ハジケリスト世代だろ! (完結)   作:零課

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 まさかまさかのUA10000越えありがとうございます! 本当に応援ありがとうございます。


 そしてケイジの勝負服に関して前回触れることが出来なくて申し訳ナス! ケイジの主戦騎手松風の着けている勝負服は黒の帽子にやや紫がかった青を基調にした服。そこに赤の桜の花模様がいくつかあしらわれている感じですね。


 ウマ娘のケイジの勝負服はそこから簡単に言えばFGOの宮本武蔵(セイバー)の第二再臨の衣装を着けています。刀は自宅にある。艦これの大和の髪型をボリュームアップさせている切れ長めの目の美女。ただし背丈は2メートル越え。


 改めてこの世界のシリウスは海外と国内半々で戦っている感じになると思います。だからトレーナーの数も4名と多め。海外の調整とか大変だしね。学園でもかなり珍しいので特例で許可されている感じ。後実績的に口出しできない。


ウマ娘エピソード 4 最強の皇女

 「はっは・・はぁあっ・・・!!」

 

 

 私以上に赤い髪としっぽが目の前で揺らめく。全力で逃げていたのに気が付いたらもう目の前にいて、その差が縮まらない。

 

 

 「っッ!! ぉお・・・!!」

 

 

 ウオッカも追い込みをもってアタシとほぼ併走する形で仕掛けているけどそれでも、逃げでも、追い込みでも目の前のウマ娘を追い越せない。

 

 

 柔らかな茶髪としっぽがまるで届かない遠くの景色の一部のように見えて、キラキラと輝くそれが美貌を引き立てる。ひたすらに速い。そして強い。

 

 

 「―――ふっ」

 

 

 かすかに見えた赤ワインのような色の瞳がこちらを見て、実力を見ることが出来たとほほ笑んだように細くなり、それと同時にその鹿毛のウマ娘、ジェンティルドンナはゴールを決めた。私とウオッカの全力の走りが通用しない。

 

 

 これが世界を制した怪物。チームシリウスのリーダーの一人。あの天翔ける衝撃。シンボリルドルフと並ぶと言われたウマ娘を姉に持ち、そして超えると言われるほどの実力者。

 

 

 遥か格上の相手だと、先輩だとわかっていたけどもそれでもどうしようもない悔しさと、情けない自分に怒りがこみあげてしまう。勝ちたい。ウオッカと同じくらいに追いつきたい。勝ちたいという想いが渦を巻き、同時に疲労と負けたゆえのむなしさが私の胸を占めた。

 

 

 

 

 

 

 「流石はチームスピカの精鋭にして緋色の女王。そして常識破りの女傑。いい練習になりました。感謝します」

 

 

 「あ、ありがとうございます・・・」

 

 

 「は、はひ・・・ありがとうございます。あ、足がパンパンだ」

 

 

 スピカのダイワスカーレットとウオッカ。逃げと追い込みの天才ということで練習を頼まれたのでこれ幸いと模擬レースをしたけど、なるほど評判にたがわないプレッシャーと気迫。同世代でもかなりのレベルを持っているのは分かる。

 

 

 私と同期であれば怖い相手だろうけど、まだ青い。余力も残っていれば汗もさほど、息もあんまり乱れていない。気持ち腹7分目といったところか。

 

 

 「お二人もクラシックシーズンを終えてから戦う日が楽しみですよ。その時はぜひ、心ゆくまでやり合いましょう。ただし、手心を加える気は一切ないのでそのつもりで」

 

 

 「もちろんです。そして、その際は必ず勝ちます!」

 

 

 「オレだって! 最強の皇女に勝ってこそだ! ティアラ三冠の覇者。また挑戦させてください」

 

 

 「・・・ふふ。もちろん。それでは」

 

 

 ただ次世代の新星たちをみれた。これが収穫か。ジャパンカップに有馬記念、天皇賞(秋)エリザベス女王杯、ヴィクトリアマイル。ここら辺りでぶつかるだろう。来年以降二人はティアラ路線をいくという。ここからどうなっていくのかが楽しみだ。

 

 

 「ふぅ・・・さて、リーダーの方は何をしているのか・・・」

 

 

