ハジケリスト世代だろ! (完結)   作:零課

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 ブリーチの班目一角が主人公の小説大好きです。拳で戦うわ砕蜂の師になるしで面白い展開多数。きっと原作よりもマイルドで気のいいお兄さんという感じで一護にも慕われそうですよねえ。


漫才やってんじゃねえんだぞ 宝塚記念(GⅠ)

 『あっづーいやーきついぜー』

 

 

 『だなあー暑いのは嫌だ・・・はーお風呂入りたい・・・』

 

 

 さあ、やってきました宝塚記念。とはいえ、暑いのなんの。今一緒にパドックでトーセンジョーダンと一緒にぐーるぐる。

 

 

 『あ、ヴィルシーナちゃん。今度オイラとお茶しない?』

 

 

 『私たちお茶飲んだらレース出られませんよ? どこでそんな言葉覚えたんです?』

 

 

 『あの白饅頭は・・・! もう。ほんと騒がしいですわねえ』

 

 

 その中俺らの同期は相変わらず愉快でえーございます。ジャスタも安田記念取って景気がいいし、ゴルシもうっきうきなんだよなあ。相棒が勝っているのと、多分女の子たちに出会えているからだろうけど。

 

 

 あ、それとヒメもばっちり勝利。俺のデビュー戦に乗ってくれた梅・・・梅沢君が主戦騎手になって見事10馬身差で勝利。的矢さんお口あんぐりだったそうな。

 

 

 『そういえばさ。ケイジの家にようやく来た? 女の子。あー・・・ブラウトにミレーネちゃんだっけ。どんな子なの?』

 

 

 『ナギコ曰く小美人からの艦これの愛宕と高雄だったかなあ? 4歳なのもあってお姉さんって感じなんだけど、ナギコをリーダーとして従っているんだって』

 

 

 『何を言っているかよくわからないが、良い女の子なのは分かった。いいなあーお前さんの牧場。美人さん多いみたいで』

 

 

 『生殺しだよこっちからすりゃあ。俺の場合放牧で戻ることも多いけど、なんでか牝馬と一緒になる機会が多くてなあ』

 

 

 俺の場合、レースへの調整に時間を使って一戦一戦への質を高めるってやり方をしているらしく、この後のローテも精々年末が少し忙しいくらいでこの後は凱旋門賞までかなり間空くしなあ。これ終わればまた牧場で放牧。温泉浸りだ。やったぜ。

 

 

 『何で一緒になる機会多いの?』

 

 

 『分からん』

 

 

 『あ、ケイジ。そんでジョーダンまたお前かよー今度こそしばいてやる!』

 

 

 『貴方たちこの狭いパドックで暴れているんじゃないですわ!』

 

 

 『ぬおっ! お前らバタバタするんじゃねー! ゴスゴス当たるんだよぉ!』

 

 

 『おおっと。またもやゴールドシップとトーセンジョーダン。パドックで喧嘩を始めようとしますがジェンティルドンナとケイジが間に入って抑えております。今回集まった13頭の優駿たち。

 

 

 3200mワールドレコードも記憶に新しいケイジ。史上初ドバイシーマクラシック連覇を成し遂げましたジェンティルドンナ。ヴィクトリアマイル連覇を成し遂げ好調ヴィルシーナ。天皇賞(秋)の勝利馬トーセンジョーダン。そして連覇がかかっておりますゴールドシップ。彼らのレースを見ようとここ阪神競馬場も満員御礼です』

 

 

 まったく。ドバイで暴れた牝馬コンビも来てくれているってのに、いつも通りだぜこいつら! ぬぉお! ジョーダン! 蹴る準備をするんじゃねえ―!

 

 

 『このやろー! 今度こそ蹴るって決めているのに―!』

 

 

 『かかってこいやゴルシぃ! 今度こそ白黒つけてやるからな!?』

 

 

 『ケイジとのレースの前に余計な体力を使わせないでくださいません!? ああーもう! 厩務員さんも大変ではないですか!』

 

 

 『あらー・・・本当に仲が悪いのですねえ。この二人・・・喧嘩するほど仲がいいとは・・・?』

 

 

 『あれはそうじゃねえなー・・・ぬぐっ! ええい落ち着かねえかお前さんら! レースでけりつければいいだろうがよぉ!』

 

 

