ハジケリスト世代だろ! (完結)   作:零課

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 今回は掲示板方式のレース実況にチャレンジ。どうなるかは私にもわかりませんがよろしくお願いします


競馬の本場、欧州へ KGⅥ&QES(GⅠ)

 ~ケイジついて語るスレ特別版 KGⅥ&QES~

 

 

 12:名無しの競馬おじさん

 

 いよいよ始まるぞ・・・欧州二冠の一つ。名誉あるレースKGⅥ&QESが・・・だ、大丈夫かなあケイジと大竹騎手

 

 

 13:名無しの競馬おじさん

 

 まさかの帯同馬ならぬ帯同犬と記者が一緒という珍事も付いてきて、ほんと海外遠征でもいちいちネタを提供する馬と陣営だなあここ。大竹騎手が来てくれて安心だが、同時に松風騎手が残念でならない・・・

 

 

 14:名無しの競馬おじさん

 

 欧州二冠に挑めるはずが怪我のせいで断念せざるを得ないからなあ・・・そしてユウジョウの鞍上から変わってまでケイジの鞍上を務めた大竹騎手も驚き・・・ではないよなあ・・・・

 

 

 15:名無しの競馬おじさん

 

 代わりの騎手なんていくらでもいただろうになんでユウジョウの鞍上変わったんだ大竹。凱旋門賞どうなるんだよ

 

 

 16:名無しの競馬おじさん

 

 アンチはよそへ行って。どうぞ。

 

 

 17:名無しの競馬おじさん

 

 まあ、あの戦闘スタイルと人懐っこいエピソードだらけだからなあ・・・いやでもディープとスズカを思い出すよな・・・少なくても走りは。

 

 

 18:名無しの競馬おじさん

 

 普段の奇行ぶりは絶対想起できるのゴルシくらいしかいないけど、ほんと人懐っこい、信頼している。そしてあの戦いぶり。スズカの場合は遅咲きの覚醒だったけど、ケイジは2歳のころから大暴れ。ディープの盤石な強さと戦闘スタイルにスズカの大逃げとその技術を足して割らないのがケイジって感じだし。

 

 

 19:名無しの競馬おじさん

 

 改めて聞くと本当に化け物だなケイジ。そしてそれに食らいつけるメンバーが多く、少なくてもゴルシは既に2度の敗北を与えている様子。

 

 

 20:名無しの競馬おじさん

 

 あの世代おかしいよ・・・そしてあの奇行で想起できる馬が同世代かつ親友でライバルってほんと出来すぎ・・・と言いたいけど、競馬に関しては歴史を調べるとほんとフィクションを凌駕する話が多いのなんの。

 

 

 21:名無しの競馬おじさん

 

 頭ボーボボな馬に銀魂な馬。そしてドリフみたいな行動をかましていく馬。牝馬も牝馬で怪物ぞろいだし、真面目に黄金世代だよなあ。ここまで猛者が集まったのってディープ時代の周辺くらいじゃないか?

 

 

 22:名無しの競馬おじさん

 

 スイープやダスカ、ウオッカ、ファインモーションとか牝馬も兎にも角にも怪物ぞろいだったなあ・・・あ。そうだ。関〇スポ新のネットで現地に飛んでいる藤井って記者がケイジの様子を掲載しているんだけど、ケイジと大竹騎手の方は問題なく組めているみたい。

 

 

 23:名無しの競馬おじさん

 

 マジ? ちょっと見てくるは

 

 

 24:名無しの競馬おじさん

 

 パドックまであと数分だし、気を付けて―

 

 

 25:名無しの競馬おじさん

 

 いやはや、無事にコンビが機能していて何より。しかしなあ、ケイジの馬体を良く制御できるもんだ。

 

 

 26:名無しの競馬おじさん

 

 サクッとだけど読んできた。遠征疲れも無ければ平然とその日のうちに動き回るってどんだけ元気なんだケイジ・・・そういえば、俺よく欧州競馬は分からないんだけど、結構独特というか、自分から見たら複雑な形状しているじゃない? あれってなんで?

