とあるterrarianのお話   作:何気あるかもしれない薫製肉

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アクセルへの帰り道。
ドラゴンの痕跡がないか探そうということになり、徒歩でアクセルまで帰ることになった。

その帰り道のことだ。
…檻に入ったアクアをカズマ達が運んでいるのを見つけた。

何があったのかを聞こうとカズマ達に駆け寄ると、ゆんゆんがめぐみんへ突進する。
それと同時にカズマが私に話しかけてくる。


Calamity in the…?

「おい、terrarian!何処行ってたんだよ!お前がいない間大変だったんだぞ!魔王軍の幹部は襲来してくるし、仕事がないからって、向かった湖の浄化依頼では、なんか湖が血みたいに赤く染まってたし、アクアが湖を浄化してたらクソでかい脳みそが襲ってきたで、地獄だったんだぞ!」

 

カズマに詰め寄られる。

…話を聞く限り、湖が真紅化*1してるじゃないか!

 

「よく生き残ったな。」

 

「周りに浮いてた変なのを倒したら、あとはめぐみんの爆裂魔法で1発だったぞ!それにしても、あの小さな奴らの打撃は、なかなかの…」

 

ダクネスが恍惚とした表情で戦闘の詳細を教えてくる。肝心のめぐみんはどうやら向こうでゆんゆんと話し込んでいるようで。

 

「まぁ、私の方はなんともなかったな。一撃で山を溶かすドラゴンに両腕をもがれて殺されかけたぐらいだな。よくあること*2だな。」

 

「…冗談だよな!?頼むから冗談であってくれよ!?」

 

「冗談だ。…なんともなかったという部分だけはな。運が悪ければ今頃灰になってたな。…ところでアクアはいつまでそうしているつもりだ?」

 

アクアが檻の中で縮こまって哀愁漂う歌を歌っている。何か大きい力で歌が聞き取れなくされているな。*3

 

アクアは結局機嫌を直すことなく、街についてしまった。

 

「ゆんゆん、街に着いたらとりあえずあのドラゴンのことを報告しなければならないと思うんだが…」

ゆんゆんと、あのドラゴンの話をしながら街を歩いていると、気づいたらカズマ達の姿が消えている。

…ほんの数分前まで近くにいたはずなのだがな…。どうやら話に集中しすぎていたようだ。

あたりを見渡し、カズマたちを探す。

 

後ろを振り向くと、カズマ達が全身から、俺は勇者だ!というオーラを放つ青年に絡まれていた。

 

どうして彼らは毎回面倒ごとに絡まれるんだろうか…ゆんゆんを先にギルドへ向かわせ、カズマ達と合流する。

 

「おい、ダクネス。カズマは一体何をしているんだ?というかこいつら誰だ?」

 

見た感じは…決闘か?*4あ、カズマが青年の剣を奪った。なかなかやるな。

 

「あぁ、terrarian。実はカクカクしかじかで…」

 

青年の取り巻きの少女達が卑怯者ー!と叫んでいるのを尻目に、ダクネスから事情を聞く。

 

「つまり、勘違いをしたあの青年に、カズマが決闘を挑まれたというわけだな…はぁ。」

 

初心者狩りか…それはマルチプレイで一番やってはいけないことだろう…それに、万が一hard coreの世界でカズマが死にでもしたらどうする?ほんとうに、苛々するなぁ。カズマにも非はあるとはいえ、ムカつくなぁ…

 

なら、殺してしまっても、構わないんじゃないかしら?

 

っ…。一瞬頭痛が…。思ったよりドラゴンから受けたダメージが大きかったか?まぁいい。ちょっと手を出すとしようか。

 

カズマから持ってた剣を奪い取り、青年に投げ渡す。

 

「おい、terrarian!何するんだよ!」

 

「なぁに、少し痛い目を見せてやろうと思ってな。どうせ、卑怯な手で負けたならノーカンとか考えているんだろう。」

 

「そこの君、剣を返してくれたのはありがたいが…」

 

青年は困惑している。

無理もないだろう。卑怯な手で自分の剣を奪った男の一味が、急にその剣を返してきたのだから。

 

「どうでもいいから、さっさと剣を構えろ。」

 

「え、えぇ?」

 

困惑している青年に倒して、取り出した剣で軽く斬りかかる。

 

「Excalibur*5。早く反撃してこないとその綺麗な顔に傷がつくぞ?」

 

「エクスカリバーだって!?君も、転生者なのか?」

 

「何を言ってるんだお前は。」

 

困惑している青年を蹴り飛ばし、そのまま連続で斬りかかる。

 

ただ素早く斬りかかっているだけにもかかわらず、青年は防戦一方…ダメだな。

この調子じゃ、Excaliburどころか、Copper Shortsword*6でも問題ないな。

 

Copper Shortswordに持ち替え、青年の懐に潜り込み、連続で打突を喰らわせる。

流石の青年も、その頃にはなんとか私の攻撃を避け、反撃をしようとしてくるが、そんな殺意すら乗らない、弱い攻撃では、私には当たらない。

 

鎧のお陰で大したダメージにはなっていないが…あのままExcaliburを使っていたら、10回は死んでいるぞ?実力と武器の質が釣り合っていないな。

 

あの鬱陶しい神どもが用意した転生者とやらもこの程度…期待はずれね。こいつでこの調子なら、誰もあのお方には敵わない。全員、殺してしまいましょう?

 

くっ…また頭痛が…。

 

短剣で、青年の腹を軽く突き、気絶させる。

 

「はぁ。つまらん。終わりだ。」

 

剣を逆手に持ちかえ、振り下ろそうとする。

 

「…!それはまずいだろ!『バインド』!」

追撃を加えようとした私を、カズマが私をロープで縛って止める。

取り巻きの少女達が青年を抱えて、どこかへ去ってゆく。ちゃっかり剣も忘れずに持っていってしまった。

 

ダクネスがロープをちぎって、追いかけようとする私を地面に組み伏せて止める。

 

「おい、今日のterrarian、おかしいぞ…?」

 

「あぁ、たしかに変だ。おい、terrarian。俺たちと合わない間に、一体何があったんだ…?」

 

 

 

*1
汚染。真紅、邪悪、聖域バイオームの設定は、今作品では1.4公式設定ではなく、1.3calamity 設定を採用しています

*2
クトゥルフが復活しかけたり、隕石が落ちてきたり、火星人が襲来してきたり、人形から肉の壁が現れたり…

*3
ドナドナ流したら多分この作品が消されるぅ!

*4
別に千年アイテムをかけて戦ったりはしない

*5
特に何も飛ばさないただの剣。飛ばない近距離とか近距離ではない。近距離とは一体(哲学)

*6
最弱の武器。これを使うぐらいならピッケルを振っていた方がマシ




スライムゴッドは水中KBFで倒した(小並感)

ボス戦終わりにそのボスのwiki風解説が

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