 とはいえ今は物足りないのが事実。今日はもう走る練習は切り上げて柔軟と体幹トレーニングで体をほぐしつつ過ごして休む。葛城トレーナーの指示に従って休むほうがいいだろう。不完全燃焼気味の気持ちを落ち着かせる時間が欲しい。そう思いながらゴールドシップと練習をしてくると言ったシリウスのチームリーダーを探す。

 

 

 「あら。ふふ・・・副会長の花壇はいつ見ても見事・・・」

 

 

 移動中に見つけたエアグルーヴの育てている花々が生い茂る花壇。よく手入れされているし、日が落ちてきて涼しくなり始めた時間に水をまいたのだろう。かすかに残る水が夕日を反射してキラキラと輝き、花の美しさを引き立てる。

 

 

 練習とはいえ勝負が終わって昂っていた気持ちが落ち着くにはいい場所。いいものをみれたとほほが緩む中、ザク、ザシュと何か音がそばで聞こえる。土を耕すような音。もしかして花壇の増設でもしているのだろうか? だとすれば理事長の許可を得たエアグルーヴ、もしくは彼女にあこがれるメジロドーベル。もしくはファインモーションだろうか? ちょっと首を横にすると。

 

 

 「ふぅ・・・いい天気だべ・・・」

 

 

 武者鎧に身を包んだケイジが花壇を耕していた。丁寧に紐を使って区間を作り、レンガも少し盛り上げて腰かけられるようにしている手のかけよう。そばには猫車と使ったであろう大量の土を入れていた袋がゴミ袋にまとめられている。

 

 

 そして植えられていたのは花の苗木ではなく割りばし。

 

 

 「練習しないで何をしているのよチームリーダァぁあー!」

 

 

 「ぬわーーっ!! あんだぁ!? ってジェンティルちゃん。もう併走と練習試合終わったか」

 

 

 相変わらずこの変人は・・・! 思わずローリングソバットで蹴り飛ばしたがピンピンしている。というか鎧が砕けも変形もしないあたりどれだけ頑丈なのよ!

 

 

 「終わりましたよ! そんでリーダー回収しようと思ったらこれですもの。何しているのよ!?」

 

 

 「何って、今日は涼しいしいい天気だから割りばしでも植えようかと」

 

 

 「だ・か・ら・・・・何で割りばしなのよぉお~~!」

 

 

 奇人に灸をすえる意味でキャメルクラッチを仕掛けてミチミチと締め上げる。が・・・くぅ。相変わらずの身体の柔らかさ。鎧で制限されている動きなのにあんまり決まった感触がない。

 

 

 「あだばばばば!! やめろぉ! この鎧初代ライダーさんと一緒に大河出る際に自作した自信作なんだぞ!? ぐっふぉ! 細い指が首に!」

 

 

 「おーいケイジどん。柿とスイカが冷えたし、食わねえべか? おおージェンティルどんもいるなら三人で食べるべ」

 

 

 「ゴルシぃ! 貴女も練習しなさいな!? 何でそっちも鎧なのよ! しかも西洋甲冑!」

 

 

 「えーだるいじゃん。それよりは一緒に割りばし植えつつ冒険のための鎧を作ったほうが有意義だぜ」

 

 

 くっそ・・・この変人コンビそろわなくてもそろってもろくなことしない。それでいてこの強さだから理不尽よ! 私なんて今でもまだ姉さまに敵う気がしないのに・・・

 

 

 「ぐふぅえ・・・ああ、かっは。ま、そろそろいい時間だしちょっと食べてから帰ろうや。アタシがさばくからよ。みんなの分も今捌いてからこのボックスに」

 

 

 「お、準備いいじゃん。保冷剤もばっちり。お前らの大好きなリンゴもあるぜ~?」

 

 

 「きゃっ! って、お、下ろしなさいケイジ! ああ、もう・・・」

 

 

 キャメルクラッチの姿勢から自分の腕力だけで体を私ごと宙に浮かせ、そのまま立ち上がり、両手で私の手をつかんで立ち上がるケイジ。キャメルクラッチは解けたけど今度は私がケイジの背中にぶら下がるような形に。

 

 

 「お、流石。まあ練習終わりのクールダウン代わりと水分補給だ。食べていこうや」

 

 

 「・・・・・はぁー・・・分かりましたよ。代わりにリンゴは多めに頂戴」

 

 

 「はいよ。くぁー水が気持ちいいぜ」

 

 