 

 

 27:名無しの競馬おじさん

 

 あーそれは日本の場合はしっかり場所を整えてある程度の変化を与えつつも形状はある程度企画を合わせて競馬場を「造った」んだけど、欧州の場合は自然の中に柵を立てて、レース場のそばに客席を作って競馬場に「した」って感じが近いからなあ。だから結構いびつだったり、自然をある程度残しているからレース場の厳しいものが多いのもその影響だね。

 

 

 28:名無しの競馬おじさん

 

 エプソムとか坂ではなく最早丘だからねえ。重い馬場に加えてこれだから本当に日本の競馬場、芝とは色々と違うのが出てくるねえ。しかし、一層カチカチ高速馬場になっていって本場欧州の芝とは真逆になっていくのに海外でも戦える馬たちが多いってほんと謎

 

 

 28:名無しの競馬おじさん

 

 それだけ馬のレベルが上がってきたと言えるけども、うーん。凱旋門賞を狙うのなら日本でもそういう馬場のレース場を増やして戦う方がいいはずだよね。不思議だあ。

 

 

 29:名無しの競馬おじさん

 

 興行、博打としては高速馬場からのスピード感あるレースが見栄えがいいからねえ。そこらへんは仕方ないのかもだけども・・・お。いよいよ馬出てきたぞ。今回は確か15頭だてかあ。

 

 

 30:名無しの競馬おじさん

 

 いやー衛星放送でこうして見られるのが幸せだわ。しかし・・・ふむふむ。今年もまたすごい名馬たちが来たねえ。欧州のダービー馬が普通にいるよ。みんないい仕上がりだなあ。

 

 

 31:名無しの競馬おじさん

 

 おお、きた! ケイジと大竹騎手コンビが来たぞ!

 

 

 32:名無しの競馬おじさん

 

 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! っておい馬体重650キロって前の宝塚記念よりさらにでかくなってんじゃねえか!!

 

 

 33:名無しの競馬おじさん

 

 遠征疲れがないのこれでわかったなあ・・・たまげたなあ。そして相変わらずの変顔をしながらぽっぽこ楽しそうに歩いているなあケイジ。

 

 

 34:名無しの競馬おじさん

 

 結構ケイジを呼ぶ声多いのと、何気に2番人気とは意外。オッズも3倍と期待度は高め?

 

 

 35:名無しの競馬おじさん

 

 あの菊花賞とか、ケイジのレース動画が動画サイトで全世界で見れるのと、やっぱりワールドレコードを何度も出している。ドバイでもその実力を見せたのが競馬ファンにも知られているのかもねえ。レース内容を知らなくてもワールドレコードは嫌でも更新されて知れ渡るし。

 

 

 36:名無しの競馬おじさん

 

 レコードからケイジを調べて、戦い方に興味を持って、ついでに変顔や奇行をみてファンが増えたんやろなあ・・・・・流石ケイジだぜ!

 

 

 37:名無しの競馬おじさん

 

 日本の競馬を良く知らない欧州競馬ファンの皆さんケイジの変顔とレースから日本の競馬史を知ってくれそうだし・・・ケイジは初心者導入向けの馬だった・・・?

 

 

 38:名無しの競馬おじさん

 

 大逃げと追い込み、大外まくりでワールドレコード乱発する。勝利パフォーマンスまで自分だけで用意している怪物を初心者向けと言っていいものか・・・まあ、実力やらで知名度は高い分入りやすいのかもだけど。

 

 

 39:名無しの競馬おじさん

 

 今回は女王陛下まで観戦なされているし、アラブの王族といい、アメリカの超名門牧場と言いやっぱりケイジ注目されているのねえ。

 

 

 40:名無しの競馬おじさん

 

 真面目にルドルフ、シンザンの血統、系譜とか日本くらいで、その日本国内ですらもう絶滅危惧の血統だからなあ・・・それに加えて日本の根幹牝馬、牝馬によるダービー制覇を初めて成した豪傑の血も入っている。古来の名馬たちの血を煮詰めた純血日本馬。

 

 血の閉塞を塞ぎつつ、ケイジ、テイオー、ルドルフ、シンザン一族どれかの名馬の遺伝が強く出ればもうそれだけで十分に強いしでみんなどの肌馬を引退後につけようかと話しているんじゃない?

