あ、検疫とかそこら辺の時間間違っていたら申し訳ありません。
ポケモン熱が戻ってきて、こっちの時間が削れるぅ!! でも、ほんとポケモン面白いですね。BW、初代を歴代ポケモンも手に入りつつリメイクされないかなあと思いますね。特にBW2のクリア後要素とかももう大好きで大好きで。PWTに四天王も戦えるようにならないかなあ。後歴代主人公のライバルたちも。
『ほへー・・・・ミルキースター札幌記念に挑戦。ゴールドシップにシゲルスミオ、豪華なレースになるなあ』
『・・・・・・・こいつがあのステゴの子どもねえ・・・? いや、似てねえな。オルフェーヴルの方がまだ似ている』
『そりゃ、あんたさんに噛みついたあの黄金旅程に比べるとねえ? 当時の牧場の皆さんも驚いたみたいよ。ステゴじゃなくてマックイーンだわ。って』
どうもおはこんばんちわ。ケイジでごわす。まあ、また次の戦いへの備えということで放牧で牧場に帰ってきたぜ。いやー目の前で阿保やろうとした記者やマナーのない見学者たちが悶絶調教される様がすごいのなんのって。
周りの馬たちの動揺を抑えるのが大変だった。
『しかしま、この強さは確かにあの阿寒湖に似ている。あっちの場合間違いなく手を抜いていたが・・・』
『そりゃあ、お互い様じゃねえの? 手抜きを種牡馬でも現役でもしていたのによ。スペシャルウィーク』
で、俺と同じ放牧場にいるのは元日本総大将にして黄金世代筆頭格の一頭スペシャルウィーク。出会って早々に威嚇されるわ喧嘩売られたが、俺が人間臭いことや序列だボスだとかいうのを気にしないせいかね? 仲良くなれたぜ。
どうにも種牡馬としてお仕事しに来たっぽいんだよね。おやっさん曰くたしかスぺちゃんとミレーネちゃんと交配してスタミナ血統を作る。って言っていたな。それとだけど、後々マンハッタンカフェの一族とクロスさせることで母系の血とサンデーの血のクロスを狙っている感じかねえ。
後はブラウトちゃんに確かキングヘイロー。
キングヘイローとブラウトちゃんの組み合わせは一度ノーザン系の血を薄めつつも多重クロスを見込める。特にディープ産駒との相性がニックスを見込めるほどにいいかもということでキンチェム系を牝系からでも保護できるようにしようとしているとかなんとか。ま、本音としてはアルトリアが種牡馬入り、俺との交配を待つ間に受けの広い馬産をしようというのがあるのだろうけど。
けど、サンデー系を全くと言っていいほど入れていなかったうちの牧場でサンデー系とのニックスを狙うのはいいが、やりすぎは注意だぞーおやっさん。
『あーあー大竹さんに言われたようなことを・・・そういえば、今年も挑むんだろう? 凱旋門賞。あれだなあ。ブロワイエを思い出す。何度も何度も大竹さんが話しては気合入れていたからなあ』
『今なお時代に名を残して語られる名馬中の名馬だからねえ。それに勝ったスぺちゃんも大概だが。それと、ミレーネちゃんに威嚇しなくてありがとな』
『はん。お前さんの家族みたいなもので、トモゾウさんも心配していたからな・・・さすがにこれ以上は失礼は出来ないさ。代わりに温泉たんまり入れてもらうからな?』
しかしこの馬嫌いの日本総大将。トモゾウに懐いたなあ。女将さん・・・あー冴子さんにも懐いているし、気性が荒い荒いと言われていたけどそれも無かった。ここで心を休めているのかねえ。ならいいけども。
『はいよ。それじゃーもうひとっ風呂浴びる?』
『おうさ。湯上りにシャワー浴びて、扇風機を浴びるのが幸せでなあ。ここ、潮風もあるから汗かくとべとべとして』
あーまーねー俺の場合練習で毎日汗流すし、風呂に良く入るけども、やっぱ気になるよなあ。一度俺の馬房の近くにあるベルを持って鳴らしてトモゾウを呼ぶ。草木の影の傾き具合から昼休憩は終わっているでしょ。
「どうしたケイジ。ご飯はまだだぞ?」
「わふっ、イヒン。むぅーふ」
『スぺちゃんお風呂に入れたって。扇風機サービスも追加で』
「んー? んー・・・ああ。スぺちゃんお風呂ね。はいはい。ケイジもここに水を追加しておくから、陰で休んだりするんだよ?」
『わーい。ありがとうトモゾウさん。じゃ、ケイジあとでな。マンガの話教えてくれよ』
『はいよー行ってらっしゃい』
スぺちゃんを放牧エリアから出してもらい、温泉エリアに移動するのを見送っていると後ろから近づいてくる気配が。あらーほんと良く来るねえ君たち。
振り返れば栗毛のやや大きめの牝馬と同じくらいの黒毛の牝馬。
『『お疲れ様ケイジ君。ちょっと今時間いい?』』
ミレーネちゃんとブラウトちゃん。ようやくうちの牧場で過ごせるようになってきた、おやっさんの連れてきた欧州の名牝の末裔たちだ。
『わかったからその声を合わせるのやめてくれい。マジで小美人かよお前さんら』
『うふふ・・・はいはーい♪ ほんと、何度見ても遠近感狂っちゃうほどに大きいわよねえケイジ君。そしていい男♪ お姉さんといろいろ話しましょ?』
『あ、こらブラウト! ケイジはまだ種牡馬じゃないのにそういうのは駄目、今もこっそり抜けてきているんだから。ナギコちゃんから行きやすい場所を教えてきてもらっているのに』
早速繁殖牝馬としてのお仕事を終え、後は子供が生まれるまでは定期的に運動をしながら健康第一をより頑張る感じだとかなんとか。それでさーなんでそれなのに俺のそばに来るんですかねえ?
