ハジケリスト世代だろ! (完結)   作:零課

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 申し訳ないです。少しゲームや息抜きすらもおっくうになるほどに最近心身がきつくて更新が遅れておりました。今後も頑張りますが遅くなるときは本当に申し訳ないです。


 今回は短めです。



 ケイジの現在の戦績というか、大まかにこんな感じ。

 主な勝鞍


 2011年 函館2歳ステークス(GⅢ) 小倉二歳ステークス(GⅢ) 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)


 2012年 弥生賞(GⅡ) 皐月賞(GⅠ) NHKマイル(GⅠ) 日本ダービー(GⅠ) 菊花賞(GⅠ)


 2013年 ジェベルハッタ(GⅠ) ドバイDF(GⅠ) KGⅥ&QES(GⅠ) 凱旋門賞(GⅠ) ジャパンカップ(GⅠ)


 2014年 天皇賞(春)(GⅠ) KGⅥ&QES(GⅠ) 凱旋門賞(GⅠ)


 戦績 24戦18勝(同着一回)6敗 連対率100%


 獲得賞金 約32億8000万(外貨も日本円換算しての合計)


 レコード所持 2000 2400 3000 3200 でそれぞれ所持。


 二つ名 ターフの傾奇者 顔芸百面相 日本馬の結実 皇帝と最強を継ぐもの 一頭チンドン屋 日本総大将 その他多数



 しっかり数えたつもりなのですが戦績など間違っていたら申し訳ありません。


ラストシーズンへ

 『ほらほら捕まえて見なさーい』

 

 

 『牡にそういわれても変な感じですよケイジさーん!』

 

 

 『なにぃ!? 艶っぽいと評判の俺だぞお!? なら思いきりかかってこい! 逃げ切ってしまうぞぉ!』

 

 

 今日はのんびり葛城厩舎の皆とキタサンブラックと一緒に練習中。もちろんウッドチップのコーナーで。

 

 

 「やっぱりケイジで麻痺しちゃいますが、キタサンブラック大きいっすねえ」

 

 

 「真面目に500キロを超える大型馬であるのに、さらに成長しているからねえ。いやはや、タフさもあってまさしく重戦車だ」

 

 

 「やっぱりケイジ君がいて助かるよ。いやあ、同じ厩舎の子たちとは練習してもどうにもブラックは不完全燃焼みたいで」

 

 

 『追いつけない! このー! ケイジさんの大逃げどうなっているんですか!』

 

 

 『速度だけを見るな、俺の脚と姿勢を追え! 俺以上の大逃げの天才とタッグを組んでいた名手がお前さんの相棒だ、コツコツ教えるから頑張れキタちゃん!』

 

 

 「ケイジ、ノリノリだなあ。やっぱり、一緒に練習できる相棒が増えて嬉しいのかな?」

 

 

 「ふむ・・・逃げ、先行がやはりキタサンブラックには合うかな。そしてこのタフさ・・・ケイジにまたお世話になるとは」

 

 

 で、まあ俺には松ちゃん。キタちゃんにはタケちゃんが騎乗しての練習。俺もキタちゃんも互いにタフすぎる上にこのガタイのせいで並の馬というか、周りの馬へのプレッシャー&頑丈さで先に潰れちゃうから練習、特に併走、二頭以上でやる運動があまりできないのもあって俺とやっているんだが、いやー楽しいわ。

 

 

 ゴルシのやつは途中調教師のおっちゃんに切れて喧嘩売りに行くし、残りの俺についてこれていたメンバーはみんな引退したしで、ほんと練習相手が見つかってよかった。

 

 

 「しかし、この子はどうにも遅咲きというか、晩成気味の気がします。それをどうにかうまく引き出してクラシックに合わせるには、やはり勝ち方というか、パターンを作ってこの子を乗らせる方がいいのでしょうか」

 

 

 「僕もそう思う。キタサンブラックは性格がすごく穏やかだし、優しい。人に合わせてくれるし、同時に気負いを感じてしまう。互いにこれなら大丈夫と思わせて戦う。馬に好きにさせるよりは、互いに歩むほうがより強さを引き出せる。とは思う」

 

 

