ハジケリスト世代だろ! (完結)   作:零課

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アメリカの競馬ですが、真面目に作者英語が壊滅的に駄目なので架空馬で固めちゃおうと思います。ご了承くださいませ。




~前田牧場~


ジェンティルドンナ『あら・・・ケイジが天皇賞(春)を制覇。ナギコはケンタッキーダービーとプリークネスステークスを無敗で制覇・・・・これは・・・三冠を取れるかも?』


ヴィルシーナ『ナギコさん、芝、高速馬場もケイジさんから教わって弱くないですしね。問題は疲労だとケイジさんが言っていましたが、ファイトです。怪我せずに』


ジャスタウェイ『あらーゴルシ負けちゃったかあ。今度慰めよう。で・・・確か―前田牧場ってスタミナ血統多数用意するとか言っていたし、ケイジのここでの勝利は種牡馬としても幅が出来るし、いいことだね』


 グラスワンダー『そうそう。マイル、中距離の血統の子たちに頑丈さとスタミナを与えていけるようにしてレースの幅を増やしたいみたいだねえ』


 ジェンティルドンナ『あ、貴方は・・・グラスワンダーさん・・・! 伝説の一頭ではないですか!』


 ヴィルシーナ「え? あの一族ですか!? いやー・・・噂はかねがね・・・」


 グラスワンダー『いいのいいの。緩く緩く。ふふふ。君の子どもたちはいい子ばかりだね。そして、ライバルの子もいるよ? ディープ君』


 ディープインパクト『キャラメル美味しかった・・・♪ おお・・・おー君がジェンティルドンナで、そっちがヴィルシーナ、そして、ハーツ君の最高傑作と言われた君がジャスタウェイ君だね。ドバイのレース皆お疲れ様』


 ジェンティルドンナ『お父様・・・英雄ディープインパクトなのですね・・・お会いしたかったです・・・私が貴方の娘のジェンティルドンナ・・・無敗ではないですが・・・三冠を、取りましたわ』


 ヴィルシーナ『お父さん・・・天翔ける衝撃・・・そちらこそお疲れ様です。私はヴィルシーナ。どうにかGⅠ3勝しましたが、今年も頑張ります。ふふ・・・穏やかな方なのですね』


 ジャスタウェイ『僕はジャスタウェイ。ああ、ケイジ君が言っていた日本競馬で5指に入ると言われる伝説。ボクのお父さんも一勝をもぎ取るのがすごく大変だったと言っていた・・・いや、本当にここに伝説多いなあ・・・』


 ディープインパクト『みんな僕を越えている、迫れるほどの才能と実力があると思っているよ。僕を越えていったケイジ君もすごくうれしそうに皆の事を話して、褒めて応援しているからね』


 グラスワンダー『戦えば勝利をもぎ取るライバルだが、同時に大切な親友たちだとそりゃあいい顔で話していたからねえ。私達も会えてよかったよ。激闘を征してきたんだ。私もベルの使い方を覚えたし、温泉やお菓子を食べて休みながら過ごそう』


 ジェンティルドンナ『もちろんですわ! でも、今は柵もあってなかなか話しづらいですわねえ・・・』


 ディープインパクト『そこは今グラスさんがスタッフ呼んでくれるよ。あと、バター、ミルクキャンディーもくれるそうだし、楽しみだなあ』


 ヴィルシーナ『あ、そうですディープ父さん。食事がすごくきれいに食べていくと聞いているのですが、そのマナーを教えてもらえませんか?』


 ジャスタウェイ『グラスさん。確かライバルに葦毛の逃げ馬がいたっていうけど、どんな馬だったの? 確かケイジ君の逃げと近い技術を使うとかなんとか』


 グラスワンダー『ははは。それは温泉に浸りながら話すとしようか。ささ、その後にご飯とおやつを楽しもう』


ナギコの目指すもの ベルモントステークス(GⅠ)

 『ここら辺が五大湖の周辺なんだねえ。だから暖かいのかな? いや、暑くなってきているけどさ』

 

 

 ウェーイ。皆お元気ぃ? ナギコだよー。なんやかんや無事2冠目のプリークネスステークスも奪取して今はベルモント競馬場の近くでのんびり・・・できていないなあ。

 

 

 いやあーホント大陸横断。日本縦断レベルの距離の移動に加えてこのローテ。そりゃあータフなレースと言われるのも納得だよねえ。で、記者どもうるさい!