 

 

 41:名無しの競馬おじさん

 

 確かにこれらの血を繋いで血を薄め、更にはケイジと並ぶ功績を持つルドルフ。他も推しも推されもせぬ名馬たち。父方母方どちらに似ても一国の競馬の時代を作り上げた怪物の力が出るわけだしなあ・・・

 

 

 42:名無しの競馬おじさん

 

 改めて皇帝の祖父と並ぶと言わしめる傾奇者おかしいよ・・・功績でいえばオペラオーもいたけど、ケイジは今これを超えるかもしれない偉業に挑むわけで・・・ああ・・・やべえ、鳥肌立ってきた。

 

 

 43:名無しの競馬おじさん

 

 近代日本競馬の結晶ですら届かなかった欧州の大舞台、今を時めく金色の暴君も届いていない欧州三冠レース。そこに挑むのは純血にして古来の日本競馬の結晶。古き華族のごとき出自の傾奇者。その傾奇者とコンビを組むはターフの魔術師の子にして日本最強騎手・・・勝ってくれ!

 

 

 44:名無しの競馬おじさん

 

 お、いよいよ本場馬入場からのゲート入りだ。ほうほう。ケイジは大外枠。これ、不利? 有利?

 

 

 45:名無しの競馬おじさん

 

 有利というか、基本ケイジは最内か大外ならむしろ自分の武器のどちらかをフルで活かせるし、スタミナも問題ないから大外枠は最内枠と同義

 

 

 46:名無しの競馬おじさん

 

 暴論に聞こえるけど真面目にそんな勝ち方しているから質が悪いんだよなあ・・・

 

 

 47:いつもの実況のおっさん

 

 僭越ながら今回のレース実況をこの掲示板でもさせてもらうぜ

 

 

 48:名無しの競馬おじさん

 

 あ、あんたは数々のレース実況を掲示板でしている実況のおっさん。オナシャス!

 

 

 49:名無しの競馬おじさん

 

 おお。レース後の解説も定評あるおっさん。頼んます!

 

 

 50:いつもの実況のおっさん

 

 まかされたぜ。さあ、全頭ゲート入り完了。スタート! 各馬一斉にスタート。大外枠のケイジは今回は追い込みか、大外からゆったりとつけて走っている。

 

 

 2番人気が最後尾かつうちにつけない騎乗に観客席は驚きとワクワクの声が入り混じるものに。そして先頭集団はアストルフォが先頭。馬群から1馬身つけてリード。他の馬たちもブラダマンテ、リーズホッグ、アカテナンスが先頭を負いながら馬群を形成。徐々に広がっていた馬群も細く伸びていく。

 

 

 51:名無しの競馬おじさん

 

 これは・・・・ケイジが大逃げをするのを警戒してハナを奪おうとしたけど追い込みで来ると知ってみんなスタミナ消費を避けるためにウチにつけていったんだろうな。足の回転や速度が目に見えて落ちた。

 

 

 52:名無しの競馬おじさん

 

 ドバイDFでも大逃げで10馬身差をつける怪物だしなあ。2400、欧州の重い馬場でも問題ないのは皐月賞のレースで見せつけている。大逃げを潰すために進路をふさぐ、ブロックをしていこうとしたけどそれをしなかった。

 

 

 53:名無しの競馬おじさん

 

 ケイジの気性の場合追い込みでも問題ないから前を塞ぐことで消耗を狙えるってわけでもないし、それならと自分たちのスタイルに戻した感じか。

 

 

 54:名無しの競馬おじさん

 

