ケイジはふざける時とふざけないときのメリハリがつきます。なんだろう。ゴルシとコンビ組めるくらいふざけるけどふざけないときは大丈夫。破天荒とかソフトンみたいな?
髪型は艦これの大和をよりボリューム、毛量アップしている感じ。眼は切れ気味の琥珀色。ゴルシに近いレベルの美人でややイケメンより。
ゴルシ「ハジケリスト世代だろ! 始まるよ~~~~♪ ・・・・始まるぞコラ」(ピキ)
ケイジ「『始めさせてください』だろアア? この白饅頭がよぉ・・・」(メキ)
ジャスタウェイ「何この始まり方!? 何でメンチ切ってんのよ前回同様!!
勘弁して頂戴よせっかく評価もたくさんもらえ始めたってのに!! ちゃんと始めようよ!!」
ゴルシ・ケイジ「「ジャスタウェイの言うとおりだぞオルフェーヴル!!」」
オルフェーヴル「なんで私なんすかこの暴君どもがー!!」
ケイジ「と、いうわけで気を取り直して!!」
ゴルシ・オルフェーヴル「「ハジケリスト世代だろ! 始まるぞ!!」」
ジャスタウェイ「画面から離れてゆっくりしてね。そして誤字報告、評価、感想、ブクマありがとうございます」
「うっしょ、っとぉ」
「ひぇー・・・割のいいバイトって釣られたウチが悔しい~・・・」
「ぁあん? だらしねえな?(♀) 白い稲妻、雷の二つ名もらっているなら規格外のパワー出しちゃえよ」
「だからっちゅーてあんたみたいな規格外のパワーとタフネスで比べんなや! うちはか弱い花も恥じらう乙女やぞ!」
「おうこら日本最高レベルのウマ娘が何を言うか」
ただいま芝の張替え中。アタシケイジとタマモクロス、アイネスフウジン、そのほかゴルシとライス、バイトしに来たウマ娘たちも一緒に・・・の前にゴルシはやる気失ったから仕込み頼んでアタシらが力作業。張り替えるためにはがした芝を整理してトラックに運んだり、アタシらの膂力で踏み荒らした。それが特に集中した場所。機械や重機で届かない場所を鍬とかつるはしでほぐしておくのが主なお仕事。
アタシが呼んだ園芸、シルバー人材の受け皿なのもあって下手に重いもんポンポン持たせられんし。一人親方たちは機械を使ってもらうからまあ必然パワーのいる、スタミナのあるウマ娘かつ現役アスリート兼アイドルのアタシらの出番だ。
「スタミナとパワーは別なんや。かはぁー・・・軽めとはいえ練習後にこのバイトは堪えるで・・・」
「飯付き日当1万5千。学校からも内申点貰えるのにぶー垂れちゃほかのバイトが泣くぜ。で、ライスはいいのか? お前さんせっかくのトレーニング休みの日だろう」
「うん。だってリーダーが頑張って仕事しているし、こういうのも楽しいから・・・ケイジさんもいいんだよね? ライスがいて」
「おうよ! お前もたくさん食べる分、ここで小銭稼いで飯代でも稼ぎな! それにタマモといい可愛らしいウマ娘が二人だ。目の保養だろうおやっさんどもよー」
まあなんやかんや言いつつもちゃんと仕事を頑張るタマモと何でか練習休みの日なのに手伝いに来たライス。この前アタシらチームシリウスに入った子なんだが、不幸だのなんだの言うのでうちのばあさんとこにぶち込んで励ましてもらってから笑顔を見せつつウチで練習を頑張る。けなげな子よ。
ただ驚くのはその適正距離の長さとスタミナ。3000メートル以上を優に走れるだろうと太鼓判推されるほどの超ド級ステイヤー。アタシとの身長差65センチの小柄な背丈。身体も細いが飯をよく食べるしガッツもある。スピカのマックちゃん、ゴルシ、リギルのマルゼンスキーやナリタブライアン相手でも3000メートル以上は勝ちを拾えるとうちのトレーナーが言う。
