ポケモン剣盾今更ながらやって楽しいですねえ。ムゲンダイナをもしフラダリやゲーチスが見つけていたらあのやべー兵器の威力もっとやばくなっていそうですよね。真面目にローズ委員長が見つけたのはかなりましな方という。間違いなく偉人レベルの鉱石を上げた傑物に一地方の1000年先のエネルギー問題の解決の見通しさえも立たせられるほどのエネルギーを持つポケモンですし。
新シーズンの競馬も盛り上がっていきそうですし、このままいろんな名馬たちのバトルと面白いエピソードが増えてほしいと願う今日この頃。ソダシちゃんどうか無理せず頑張って。
「ナギコ無敗のアメリカダートトリプルクラウン制覇。岩手の魔王の娘が世界を取った・・・いやはや、素質馬だとは思っていたが、平野さんの判断は正しかったわけだな」
『だなぁー真面目に日本ダートだとぼちぼちホッコータルマエとどっかでぶつかっていたし、才能を潰さず伸ばすというのが功を奏したか』
「まさしく女傑。黄金の姫君・・・ふふふ。私の大好きなスカーレットちゃんを思い出しちゃう。緋色の女王。かっこよかったなあ・・・お母さんと同じくGⅠ馬になれて」
日本中でまた全国紙の一面を飾る競走馬。今回は俺やゴルシじゃなくてナギコだけどな。皆で見ているが、土煙を上げながら駆け抜ける尾花栗毛の姿がきれいに映えていやーいい絵だ。
なにせ中央ダートGⅠも優にとれる才能。メイセイオペラの騎手さんも彼の方がすごい。と言わせるほどの怪物でありながら脚質の問題で岩手から出られなかったトウケイニセイの娘が日本ダートどころか本場アメリカのGⅠどころかトリプルクラウンを無敗。GⅠ5連勝を掲げるという前代未聞の大騒ぎ。
一度牧場で休んでから今度はブリーダーズカップに挑むと公言しちゃったのでその前後のアメリカの航空便が安くなるキャンペーンもあるんだよなあ。予約も既にあるそうで景気のいいこって。
「まあ、代りに前田牧場にまた人が押しかけて大変だそうだからなあ・・・警察官も大量に来ての記者対応や失礼な客を追い出したりでケイジの次の放牧の際には引いていればいいが」
「競馬ブームが来てくれるのは嬉しいですが、やはりそういうところは嫌ですね・・・・ナギコちゃんもケイジ君もゆっくり休めないです」
「むふぅー」
『まあ、そろそろ真面目にマスメディアたちはマナーをわきまえないとどうなるかわからんな。一般の人達は・・・ま、警察にお世話になるかも?』
ただまあ、俺とナギコが同じ牧場で、ナギコもまた日本競馬ダートレースの怪物たちの直系筋なのもあるし、ナギコが文字通りその魔王の血を繋ぐ立場なのもあってある意味俺以上に色々沸いている人も多い。
血筋も日本では主流じゃない子たちなのに有望株ばかり出すものだからなんだこりゃあと言われたりね。ほんと、そういうのはちゃんと予約してからこようね。その上でマナーはしっかりと。
「ま、それはそれとしてだ・・・ウチも運営からゆったり休んでもいいから出るレースは全てGⅠで出てほしいと頼まれたし、ケイジに私も最強の一冠を渡したい・・・宝塚を狙うぞ。ケイジ。真由美ちゃんも頑張ろう。ゴルシへのリベンジだ」
「はい・・・! 競馬上半期の最強決定戦! 天皇賞に続いてここも取れれば春古馬GⅠのうち二冠も取れますしね!」
『俺もリベンジしたいし、是非是非。あ、それとプール連れて行ってくれよ。そろそろ熱くなってきた季節でプールが恋しいんじゃ―!』
「おお、ケイジ、休憩はもういいのか? よし、プールに行きたいんだろう? 真由美ちゃん。お風呂の用意と、ご飯の方を。水は多めでお願いね」
「了解ですテキ。ケイジ君もプール満喫しすぎて夏風邪ひかないようにねー」
『へーい。真由美ちゃんも水をこぼさないように焦らずナー』
小休憩も終わっていざ練習再開。と言っても、坂路やらウッドチップで朝からずっと走ってきたし、流すというか、筋肉ほぐしながらのプールトレーニングへいざ鎌倉。温泉もいいけど、あの心地よいひんやり感もいいよね!