 

 

 「はいはい・・・ナギコのストレスになりますし、あまり騒ぎすぎないでください。ただでさえ長旅の直後で疲れているんですから」

 

 

 「興行かつ、何億ドルもの金を生み出すであろうスターを貴方たちの手でつぶすのか? 防犯のために録画もしている。何かあってもこちらが勝ちだぞ」

 

 

 まったくもー・・・ケンタッキー勝ったあたりから記者が多いのなんの・・・フラッシュを一部たいているやつらのせいでまぶしいったらありゃしない。ケイジも確かブームが起きた時はしばらくうちらの事を考えない輩が多かったと言っていたけど、まさか味わう羽目になるとは。

 

 

 今は平野とひげ熊、運営の皆さんで追い出してくれたけども、ほんと、うるさかったなあ。ねえ。藤井さん。

 

 

 「全く・・・どこ行ってもマナーをわきまえない輩は多いなあ・・・アメリカの場合、最高のエンターテイナーになるし、しょうがないか。サンデーの時もそれで厩務員さん怒ったそうですし」

 

 

 「ああ。親父が言っていたね。全く、馬は繊細・・・いや、ナギコたちは変わり種だとしてもそう対応するべきだというのにだらしねえし」

 

 

 「ただでさえ二冠馬になれても最後の一冠の前に疲労がたまる、怪我をして挑めない故に涙をのんだ名馬たちも多い。疲労抜きくらいしっかりさせてやるべきですよ」

 

 

 『そーそーでないと読書すらもゆったりできない。せっかくアメリカ文学を楽しんでいるっていうのに』

 

 

 トムソーヤの冒険とか、色々アメリカもいい作品多いよねえ。いやー後で牧場から本を送ってもらってよかった。英語読めないし。

 

 

 「そんでまあ・・・うん。今はナギコちゃんリラックスしているようですし、ボクも戻りますわ。最後の一冠。どうなろうとナギコは伝説になります。怪我はせずに気を付けて。それじゃ」

 

 

 『バイバーイ。ウチの記事盛りすぎないようにねー』

 

 

 「君も気を付けてね。いやーいい記者じゃないか」

 

 

 藤井さんを見送って、ウチもだべーって寝藁に寝転がる。ふわぁー・・・やっぱ、長旅の後だし、疲れあるなあ・・・うーん。寝よ・・・ふす・・・

 

 

 「おや、寝ちゃったか。一度寝ると数時間は起きないからねえナギコ」

 

 

 「おかげで疲労回復が早くて助かります。俺がそばで待機していますし、テキにビリー牧場長も休んでくださいや」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『いよぃしょー! これでどうよ!』

 

 

 「ふむ・・・いいタイムだ。骨格的には直線向きとはいえ、これは悪くないな」

 

 

 「やはりコーナリング技術はケイジ譲りなのと、両親の血統が日本のダートですからねえ。柔らかい砂を蹴りあげる力に対応力も手にしているのでしょうね。何度見せられてもすさまじい」

 

 

 まあねー直線勝負がこのレース場では活きるんでしょ? 頑張るよ。今まではコーナリングが特に活きてたけど、ここのレース場、ベルモント競馬場は一周が大きい分コーナーが緩やか。つまりウチのコーナリングで戦うのが活きてこないし、直線が長い分スピード勝負になる。

 

 

 シンプルに強く、早く、位置取りをしっかりとやる。そういうまぐれも起きない、最後の一冠を手にするにふさわしい場所だってみんな言っていたし、サンデーとイージーの三冠最後の激突もコーナー番長なサンデーと直線番長なイージーで明暗が分かれたんだっけ。スタミナでもステイヤーなイージーにマイラー、短距離気味のサンデーとほんと対照的だよねー

 

 