 下ろしてもらい、手を洗ってきたケイジがサクサクとなれた手つきでスイカや柿、リンゴを切り分けて振る舞ってくれるのを食べていく。

 

 

 ふぅ・・・汗をかいた分甘味と水分が染みわたる。ジュワッと一気に口の中に水分が来る感じは人参ではあんまりない感覚だから気持ちいいわ。

 

 

 「そういえば、今年は二人も宝塚記念でしたよね。ケイジのリベンジなるか、ゴルシの連覇なるかともう騒ぎになっています」

 

 

 「もちろんよ。ゴルシとの勝負はおもしれえからな。リベンジしてやるのさ! そういうジェンティルも混ざっての三つ巴だっても言われているからなあ。今から楽しみよ」

 

 

 「ははーゴルシちゃんは負けねえよ? 実際この前もふじ・・・・なんたらって記者が来たからなあ。確か近いうちに記者会見をするってうちのトレーナーも言っていた。そういうジェンティルちゃんも出るんだろう? あー・・・つめてえスイカはいいなあ」

 

 

 6月下旬、競バシーズン上半期の最強決定戦であり人気で選ばれるGⅠレース宝塚記念。そこでは私、ケイジ、ゴルシの三名が出走を決めている。私達三人で人気を独占しているのもあって三つ巴、ライバル対決と騒がれている始末だ。

 

 

 「もちろん二人に負けるつもりはないです。せっかくチーム内でもバチバチにやりあえるのですからケイジにも、ゴルシにもオルフェーヴルにもヴィルシーナにも負けるつもりはありません」

 

 

 ただ、やはりというかクラシック三冠で見せた二人の名勝負。それが皆の目に焼き付いたのもあってか私よりも二人の対決という声が多いのは事実。強さでは負けるつもりはないが場を沸かせる。賑わせるという意味ではこの二人は頭一つ抜けている。三つ巴と言われることもあるがやはり目立つのは、注目されているのはこの二人だ。

 

 

 渡された塩をスイカに振りかけてかぶりつく。甘味が増す前に感じるかすかな塩味がまた私のマイナス気味な感情を思わせてイライラが少し戻ってきちゃう。ライバルが注目されるのは嬉しい。友が成功して大舞台で楽しんでいるのは嬉しい。でもそこに自分がさほどみられていないのが悔しい。

 

 

 「そいつは面白いことになりそうだ! いやー今年の宝塚記念も楽しみになってきたなあ。よし。帰るぞジェンティルちゃん。みんなに晩飯の前のおやつか食後のデザート配達に行くぞ♪」

 

 

 「あ、なっ!? ちょっとケイジ!」

 

 

 「そんじゃアタシらはこれでお暇するぜゴルシ。また明日なー」

 

 

 「おうよ。まったなーじゃ、マックイーンの所行くか」

 

 

 スイカを食べ終わり、種を器用に排水口に口からマシンガンのように吹き出したケイジは自分のジャージを猫車に敷いて私の襟首をつかんでひょいと乗せて、驚く間もなくドカリとスイカやリンゴ、柿の入ったクーラーボックスを自分の膝の上に乗せていく。

 

 

 その後にケイジが猫車を動かして移動し、ゴルシはそれを手を振って見送る。遠目にゴミ袋は片付けてくれたけど、ほんと思考と行動が読み切れないわよ・・・!

 

 

 「ふふふー♪ 宝塚でまた三人でやりあえるのが嬉しいぜ。それに、ジェンティル。落ち込んでいるようだけどどうした?」

 

 

 「・・・ちょっとイライラしていただけ」

 

 

 「なら、この後風呂終わってからマッサージしてやるよ。疲れも抜ければイライラも綺麗に落ちて流れるだろ」

 

 

 猫車に揺られながらケイジの明るい声に少し気が楽になると同時に、素直に勝負を楽しみにしているケイジに比べて悔しがっていた自分のことを恥ずかしく思う。何度も思うことだが、三冠ウマ娘となってドバイSCも連覇。実績でも姉のディープインパクトを超えたと言われることがある。

 

 

 でもまだ及ばない。実績で追いついてもその器では及ばない。追いついていないと思うのだ。私生活では気さくで優しく穏やかなふるまい。食事のマナーや礼節においても既に先生方に教えることがないと言われるほど。

 

 