そんなド根性ウマ娘だけど庇護欲そそる雰囲気に美貌。背丈と仕草も相まってアタシの知り合いのジジババ、おっちゃんおばちゃんらには特に大人気。
「おうよ! ぜひとも昼下がりのもうひと踏ん張りのために路上ライブでもしてほしいもんだ」
「草刈り機と重機の音でライスの歌声拾えねーじゃねーかよ、おやっさんらよー、もったいねえって。休憩時間にでもしとけ」
「そいつはいいな! ぜひとも子守歌でも歌ってくれや。懐かしいのと、ケイジは絶対そんなのしてくれねえからよ。こんのじゃじゃウマ娘は」
「あんだとぉ!? 仕事も都合できる美少女になーに言ってんだコノヤロー」
「え、えーと、なら今度余裕があるときにぜひライブをしてもいいかなって・・・」
まさかのゲリラライブこの場で言質ゲット。あーまんざらでもねえ顔してえ。わはは、いい歳こいた野郎衆が思わず見惚れてら。よし、どうやって授業抜け出してやろうか。
「ほれほれ親父ども働け働けー腰いわせねえように頑張らなければライスちゃんに嫌われっぞお?」
「なんであんたはそないに元気なんや・・・人の3倍は運んでいるのに」
「わはは、鍛えられているしね」
んまーウマ娘になって、多分馬時代のアタシの実績をもとに身体能力もそうなっているんだろうけどね。今も1トンの芝や土くれを台車に入れてポンポントラックの荷台にぶん投げている。パワーは素手で鉄板引きちぎれる。防火扉、シャッター蹴り壊すのは普通にできちゃうし、特注のグローブとサンドバッグじゃないとすぐにぶっ壊れて使えない。
更にここでも過密トレーニングしまくっているから体格に合わせて筋肉がもりもりついていく。でも女らしい柔らかさと肌艶は維持しています。
改めて3000メートル以上走る機会も年に何回かあるアスリートでアイドルってほんと改めて考えるとすげえな。アタシもそれのために頑張ってアンコールの練習と引き出し用意しているけど。
「そーれ800メートル行ったぞ。もう一息行くか!」
「お、おー」
「早いとこ終わらせてラーメン掻っ込みたいわ」
「あ、アタシもう少ししたらいったん席外すから」
「はふ・・・ようやく終わりましたねタマモ先輩」
「お、おお・・・あー腰が痛い。帰って湿布貼らんと明日腰いわしてそうやわ」
ケイジさんが何でか突然いなくなってからも作業は続いて、経験したことのない園芸のお仕事だったけどおじさんたちが、タマモ先輩やアイネス先輩たちが優しく教えてくれてどうにかこうにか夕暮れ時には仕事が終わった。
ジャージはドロドロだし、芝の匂いで青臭い。けど、楽しかったし、みんなでワイワイ過ごせたのがシリウス以外では初めてでライスはとても嬉しかった。
芝は張り替えて夕日の中で整った緑のじゅうたんが輝いている。2日は芝同士がちゃんとくっつく、慣らすために立ち入り禁止にするそうだけど、新品の芝の上で思い切り走るのがワクワクしちゃう。
「ここでできれば一番に走りたいですよね」
「せやなーここなら最後の直線坂もないしスッキリいけそうや。けど、ケイジはどこ行ったんやろな?」
「うーん。会長に報告に行ったとか・・・?」
「ははは、賄いの用意だろう嬢ちゃんたち。ほれ、これ飲んで休もうや。クライアントからの賄いが楽しみだ」
そして、そんな時間をくれたケイジさんは途中で抜けてからずっと来ない。けど作業をしていたおじさん達は気にもせずに紙コップに入れてくれた冷えた麦茶を渡して片づけを終えた場所に腰を下ろす。