 『必殺技で勝ちをつかんでレースへの気持ちを高めてからの戦いがベストかあ。王道だな! ウオッカはいざという時の戦い方がなくて苦労していたし。それであの成績はおかしいけどなーで、キタちゃんはやっぱ逃げかしらねえ』

 

 

 『逃げですかあ。それだと、えーと・・・ケイジさんのコーナリングと、脚使いはどれがいいのでしょうか?』

 

 

 『加速ってよりは息を入れるやり方になるかな。足の使い方も教えていくから、水飲みながら聞きねえ』

 

 

 『何でケイジさん普通にへばっていないんですか』

 

 

 鍛え方が違いますよ。ミホノブルボンやライスが話題になるレベルで鍛えているからね。

 

 

 とりあえず息の入れ方やコーナーでのスタミナロスの防ぎ方。姿勢の変化とかを教えていく。次世代の期待株だし、サンちゃんにもたくさんいい思い出を作ってほしいからなあ。

 

 

 「ケイジ。お前も元気なのはいいけど、しっかり休むんだぞ。ほら、バターキャンディー」

 

 

 『ありがとナス! うまーい。んーかみ砕いてからの水で・・・・まろやかジュースだぜ! そしてその後に余韻をキメれば最高。ミントキャンディーでのさわやかさを味わうのも素敵』

 

 

 久保さんからのキャンディーのプレゼントも味わいつつ、心地よい春風を味わっていく。体の熱が抜けていくのが気持ちいいぜ。

 

 

 「しかし、松風君もいいチャンスを貰えたねえ。キタサンブラックの騎乗依頼。まさか大竹さんの代打として受け持てるとは」

 

 

 「まさか僕に来るとは思いませんでしたよ。和倉騎手とか福崎騎手とか池沼騎手とかふさわしい騎手も多いはずですのに」

 

 

 「いやいや、今や業界では大型馬は松風騎手に任せてみるべきではと言われているし、僕も松風君ならキタサンブラックの実力を引き出せると思う。僕も僕で、まさかナギコの引退試合を受け持つとは思わなかったよ」

 

 

 あ、そうそう。松ちゃんはもう色々成績が俺以外でも地方、中央問わずに重賞で入着、勝利をコツコツ重ねているのもあるのと、大竹さんに依頼がごたごたきすぎてキタサンブラックのクラシック期間の間の相棒どうするよ。となっていたのでサンちゃん直々の指名で松ちゃんが受け持つことになった。何でもサンちゃん曰く『男を磨かれた彼ならキタサンブラックを任せられる』とのこと。大丈夫? 松ちゃんオロロロロしない?

 

 

 タケちゃんもアメリカでナギコの相棒をしていた騎手さんがレース中に身体を壊したようで引退試合に出られなくなり、代打としてまさかのご指名。ドバイワールドカップ? でいいのかな。ミス・アメリカンドリーム。ミラクルガールと呼ばれたナギコの最後の戦いを受け持つことになってうきうきとドキドキなんだとか。生粋のホースマンだねえ。

 

 

 ちなみにヒメの相棒梅沢君。阪神JFであんな馬鹿勝ちした上で欧州マイルに速攻殴り込みになっているので真面目に口から食べたご飯どころか内臓吐きそうなくらい緊張しているとか。精神科のお世話になっているみたいだけど大丈夫かどうか。

 

 

 「いやー楽しみっすね。ナギコはあのトウケイニセイとロジータの才能を全て受け継いで覚醒した女傑。子供もいい子が生まれてほしいんですが・・・」

 

 

 「トウケイニセイは産駒に恵まれなかったですしねえ。トーセンジョーダン、ケンタウルスホイミ、引退後はケイジ、そしてステゴ一族にディープ一族。多くの血統と組み合わせも狙えるし、利褌さんに任せましょう」

 

 

 「私たちの厩舎にもぜひ来てほしいですねえ。悪戯好きらしいので怖いですが」

 

 

 『平野調教師とひげ熊厩務員。プールと海に合わせて30回以上は突き飛ばされているらしいからなあ。加減はしているとはいえ、毎日着替えを3着常備は大変だよ』

 

 

 『それ、風邪ひきません?』

 

 

 『うちの牧場ではすぐに温泉に沈めたみたいだから大丈夫だったみたい』

 

 