 そしてレースになればそこから一転して燃え盛るほどの闘志を見せて圧勝。ディープインパクトの出るレースではもはや二着を狙うのが常と言われるほど。足が血だらけになっても練習を続け、レースに挑んで勝っていく。令嬢としてもウマ娘のアスリートとしてもシンボリルドルフを超えると言われた逸材だ。

 

 

 この大器に並び立とうと。ふさわしい妹であろうと努力したが負けは多く、ティアラ三冠を制覇したが無敗ではない。そして勝気が過ぎて誰彼噛みつくときがあればそれを思い出して自分で自分の気持ちを沈めてしまうかよりカッカする。実力と結果こそがすべての世界。だからこそこのミスは残り続けるし、自分を許せないと思う時がある。

 

 

 「ええ。お願いしてもいい・・・今日はなんだか疲れて」

 

 

 「わはは! スピカの新鋭たちはそんなにか。いいじゃないの。ライバルが増えて、楽しみが増えるのはいいことだ。緊張と張りが来るし、同じ土俵でやりあえる分一人じゃねえもんな」

 

 

 「そうねえーヴィルシーナもきっと油断できないと頑張るかも」

 

 

 「そんならウオッカとダイワスカーレットの相手は、うちのティアラ路線の覇者二人に任せるか。頼んだぜリーダーさん♪」

 

 

 「貴女こそリーダーでしょうに」

 

 

 ただ、そんな苛つく気持ちも、姉に追いつかんとするプレッシャーも名家ゆえの緊張もケイジといる時は安らぐ。考える余裕がないほどに振り回す。奇行をするともいえるのだが・・・まあ、何にせよ落ち着くし場所が心地よい。

 

 

 「まあまあ、アタシはリーダーなんて器じゃねえわ。あ、そうだ。今度サバゲーに行くんだけどジェンティルもストレス発散がてら参加しねえか? おもしれえぞ」

 

 

 「は?」

 

 

 それにしたって、安らいだり緊張する時間も与えないとはいえ流石にこの急な提案や行動は流石に抑えてほしいともいえるが。ダンスやパフォーマンスの幅を増やすための練習もそうだがどこからこんな引き出しを用意するのやら。

 

 

 結局この後私はケイジとライスシャワーとサバゲーに巻き込まれ、山寺一帯を貸し切っての大騒ぎに巻き込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「何をしたらこんな記事できるのよアンタたち・・・連日ニュースになっていますよ」

 

 

 「いやー流石下町のジジババども。時間がある分みっちり鍛えているのと腰が低くできやすいぶんステルスでやられたぜ」

 

 

 「つい熱くなって・・・うぅ・・・忘れて頂戴なヴィルシーナさん・・・・」

 

 

 ジェンティルちゃんにライスも巻き込んでのサバゲーは山中に声が響き渡ってもう大騒ぎも大騒ぎ。普段は観光名所としても、歴史ある古寺としても有名だったゆえにニュースにも取り上げられたみたいだし。わはは。そろそろ観光シーズンの季節だしちょうどいいわ。

 

 

 恥ずかしがって顔を押さえているジェンティルちゃんもなんやかんやノリノリだったしなあ。あの後自腹でエアガン購入していたの知ってるぞ?

 

 

 で、アタシらの前で新聞と雑誌を見て呆れた顔を見せる青毛の正統派美少女はヴィルシーナちゃん。いろいろ珍しいクラシック記録と香港カップ、ドバイでも活躍したうちの実力者の一人。正直変人ぞろいのシリウスの中ではアタシと同じくらい真面目でクール・・・クールだよな? な子だ。

 

 

 「『騒然! 由緒ある山寺の下で響く銃声と雄たけび。ケイジと老人会の壮絶銃撃戦!』って・・・まあ、三流雑誌の言葉ですが事実もありますし、ちゃんとお寺の方及び檀家さんも許可を取った、依頼したと証言してくれていますから助かっていますけど・・・」

 

 

 「まー問題ねえって。ほれ、そろそろだしニュース見よう。そろそろだ」

 

 

 「はぁ・・・お姉さまも驚いていましたし、これは・・・あれ?」

 

 

 「わぁ・・・」

 

 

 頭抱えるヴィルシーナとジェンティルだが、正直心配する要素ねえのよな。それとサバゲーの後に大雨が降ったしそろそろだと思うんだけど。テレビのスイッチをぽちっとな。

 

