ハルウララとディープインパクトの子どもの名前は感想で素晴らしい名前があったのでそれを採用させていただきます。いや、本当に知識の引き出しの多さや皆様少しの情報から色々考えたり教えてくれるのが驚いたり感心したりするばかりでございます。
現在の前田牧場の幼駒
ミレーネ×スペシャルウィークの幼駒 ステイヤー気味。
ブラウト×キングヘイローの幼駒 中距離主戦。好みは先行?
ハルウララ×ディープインパクトの幼駒 芝砂両刀の砂より。
今回は短めです。
『いいかーこうしてな? こう動くと身体がほぐれてレースでも強くなるんじゃよ』
『『『ほえー』』』
『身体はしっかり柔らかくしよう! さー軽く走ってナギコと流しに行くぞー』
『『『はーいケイジおじさん』』』
『お・・・もうそんな年だもんなあーよし、ほらいくどー』
シカと猪をしばいて鍋にした後、記者もやってくるのをいなしつつ今日も今日とて休養。ついでに幼駒たちへの走りの指導。競走馬としてのイロハを教えている最中。
今は俺の日課の身体ワチャワチャを教えている最中だ。柔軟、ストレッチは大事。ストレッチパワーがたまってきただろぉ?
「うんうん。みんないい動きだ。素質馬ばかりが生まれるとはなあ・・・何頭競走馬にしてみようかなあ」
「ミホミサトの方もまた素質馬を生んだようですしね。ライバルになるかもしれませんね。ふふふ。またお参りして感謝を神様に伝えませんと」
「馬がラジオ体操みたいな動きをしているというのはツッコまないほうがいいんですかね? しかもケイジが先生みたいな感じで」
「もうケイジだし、いいんじゃないかなお父さん。というか、ここの馬たちはみんな頭の良さが異常だよ」
牝の幼駒を俺に預けて鍛えさせている時点でそっちも異常だがな!
で、今はここの牧場に葛城親子にマタギの赤城のおっちゃん、藤井記者の兄ちゃんも来て俺らの様子を見学中。昨日は牡丹鍋と鹿肉のステーキ食べたみたいなんだよな。いいなー馬だから肉が食えないのが・・・
あ、それと蓮君無事に全中野球大会で優勝。MVP、打率5割の盗塁成功30回。デスゾーン扱いされる二塁の守りとまあキチガイじみた戦果をひっさげて帰ってきやがったよ。俺は連敗で夏を終えたってのにコンチクショー
蓮君のライバルとして俺も負けられねえ。やる気は既に最高だぜ! まあ、それは今抑えつつ幼駒たちの鍛錬だけどね。・・・ハッ! これがいわゆるパパ活か。
『何考えているかわからないけど違うと思うよケイジおじさーん』
『オジサンだとぉ!? ふざけんじゃねーよお兄さんダルォオオ!? まだまだ元気もりもりの現役じゃーい』
『そうそう。それくらいの元気さが無いとねー。ほらほら私のお尻を子供たちと追いかけてきてごらーん♪ 蓮君や私たちにかっこいいとこ見せてよね日本総大将♪』
『そっちこそこの子らにしっかり教えろよアメリカ最強の一角さん。よっしゃ。トモゾウドア開けて―』
「はいはい。それじゃあ―砂浜で走るか。幸太郎、赤城さん、幼駒たちのリードをお願いします」
「よしきた」
今日は砂浜でじっくり走る練習。テキのおやっさんいわく地面をしっかりける練習と、足元の負担を減らしたいとか。後はまあ、走る練習をしまくって今ここの牧場で湯治をしに来た馬たちを刺激しないためにだね。
のんびりポコポコ海に向かって移動。そして
『よっしゃ喰らえーい赤城のおっちゃん。海へぴょーん!』
「ぬわー!」
早速ナギコが海にマタギのおっちゃんを突き飛ばしていた。ほんとこの悪戯好きなんだなあ。あ、こら幼駒の皆は真似しちゃだめだぞ? 変顔と脱走くらいにしておきなさい。
現在うちにいる幼駒。ミレーネちゃんの子どもは青毛の子で名前は将来はマアトエルにする予定で、体格は普通。気性は大人しい。
ブラウトちゃんの子は特にまぶしい金色気味の尾花栗毛で名前に関してはシズル。体格は少し大きめかな? 性格はー母親似。かねえ。