 ナギコも甘えると悪戯するマックイーンみたいな部分あるからね。とはいえ、基本威嚇もしないし、喧嘩もしないからどちらかと言えばフジキセキになるのかしら。

 

 

 「そういえば、大竹さん今からまたキジノヒメミコとナギコたちとの練習をするのでしょう? 体力大丈夫ですか? 結構なハイペースでの調教でしたし」

 

 

 「これくらいなら問題ないよ。それに、今日は顔合わせと調整もあるから軽めだそうだよ。本場アメリカ仕込みのハイペースな戦いと、鬼才マイラーとの練習。ものにして見せる。後は・・・梅沢君のメンタルケアもできればいいね」

 

 

 「ですねえ。僕もケイジとクラシックを越えた直後は睡眠不足になりましたし、ケイジ、ナギコに続いて前田牧場の怪物天才馬三頭目にいよいよ・・・となれば気負いは相当でしょう」

 

 

 『無敗四冠、GⅠ10勝越えに日米初牝馬によるアメリカクラシック無敗三冠&BCクラシック制覇。そしてマイルでの大差勝ち・・・うん。僕も相手したくないなあそんなの』

 

 

 『今鍛えているのそのうちの一頭なんやぞ。で、まあお前さんもこれから大舞台に挑むんだ。ほれ、もう一本いくぞ。どうせ年末にはぶつかるであろう相手だ。頑張ろう』

 

 

 『はい! で、さっきの逃げ方なんですけど、あーダイワスカーレット? のあの走りでしたっけ? 教えてください』

 

 

 この後も滅茶苦茶に練習したんだが、無理させ過ぎてソエになるのも怖いので腹八分くらいの感じで切り上げた。キタちゃんもメキメキ成長しているし松ちゃんも頑張れよー。しれっと俺のダスカ、セイウンスカイの逃げを7割コピーされたのにはびっくりしたけど。これが新時代の天才か・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「チャオ―ケイジちゃん。相変わらず今日もいい顔。肌艶も文句なしのイケメンね」

 

 

 「男なら思わず食っちまうほどのイケメンだな。そして、ヒメも元気そうでよかったぜ」

 

 

 「ヤッホーケイジ、ヒメ。久しぶりだね」

 

 

 『おいっすー。スーザンママに阿部さん。蓮君。・・・蓮君。野球じゃなくてサッカーやってそうなくらいのガタイになったねえ。具体的にはボールが友達の天才がいる世界の』

 

 

 『あ、阿部さんに、??? 残りの御二方はどちら様?』

 

 

 今日はヒメが欧州マイル三冠を狙う前の日本では最後の調整。コロネーションSが確か6月半ばくらいでやるからー・・・あー一応、3月から現地入りして、6月半ばまでは欧州。で、終わってからは日本に戻って冬のチャンピオンマイルあたりに挑む感じだとかなんとか。

 

 

 『俺の馬主権利を持っているオカマに、俺と一緒に頑張っている野球少年。どちらもいぶし銀の部分があるいい人だぜー?』

 

 

 『まあ! そうなのですね。キジノヒメミコです。お願いしますよスーザンママに蓮君』

 

 

 「あら、人懐っこいし、ミホシンザンみたいな部分もある可愛らしい顔。お姫様みたいなお馬さんねえ。美人」

 

 

 「おおっ? ありがとう。確か―マイルの覇者だったよね」

 

 

 「ふふふ。相変わらずヒメは可愛いじゃないの。さてと・・・そんな二人の面白いステッカーが出来たから見せに来たんだ。ほら」

 

 

 で、ヒメもさっそく俺の関係者だと知るや甘える仕草というか、挨拶をしていると阿部さんがカバンからごそごそ取り出してきた。それはなんと馬用の冬服。に花柄のアレンジをしたものをヒメが着けているステッカーに、ウルトラマン風の俺のシルエットに十字架の流星、そして桜吹雪を付けた奇麗なもの。

 

 

 車やバイクにつけるステッカーで、俺と松ちゃんや、ヒメと梅沢君。それらを見せては俺らの前で紹介してくれる。

 

 

 「君たちのステッカーがいい感じに売れていてね。いやあ、北海道の中小自動車整備会社の俺の方でも少し余裕が出来た。ケイジのおかげで競馬に興味を持って、その妹分のヒメの馬主の権利を持てたからこそだ。ありがとう」