 『おっとケイジが嘶いてゴールドシップとトーセンジョーダンが喧嘩をやめました。解説の岡崎さん。ケイジは普段からこういう役割を?』

 

 

 『そうですね。ケイジの場合、頭がいい分ボスがどうこうというよりも基本なだめて落ち着かせることが多いです。放牧で帰る前田牧場が半ば静養牧場なのもあっておどおどしたり、落ち着かない馬や過ごす馬たちの入れ替わりが激しい分こういう対処に慣れているかもしれません』

 

 

 あ、今日の解説岡崎さんなんだ。月に二回ほど前田牧場に来ては雑用しつつ温泉に浸かったり俺らを見に来たり、最近はブラウトやミレーネちゃんの様子を見ているんだっけ。

 

 

 そんで、ようやく収まったかお前さんら。まったくよーほかの馬たちドン引きしているじゃねーの。

 

 

 『ゴルシ、お前さんも、馬鹿するならゲート側くらいにしておけ。やるんなら、走りで。な?』

 

 

 『へーい。ジャスタも絶好調だし、おいらもケイジに勝って今年の箔をつけないとなー伊馬波さんに山盛りバケツ人参盛りを貰って食べるんだぜ』

 

 

 『そしてケイジとゴールドシップの変顔や頭をしきりに動かしながらの挨拶。今日は大人しい方ですが、それでも舌をべろんべろん出しての顔芸騒ぎ。今日もカメラのシャッター音が聞こえます』

 

 

 『ここまでカメラに動じないのはオグリキャップやルドルフを思い出しますね。おや、二頭もまたカメラに視線を向けての大きく立ち上がってのポーズ。綺麗にシンクロするとは・・・併走を最近したという情報は入っていないのですが』

 

 

 いぇーい。喧嘩騒ぎもいいけどこういう騒ぎがいいぜーおお、お客さんも暑い中だってのに気合が太い!

 

 

 「ケイジちゅわーぁん! 頑張るのよぉー! アチシたちがついているわー!」

 

 

 「ムランルージュ夏の関西旅行! その目玉プランの一つ。2012年世代対決! 頑張ってねえ―! んーまっ♡」

 

 

 「ケイジちゃぁーん! ファイト! いつも通りぬるぬる動き回ってレースでも引っ掻き回しちゃってー!」

 

 

 で、またお前らかムランルージュの皆さん! オカマの密度増えているぞおい! しかも舞妓さんの衣装で来るとかよく許可されたな!? うぅーん投げキッスの迫力よ。あ、そんで手前の方に真由美ちゃん。おおーシャツに赤いロングスカート。ブローチが映えるねえ。

 

 

 「ケイジ君ファイト―・・・ゴルシ君たちも。あ、写真写真。後で絵のネタにも・・・」

 

 

 相変わらずだなあ。松ちゃんが来る前に取っておけよー。さてさて、騎手を乗せる場所にヨッコラショ。

 

 

 「今日も調子良さそうだなあ。ケイジ。今日は逃げで行こう。脚を最後に思いきり使えるようにしていきたいし」

 

 

 『あいよーこの距離だとヴィルシーナちゃんやトーセンジョーダン、ジェンティルちゃんと怪物ども多いからなあ。ゴルシは・・・分からん。やばい度合いは最高レベルで確かだが』

 

 

 幻惑逃げのいいところは俺の大逃げを知っていても周りの馬たちも釣られてしまってうまく周辺をコントロールしてしまうからどうしてもどこかで動きが鈍るのがいいよなあ。

 

 

 兎にも角にも、欧州でもまた戦うんだしそのためにコントロールタイプの戦いもやっておいておかにゃいかん。頑張らないとなー

 

 

 とりあえず松ちゃんを乗せたので本場馬入場。おおー歓声の度合もさらに増すなあ。耳がびりびり震える感じさえする。

 

 

 『おおー人間さん大騒ぎだねえ。もっと盛り上げるために喧嘩でもするかあジョーダン!』

 

 

 『誰がやるか!? ケイジの言う通りレースでけりつけてやるわ! あばよ白饅頭!』

 

 

 『はあ・・・これだから男の子は・・・ケイジ。ナギコがやりましたわね。無敗の三冠。全く、あの牧場は真面目に神様の加護でもあるのではなくて?』

 

 