後、君らの方が年下じゃろがい。
『話ならいいぞー? 後で冴子さんでも来て連れていくだろうし。何を話そうかねえ。ブラウトちゃんのご先祖にして最強の初代キンチェム先輩の話か。ミレーネちゃんの一族で日本でも活躍したマンハッタンカフェの話でもしようか?』
『あ、いいですね♪ じゃあ、いい牧草と、多めにもらった人参チップを分けるから聞かせてもらっていいですか?』
『是非私も。スペシャルウィークさんもですが、確か短距離から2000メートルが適正距離と言われたサンデーサイレンスさんの産駒でも珍しいミドルディスタンスだとかなんとか』
『よーしいい子の皆は集まれーあれ? ナギコは?』
『ひげ熊さん? と一緒に海に行くそうですよ? 海に突き落としてやるって笑顔で言っていました』
ナギコ、じゃれるついでに調教師と厩務員にきついちょっかい出すなあ。精々新聞やジャンプよこせとねだるくらいにしておきなさいよ。
ま、いいか。とりあえずキンチェムの面白エピソードを色々話していく中で女将さんが来たので無事にブラウトちゃんたちを引き取ってもらいましたとさ。ちゃんと手は出していないので問題ないですぜ。
「
「まあ、ケイジの場合遠征疲れも無いのと、何よりまた手紙が来ましてなあ。葛城厩舎も、松風君もやれるのならそのために予定空けると言っていますし既に調整しているので、それでもいいかと。値引きしてもいいからと獣医も社欄さんのお抱えが来るそうですし」
「んーそうだけどぉ。ケイジちゃんの元気さは知っているけど、やっぱりもう5歳の古馬。いざという時はみんなで休ませるために頭も下げますし、無理はしないようにしましょう?」
「もちろん。女王陛下もケイジの産駒を欲しがっていますし、ナギコ、ヒメの大暴れを見てこの子たちは・・・! ともう凄いことになっていますよ。ああ、そういえば、ステゴとミサトの子・・・ドリームシアターもデビューで無事勝利したそうです」
今日は俺のローテ。の話し合いをオカマさんたちと利褌のおやっさんが話している。というのも、俺宝塚記念を終えれば凱旋門賞まで休暇になっていたんだけど、かの国の女王陛下からまた来てほしいという招待状が届いて、行くかどうかを決めかねているっていう感じだ。
真面目にKGⅥ&QESの連覇からの凱旋門賞連覇って成し遂げた馬いないはず・・・だよな? だし。俺の場合種牡馬として値段が実績に比べて安くしていくのだが、それでも血筋でのあれこれもあるし、後継者を残すためにはやっぱり多くの子たちと交配したい。
そのためにはやっぱ実績も必要。時間もあるし経験も昨年積んだ。だからどうスッペ。という感じなんだよねえ。
「私としては問題ないのですがねえ・・・ギリギリのローテで皆さんの疲労が心配で心配で」
「けど、今回の手紙の事を話したら・・・」
「いやあ、もう皆さんノリノリで。ケイジの体調次第と言ってくれていますが、やると聞けば今すぐ飛んできそうな勢いでした」
「まあ、みんな元気ねえ。ぶほほ。でも、わかるわ。成し遂げてしまえば欧州二冠連覇という前代未聞の大騒ぎ。それに同期、同じ牧場からはナギコの成し遂げた実績を鑑みれば今年一年の半分以上を暴れまわることになるしねえ。ケイジちゃん、どうする?」
「むふー・・・」
あ、俺にも話を振るのね。窓からアニメ見ていたらそのまま話しになったけどさ。んー・・・・一応、やるかやらないかと言われれば・・・・・
やるっきゃねえよな!