 ぶっちゃけ、スタミナは折り紙付きだし、下手に大外のケイジを塞ごうとしてずっと自分らも外側回っていたら消耗して、追い込みのケイジや先行組はスタミナ残したまま自分はガス欠とかあり得るし、良い判断だと思う。

 

 

 55:いつもの実況のおっさん

 

 スウィンリー・ボトムのカーブに差し掛かった先行集団。その前の下り坂を走った後にすぐさまこのきついカーブもあって慎重な騎乗が試されるこのコース。先頭はアストルフォとブラダマンテのたたき合い。後続は3番手にホグワーツ、じりじりと内から伸びてきているクレオパトス。ケンタウルスホイミも5番手で食らいつきスローペースながら位置取りを狙っている。

 

 

 ケイジは変わらず大外からゆったり楽し気に最後尾を走っている。先頭から最後尾までおおよそ12馬身。縦長な展開かつスローペース。王道な欧州競馬のレース運びとなっています。最初のコーナーを抜けて次の直線に移るも先頭は依然アストルフォ。

 

 

 56:名無しの競馬おじさん

 

 追い込みだとやっぱりゆったりになるというか、こっちも気持ちが落ち着く不思議。

 

 

 57:名無しの競馬おじさん

 

 大逃げだとケイジのコーナリングとかでいつもおおっ。となっちゃうしねえ。

 

 

 58:いつもの実況のおっさん

 

 さあ最初のコーナーから上り坂になる。そこを上っていき、馬群が少し入れ替わる先頭はブラダマンテ、ケンタウルスホイミが前に行く。パンジャンドラム外から伸びて先頭集団入り。アストルフォ馬群に飲まれる形となったか。

 

 

 この競馬場は直線が長くコーナーの数が少ない。最後の直線のために全頭いい場所を取ろうと騎手の手綱が動き始めている。

 

 

 ホグワーツ内ラチから抜け出して先頭をうかがうもブラダマンテが先頭を譲らない。最後のコーナーが見えてきた。

 

 

 59:名無しの競馬おじさん

 

 え!? もう最後!? ってあーこの競馬場。おにぎりみたいな三角形の競馬場だからコーナーを二つ使って最後の直線なのか。

 

 

 60:名無しの競馬おじさん

 

 アメリカ競馬は最後の直線が短いからこそ先行。逃げでいい場所を常に取って最後までって感じだけど、欧州のレースがスロー気味なのはこの長い直線ゆえに巻き返しがしやすい、そのために力をためやすいのもあるよね。凱旋門賞も最後の直線が長いのなんの。

 

 

 61:名無しの競馬おじさん

 

 欧州だと直線だけのレースとかも珍しくないし、ハイペースになる試合も多いけど、基本はゆるやかよねえ。

 

 

 62:いつもの実況のおっさん

 

 最終コーナーへ先頭ブラダマンテ入る、そこに猛追しようとケンタウルス・・・違う! ケイジだ! ケイジが飛んできた! いつの間にやら大外から加速してブラダマンテを交わしてあっという間に先頭に立つ! 後ろではケイジの進路を塞ごうとしていた馬たちが外に広がろうとしてむしろ外に膨らんでコーナーを長く走る羽目に!

 

 

 欧州の馬場がなんぼのものじゃ! コーナリングの妙ならこちらにありと言わんばかりにブラダマンテに3馬身をつけてコーナーを抜けて最後の直線に入るぞ! 脚使いが変わる! 大竹騎手の鞭が入りさらに早くなる!

 

 

 63:名無しの競馬おじさん

 

 きたきたきたきた来たぁ!!! ケイジが来た! 漢唄がアスコット競馬場に響く! これだ! この末脚がケイジの武器!! 伝家の宝刀! 

 

 

 64:名無しの競馬おじさん

 

 大逃げの朱槍だけじゃない! 追い込みの名刀もあるんだと見せつけろケイジ! 大外ぶん回しで引きずり回してしまえ!