ライスたちも続いて腰を下ろすとしばらくしてガラガラと何かを引く音が。だんだん音が近づいてくるとそれは、一つは荷車で引ける屋台。もう一つは巨大なリヤカーに何かを満載したもの。「アフロ~アフロ~」と何かの宣伝らしい音声を流しながら近づいてくる。
「安いよ~アフロ安いよ~」
「出張黄金屋アフロ部門。トレセン学園に到着でござ~い」
屋台の方はゴルシさんがまた浅葱色の法被をつけて頭に黄金屋と書かれたタオルを頭にまき、ケイジさんはメガホンで何やら昭和チックな声掛けでリヤカーを引いて移動。グラウンドの一つ手前に到着し、ケイジさんはすぐさまパイプ椅子と長机をてきぱきと設置。
ゴルシさんの移動式屋台は大量の金髪アフロがおかれ、屋台にも台がセッティング。思わずぽかんとなるような光景にライスもタマモ先輩も目を丸くしていたけど園芸のおじさん達は待っていましたと目を輝かせる。
「ぃよっ! 待っていました黄金屋! こいつはいいアフロだねえ」
「
「
「ようこそ・・・『男の世界へ』・・・」
「フォッフォッフォッ。じいさんどもアフロ好きかい?」
「うん! 大好きSA☆」
「いやいや! 黄金屋でアフロ売るんかい! そんでなんやその掛け声! あんた等女やんけ! 賄飯どこ行ったんや!! うちはもう腹がペコペコで疲れとこのツッコミのストレスでハゲそ・・あーだからそれを隠すためのアフロなんですね~って言わせるつもりかいどアホぉ! もうほんまなんやねん! 賄で出てくるのがアフロでなんでそれにおっさんども食いつんとんねんや!!」
アフロに群がるおじさん達に和気あいあいと接客する二人にマシンガンな勢いでツッコミをかますタマモ先輩。ほんと訳が分からないけど同時にこれが日常茶飯事なのでライスはどうしたものやらと棒立ちしてしまう。
「まあまあアフロが好きなのは全世界共通。さあさあよかったら触って新作アフロの出来を確かめてくれ」
「ゴルシちゃん。今日のこのアフロはいくらだ?」
「汚い手で触るな」
「「「「え!!?」」」」
触っていいよと言ったケイジさんの直後にゴルシさんのばっさり切り捨て。タマモ先輩もツッコミの嵐を入れながらの用意を済ませ、とりあえずパイプ椅子にジャージを脱いでかけておき、腰かけてお冷とお絞りで体を冷やす。
ひんやりしたおしぼりが汗を吸い取って冷やすのが心地よく、お冷も水がおいしくてこれだけでもグイグイ飲めちゃうくらい。
「よしよし・・・それじゃー注文取ろうか―今日のメニューは醤油ラーメンにチャーシューと高菜、空心菜のチャーハン。卵とわかめスープ、ゴルシ&ケイジ特製焼きそば、野菜たっぷり餃子、海老シュウマイになっている。タダだし替え玉も1回までOK さーみんな腰かけてメニュー言え」
「そのメニュー何処にもないやんけ! あー・・・もう・・・うちは醤油ラーメンとチャーハン。わかめスープに餃子で・・・」
「ライスは・・・ぜ、全部食べたいかな」
「はいはい。えーと・・それならこれとこれで・・・ゴルシーおっちゃんどものメニュー聞けたかー」
「おー問題ねえ。それじゃ、やっていくか」
もうツッコミする気力もなく疲れたタマモ先輩や他のメンバーから注文を取り、ゴルシさんも注文を取り終え、丁寧な手つきでアフロのかつらを選んでみんなの前に置いていくケイジさんとゴルシさん。
「よしよし。このアフロのかつら。ただのかつらじゃありません。こうして3回ノックをすればあら不思議。あっという間にカチカチの陶器に大変身!」
「そしてアフロを半分に割ればそこには皆の選んだメニューが・・・」