 「ナギコちゃん。疲れはないかな? 今は人参やリンゴだけだが、このレースが終わったら大好きなバターキャンディーをあげるから、しっかりやり切るんだよ?」

 

 

 「俺からも新しいブラシと、本を買ってきている。こんな機会をくれたんだ。無事であればそれでいい。頑張れよナギコ」

 

 

 もー平野もひげ熊も心配しすぎだって。確かにウチの親父は脚の問題もあって岩手以外でのレースが厳しかったっていうけどさ、ウチはそういうのないじゃん? ちゃんと戻ってくるから夢見ていようよ♪

 

 

 ケイジもこういう気持ちになっているからこそ、ウチらに良く厩舎のこと話してくれたのかなあ。ふふふ。自慢話のネタが増えそう♪

 

 

 『にしてもあっついねえーアメリカ。なんか、少しムシムシしない?』

 

 

 「やはり五大湖の近くなのもあるのかな。汗が出るなあ・・・ナギコも汗をかいているし、熱中症になる前に休ませておこう」

 

 

 「ですな。いやはや・・・本当にいい子ですよ。ビリー牧場でもアイドルですし、一度帰国する際は荒れそうで」

 

 

 『あ、そっかあ。アメリカ、やっぱ色々規模がでかいのねえ。湖の影響での湿度もあるとか。日本じゃ琵琶湖? だっけ? くらいじゃないの?』

 

 

 ほふぁー・・・ま、汗流した分今はまたゆったりしたいね。まーた周りに記者が潜んでいるのウチの耳でわかるし、捕まる前に休みたいよー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『アメリカ最後の一冠ベルモントステークス! ここにやってきた優駿たちはいずれもアメリカ競馬の時代を担うスター候補たち! しかし、今年はそのスターたち以上に注目されるスーパーウーマンがいます! 日本のマイナーレースのみの血統であり、牝馬。しかしそんなこと知ったことではないとここまで無敗の10連勝! GⅠ4連勝! ジャパニーズスーパーウーマン! ナギコの三冠最後の戦いでもあります!』

 

 

 『ウェーイ! アメリカの皆見てるー? そして日本の皆。面白ニュース届けちゃうからねー? あ、はいシャッターチャーンス』

 

 

 ようやくやってきたベルモントステークス。アメリカ国内だけでなく、日本からも多くの人が来ているねー。いいねいいね。ケイジがお祭り、こういう騒ぎはいいものだと言っていたのがわかるな。

 

 

 『尾花栗毛の美少女でありながらその強さは我がアメリカの優駿たちをねじ伏せるすさまじさ。しかしそれもそうでしょう。彼女に技を教え、鍛えたメンバーはなんとあの日本の2012年クラシック世代筆頭のケイジ、ジェンティルドンナ! 世界最強格の走りを学んだ彼女が彼らに並ぶべく挑むこの舞台。気合は十分。歴史に名を残す女傑はここでも更なる成果を出せるのかぁあ!?』

 

 

 あーそっか。たしかちょっち前にケンタッキーダービーを制覇した牝馬はいるけど、確か3頭目? くらいだっけ? で、ウチが4頭目だし、そこから無敗でここまで来ているし・・・達成すれば確かシアトルスルーに並ぶんだっけ?

 

 

 うん。いいじゃんいいじゃん♪ それくらいやらないとウチの夢と、教えてくれたみんなに並べないしね。三冠。取っちゃうよー♪

 

 

 「この大歓声ですら気にしないか・・・お~ほっほっほ。相変わらずナギコの方が落ち着いているから私も落ち着くねえ。さ、やってこようか。君が今日の主役だ」

 

 

 「あかん・・・・マジで震えてきた・・・無敗の四冠、御前三冠を成し遂げたケイジのいる牧場から無敗のアメリカ三冠・・・しかもそれを牝馬で、地方の血統が成し遂げる・・・? もう。汗も止まらんわ・・・伝説見放題過ぎやろ・・・二冠の時点ですら歴史に名を刻めるってのに」

 

 