で、ウララとディープの子。鹿毛が特徴で名前はハルフカシ。体格は小さい。が一番素質を感じるのはこの子だな。ディープの血か、ウララの親の血が覚醒したかは不明だが。一応全頭GⅠ上位で戦える可能性を感じる。後は調教師と騎手次第だろ。
それまでの下地はちょいちょい俺らが教えればいいしな。
『ほらほら。レースでの位置取りは大事! 先行を狙うのならウチの前に、追い込みならウチの後ろにつける。短距離ではポジショニングと速度が多くの勝因に関わるよ!』
『追い込みは焦らず脚を残す。焦って前に出れば気持ちの分も足を持っていかれるからな。我慢だよ我慢―』
アメリカのレースの中で追い込み一本で無敗のままドバイまで荒したナギコの指導は速度と場所どり。実際そこを覚えるの大事だし、あっちはポジショニングが熾烈だからな。スタート直後からぶつかり合いとか起こるとかどんだけだ。
そして・・・・うーん。追い込みからのやり方で高速戦はこういうのもあるのか・・・タケちゃんとやったやり方に合わせれば思いきり大外からのぶっこ抜きもいろいろ鋭くできそうだなあ。
『はーいそれじゃ、ヒメ、バトンタッチ―♪』
『かしこまりましたナギコお姉さま。では、今度はコーナリングです。ケイジお兄様のコーナリングの鋭さが一番ですが、まずは私から教えていきましょう。いいですか? 私の脚をよく見るんですよ』
『俺とヒメじゃ体格が違う分脚運びや姿勢も違う。じっくり学ぶんだぞー』
『ああ・・・お兄様との並んでの練習。素敵です。いずれは私の子もこうして教えて・・・・』
頭の中で幸せ家族計画しているっポイ姫を置いておいて砂浜でカーブする。コーナーでの動きをじっくり教えていき、そのまま直線での脚の使い方、シフトチェンジをじっくりこってり。
まだ生まれて3か月あるかどうかの子たちだから加減はしているけど、ちゃんと喰らい付くあたり素質はあるんだよな。このまましばらくナギコやヒメたちで疑似レース、併せで経験を早めに積ませていけば化けるかもしれん。
「お疲れだケイジ。本当にいい感じに鍛えているようだし、太った様子もない。もう少しで厩舎に戻るが、秋でゴルシへのリベンジもできそうだな」
『おうともよ! 負けっぱなしで終わる気はないからな。蓮君の見せた偉業にも応えるために頑張るんぜよ!!』
「お疲れケイジ。ちゃんと加減してくれて偉いぞ。しかし、お前のサイズに最初はビビっていたのに、すっかりあの子たちもなじんちゃったなあ」
それなトモゾウ。俺やヒメたちでリードホース? だっけ? をしたときは当初泣かれるくらいには怖がられたってのに、しばらくしたらむしろ甘えてくるんだから。子供の順応力が高いのか、あの子らの肝が太いのか。
この後すぐにブラウトちゃんとミレーネちゃんに子供たちに厳しくし過ぎないでよって怒られたけど、ちゃんと加減はしているし、ソエにはさせねえよ。あと、ついでにこれを機にと二頭ともすり寄ろうとするのやめてくれませんかねえ? ナギコとヒメの視線が怖いんだけど。
「お久しぶりケイジ、いやあー今日も顔芸が切れているねえ。ふふ」
「ケイジちゃんおっひさー。あらあら今日もいい男♪」
『スーザンママお久ーで、タケちゃんもお久ーどったの? スーザンママはともかくタケちゃんまで』
『オジサン。あの人たちだーれ?』
『んー俺の相棒の一人と、俺の大ファン。でいいのかね? ハルもまた柵越えしやがったな?』
藤井の兄ちゃんが東京に戻ったのと入れ替わりにやってきたのはスーザンママとタケちゃん。俺になでなでしてくれて人参チップをくれたのでさっそくコリコリ。うまい。
で、また柵越えして俺の放牧エリアにいるハルフカシも興味津々でてこてこと歩いてきて首をかしげている。まったく。またトモゾウに注意されるぞ。
「いやあ、ウララとディープの子がこの牧場にいると聞いていてもたってもいられなくてね。前田さんに是非騎手をさせてくださいとお願いしに来たのと、近くの神社への御参りかな」