 ほぼ核心を突いてくるなあジェンティルちゃん。俺の滅茶苦茶な戦闘スタイルの一助となっている頑丈さも神様の贈り物だしね。他? 定期的に顔を合わせて何か上げようとしてくるから断って他に分けている。つーか界王様レベルで普通に夢枕で出会うんだよね神様。

 

 

 おかげでルドルフ爺様やテイオーの親父にも会ったぞ。・・・・・・・見た目だけウマ娘になっていたがな! スズカもだよ! まあ、現役の頃の面白い話聞けて面白かったけどさ。テイオーの親父。食もこだわっていたのがすごかったわ。ほんと帝王というか。イケメン王子様だったんだなあって。

 

 

 『オッス、ジェンティルちゃん。多分な。近くの神社にも定期的にお参り行くし、俺が行けない分もトモゾウとおやっさんがお参りしているんだ。レースも馬産も、皆無事でありますようにって』

 

 

 『相変わらずですのねえ。良い人達で何よりですわ。さて・・・日本最強の一冠。ドバイでは手にしてきましたし、ここでもお一つ取りましょうか。昨年の借りを返す意味でも』

 

 

 『あのタックル合戦は爆笑したわ。ヴィルシーナちゃんもするんじゃないぞー』

 

 

 『流石にしませんよ。ふふ。まあ、とりあえず今回もお願いしますよケイジさん』

 

 

 後ろでウォーウォーと威嚇と喧嘩合戦している二頭をよそにご挨拶。ジェンティルちゃん昨年はお笑いレースで負けちゃったもんな。俺もまさか追い込みをあんな形で減速させるとは思わなんだ。

 

 

 で、ヴィルシーナちゃんはGⅠ二連勝で挑むとやる気十分。毎度ながら、うちらの世代たちどこもかしこも怪物ばかりだなあ。昨年はここに下手すればオルフェもいたかもだし。やりたかったなあ。三冠馬三頭そろい踏みでの大暴れ。ぜってえ国際的にも盛り上がっていたはずだ。

 

 

 『さあ、いよいよゲート前へ優駿たちが移動してきました。前代未聞。500万を超える票が集まり、その上位陣がほとんど出てくれました今年の宝塚記念。その中でも連覇を目指します葦毛の怪物ゴールドシップ。先ほどトーセンジョーダンとの再度の騒ぎもひと段落してケイジのそばに移動しております』

 

 

 『ケイジー、ジョーダンがいぢめるー』

 

 

 『お前さんが喧嘩売りに行っていたんでしょうに。まったく。俺らとレースで戦う分の体力残しているんだろうなあ?』

 

 

 『そいつは問題ないぜ。ジャスタに俺も続いて偉業ってやつをやってやる! というわけでーみんな倒してやるから』

 

 

 『なはは! 言ってくれるぜー。そっちは俺のセリフだ。連覇は阻ませてもらう』

 

 

 そうこう話しているとあっという間にファンファーレでございまーす。今回俺は13番。大外枠。うん。逃げやすいし助かるわ。

 

 

 さてさてーゲートへえっちらおっちらオットセイ。

 

 

 「ケイジ、そこじゃゴールドシップのゲートだぞ。あそこあそこ」

 

 

 『やーいケイジ間違えてやんのー』

 

 

 『お前こそなんで俺の場所に入ろうとしているんだよー移動だ移動』

 

 

 間違えちったのでそのまま別の場所あーらら。うーん。でもほかがまだだしもう少し待つかなあ。気分的に。

 

 

 『おおっとケイジゲート入りを間違えそうなのを松風騎手が止めましたが今度は一度外に出てなぜか旋回をしております。そしてゴールドシップもなぜかグルグル回りながらのゲート入り。器用に収まりました』

 

 

 『客席の笑い声が最早恒例となっておりますねえ。お、するりと入りました。恐らく笑い声を聞いてスイッチが切り替わったか、満足したのだと思います』

 

 

 『岡崎さん鋭いなあ。俺の気分を分かっているとは。ま、いいか。さてさて・・・』

 

 

 ゲートに入ってガシャンとロック。そんで気持ちを切り替えれば出走準備オッケイ。

 

 

 『今ゲートに全頭収まりまして・・・スタートしました! いいスタートを切ったのはゴールドシップにケイジ。 しかしゴールドシップは下がり、ケイジはそのまま加速を続けて先頭へと立ちます。互いにベストの立ち上がり。

 

 