『やろうぜ。体調は問題ないし、気楽に思いきりだ! いつぞやのマツクニローテの際には俺の我儘通してもらったんだ。その借りを返す意味でも、やろうぜ欧州二冠に連覇! 日本に欧州二冠ジョッキーを二人目に増やすんだよ!』
「うーんやる気十分。これは私の心配しすぎかな? それとも聞かせるべきじゃあ・・・いや、どの道聞くし、早いか遅いか。だな。そしてケイジなら」
「挑むことを選ぶでしょうねえ。ふふふ。元気に挑む男の子って素敵。私達もまた差し入れ用意しておくし、ケイジちゃん夏バテしないように気を付けてよ?」
おうよ。やれることが出来れば同時に俺のライバルたちの強さも世界に知ってもらえるし、ますますおもしれえバトルになるかもだしな。
いつかジャパンカップがアジアの凱旋門賞。そういえるくらいには暴れてやるからなぁ~?
「舌を出して傾けて。まったく。面白い顔をしてくれるなあお前さんは。よし。どうせだ。海外の方からもケイジを種牡馬として依頼が来るように、狙うか。欧州二冠連覇!」
「歴史に挑むのね・・・ああ、素敵。スポンサーにGENBUグループがつけられないか相談しておくわ。ふふふ。それじゃ、バイバーイ♡」
あ、スーザンママバイバイ。皆も気を付けてねーよーし。幸太郎呼びに行くかなあ。練習もやっておかにゃ。
脱走は駄目? なら練習相手呼んでくれよー利褌のおやっさん。
『ここの牧場はおなごだらけじゃのう!』
『タマムシジム覗き見してたじいさんみたいなこと言ってんじゃねえや。駄目だぞー』
『ケイジの言っていた通りだーゴルシっち。でも本当奇麗な葦毛だねえ』
『でしょ? ゴルシはかっこいいよねえ』
さてさて、ナギコも今日は練習オフの日。で、札幌記念の前の小休止ということでゴルシが、ジャスタウェイは少し長めの御休みのためにウチの牧場に来てくれた。入れ替わりにスぺちゃん戻ったけど。名残惜しそうにずっと温泉とトモゾウを見ていたのが印象的だったなあ。
『いやーようやく来れたぜ前田牧場! 俺の牧場とか、伊馬波さんたちが話していたからなあ。温泉と優しい潮風。うまい飯に変な馬が多いって』
『最後の一文は何なんだ? 変なうまぁ? 今いるのなんて俺とナギコ。癖馬なんぞ俺以外いないぞ』
『癖馬って自覚はあるんだ・・・そりゃあ、ここの馬たちほとんどが読書を嗜むし、本棚に行きたがる馬って何だよっていう声が多いらしいよ? 案外読めるようになると本も楽しいのにね』
『でしょー? でも、小説は中々読んでくれないのがつらたん・・・ブラウトっちにミレーネっち、漫画の方ばっかりなんだよねえ。コナンとか、金田一とか・・・原点やリスペクト元も面白いのに―』
そんでまあ、なんでナギコも来たかは知らんが、皆で潮風に当たりながら心地よくお散歩。というなの美味しい牧草巡り。
俺の放牧に併せてトモゾウが飯までの間のおやつ替わりってことで前もって用意してくれたんだよね。で、それをみんなで食べている。んーいい肥料使っているなあ。牧草の味がいいぜ。
『うまー。そういえば、お前さんまた欧州で戦うんだっけ?』
『そうそう。イギリスにまたナー。そっちこそ気をつけろよ? 札幌記念。シゲルスミオに天才少女ミルキースターが来るそうだ。どいつもこいつも怪物たちだぜ?』
『ああー、そういえばスミオ君も来るんだっけ。確か、引退試合にするんだっけ?』
『ほへー。あ、そういえばビリー牧場長が話していたし、確かアメリカに期間限定で種牡馬するんだって言っていたし、それでもあるかも』
うーん・・・これはまた。期待の新星。天才少女と俺らの世代がぶつかるのか。ただでさえ札幌記念賞金やちょうどGⅠも落ち着いているのもあって集まるメンバーが怪物。GⅡだけどGⅠレベルの戦いになるってのに、これ、客入りやばくなるパターンだな?
史上初宝塚記念連覇を成し遂げた葦毛の怪物と凱旋門賞を狙える器の桜花賞馬。そして俺たちと戦えるレベルを持つ同期。こりゃあ見ごたえがありそうだ。俺は見れないのが悲しいなあ。
で、ナギコはまた面白そうな話を。どういうこった?
