜と戦闘になって、そして、巨大な火球を食らって。
…そこから先の記憶がないな。死んだと思っていたのだが…
何で私は生きているんだ…?
腕に包帯も巻かれているが、誰が…?
自分の体を見ると、腰に、ボロボロになって炭化したMaster Ninja Gear*1が巻き付いていた。そうか、こいつが守ってくれたのか…
体を捩らせて、無理矢理起きようとすると、いつのまにか近くにいたゆんゆんが駆け寄ってくる。
「あぁ、あぁ!目が覚めたんですね!」
「ゆんゆんか。…無事ポーションの効果が発動したようで良かった。」
「はい、あの、terrarianさん…」
ゆんゆんが何か言いたそうにしているが遮る。まずは腕をなんとかしないことには始まらないからな。
「とりあえず、そこに落ちてるVoid Bag*2からちょっと取り出して欲しいものがあるんだが…何せ腕がないもんでな。」
まぁ、死ななければポーションで治せるから何の問題もないんだがな。
「っ…。私が、あの時私が、探索を続けようといったばっかりに!ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめn」
ゆんゆんの目からハイライトが消える。
そうだこっちの世界だと部位欠損が治るようなポーションは超貴重品なんだった!
「おーい戻ってこーい。壊れたGuide*3みたいになってるぞ?」
足で器用にMegaphone*4を持ち、ゆんゆんの耳元で叫ぶ
「ひゃあっ鼓膜がっ!」
「よし、戻ってきたようで何より。とりあえずVoid bagからポーションを取り出して欲しいんだが」
うおっとまたハイライトが消えたぁ?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ー30分後ー
やっとポーションを取り出してくれたか…心がThin Ice*5で出来てるのかと思ったぞ…?
取り出してもらったGreater Healing Potionをなんとか飲み干す。
腕に激痛が走る。
それと同時に、断面から、新しい手が生えてくる。
「…ん、く、ふぅ。」
いやぁ、ここまで手酷くやられたのはいつぶりか。
「…よし、と。ゆんゆん。街に帰るぞ。」
「え、腕が生えてきた!?」
あ、ちなみに作者はスライムゴッドに勝てませんでした。
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ボス戦終わりにそのボスのwiki風解説が
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