 そしてそこにするするとついていくのはヴィルシーナにジェンティルドンナ、カレンカモミールが続く形。そしてその横にファインゲームが続きます・・・』

 

 

 いいスタートきっての大外。いやっほー大外だから俺についてくるメンバーでの動きを制御されないまま先頭取れるのはラッキーでも、同時にやっぱ前目につけてくるメンバーは軒並みが怖い実力者かあ。わかっちゃいたけど、コントロール逃げは距離を大逃げより離さない分プレッシャーがビシビシ来るねえ。感じるねえ。

 

 

 『おおっとゴールドシップ追いあげてきました。ぐんぐん走ってジェンティルドンナの横につける形に。そしてその後ろにメイショウサンバにホッコーブレイヴ、トーセンジョーダンと続いていきます。その後にヒットガンマン、ヴェルショットと続いていきます。

 

 

 早速第1コーナーに入り第2コーナーを目指します。先頭は依然ケイジ。そこに追いつこうとしていくかヴィルシーナ、ピッチを上げて三番手に1馬身のリードを着けます。しかしその差は2馬身。今回は逃げで戦うつもりのようです』

 

 

 ふーむ・・・ゴルシは先行かあ、昨年ほどのゴリゴリ具合じゃないけど、それはそれであのタックル合戦でのロスがないまま来るってことだしおっかないなあ。ただ、先行の経験ないだろうし消耗狙ってみるかねえ。いや、先行したらジェンティルちゃんも俺も負けちゃったけどさ。

 

 

 「ゴールドシップの先行が怖いな・・・早仕掛けより今回は最後に脚を思いきり使おう。此方の最後のコーナーでの消耗やふくらみも抑えていくほうがいいかもしれない」

 

 

 『はいさ。まあ、俺らも技術で抑えているとはいえコーナリングは大変だもんね。そんじゃあコーナー抜けるぞー』

 

 

 

 『第2コーナーを抜けまして先頭はケイジ。そして二番手にゴールドシップ。半馬身あけましてヴィルシーナ。次にカレンカモミール、ジェンティルドンナ、トーセンジョーダンと続きます。1000メートルを通過しましてタイムは58秒5 ハイペースでの試合運びといつもとは違うゴールドシップの積極的な先行に会場も沸いております。

 

 

 トーセンジョーダンの後ろはデニムサファイア、ホッコーブレイヴが中団を形成する形に』

 

 

 マジか・・・ゴルシのやつダービー以来か? ここまでハイペースで逃げについてくるのは。うーん。しかもいい感じに内に寄ってるし・・・かといって今から大逃げにシフトされてもアイツのスタミナと末脚じゃあせっつかれてペース崩されて終わりだわ。

 

 

 松ちゃんもそのままで行くほうを選んだな。手綱の加減を変えずに行っているわ。残りも短い・・・やったことはほとんどないが、末脚でやるしかねえ!

 

 

 『さあ、いよいよ800を通過しました。先頭集団が激しい叩きあいになっております。ヴィルシーナとゴールドシップの先頭争いにカレンカモミールが迫る。ジェンティルドンナは外から攻めるように動いて先頭よりやや後ろに控える。ホッコーブレイヴも勢いを上げて残り600を通過。ゴールドシップとケイジの距離は少し開いて3馬身。最後のコーナーを抜けます』

 

 

 よし・・・ハイペースでのたたき合いで距離を取ってしまったジェンティルちゃんと、ゴルシや俺に引き離されまいとペースを上げ続けた先行メンバーもいい感じに行けそうだ。第4コーナーでの動きもいい・・・! 

 

 

 行くぞ最後の直線! 思いきり脚をぶっこ・・・・

 

 

 『隙ありでゴルシ―』

 

 

 『なぁ!!?』

 

 

 『ケイジいつもの早仕掛けではなく最後の直線に入った途端に凄まじい末脚を見せる! あっという間にヴィルシーナ、ホッコーブレイヴを引き離すが・・・! 何と最内を突いてゴールドシップがケイジに並ぶ! 追い越す! なんということだ! 他がペースを上げてバテる、コーナーで膨らむ中冷静に最内を突いてケイジのセーフティーリードを一気に叩き切った!』

 

 

 あ、くっそ! あいつ皐月賞の時のゴルシワープをここで使うかよ!? 俺のペースでコーナーの際に遠心力で外に膨らんだ他のメンバーに巻き込まれないために前にいたのかよこいつ!