 

 

 65:名無しの競馬おじさん

 

 あれは・・・ディープだ! ディープの走りが俺には重なって見えるぞ!!

 

 

 66:名無しの競馬おじさん

 

 こいつはモノが違う! 周りの騎手も馬も何でお前大外から来たのにこんな加速しているんだという反応しているよコレwwwww いいぞ! これを見たかった! こいつの規格外さを海外で見せたかったんだ!

 

 

 67:いつもの実況のおっさん

 

 もはや止められない! この長い直線の中にあって加速が続く! かの英国の王の、女王の名を冠したレースで日本最強と皇帝の一族が一番槍の誉れを、一番手柄を頂戴仕ると加速が続く! 差して逃げる!! 翼が生えたような加速には誰も追いつけない!

 

 

 その衝撃には! 力には誰も届かない! 残り200メートルでセーフティーリードは十二分! しかしまだ伸びる! 後続の末脚でさえも無意味だと言わんばかりに差が伸びる! 欧州よこれがケイジだ! 日本最強の破天荒! 傾奇者だ! そのまま8馬身差をもってゴォオオーーーールッッッ!! ケイジ見事な大勝利! ここ競馬の本場でも漢唄が響き渡る!! あぁ^~たまらねえぜ!!

 

 

 68:名無しの競馬おじさん

 

 いよっしゃぁああああああああああ!!!! ケイジ! やったぜ欧州三冠のレースのうち一つを奪取!! しかも、しかもこれでGⅠ8勝! 海外レースにおいては無敗の三連勝!!

 

 

 69:名無しの競馬おじさん

 

 皇帝と帝王の、最強の戦士とその最高傑作の繋いだバトンが欧州にさえも確かな実績を見せた・・・涙が・・・涙が止まらん・・・

 

 

 70:名無しの競馬おじさん

 

 観客も大歓声とどよめき入り混じるえげつないことになっているぞ。なんだこのモンスターとかすげえ言われようだし。

 

 

 71:名無しの競馬おじさん

 

 あ、藤井記者泣きながらカメラのシャッター切っている。そしてこれドーピングしてねえよなと言っている若い兄ちゃんとドーピングでこんな勝ち方できるかよと女性の方が言い合っているなあ。あ、ビンタされた。何でケイジのレースの際は観客席も何か起きているんだ。

 

 それはそれとして・・・漢ケイジ! やりやがった!! 日本競馬の血が欧州にも届くと! しかも海外馬とのレベルに悩んで追いつこうと努力したあの時代の血統でこの大暴れ! 浪漫すぎる! 最高すぎる! 常識や定石なんぞ知らんと振る舞っていくお前が俺は大好きだぁあああ!!

 

 

 72:いつもの実況のおっさん

 

 もう気が狂う程気持ちええんじゃ。漢ケイジと共に挑んだ大竹騎手も大粒の涙を流しつつ観客席に手を振ってこたえる! ケイジもニッコリ笑顔からの舌ペロで笑いと歓声を盛り上げます! この追い込みにかの勇者ダンシングブレーヴの再来だと、日本のサムライがドバイからここでも強さを見せつけたんだと盛り上がる!

 

 

 すでにケイジコールとそれにこたえて大きく嘶くケイジ! そして悠然とスタンド前に立ち、ケイジダンスのお披露目だ! 

 

 

 大歓声がさらに上がる! アスコット競馬場を揺らす!! 競馬の本場イギリスでさえも魅了する漢の中の漢! その傾奇に、戦いにあっという間に誰もを認めさせる!! これが日本の馬だ!! 誰もを沸かせた戦士たちの子孫だ!!