『ナギコ。それってどういう意味だ?』
『んーとねえ。いや、スミオっちの成績、シルコレ、ブロコレと言われるけど、ケイジ達化け物世代たちの中でそれをやっているし、ケイジ達の世代、クラシックの時点で多くが怪我とかで脱落したじゃない?』
『だなー菊花賞では特に多くが怪我したって聞いたでゴルシ』
『それ絶対ケイジとゴルシっちのあのタブー破りが原因でしょ・・・で、その実力を持つ上に、頑丈。血統もクロフネにサンデーの血を引いていて、アメリカで抱えるサンデーの血を引く子、ビリー牧場長のとこだとドリームシアターだね。とかのクロスを狙うためにアメリカで数年間だけ種牡馬をして、また戻ってくるプランを組んでいるんだって』
なるほど。聞けばそれは納得できるし、同時にアメリカで欲しがるかもという需要を狙えるのも納得する。何せまあ、サンデーもクロフネもダートで日米活躍した才能馬。クロフネは芝がメインだったが、たった一戦でその強さはダートにも関係ないと見せつけ、芝の方もアメリカに近い高速レースだったし。
サンデーは言わずもがな。アメリカ競馬歴代でもトップに肩を並べる最強候補・・・だよな? マンノウォーとセクレタリアトがヤバすぎる。あ。そこにナギコも入るのかあ・・・たまげたなあ。で、まあ兎にも角にもその二頭の血を引いているシゲルスミオ。クロスを狙えるし、値段もリーズナブル。アメリカの馬産はビジネスとしての色が強いし、主流血統ではないかもだが、隙間産業を狙える。
もっと言えば俺らの世代の中で戦い続けて結果は残しているのが種牡馬としての売りになる感じだろうか。で、同時にビリー牧場長の所でも牝馬あたりでも狙って、いずれドリームシアターとの交配でサンデー系のクロスを狙う感じだろうな。あの牧場からすれば本当に欲しい、先代牧場長の救世主にして戦友が血のバトンを繋いで来てくれたんだ。絶対やるだろう。
『何にせよ景気のいい話だ。これはゴルシ、負けてられねぇなあ? お前さんも強く戦わないと気合入れているスミオには敵わねえぞ? 一戦だけだが、あいつの強さは分かる。本物だ』
『もちろんでゴルシよー。皆のライバルとしてダルいレースでもやってやるでゴルシ。というか、真面目に伊馬波さんとお前たちがいないとやる気なんてナイナイ』
『ゴルシ、何度か調教師さんに蹴り入れているもんね。加減しているとはいえ牧草に狙ってぶち込んだり、プールに引きずり込んだりとか』
『ああー。だからたまに茄子のおっちゃん、朝と昼前で服が違う時があるのね』
遊ぶ度に服を破られて着替えざるを得ない伊馬波さんに、プールトレーニングをする度々に引きずり込まれて濡れねずみになる茄子さん。着替えてばっかかよゴルシ・ジャスタ陣営。
『ほんと見事にシャツを破く技術がレベルアップしているのなんの・・・温泉も楽しみだなあ。今のうちに浸かっておきなさいって言われたんだよね』
『ここの温泉は格別だよ~? ほんとアメリカでの冬の時は何度入れてくれって思ったか・・・今のうち?』
『うん。僕たちも何か遠征があるとかどうって』
『そういえば伊馬波さんも言っていたような・・・?』
『なんじゃろね』
みんなで牧草を食べ歩きしながら、あとで温泉を満喫。そして翌日に出てきた新聞を見て納得がいった。
『ケイジ、ゴールドシップ、ジェンティルドンナ、ジャスタウェイ、ミルキースター凱旋門走出走表明! 日本最強世代、次世代の天才少女たちが再び頂点へ!』
マジかあ。ゴルシとジャスタと俺はまだしも、ジェンティルちゃんも来るのかあ。こいつはすげえな。日本艦隊によるフランス殴り込みじゃん。フランスでジャパンカップ開催言われかねんぞこれ。
で、俺に関して新しい二つ名を貰った。その名も、『日本総大将』―かつてスぺちゃんがブロワイエと戦う時に命名されたように、今度は俺たちから殴り込みに行く際に俺が大将格ということで拝命仕った。いやはや・・・燃えるねえ。こいつはますます落とせねえな。欧州二冠。今年も暑い夏。秋まで残暑が残るレベルの戦いになりそうだ。
また海外も大騒ぎなことになりそうな感じ。
凱旋門賞に一頭追加。欧州二冠馬、史上初宝塚記念連覇、ドバイシーマクラシック連覇、スーパーレコード持ちの世界一位、今年の期待株の天才少女が日本からやってくるという豪華。多分フランスでも大騒ぎ。
ケイジはまたトンデモローテにぶち込まれます。本人は平気だけど多分陣営の皆さんはパスポートの期限が大丈夫だったか何度も互いに確認していることでしょう。