 

 

 俺の幻惑逃げの弱点すぐわかりやがった! ほんと怖いなお前!

 

 

 『待たんかいコラァああ!! 宝塚記念の勝利よこせー!!』

 

 

 『いやだよーん。今度の勝利はオイラがもらっちゃうもんニー』

 

 

 ぬぉおお! この末脚なんだこりゃあ!? セーフーティーリード潰して何でここまで加速できるんだこの天才はよぉ!!

 

 

 『さあ残り200メートル! ヴィルシーナ粘ってケイジ、ゴールドシップに粘るが差が縮まらない! ケイジとゴールドシップのたたき合いを見せるが、じりじり粘るケイジを引き離していく! これは決まったか! ゴールドシップ、今年も快勝!! ケイジへ天皇賞の借りを返しながら見事史上初宝塚記念二連覇を達成! 黄金の不沈艦の名に偽りなし! ジェンティルドンナ、ジャスタウェイ、ケイジに続いて大偉業を打ち立てたぁあ!!!』

 

 

 ぐはぁー!! クッソ―負けたぁ!! ぬあー悔しい・・・うーむ。ここまで積極的、ほぼ逃げに近い先行で食らいつくとはなあ。ダービーの頃の借りまで返された気分だこっちは。

 

 

 『タイムはなんと2分10秒5! レコードに迫るほどの好タイム! 二着にケイジ。三着にヴィルシーナ、四着にホッコーブレイヴ、五着にジェンティルドンナ。文字通り最強格たちを最後の直線、坂で振り切っての大勝利を見せましたゴールドシップ。見事、本当に見事な勝利をあげました』

 

 

 まあ、しゃあねえ。負けちゃったもんはしょうがねえ。素直に労わんとなあ。敗者にできるのはそれくらいだ。

 

 

 『おめでとうゴルシ。まさか逃げをこんな形でつぶされるとはなあ』

 

 

 『ありがとねーいやーケイジの逃げを見てあ、これなら最内から行けんじゃね? ってなって今日は攻めてみたのよ。これでジャスタともネタにできる』

 

 

 『おうこら。ま、いいさ。宝塚記念連覇おめでとう。まさしく歴史に残る偉業だぜ』

 

 

 いつも通り、負けたし激励のハグをポンポン。松ちゃんもあちらの騎手さんと握手を交わしているし、良い感じ。

 

 

 それを済ませれば俺らは退散。今日のウイニングランはゴルシの番だ。・・・・・・・・するよね?

 

 

 『ケイジ、勝者への激励のハグを交わし、松風騎手も握手を交わして静かに去っていきます。敗れて尚強し戦国コンビ。それを見事退け歴史的勝利も持ってきたゴールドシップと横浜騎手に会場が大いに沸き、拍手の雨が降り注いでいます』

 

 

 くっそー今度こそ。来年のラストチャンスでリベンジしてやる。




 また怪物世代たちが来ちゃっての大騒ぎ。真面目に2014年に日本競馬で起きたニュースがこの世界では3月に2012年世代がドバイミーティングで三勝。内、ジャスタウェイが1800でスーパーワールドレコードを出し、ジェンティルドンナは史上初の連覇。


 その後にケイジが天皇賞(春)で3200メートルワールドレコード


 そしてナギコがアメリカトリプルクラウンを無敗で達成。


 今回でゴルシが宝塚記念を初の連覇。競馬熱が天井知らず。ケイジ以外のメンバーも暴れに暴れております。



 ケイジ また負けて流石に悔しい。後でやけ食いしたらちょっと太っちゃった。でもすぐ痩せる。しばらくはまた牧場で放牧と調整。


 ヴィルシーナ 地味にジェンティルドンナより先着している。陣営は3着だったがこの結果に大喜びし、ヴィルシーナも喜んでいる陣営の皆さんを見て嬉しかった


 ゴルシ この後調教師さんにハグされて目が死んで、伊馬波さんに撫でてもらい人参を貰ってご機嫌に。前田牧場にジャスタウェイと一緒に来ます。


 ジェンティルドンナ 何とか掲示板には入ったが、この順位なのがショック。また前田牧場にお邪魔することに。


 トーセンジョーダン 6着でした。このあとゴルシと威嚇をまたやっていたりで元気。いつか前田牧場に行ってみたい。
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