 平野もそうそう。いつものお姉っぽい笑い声が出ていい調子♪ あ、藤井さん。もー気にしないでいいのに。お祭り騒ぎを盛り上げて伝えるのが記者さんだし笑顔笑顔。ほら変顔―~

 

 

 「元気だなあ。しずか・・・じゃない。ナギコ。・・・・血は繋がっていないが、サンデーの取れなかった最後の一冠。頼む。取ってきてくれ・・・! 親父たちの欲しかった一冠、称号を見せてくれ・・・!」

 

 

 「ヒヒーン・・・」

 

 

 『もち。そのためにも頑張るよビリーさん。んじゃ、あっとでねー』

 

 

 ファンの皆さんもしっかりカメラで撮ってくれたと思うのでそのままポコポコゲートに移動。騎手さんはなんだっけ? サンデーレースで後半主戦を務めた伝説のお弟子さんだっけか。日本のマイナー血統&日本漫画オタクでウチを見るや興奮していたっけなあ・・・

 

 

 『伝説を更に塗り替える一戦となるか、それともこの日本からやってきた黄金の大和撫子にアメリカの、ダート世界最強レベルの意地を見せつけるのか。どうなろうが伝説となるこの一戦。いま、全頭がゲート入り収まりました』

 

 

 まあ、ウチの事は愚か、ビリーさんの牧場とか、ウチの牧場を応援してくれているし、悪い人じゃないからいいけどね。アメリカの競馬界は馬の血統は階級社会。それを考えればダートが少ないし砂。しかもそこで地方の血統のウチと戦ってくれた分有難いもんよ。

 

 

 さ・・・すたーと!

 

 

 

 『スタートしました! まず先頭を切るのはミュージックトーク、その後方にクリスエスタイプ、ブラックホーク、ラッシュアワーたちで先頭集団を形成。二冠馬ナギコは最後尾からの競馬となっています』

 

 

 あら? 結構スロー・・・ってそっか。アメリカだと2400が最長。日本でいえば菊花賞みたいなものだし、前目の競馬をするとはいえ少し仕掛けるのを抑えているのかな? じっくりじっくりやらせてもらおっと。

 

 

 『アイリッシュシアター、ファイアウォールが馬群の中ほどに入りながら第一コーナーに入ります。先頭は依然ミュージックトーク。続いてブラックホーク、イーグルトップガンが先頭を狙いハナを叩いて三番手。クリスエスタイプ、ラッシュアワーがその後についています。そしてそこから1馬身離れたところでアイリッシュシアター、ファイアウォール、ロックラックと続いております。

 

 

 第二コーナーを抜け、800メートルを通過。レースは早くも3分の1を通過となります』

 

 

 うーん・・・一応馬群を作っているっちゃあいるけど、前よりずっと間延びしているね。あれかなあ。アメリカトリプルクラウンは距離もだけど、日程が過酷すぎてそもそも挑めるメンバーも限られると聞いたことあるけど、それで疲労が尾を引いているのか、それとも長距離ゆえにスローを心掛けているのか、それともウチ対策?

 

 

 『さあ、1000メートル通過。タイムは58秒7 中々のペースです。そして、徐々にギアが上がっていきます! 先頭集団ハナを奪い場所どりを狙い始めています』

 

 

 「うーむ・・・・追い込みのナギコに併せてスタミナを残しつつ、今から仕掛けに行くか。・・・行くぞナギコ!」

 

 

 あいよピーターっち。早仕掛けはアメリカでは多いもんね!

 

 

 『さあ、ナギコもエンジンをかけていく! グイグイと後方から先頭の馬たちをぬかしていっていく! あっという間に第三コーナー手前の集団に追いついていく! この速度に誰もが追い付けなかった! 誰もが逃げ切れなかった! 金色の風が! 黄金の国ジパングからやってきた風がダートを駆け抜けて勝利を狙い始めたぞ!』

 

 

 ウチがアメリカで戦い、勝利していくたびに聞いた血統ゆえの通用しないという言葉。勝ってもなあという声を聞いてイラっと来たし、見返してやろうと思った。それに・・・ウチには目標があってここでの戦いを喜んで受け入れた。

 

 

 一つは顔も分からないまま天へと旅立った親父に、今よりもずっと昔なのにアメリカに届くと言われたおばあちゃんの強さを、日本が愛した岩手の魔王と女傑の強さを見せつけるため!

