とあるterrarianのお話   作:何気あるかもしれない薫製肉

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Side-冬将軍

…一応まだ土曜日だからセーフセーフ


だいたい一時間ぐらい前の話

 

Side-冬将軍

 

その日は、いつものように宙に浮く雪精たちを眺めながら宙に揺蕩っていた。

雪に閉ざされた平原の中で自身の守るべき存在である雪精を眺めていた。

 

そうしていると、自分たちの住処に人間が侵入してくるのを感じた。

獣や素材採取に来る分なら追い出したりはしないが、無闇矢鱈に雪の精霊を討伐したり、捕獲するのであれば話は別だ。

いくら雪精が死してもいずれ復活するとはいえ、見過ごす訳にもいかない。

 

刀を手に取り、侵入者の気配を探る。

すぐに気が付いた。

 

侵入者は、雪精を次々と捕獲し、一部は殺害している。

今すぐにでも辞めさせなければならない。

 

しかも、だ。その侵入者の魂は、救いようが無いぐらいどす黒く染まっている。

一度だけ見たことのある悪魔よりも黒く、暗く染まっている。

きっとこの魂の持ち主は、笑いながら生命を弄び、魂を愚弄し、自然さえ玩具にするような奴だろう。

 

 

住処を守るため、何より『大精霊』として、侵入者は確実に殺す。

刀に殺意をみなぎらせ、侵入者の元に向かう。

 

数分もしないうちに、侵入者を見つけることが出来た。

そいつは、白衣に身を包み、顔をよくわからない金属製のフルフェイスヘルメットで覆っていた。

周りには金属でできた二対の目玉、4本の腕の先端に兵器を取り付けた金属製の頭蓋骨、そして金属製のミミズのようなものを周りに侍らせていた。

 

「ほうほう、ほうほうほう。ようやく大精霊のお出ましか。待ちくたびれたぞ。」

 

侵入者の話など聞く価値もない。

抜刀。そして一閃。

 

予備動作すらなく一瞬で侵入者に接近し、首を飛ばそうとする。

 

逆にこちらの刀が欠ける。

どうやら頭蓋骨が放った腕に防がれたようだ。

 

すぐさま二の太刀三の太刀と連撃を加えていくうちに攻撃を防いでいた腕にヒビが入り始める。

 

「なかなか生きがいいなぁ。まぁ、貴様が強ければ強いほど儂に取っては好都合なんだがな。」

 

侵入者が腕を振るう。

次元が裂け、その間から先程まで奴の周囲を旋回していた目玉が現れる。

一瞬にして距離を詰められた。

 

片方は呪いの火を放ち、もう片方は光でできた矢のようなものを放ってくる。

精霊としての権能で瞬時に周囲の空気を凝結させ攻撃を防ぎ、出来上がった氷の壁を蹴って侵入者の腕を狙う。

その一撃は、今度は次元を裂いて現れた金属製のミミズに阻まれる。

 

それは私の腕を締め上げ、潰そうとしてくる。

すぐに自分の腕を切り落とし、周囲の冷気を集め再生、刀を広い、四方八方に斬撃波を放つ。

 

いつまでも余裕そうな侵入者に不気味な感覚を覚える。

 

斬撃波を掻い潜り攻撃を仕掛けてくる4本の腕をいなしつつ、精霊の力で生み出した小さい山ほどの大きさがある氷を目玉に向けて射出することで封殺し、時々地面から、中から、あらゆるところから突撃してくるミミズは空気の揺らぎを察知して回避することで無力化する。

 

一見冬将軍が負ける要素は皆無に見える。

 

「 やれ。」

 

侵入者が地面に剣を突き刺すと、そこから私に向かって地割れが発生し、その割れ目を中心に爆発が起きる。

横に飛びのいて避けるが、爆風で体制を崩しそうになる。

 

完全な隙。

そのタイミングで冬将軍目掛けて10を超える金属製のミミズが押し寄せる。

 

まずい…1匹では…なかった…の…か…

 

「なかなか手こずらせてくれたなぁ。その分貴様には働いて貰うからな。

…これで、terrarianのだいたいの力の底が見えれば良いがな。」

 

誰か…やつを…殺して…くれ…

 




目玉=ツインズ
頭蓋骨=スケルトロンプライム
ミミズ=デストロイヤー
侵入者=例のやばい研究者

ここまで読んでいただきありがとうございました!

ボス戦終わりにそのボスのwiki風解説が

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