「私は今年生まれた牝馬たちの馬主権利を一部分けてもらおうかなって。ムランルージュの皆も来ているわよ。ケイジちゃんたちが稼いでくれたおかげで懐もほっくほくなのよ。ぶほほ♪」
あ、よく見るとブラウトちゃんやミレーネちゃん、ナギコたちの方にもちらほらオカマがいたりして、幼駒にキャーキャー言っている。予約? 馬主権利者の関係者だしノーカンノーカン。
「お、君がハルフカシか・・・僕は大竹。君のお父さんとお母さんと一緒に戦ったジョッキーなんだ。もし君がデビューしたら、僕と一緒に頑張るかもしれないからよろしくね?」
「ヒィン・・・??」
『よろしく・・・・? お父さんとお母さんの騎手さん・・・何か聞いたような聞いてないような・・・?』
「あら、この子が噂の・・・・この年でこの肉付きに、パワーも感じられるし・・・うん。大物かもしれないわねぇん。いくらになるのかしら。評価額」
『しれっと見抜くの早すぎないスーザンママ。えーと、評価額は大分安かったなー』
確か評価額は800万。ディープの血は高いんだけど、ウララの方が本来は繫殖行きすらできなかったのをコネとお金でどうにかして産んだからねえ。その母親の初子というのもあって値段は超大赤字。まあ、おやっさんが相手への敬意や気持ちで自分から額以上の金を出すことに比べればどうにかなると女将さんは言っていたし、レースか繁殖でその分も戻せるとのこと。
「シズルちゃんはナギコに似たレベルの尾花栗毛で綺麗だし、どうだい。おじさんと一緒にレースで戦わないか。オ~ッホッホッホ」
「うーん・・・いいねえ。いい素質馬だ。前田さんの所、最近名牝が多いですなあ」
「マアトエルちゃんはこれまた・・・ライスを思い出すなあ。しかし、君も新聞を読むんだねえ。この競馬新聞、わかる?」
『オネエなのこのおじさん? いけおじなのになーってか、ナギコさんの厩舎の人なんだ?』
『新聞、面白いですよーケイジおじさんから色々教えてもらっているの。あーディープさんの子ども多いってほんとだ―あとステゴさんも。凄いなあ』
「あっちも名牝の素質というか・・・ここ、もう馬のための新聞もう一部予約していいんじゃないかしら?」
「・・・ケイジ、君が教えているのかい?」
「ヒィ?」
『ぺろーん。しらーんなー』
よく見ると福崎騎手もいるな。的矢さんに平野さんも。前田牧場の次世代の牝馬を見に来た感じかあ。まあ、スぺちゃんやキングの子で素質馬が出ましたとなれば大竹さんと福崎さんはそりゃあ来るよなあ。
にしても・・・・松ちゃんは来ないのかあ。
「松風君は明日来るようだよ。少し取材やラジオの依頼で忙しいとか。おっとと。いやあー可愛いなあ・・・っ! 柵越えをするのかいハルフカシ・・・これは、テイオーレベルの子になりえるのか・・・? ウララの子で・・・」
「これは、凄いわねえ。うーん。ウララちゃんの子でこれは嬉しいけど、同時にだからこそケイジとの組み合わせが出来ないのが残念でもある・・・」
『そこはグラスの子たちと組み合わせていけば孫世代と俺ということで。ってか。人が近くにいる場所で柵越えとはやるねえ!』
『えへへーなんかこのおじさん達好きー♪ ねね、遊んで遊んで?』
「おっとと。人懐っこい。ディープより・・・スズカも思い出しちゃうなあ・・・いいよ。でも、ここだと駄目だから僕が放牧エリアにはいるね?」
嬉しい情報を貰えた。明日は松ちゃんと走るか。で、ハルも無事に大竹さんと仲良くできているようで何より。
後ろではナギコに放牧地で倒されてナギコに転がされている平野調教師の声とこの珍騒動に周りの馬たちもなんだこれって顔しているし。うんうん。平常運転だ。シズルと福崎騎手も仲良くやれそうだし、キングの子でGⅠ頑張れよーまあ、ウチのおやっさんが競走馬にするかどうかの相談もしっかりとな!