 

 

 「私もよ。馬は大好きだったけど、あのテイオーの子どもでここまで夢を見せてくれたケイジちゃんだからこそ今の日々があるの。最後のシーズン。怪我しないように頑張ってね? 応援しているわよ~」

 

 

 「僕もこのステッカーはコンプリートしているんだ。保存用と、ほら、ストラップバージョンも!」

 

 

 『おおー・・・バッグにじゃらじゃら。大丈夫? 競馬大好きな中学三年生かつ得手はバントに盗塁の安打生産機とか一昔前の野球漫画ですら早々いないレベルの変人の道を歩んでいるんだけど。あ、キセル咥えた俺のバージョンもある』

 

 

 『あ、この写真のバージョンほしいです。私の馬房に飾って・・・的矢さんに頼めないでしょうか?』

 

 

 にっこりと笑って野球バッグにぶら下がっている俺、ヒメ、ナギコのストラップを見せてくれる蓮君。馬好きなのは嬉しいが、真面目に今の葛城厩舎、葛城大吾の息子さんだってわかると大変そうだなあ。主に教師の皆さんからのお願いとか。

 

 

 あ、今の時代子どもでも俺らのこと知っている子多いそうだし・・・どのみち学生からも大変そうだな! 大丈夫? 色々。

 

 

 「で、最後の年・・・僕も中学で全国に挑める最後であるし、ケイジもこの年で競走馬は引退。だからさ。小学生のころからしてくれたあれ、やらない? 少しでいいからさ。父さんからの許可も得ているから」

 

 

 『ほーん? よし、やろうぜ。久保さんも、松ちゃんもいるようだしな。ささ、行こうか』

 

 

 久保さんに頼んでもらい、馬房から出してもらいみんなでぞろぞろ広場に移動。そうかあ。これでこの厩舎周辺で遊べる最後の年だもんな。

 

 

 

 

 

 

 「ケイジ達はさ、ここに立てる。重賞に挑める時点でエリート、プロの中のプロのレベルの戦いだってわかっているよ。だからこそ、応援し続けていたし、負けるたびに自分も悔しがっていた」

 

 

 『そうさなあ。何せ、年間で数千頭生まれる、時代が時代なら万を超える中でのほんの一握り。そしてその同期は愚か先輩後輩たちともしのぎを削って、生き残っても場合によっては・・・だからな』

 

 

 「いつも気合をくれていたのに、僕は何も返せなかったよ。世界の名馬に並ぶほどの功績を見せても、僕はまだ全国でもトップになり切れず、夢もまだ途中だ」

 

 

 互いにトスバッティングをしつつ、言葉は通じていないが仕草や、反応を返して応えていく。数年前の160前後の少年が今や2メートル近い美丈夫になって、全国屈指の安打生産機かつ盗塁王の野球少年になっている。その支えの一つが俺だと言ってくれるのが嬉しいし、その成功を喜ぶが、蓮君はどうにも不完全燃焼っぽい。

 

 

 「だから、全国優勝をもぎ取ってくる。世界最強の名馬の友達にふさわしいかと言われるとまだ足りないけど、僕にやれることでまずはケイジと、支えてくれる皆に見せられるいい景色を持ってきたいんだ。・・・・・ケイジは頭がいいし、こうしてボールも心もかわしているのがわかるからとても楽しい」

 

 

 『俺もだよ。人の時の俺にはなかったであろうそのひたむきさに、優しさ、強さ。どこまでも応援したくなる。なら、今度も俺は負けられないなあ。必ず、凄い成績を作って、蓮君に自慢できる功績を作ってやるぜー』

 

 

 変化を加えたり、歩きつつ感じていた地面のデコボコを利用したイレギュラーバウンド、そして高めに打ち上げた。柔らかいゴムボール故のブレとかも難なく捉える蓮君の見事な捕球術を見つつ、成長を感じて、そして我がことのように喜んでしまう。

 

 

 『ケイジお兄様と蓮君との友情。ああやって始まったのですのね。二人の歩みは』

 

 