 

 

 『するすると抜けて、大外からのブンまわしで先頭に立つ! ラッシュアワー、アイリッシュシアターも追いかけるが差が縮まらない! ここまで、この距離で、最後の三冠までもを手にしてしまうのか! 日本の大和撫子が見せつける! 最後の直線に入って速度がさらに上がる!』

 

 

 そして、血統だけじゃ勝負が決まらないってのを見せつけるために! だってそれだけじゃ面白くないじゃん! いろんな可能性や勝負があってこそだって! 

 

 

 『もう止まらない! 彼女の走りに、力強さに誰もが追い付けない! ナギコグイグイ差を伸ばす! 鞭さえも使わずにこの強さ! 日本ダートの怪物の娘が! 今伝説を刻みに行く!』

 

 

 何より・・・ケイジ達に! あの伝説になるであろう皆に並んで、一緒に笑顔でいるためにはウチだって負けないほどの功績を手にしたい! 一緒に胸を張って最強なんだよっていうためにここの一冠も貰うし!

 

 

 女磨きの一つのゴール・・・・絶対に手にする!

 

 

 『ナギコが今ゴォール!!! 2着ファイアウォールに5馬身差をつけての大圧勝劇! タイムはなんと2分25秒ジャスト!! 届かなかったとはいえ、あのセクレタリアトのタイムに1秒まで迫るというスーパーレコード! 日本の地方から世界の頂点をつかみ取った! アメリカンドリームを手にしたワンダーガール! その名はナギコ! ジャパニーズサムライホース ケイジに並ぶ偉業を達成しましたぁああ!!』

 

 

 『イェーイ! うちの勝ち! アメリカ三冠。見事取れたよー!』

 

 

 

 『アメリカ三冠、しかも無敗となればシアトルスルーなどごくごく一部のみ! そこに牝馬で、しかも日本馬でこれを成し遂げるというまさに歴史的大波乱! ジャパニーズワンダーガール!! 君の走りが今歴史を刻んだ!』

 

 

 おおぉう。割れんばかりの歓声だねえ。すごいすごい♪ うちのファンだらけだねえー♪ ふふーどうよ♪ これが日本のダートの血筋だよ。弱くないっしょ? うちの親父も、とんでもなく強かったみたいだし、きっとできたであろうことを成し遂げられて安心安心。

 

 

 ふふふふ。・・・・・・・あれ? そういえば、ウチずっとアメリカで戦っていたけど、日本だと今年の年度代表馬に入れるのかな? アメリカには入れると思うけども。ま、いいか。今はこの優勝の気持ちよさと、歓声を浴びながら勝利の味に浸るのもいいものっしょ♪

 




 ナギコ無事無敗の三冠達成。次回のウマ娘エピソードはナギコにしようかな。


 ナギコ 無敗の三冠達成。伝説の一頭に。この後流石にずっと温泉我慢していたので一度帰国して温泉バカンスへ。アメリカンドリームを手にしたうえにトウケイニセイの子どもということもあって日米やばい騒ぎへ。


 ビリー ナギコを預かる代わりに一部賞金を分けてもらえる約束していた。三冠とるわ三冠最優秀賞でボーナス更に来るわでうっはうは。サンデーと親父さんの悲願も取ってくれて大感激。後で電話線がパンクするほどに牧場に電話が着て悶絶した。


 平野調教師 初重賞をアメリカで手にするどころか三冠調教師になった実感がわかずに数日何度も新聞を読み返した。この後温泉での湯治のために前田牧場で休もうかとナギコに伝えたらはしゃいだナギコのタックルで寝藁にふっとんだ。


 ひげ熊厩務員 ナギコを優しく労った後に裏で誰より号泣して喜んでいた。どこまで行けるかみたいではあるが、同時にナギコの血統を考えれば早くに引退させて血を残す方にも努力させるべきだしとホースマンとしての考えで少し悩んだ。
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