 

 

 73:名無しの競馬おじさん

 

 ああ・・・これは凱旋門賞も期待できる。しかもオルフェーヴルやユウジョウもいる。今の日本競走馬のなかでもトップ、しかもまた三冠馬コンビで挑みに行く大一番のレース。期待が、期待があふれる・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 220:いつもの実況のおっさん

 

 女王陛下から勲章と優勝レイを直々にもらい、大竹騎手のインタビューに移るぜ。

 

 「僕にとってはベストの追い込みをもって勝利できたこと。そして、ケイジが無事でいて、勝ってくれたことが嬉しいです。ですが、ケイジはまだ80%、よくて90%の力しか出していません。僕ではなく松風君とのコンビが一番力を出せたでしょう。

 

 

 改めて、この競馬の本場にして歴史と伝統、栄光あるこのレースに出走できたこと、僕とケイジを受け入れてくれたこと、応援してくれた皆様。そして共に戦ってくれたライバルの皆さんに感謝を。そして、よければ凱旋門賞でもケイジを見てあげてくれれば幸いです。この通り人懐っこい子ですので面白いことをしてくれるかもしれません」

 

 

 221:名無しの競馬おじさん

 

 あれでまだ8割、よくて9割というのか・・・謙遜だとしても、あの人がいうのなら思わずそうかもと思うなあ・・・・

 

 

 222:名無しの競馬おじさん

 

 今回はワールドレコード更新していないしそうなんじゃない?

 

 

 223:名無しの競馬おじさん

 

 普通は出せるもんじゃないのよ。それをポコポコ周りも出しているからおかしいけども・・・今回のタイムもまた悪くないからなあ。2分22秒2と凄いし、2番人気と何でか2にやたら絡むレースになったなあ。

 

 ああ、凱旋門賞はまたオルフェやユウジョウとトリオで挑むし、これはいい・・・実にいい・・・検査の方も問題なかったし無事にGⅠ8勝目獲得。名実ともに日本最強馬が世界最高の舞台に行くなんて

 

 

 224:名無しの競馬おじさん

 

 オルフェーヴルを総大将に三頭が行くのかあ。うーん・・・ゴルシやジェンティルドンナもいたらなあ

 

 

 225:いつもの実況のおっさん

 

 それだと最早ジャパンカップやな。そしてインタビューは最後はマンガの話になって終わり。これにてKGⅥ&QESは無事ケイジの勝利、好調なまま凱旋門賞へ挑めるぜ。みんな実況を見てくれてありがとう。また次は凱旋門賞で映像と実況を見ながら楽しもう。

 

 

 それじゃ。次回までテンション。溜めて待つぜ。

 

 

 226:名無しの競馬おじさん

 

 ありがとうございました! 次回もお願いします! さーて、後は仮眠とって、ニュース速報と藤井記者の記事を楽しみにしますかね。

 

 

 227:名無しの競馬おじさん

 

 これは全国紙を飾るか・・・? 欧州三冠の一角を圧勝。偉業も偉業だ・・・応援に行こうかなあ。

 

 

 228:名無しの競馬おじさん

 

 俺は行くぜ。必ず三冠馬たち、日本の戦士たちの晴れ舞台を見守りつつ、馬券をしこたま買い込んでも儲けてやるんだ。

 

 

 229:名無しの競馬おじさん

 

 実利も心も夢もみたされる最高プラン。そしてオルフェやケイジならあり得るという。ケイジが挑む場所はまたもや欧州の伝統ある場所。傾奇者にも応援が必要というもの。いつ出発する? 私も同行しよう。

 

 

 230:名無しの競馬おじさん

 

 

 花京院・・・じゃねえ。いやでも助かるぜ。早めに行って旅行しながらでもいいなあ。ほんと楽しみ。今からでも予算を組み立てておかないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『ほわぁー・・・・あー寝た寝た。昼寝最高。オルフェもおつかれちゃん。またまた挑めるなあ。凱旋門に』

 

 

 『ひ、ひえ・・・そ、そうだね・・・ケイジ君も、今回は一緒に出るんでしょ?』

 

 

 無事にKGⅥ&QESを勝利。凱旋門賞への優先出走権も手に入れました。ってことで早速専用の厩舎にまたいろいろ警備が厳重なゲスト用厩舎に入ってのほほんと過ごしております。トングで本を読めるけど、今はインクやら紙についている成分ですらドーピング扱いされそうなのでラジオとかアニメ鑑賞をして我慢我慢。まあ、それはそれで我慢の間に読む本が少し増えて嬉しいけど