 「いいわねえー・・・青春。私の青春は夜の風とバイクの音で彩られて、決して輝かしい花道とは言えないものだったし。あれもいいものだとは思うけど、だからこそ反対の輝きもまぶしいほどだわ」

 

 

 「俺は筋トレと男と油と鉄臭い機械いじりの日々だった。全く。汗水たらして高い壁に挑もうとする名馬と少年。彼らを見れるようになれた分、支えてあげられればと思うようになったのは歳を取ったかな」

 

 

 「大人も大変ですが、それでも子供を、次の時代を支えたい、見たいと思ってしまいますよ。成長するのをそばで見ていると尚更」

 

 

 「蓮君もケイジも、一緒に成長してきたっすからね。俺にとっても弟分みたいなものですわ」

 

 

 周りでみんなも眺めつつボール拾いをしたり、茶をすすりながらようやっとあったかくなってきた日差しと風を感じながらボールに気持ちと言葉を込めつつ過ごしている。

 

 

 『まずは天皇賞(春)、蓮君は春の中学甲子園。頑張ってきてくれ。そして、体壊さないでね。俺は今年で選手としては引退だが、蓮君の道はこれから。高校野球に続くんだ』

 

 

 「ゴールドシップにフェノーメノ、強豪ぞろいだけど、みんな油断できないけどケイジが必ずまた最強として勝ち切ってくれると信じているよ。来年、再来年は優勝旗やメダルを持って牧場にも来られるよう頑張るから、ケイジ、またこうして遊ぼうね」

 

 

 『いうねえ。・・・おうさ。頑張ってやろうじゃないの』

 

 

 「ですってよテキ。貯金頑張らないとっすね」

 

 

 「一応無駄遣いはしていないつもりだが、頑張らないといけないなあ。馬のためにも、皆のためにも」

 

 

 「ぶほほ♪ いいお父さんは大変ね。辛いときはうちのバーに来て愚痴でも吐いて頂戴。色々サービスするわよ?」

 

 

 「馬運車の故障は・・・まあ、北海道になるがそこでの整備や調整はこちらでやる。ふふふ。いい男ぞろいじゃないの」

 

 

 『いい人ばっかり。だからこそ、ケイジお兄様は戦えたのでしょうか。あ、蓮君凄い動きでボール取りました』

 

 

 やっぱ、人に支えられているから俺は傾いて、楽しんでいる。だからこそ最後も気合入れないとなあ。笑ってバカやって、その上で最後まで盛り上げてやるぜ!

 

 

 そのためにも、目の前のライバルに火を付けるような戦いを見せてやらにゃ。

 




 キタサンブラックも大分やべーやつになっております。


 ケイジ 衰え知らずの老兵ポジへ。キタサンブラックにあれこれ教えて、蓮の夢を再度確認しつつ楽しんで遊んだ。


 松風 まさかのキタちゃんのクラシック期間中の相棒に。馬主さんから大型馬の扱いに秀でているだろうし、直感でということでの大抜擢。


 大竹 ナギコの騎手のトラブルで代打を務めることに。ナギコの才能はディープレベルだと評価。真面目に前田牧場をパワースポットだと思っている。


 キタサンブラック ケイジの技を学んでメキメキ成長中。ケイジへの評価は変だけど優しい先輩。爆睡するようになってグラスワンダーレベルののんびりさ加減に近付いている。


 キジノヒメミコ マイルまでは戦えるケイジの技術を本番さながらのプレッシャーを感じながらの練習。本人はワイルドで素敵としか思っていない様子。欧州の野菜も食べてみたいなあと思っている。


 大吾 蓮の成長に涙が出そうになる。前田牧場への挨拶の際は必ず一緒に連れて行っていくことを決意。


 阿部さん GENBUグループに先駆けてステッカーやストラップの販売をやって大儲け。ヒメの成長とその強さがどうなるか楽しみ。このために競馬チャンネルを契約して作業場と自宅のテレビで見られるようにした。


 スーザンママ 相変わらずのオカマ。ケイジ最後の年ということでちょっとしたフェアをバーでやろうかと企画用意中。


 蓮 中学野球全国大会優勝を目標に掲げる。ケイジの獲得賞金を超える賞金を手にできるプロ野球選手への第一歩として投資がメラメラ。最近好みの癒し動画の比率が馬だらけになってきている。
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