とあるterrarianのお話 作:何気あるかもしれない薫製肉
両手に持った銃器ーUzi*1とMegashark*2で、Retinazerの体を穿とうとする。
「ちっ、バリアーを剥がさなきゃ本体にも攻撃は通らないか…!」
素早く弾倉を取り替えて、今度はドローンの方を攻撃する。
「『カースドライトニング』『インフェルノ』!」
ウィズも魔法で加勢する。
これほどの超火力を食らえば、ドローンも壊れるだろうと思ったが、そこには何一つ変わった様子がないドローンが浮遊していた。
「ちっ、こいつらも無敵か…何か条件が?」
Retinazerが、お返しと言わんばかりにレーザーを放ってくる。
「まぁ、その動きは何万回も見たから回避は余裕なんだけどな。」
レーザーとレーザーの間を縫う様にして攻撃を回避し、Retinazerに肉薄する。
ウィズの方は、おそらく自分ではったであろう魔法障壁によって弾いている。
Celestial Starboardに乗って、高速飛行によりRetinaizerの攻撃を避けながら、さまざまな武器による攻撃を試すが、全て不発に終わる。
ちっ、レーザーのダメージも、かつて戦った者よりも上がっているな…
「『ライトニング・ストライク』!」
ウィズが、両手を天に掲げると、Retinaizerの体に雷が落ちる。
その時、私の両目が、とある情報を捉えた。
「ウィズ、攻撃を続けろ!1ダメージだが、雷による攻撃は効いている!」
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目の前では、ウィズとterrarianが、目玉型の機械と激戦を繰り広げている。
目玉の放つビームは、禍々しい赤い光を放ちながら天を引き裂き、ウィズの魔法が強烈なエネルギーを放つ。
terrarianは、どこから取り出したのか、大量の武器を目まぐるしく入れ替えながら、なんとかしてRetinaizerにダメージを与えようとする。
「すげえな、異世界。」
悍ましくも幻想的な情景に、目を奪われながらも、カズマは考える。
カズマは、アクアの言う通りヒキニートだったが、バカではない。
今までやってきた数多のゲームの中に、何かヒントがあるはずだ。
ダクネスの陰に隠れながら、二人と1匹の動きを観察する。
視界の端で、アクアがビームの流れ弾に当たって慌てているが、気にしない。腐ってもあいつは女神だ。少なくとも、あの程度の攻撃は耐えるだろう。
「おい、アクア!お前女神なんだろ!あのバリアをはがしたり出来ないのか!?」
「無理よ。あのバリアは多分周りに浮いてるやつが生きてる限りは剥がれない、そう言う概念を付与されているわけ。だから無理よ」
バリアを剥がせばめぐみんやあの二人の超火力で吹っ飛ばせると思ったんだけどな…
さらに観察を続ける。
ちょうど今、ウィズが、周りに浮いているドローンに雷を命中させた。
…おい、ほんのちょっとだけど、効いてないか!?
でも、ゲームで言うところの1ダメージとかそこらしか効いていない様に見える。
機械は電気に弱い。よくある設定だ。
でも、ドローンの表面で殆どの電気が霧散してしまい、内部までダメージが通って無いのだろう。
内部に直接高圧の電流を送り込めればな…
こう言う時は、水をかけて、っのがあるあるだけども、結局表面で霧散するだけだからな。金属に水が染み込む訳でもねぇし。
考えている間にも、ダクネスの体にビームが何回も命中するが、ぴんぴんしている。…ドMだけど、やっぱ頼りになるな。とか思って見たり。
余計な思考を振り払いながら、もう少し観察する。
…そうか、機械ならどこかに排熱機関があるはずだ!そこから電流を流し込めば!
「おい、アクア、ドローンを包み込む様に水を流せたりしないか!?お前、なんちゃらの女神なんだろ!」
「水の女神よ!任せておきなさい、大洪水でもなんでも起こしてあげるわ!」
アクアがドヤ顔で杖を取り出す。
なんか湿度が上がってきてねぇか!?あいつ、なんかやらかすぞ!
「バカ野郎!それじゃ意味ないんだ!あんま多すぎず、少なめでいいから!」
「分かったわよ!『セイクリッド・ウォータージェイル』!」
Retinaizerの周りに浮遊した、ドローンの体が水浸しになる。
「今だ!ウィズ!terrarian!でかい雷をお見舞いしてやれ!」
「任せてください!『カースド・ライトニングストライク』!」
ウィズの体の周りがバチバチと放電する。
あまりの魔力の高まりに、周囲の空間が歪む。
天から、目も開けていられないほどの光が、機械の体を穿つ。
バリアに、ヒビが入る。四機のうち、三機のドローンが崩壊する。
「壊れろ!Electrosphere Launcher!」
terrarianの持つ武器から、強力な電気が放たれる。
青白い光が周囲に満ちる。
バリアが壊れた。
「めぐみん!」
「最高のお膳立てありがとうございます!
ー黒より黒く、闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!
踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に帰し、深淵より来たれ!これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョンっ!」
Retinaizerの真上に、多重に展開された魔法陣が現れる。
一条の光。
一瞬ののちに、爆音が響き渡り、爆風が大地を巻き上げる。
めぐみんは、満足そうに、地面に倒れ伏した。
やったか?誰もがそう思った。
だが、あれだけでは、まだ、削りきれていない!
土煙の中から、ひときわ強力なビームが、めぐみんめがけて放たれる。
まずい、間に合わん!
めぐみんにビームが当たろうとした時、カズマが間に割って入る。
「これが、俺の三つ目の魔法だぁ!『クリエイト・ice block』!」
Ice Rodを元に、私がついさっきカズマに教えた魔法。それは氷のブロックを作るだけの魔法だが、防御性能と、出の速さは、ほかの魔法よりも速い。
よくやった、あとは、私の出番だ!
「よくやった、カズマぁ!あとは、私に、任せろ!」
「ちょ!?」
ウィズが一瞬止めようとしてきたが、止まらない。
バリアが剥がされた今、あいつはただの、金蔓だ!
Retinaizerが発狂して、360度、あらゆる方向へビームを放つ。
知らない動作、知らない技。
どれも初見で回避するのは難しいが、一流のterrarianにもなれば、その程度、造作もない事だ!
adrenalineが、溜まる。闘いのボルテージは最高潮だ。
攻撃が緩んだ今が、チャンスだ!
adrenalineを、解放する。
かつての最強の弓を構える。
Tsunami。とある海の公爵が落とす、波のごとく矢を放つ弓。
引き絞って—射出。
数十の、威力が拡大された弓が、Retinaizerの体を粉砕した。
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ボス戦終わりにそのボスのwiki風解説が
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