 

 

 幸太郎も入れたかったけど駄目ってことでしょうがないので近くのペットオーケーなホテルの方で利褌のおやっさんが預かっている感じ。まあ、移動中話し相手になってくれたし、役割は果たしているからセーフ。今は俺より先に入厩していた先輩にして三冠馬。金色の暴君の名を冠するオルフェやユウジョウと過ごしている。

 

 

 いやしかし・・・ほんと暴君と名付けられるほどのレース運びや強さ、池沼騎手を振り落とそうとする行動を見せるけど、これら全部ステマ配合組では珍しいほどの臆病さと人懐っこさから来るというからいろいろオルフェーヴルは変わり種かもしれないなあ。

 

 

 あと、何気にオルフェやドリジャはステマ配合での大成功組だよねえ。あのステゴの末脚や小柄さ、頑丈さもある程度受け継いでいるし勝負に強いし。まあ、ドリジャはそれで今小柄すぎて種牡馬のお仕事の際に踏み台とかを利用しないと苦労する日も多いそうだけど。

 

 

 『んまーね。本来の相棒松ちゃんじゃないけど、大竹騎手も俺を信じてくれている。なら思いきりやってやるのです』

 

 

 『そ、そうかあ・・・でも、それだと力が出なくて不安になるよね・・・ぼ、僕も池沼がいないから本当に・・・ペースやら色々違ってもう・・・』

 

 

 あー・・・オルフェ、池沼さん大好きだもんなあ。振り落とすのも顔を見たいし甘えたい。バイクの音を聞けば早く来てとテンション上げて暴れるくらいだそうだし。

 

 

 二度目とは言え不慣れな欧州に来て、いつもの相棒がいないのは臆病さが特に出ているオルフェにはつらいよなあ・・・

 

 

 『そうだな。でも、その池沼や、俺の場合は松ちゃんだな。は気持ちだけでも必ず俺らを応援してくれているはずだ。背負うものがある分、強くなれるもんだってあるはずだぜ。オルフェーヴル。俺らの本来の相棒でなくても、今戦ってくれる騎手さんも一緒に勝ちを狙う同志だ。優しく受け入れてやんな』

 

 

 『う、うーん・・・でも、でもなあ・・・』

 

 

 『まあ、難しいよなあー。わはは。ま、まだ時間はあるし、じっくりこってりならせるよう頑張ろうぜ。それにオルフェは一度ここを経験しているんだ。今回もいいとこ行けるぜ。俺も優勝を狙うし、ライバルとして、ダチとしてよろしくぅ』

 

 

 才能はまさしくディープレベルの怪物だし、互いにベストレースにできればいいんだが。ユウジョウも元気そうだったし、日本勢でいい感じにやりたいぜ。

 

 

 とりあえずは、俺もここでのレースや馬場は初めてだしどうしようかね。欧州の芝の感覚はがっちりつかんだし、警備もまたどかちゃんとか、スーザンママの手配とか、ドバイの王族の方がたらが手配した警備と凱旋門、フランス競馬でのルールに厳格に合わせに合わせた食事やいろいろを合わせた調整をしているけども。

 

 

 後で大竹騎手と相談だなーあ、後藤井の兄ちゃんや幸太郎も呼んで凱旋門賞の授業できないかな。

 

 

 『よ、よろしくねケイジく・・・だ、だれだ!?』

 

 

 「ケイジ。今から凱旋門賞のレース運びについて相談が」

 

 

 「ケイジ君、ちょい大竹騎手さんと君について取材いいかな。差し入れに人参とリンゴを用意してきたわ。ちゃんと市場での卸たて。検査もばっちりの最高品やで」

 

 

 『ケイジー。あそぼー』

 

 

 『おお、大竹騎手に藤井の兄ちゃんに幸太郎。噂をすれば影が差すとは本当だなあ。そんじゃ、いいぜーオルフェも加えてみんなで話そうや』

 

 

 利褌のおやっさんとトモゾウは何やら幼駒のセリというか庭先取引に行ったそうなので久保さんと真由美さんも交えて大竹騎手の凱旋門賞。その戦場となるパリロンシャン競馬場についての講義を聞くことに。イヤー勉強になるなあ。オルフェも幸太郎や俺がいるのか落ち着いて話を聞けたし、うん。行けるんじゃない?