「うーん・・・・どれがいいかなあ。ケイジ君。私はこういうのも・・・」
「ヒヒン」
『馬に松ちゃんとのデートのための衣装聞くとか相当変態だぜ?』
「青春だねえ。うーん。俺はこういう抑えめなのもいいと思うけどなあ。真由美ちゃん美人だし、奇をてらいすぎるよりは」
なんやかんやと6月に入るころ。初夏の空気が漂う中で俺と久保さんは真由美ちゃんのデートと、宝塚記念の時真由美ちゃん休みになっているので観戦するための勝負服を選ぶ・・・ことが出来なくて、真由美ちゃんが俺と久保さんにどれがいいかと大型タブレットや写真を持ってきて選ばせている。
確かに俺新聞見るし、漫画の好みな女性キャラはかわいいなあってなるけどさ。朝のブラッシングと食事を終えてからの開口一番に『ケイジ君。松風さんはどういう衣装がいいかなあ』ってスマホ見せられた時は変顔すらする余裕なかったわ。
『普段から肌隠しているんだし、少しくらい出したっていいだろ。そーの胸と白い肌さらして誘っちゃいなよ。黒髪長く伸ばしている上にウェーブ掛かっている分映えるぜー?』
「う、うわぁ・・・肩だしで・・・は、恥ずかしいかなあ」
「白のワンピースだし、似合いそうだけどねえ。どこぞの令嬢みたいだ。うーん。それなら黒一色のコーディネートで、ジーンズに肌を隠すために外見は厚地だけど、薄地で通気性のいいこれは?」
『それ黒の厩務員さんの衣装に見えなくもないかなあ? この前伊馬波さんがゴルシにシャツ破かれる際につけていた革ジャン思い出したわ』
まあ、俺そういうセンスはないけど野郎の意見出すだけでも助けになるのならということで付き合っているけどねー。基本俺ら馬のために日々頑張ってくれているんだ。こういう時に支えないとね?
ただ、真由美ちゃんオタク気質でおどおどしているんだけど、普段からオシャレよりもけが防止の長袖。オフの日でも基本芋ジャージや緩い私服で自宅。最低限の筋トレかストレッチ。マンガを見たり動画を見るくらいでオシャレに関してというか、肌を晒すことの耐性も無いみたい。自分で過激な衣装も見せるのに俺が藁でこれは? とつんつんしてもわたわた赤面して拒むんだよね。その顔松ちゃんに見せなさいよ。イチコロだぞ?
「あ、こ、これはいいかも・・・地味ですが肌も隠せるし・・・私、すぐ肌が赤くなっちゃうので」
「それなら尚更露出の多い衣装は駄目だねえ。なら、これにジーンズ、緩めの方が蒸れなくていいかな?」
『あーならさーそれの下にカットソーを着けてしまえばいいんじゃない? 首より下、胸元鎖骨を少し見せるだけでも変わると思う。髪の毛のボリューム真由美ちゃんあるし、白がいいかね? 黒一色よりは少し違う色があるだけでも変わるし、視線行かない?』
「お、これならいいかもなあ。シンプルだが、普段の少し出かける時にも使いやすいし、洗濯しやすい。ジーンズとカットソーはここのメーカーがいいなあ。安くて頑丈なんだよ。あちこちで仕事していた時もお世話になった」
地味な子がちょっと勇気を出してのお買いものかあ。なんやかんやいい感じになりそうだし、ちょっとした遠出にも使えそうだしでいい感じ~真由美ちゃんもこれならとワクワクしている感じが出てきた。
「よ、よし・・・これなら予算も十分に余るし・・・ありがとうございますケイジ君。久保さん」
「いいのいいの。むしろ普段の服のセンスがない俺の意見が助けになったのなら幸いだ」
『そうそう。俺みたいなマンガや本、歴史好きの馬の意見が助けになったのならねえ。普段のお世話の礼だよ』
真由美ちゃん定期的に俺の漫画で読み終わった本を入れかえてくれるんだよな。好みの漫画でいいのがないかと聞いて、俺が気に入ったら自腹で持ってきてくれる。久保さんもそうだが、ありがたい話だよ。まあ、同時に俺とナギコ、ヒメは馬房に本棚と本を読むためのトングがあるのでなんだこりゃあと言われる始末になったがな。
ともかく、そんないい子が春を味わってくれそうで幸い。松ちゃんはいい男だし、お似合いのカップルだよ。早いところ松ちゃんもっと稼いで真由美ちゃん貰っていけ。寿退社しても松ちゃんからのろけ話を聞かせてもらうからなぁー? そこまで早く結婚するか不明だけど。俺が引退した後ででもいいから教えてくれよなー
「後は化粧品も少しだけお高いのを・・・」
「お、みんな揃っているな。真由美ちゃん。今日は半休でいいよ。久保君もいるし、今はうちの厩舎もみんな引退して数もいない。オシャレの用意をしてきなさい。お給料は引かないでおくから」
「え!? ・・・あ、し、失礼しました。でも、テキ・・・あの、流石にお給料は引かないと・・・」
「なら後で私の気持ちということでもらっておきなさい。毎日頑張っているし、それにオフでくるとはいえ宝塚記念を見に来てくれるんだ。ケイジ陣営がしっかり晴れ姿を見れるように時間を作ったと思えばそれでも問題ない。こういう時は素直に甘えておくべきだよ」
「そうそう。それに、今から暑くなってくるんだ。スタミナを着けつつ、日焼け止めとかも用意しておいたほうがいいよ」
テキの言う通り。せっかく美人で頑張っている。素敵な子なんだ。女を磨いて美しさを輝かせちゃえばいいのよぉ。でないとムランルージュにでもぶち込んでオカマの皆さんのコスメとエステ講義聞かせるぞ。
「あ、ありがとうございます! あ、そうなるとやっぱりジーンズでは失礼だし、良い感じの・・・」
『それならこのロングスカートにシャツの組み合わせでいいんでない? カジュアルだし、白いシャツが映えるぜ。後はアクセサリーで勝負よ勝負』
「ケイジの指示するこれがいいかもなあ。あ、そろそろ松風君来るし、サプライズのためにも裏からこっそり出ていくといい。おめかしして、ゲットしちゃいなよ!」
「くく、久保さん! わたしはそうい・・・い、いえ・・・あ、ありがとうございます・・・!」
顔を真っ赤にしながら急いで裏口から松ちゃんに見つからないように出ていく真由美ちゃん。買い物のためにメモした雑誌握力でくしゃくしゃにしちゃっているけどちゃんと買えるかねえ?