「ハァーイジョージィ・・・」
その後に目の前でアフロを3回ポンポンと叩けばふわふわのアフロが急にカチカチのキレイな壺のような輝きを見せた。質感も目に分かるほどに変わっている。さらにそこを開けようとして・・・サングラスの男が出てきそうになった時点でケイジさんが無言で再度アフロを閉じ、ゴルシさんがガムテープでぐるぐる巻きにしてケイジさんにパス。
ケイジさんがすぐにそれを抱えて遠くの大きなゴミ捨て場に投げ飛ばしてゴミ箱に入る。ガシャーン!! という音と「ぎゃぁあああ!!?」という無駄に良い声が響いてしばらくの静寂。
「えーと。改めてこのアフロは・・・」
「ちょい待ちなんやさっきの男!? どっから出てきた! つーかどうやってしまっていた!? アフロの屋台からのマジックショーって滅茶苦茶過ぎてもう頭ショートするわぁあ!!」
「へいへい落ち着けタマモ。小じわが増えるぞ。で、まあアフロを3回たたいて半分に割ると中にこうして注文の中身が入っているって寸法よ」
「えーと・・・・えい。わぁ・・・!」
ケイジさんたちの言うとおりにやってみてアフロのかつらを開けると目の前を覆う湯気と食欲を誘う香り。キラキラと輝く油にしょうゆのきれいな色。黄金色のちぢれ麺、チャーシューは分厚くてなるとも美味しそう。
二つある小さなアフロもそれをしてみるとチャーシューと餃子のセット、チャーハンが山盛りで入っている。手品とそのクオリティーに負けないほどおいしそうな食事にお腹がグゥウ~となる。
「よし。そんじゃいただくぞケイジちゃん。ゴルシちゃん」
「おうよ! アタシら特製の賄い飯。うますぎてほっぺた落とすなよ?」
「はぁー・・・もう食べよ。疲れたわウチ。ん・・・うまい・・・おお。これはレベル高いわ。んぐ・・・」
「はははは! そりゃーあたしとゴルシの飯だ。味は保証するぜ? さー食った食った。陶器になったアフロは上部分を食器に。下の部分は花瓶や生け花用に使って良し、灰皿にしてもいい優れもんだ。持って帰ってなー」
疲れが癒されて、笑顔になっちゃう幸せな食事を進め、よく見るとアフロどんぶり? の内側、底の方にしっかり「黄金屋」の文字が刻まれているのを見てますますこの手の込みようにくすっと来ちゃう。
ライスは持って帰ろう。記念だし、飾ったり、自炊した時にこれに入れて楽しく食べられたりするのもいいかも。
「おっしゴルシちゃん替え玉!」
「おれも!」
「わしもじゃ!!」
「チャーハン追加! 海老シュウマイもくれ!」
「はいよ! 味を変えるための特製スパイスもあるぜ!」
「焼きそばおかわり! これは箸が止まらんわ!」
「タマモいっつもアタシらの屋台ひいきにしているもんな。大盛りで食え!!」
ワイワイと食事の時間も過ぎて、余ったアフロ・・・とその食材は小分けにしてタッパーやアフロを風呂敷で包んでみんなで山分け。ラーメンは完売したみたい。ツッコミしまくっていたタマモ先輩も最後は笑顔で日当とアフロ型陶器と食材をもって寮に帰宅。ケイジさんとゴルシさんも屋台とリヤカーで片づけをしてから帰ることに。
今日はとっても楽しい一日で、充実していたなあ。
作者も理解できないギャグがあるマンガってほんと文章にすると怪文書。こんなん未来のAIでも壊れそう。
ライスシャワーのネガティブを吹っ飛ばすくらいには好き放題、優しいケイジとゴルシ、シリウスメンバー。ただし暴走に巻き込まれる最前線。ケイジがいた場合この世界のウマ娘のゲームはいくつかライスのストーリーは変化する様子。