 無事に欧州三冠のうち一つを制覇。そして凱旋門賞は超がつくほどの厳戒態勢と国のトップ直々の部隊をもってケイジが無事挑めるようフランスの競馬のルールに合わせて食事やいろいろ見てくれています。


 ケイジ 遠征疲れ? なんのこったよ。より筋肉つけて大暴れ。終始大外につけてマークを外してからの大外ぶん回しの追い込みで完勝。女王陛下直々に勲章と賞賛を賜る。後是非国の馬たちを引退後送るから種牡馬としても頑張ってねとウィンクされ、こちらもウィンクで返して頭を下げた。ネット社会のいい面でケイジの知名度が海外でも高いせいで結構ファンが多い。主に奇行から入り、レースでたまげるというコンボが定番だとか。


 大竹騎手 ディープもかくやな戦いぶり。圧勝に涙が止まらず、インタビュー開始も少し遅れちゃった。松風騎手ならもっと強く戦えるという発言と、今回はワールドレコードを出していないのでいろいろ説得力マシマシ。

 ケイジが作戦を理解できるというので凱旋門賞の作戦会議を葛城調教師とやる前に予習ということでしてみたら本当に理解できて驚きつつも満喫した時間を過ごす。


 幸太郎 お供についてきた。狩猟シーズンではないので飼い主のマタギのおっちゃんより一足先のイギリス、フランス旅行。ヒツジやヤギの蒸したお肉とか、ケイジのレースを見れて色々満喫。ホテルでもらったクッションがお気に入りに。


 藤井 日々の行いやケイジの事を良く知っているということで密着取材記者として同行を許可。ケイジ、幸太郎と一緒に飛行機の貨物エリアで一緒にアニメ鑑賞して楽しむケイジ達を思わずパシャリ。レースでもケイジの強さが見れてご満悦。遠征してからは毎日ケイジの様子を自分の会社のホームページの方にあげていて閲覧者爆増。

 新聞記事も飛ぶように売れて帰国したらボーナスと賞を貰えること確定。凱旋門賞ではケイジに全部ツッパするつもり。


 女王陛下 ケイジの事をドバイの皆様から聞いていたので是非と観戦しに来たら滅茶苦茶な戦いぶりに満喫。パーソロンという聞いたことのない血統。調べてみれば日本でもかなりの名馬を生み出してきた奇跡の血統。ライバルのゴルシもアメリカの大牝系とパーソロンの血をひいているしで2012年世代の種はぜひイギリスに持ち込みたいなあと思っている。ウィンクにウィンクで返すケイジのおちゃめさに思わず頬が緩んだ。


 利褌 もう夢か幻じゃないかと思うほどにケイジの躍進ぶりに感動しているし、一度思わず自分のほっぺと掌をつねった。

 凱旋門賞までは時間があるので新しい肌馬を求めて庭先取引へ。実は遅咲きながらようやく相馬眼が開眼。ある牝系を求めてえっちらおっちら。


 ドバイの皆様方 ドバイだけじゃなくてイギリスの頂点のレースまでも制覇でもういけるとこまで行っちまえ状態。日本馬たちが無事にレースを終えていちゃもん付けられないように日本の警備の方々と自分の国の警備関連の精鋭を用意して食事、生活すべてで問題がないように手配。イギリスでも観戦していたし、凱旋門賞ももちろん見に行くつもり。何気に国際ニュースになっている。
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