 

 『それでは次のニュースです。数日前あの傾奇ウマ娘ことケイジ。最強の皇女ジェンティルドンナたちが大いにサバゲーで暴れたという〇〇山ですが、何とその山にいま多くの花が咲き誇って山の色を変えてしまうほどの光景を見せています!』

 

 

 「おおーサプライズ大成功♪」

 

 

 「はぁー・・・これはまた・・・・ケイジ。もしかして何か仕込みました?」

 

 

 「んまーな。遊びのなかにもエコと自然に配慮をするのがケイジちゃんだ」

 

 

 『関係者、そして寺の所有者曰く『ケイジさんらには観光シーズン前に一つ元気をくれる、面白い催しをしてほしいと頼みました。そしたらサバゲーやるわと言ったので任せたのですが、ここにふさわしい光景を見せると言い切って帰ったので待っていましたがこういう形で返してくれるとは予想外です。今年の花道は山全体がそうなりそうですし、いやはや読めないサプライズが彼女らしいです』と言っていました。

 

 

 情報によりますと先のサバゲーに使われたBB弾は花の種と水に溶けて肥料になるバイオプラスチックを使用したようであり、このお寺の名所である花畑、花道も今年は規模が数倍。山全体が花畑とかしておりその美しさに参拝する客も後を絶たないようです』

 

 

 「ちなみに、そのバイオプラスチックと種をうまく使える技術と素材はジェンティルちゃんとヴィルシーナちゃんの実家の家絡みの企業と下町の知り合いから提供してもらっているし、新聞社にも情報ばらしているから今頃嬉しい悲鳴上げているんじゃね?」

 

 

 「「はぁ・・・・!?」」

 

 

 「あ、あとあの花壇の割りばしもその素材で作ったから今頃いい花咲かせているんじゃねえかな」

 

 

 現代版はなさかじいさんならぬ花咲かジジババ&ガールズってことでやってみたがイヤー大成功。あとで二人のおやじさんに会って成果確認するかあ。土産は何がいいかなあ。すっぽんでも釣ってくるか。このニュースで知ったエコかつ自然を汚さないバイオプラスチック。サバゲーとかでも使えるし、畑の種植えの際の仕切り&肥料にしても良し。山芋なら塩ビパイプのなかに薄く塗って成長を助けたり、植木鉢の内側に塗って成長促進でも良し。

 

 

 こそこそ打ち合せして知り合いの技術者、下町工場でできそうなところに呼び掛けた甲斐がある。

 

 

 何やらギャーギャー言い出した二人を抑えているとライスとテキ・・・じゃねえ。葛城トレーナーのおやっさんが来て二人を落ち着かせてもらってニュースの事を伝えれば祝いの外食。焼肉食べ放題してきて最高だったぜ!

 

 

 ついでにエアグルーヴ副会長からもいい花壇だと感謝とハーブティーをもらったから家でひいばあさんと羊羹つまみながら飲んでやった。この出来の良さはもう売り物にしていいんじゃねえかなあ。




 ジェンティルドンナ 姉にディープインパクトがいるこれまた名家出身のウマ娘。無敗の三冠を成し遂げて無類の強さを見せた姉を誇りに思う一方で自身は無敗の三冠とはいかずコンプレックスを感じている。それを壊すため、姉に並ぶためにとか以外での戦いも積極的に行う。

 勝気な部分があるが姉と名家の誇りがあるのでやや猫かぶりな一面も。ただしシリウス内では隠さないというダイワスカーレットとメジロマックイーンのミックス的な部分あり。名家のプレッシャー、気負うのを忘れさせてくれる。刺激をくれるケイジの事を気に入っておりちょっと入れ込み気味。同時に自分のパワーを気にせずぶつけられるのもいい。


 ヴィルシーナ ジェンティルドンナと終生のライバルであり、まさかの三冠シルコレをするという珍記録を達成。とはいえその実力は高くケイジの指導。刺激もあって香港カップや多くのGⅠで勝利を重ね、特にヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯では連覇を重ねるという歴史的快挙を達成。


 基本穏やかなまさしく令嬢と言える性格だが芯の強さは鉄骨入りレベル。ゆえに奇人変人の多いシリウスではライスと一緒に振り回されている。一方で怒ると怖い。レースの際は誰も油断できない実力者として認められている。
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