ケイジ先生。ナギコ先生、ヒメ先生の指導教室。ミホミサト。現在産駒の重賞勝ち上がり率7割以上。名牝ですな。社爛さん大歓喜。
ケイジ 夏休みに指導をしている現役選手感。ついでに本人もナギコやヒメから中距離の戦い方を再度学び直している。幼駒たちにも早速懐かれた。マイブームは笑点。
ナギコ 引退しているので基本幼駒の育成や教育に関わっていたり。海とプールでは親しい人を突き落とすのが好き。主にリアクションが。平野とも久しぶりに再会できてウキウキ。マイブームは仮面ライダーアギト。
ヒメ 本人もケイジの姿勢や脚運びを続けていたのを自分なりの方向に変更した過去からこういうのを教えるのは得意。マアトエルのステイヤーとのしての才能を羨ましがっている。マイブームはおジャ魔女。
ハルフカシ ディープとウララの子ども。才能は幼駒組の中ではトップクラス。スズカレベルで人懐っこい。ケイジの事も好き。脱走芸をメキメキ覚えている。マイブームはライジンオー。
マアトエル ミレーネとスペシャルウィークの子ども。ケイジレベルのスタミナの持ち主。気性も大人しいので真面目に欧州の長距離レースも狙える。マイブームはスラムダンク。
シズル かなりケイジ大好きな子で色々成長が早い。キンチェムの血が覚醒気味なのもあってスタミナも相当だが基本距離は中距離。走るときは前目につけて一気にスパートをかけるのが好き。マイブームはトラブル。
ミホミサト 社欄の方でも重賞馬をしっかり産んでいる。社欄に来てから牝馬ばがずっと生まれているのでシンザン系の牝系できるかも? といわれていたり。
大竹・福崎騎手 自分に縁深い子たちの素質馬が生まれたと聞いて売り込みに来た。主に松風騎手からの連絡で大竹、福崎騎手に連絡が来てすぐさま北海道に飛んできた。どちらも仲良く過ごし、鹿肉のステーキを食べて温泉満喫して帰った。
葛城親子 馬と触れ合えてニコニコ。ケイジと会えてにっこにこ。ハルフカシはここが預かる予定。
平野 久しぶりにナギコにあって早々に牧草地で転がされた。シズルを預かることに。
的矢 またもやライスを思わせる幼駒だけどグラスレベルののんびり具合に思わずほっこり。マアトエルを預かる予定をゲット。
スーザンママ 三頭の幼駒の馬主権利の10%をゲット。ケイジと一緒にツーショットを取ったり色々満喫して帰った。
赤城 マタギのおっちゃん。三頭の幼駒の馬主権利の5%をゲット。前田牧場の今後が楽しみ。このあと阿部さんにも連絡して二人で馬主権利を獲得して次世代の子たちにも期待を寄せる。