そんで野郎二人と一頭で『青春だなあ・・・』とほっこりしているとその真由美ちゃんの意中の方松ちゃん登場。よっ。色男。
「お疲れ様ですテキ。久保さん。ケイジ。今日もよろしく頼むよ。とはいえ軽くだけど」
「おお、いやいや、そちらも別の厩舎の騎乗依頼で飛び回ってお疲れ様。いやはや、地方交流のオープンや重賞も勝てるようになってきて本当に一回り二回りも大きくなって」
「ケイジや皆さんのおかげですよ。それに、本当にここでの一戦一戦が僕にとっては一気に何十戦もするような経験になりますから。お、ケイジ。今日は何を・・・通販? 何を見ていたんだい?」
『んー・・・恋愛マンガ? まま、良いじゃないのそれよりほれほれ。午後の練習イクゾー』
馬房から出してくれーアピールして、久保さんが出してくれたんで馬具を装着してもらってから松ちゃんを乗っけていざ練習。体重を絞りつつも骨は強く太く。衰えさせないぜー?
「ふふふ・・・いやあ、二度目の宝塚だなあ。ケイジ。二年連続で挑めるなんて、凄いことだよ」
『ファン投票合計で500万票集まったんだっけ? 競馬ブームやべーよなあ。俺とゴルシでそのうちの300万分けているのがほんと爆笑したけど』
練習もひと段落し、クールダウンしがてらゆったりポコポコお散歩タイム。ああー牧草以外の草木の香りがいい気分転換になるぜ。プチ森林浴というか。
そして、全くだ。もう古馬になって久しい。衰えやら、いろいろ言われたりとか新世代も出てくる中で人気トップでまた挑める権利を得られるとはなあ。いくら獲得賞金があろうとも人気がなきゃあ挑めない舞台。そこにチャンスが来るってのはほんとありがてえ。
「今年こそ挑んで、勝ったうえで凱旋門賞に挑む。怪我もしない。ケイジと一緒に戦えるジョッキーなんだって見せていくんだ・・・!」
『そうよそうよ。その意気だ。騎手人生10年も行かねえのにGⅠ9勝している天才なんだ。世界にだって通じるんだって本場でも見せつけに行こうぜ!』
「それに。そうじゃないと僕を信頼してくれている皆に申し訳が立たないしね。種牡馬入りしてもいいはずのケイジなのに、僕と君で出来る限り戦ってほしいと言ってこうしていられるんだ。宝塚、頑張ろう!」
『おう! あ、ところで松ちゃん。これ食べていい?』
一緒に気持ちを燃えさせて明日への気炎も用意していい感じ。なところで少し小腹が好いちゃったので移動中に見える草を発見したので食べていいかと首をあげる。
いやー動いた分お腹減るよね。
「あ、こらケイジ。もう少しで厩舎なんだし、我慢しないと。蓮君も来ていて、バナナの差し入れがあるようだぞ? 後パイナップル」
『え? そりゃあ―我慢しないとだなあ。ありがと・・・おー蓮君。おげん・・・またでかくなっていないか?』
この後、また蓮君と一緒に遊んでいたら松ちゃんのケータイにメールが着て、オシャレをした真由美ちゃんの写真が来て、松ちゃん顔真っ赤にしていたぜ。
蓮君もすげーなーと言っていたけど。お前さんもイケメンで背が高いんだし、惚れるクラスメイトとかいないの? という感じでつついてみれば逆に背が急に伸びすぎるわ家に戻っても成長痛が辛いし野球漬けでなかなか難しいという答えが返ってきた。
ほんと、プロを志す、プロになって上を目指す皆も支える人もみんな大変だなあ。せめて俺の回りの皆に元気を与えられるように気張りますか。待ってろよ。宝塚!
ケイジもリベンジへ。ゴルシの宝塚に連覇を阻んで春古馬二冠を手にするために頑張っております。