ハジケリスト世代だろ! (完結)   作:零課

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 ケイジ伝説もぼちぼち終わり。馬時代はですが。ウマ娘エピソード、蛇足になるかもですがケイジの馬時代が終わっても続けていいでしょうかね? 正直出来がいいものを出せる自信はない。半ば、いえほとんど自己満足かもですが。アンケを用意しますのでよければご意見お願いします。


~ジャパンカップ、客席~


神様「ええ・・・・・・?」


シンザン「どうされました。このメンツを集めたのは神様のおかげでしょう?」


神様「いやいや、ケイジ君の記録を楽しみにしていたけど、ここまでのメンツが来たのは予想外だよ。真面目に私の予想を超えている」


ルドルフ「アメリカ、フランス、ドイツ、イギリスそれぞれのダービーを持った二冠馬、オーストラリアからはメジロラモーヌ、ウオッカレベルの牝馬がそれぞれ、イタリアも国際レースを勝ち抜いたたたき上げ・・・私の世代のころでもここまでのはちょっとないな」


テイオー「しかもGⅠレースを2勝以上したメンツが半分以上。まさしく世界の優駿ぞろいの大舞台・・・うん。僕もぜひ戦いたくなる」


神様「ケイジのおかげでこうもねえ・・・というか、海外の書き込みが面白いというか画像がね。ケイジがあの海賊漫画みたいな懸賞金コラあるんだよ」


シンザン「どれどれ・・・懸賞金3億ベリー・・・ぶふ。変顔の時ですねえ。そして金額はどこの麦わら帽子の少年やら」


ルドルフ「欧州二冠連覇をした私の孫だぞ? 6億以上は固いだろうに。そして、このイケメン顔なら牝馬もそろうだろう! 懸賞金というよりは見合い写真では?」


スズカ「ま、まあイケメンなのは確かなんですが。ふふ。ちなみに、皆さんは今日はケイジはどの戦術を使うと思います?」


ルドルフ「追い込みはないな。アメリカの高速レースからズルズル遅れるのは駄目だし、欧州はそういうレースの本場。逃げではないか? マグロ串を賭ける」


テイオー「そういう意味なら大逃げじゃない? スタミナでケイジに勝てる可能性がある乗ってゴルシぐらいだし・・・あ、ドリームシアターもステゴとシンザン系の子どもだっけ。僕はポテト―」


シンザン「2400走り切ってもけろりとしていたそうだからね。しかもあっちも高速芝。2年前にしたあの幻惑逃げじゃないかなあ。あ、私はタコ天」


スズカ「やっぱりあの子の一族はスタミナ血統なんですね・・・サンデーお父さんの血筋だけど私とは真逆。あ、私は大逃げの方にカルアミルクで。それとステゴさんはあっちでのんびりしているそうです」


神様「つい最近ここに来たばかりだからね。人の食事や視点、味と向き合いたいし、観客目線を満喫したいと言っていたよ。じゃあ僕は大穴の追い込みにステーキを賭ける。あの子にも賭けの結果での食事は奢ろうか」


一同「「「「はーい」」」」


~レース~


ルドルフ「・・・! あれは・・・ペースと脚遣い、全部がバラバラ・・・! これは距離感どころか下手すれば体内時計までもが狂うぞ。ケイジを研究し尽くした分だけ想定のペースも仕掛けもずれる」


シンザン「しかもコーナーで息を入れることが多いケイジがあえて加速したりとでラップも滅茶苦茶。どれくらいのペースで付いていくべきか先行勢は振り回されまくっているね。騎手も思わず姿勢が崩れている。焦りが馬に伝わってペースが崩れているし」


テイオー「なんで二人はそんなに早くわかるの? 逃げに振り回されてガス欠・・・う・・・パーマー、ヘリオス・・・あ、それとこの時点で神様の大穴は外れちゃったかあ」


スズカ「大竹さんと学んだ大逃げ、逃げとは真逆。コーナーで加速も息を入れるのも好きほうだいで切るケイジだからこそできる技ですか。私よりずっと器用ですね。羨ましいです」


神様「スズカ君の場合は精神もありそうだけどね。にしたって、加速した動きについていけたと思えば実は遅く、息を入れていると思えば実は距離を伸ばしている。幻惑の極致を手にしているね。ハイペースもローペースのレースもケイジと一緒に経験している松風君だからこそ理解できて一緒にできる戦いぶりだ」


ルドルフ「うむ。岡崎さんも競馬を教えてからもより頼もしかったが、これはいいコンビ・・・ケイジが私たちのようになってからも嫁に・・・・いや、やらない! やらないぞ!!」


テイオー「それ、僕が言うべき台詞じゃないの? お父さん。というか、ケイジが僕たちみたいになるってそれ天へと旅立った後だよ」


スズカ「できれば向こう20数年くらいは後の方がいいですね・・・! 仕掛けるようですよ」


シンザン「ははは。鉈の切れ味といわれた私だけど、これは見事。そのまま・・・喰らい付いてくるか、ドリームシアター、ウィンクガール。見事。だけど」


テイオー「最後の競り合いの強さはケイジも強いもんね。周りがやばすぎるだけでケイジだって根性あるからねー!」


神様「決まったか・・・これで二度目のジャパンカップ制覇。しかも世界中の当代の最強格を叩きのめしての勝利。間違いなく、今の世界最強はケイジだ」


ルドルフ「皇帝といわれども、国内のみの内弁慶といわれることもあった・・・それが、その孫がここまで・・・・! テイオーもジャパンカップで強さを見せてくれたが、ここでも・・・ああ・・・・ああ・・・!」


シンザン「この勝利は松風君もケイジをうまく支えてくれたからこそだけど、ケイジの競馬への理解もあってこそ。以前は私に似ていると言ったが、あの強さは間違いなくルドルフ、テイオーのもの。君たちの血は脈々とケイジに継がれているよ」


スズカ「ええ・・・あの競り合いの強さ、勝負の見極めはまさしく。大竹さんもいつも語ってくれていたテイオーさんにルドルフさん譲りと思います。本当に、おめでとう。戦国コンビ」


ルドルフ「(言葉にできないほど泣いている)」


神様「馬券は儲けたし、ははは。いいものも見れた。最後の三冠目にも勢いをつけての挑戦。またもや世界が見守るであろうラストランを見守ろう。ささ、いつもの居酒屋で乾杯だ。今日も私のおごりだよ」


時代を築いたもの

 ~ケイジについて語るスレ ジャパンカップ編 893~

 

 

 454:名無しの競馬おじさん

 

 世界のダービー馬を蹴散らしての大勝利! ケイジ万歳! ケイジ万歳!! 国際レートもセクレタリアトにも後1の差まで迫れるってやばいでしょ!!

 

 

 455:名無しの競馬おじさん

 

 何度思い出してもあれはやばすぎる。あのガソリン積んだUMAに迫れるというのは本当に。これでしかも日本競馬の注目度合が世界でもぶっちぎりのものになっているんだから。後オーストラリアもすごく注目されているらしいね。

 

 

 今後はオーストラリアと日本競馬でアジアを席巻するんじゃないか? いや世界も!

 

 

 

 456:名無しの競馬おじさん

 

 

 世界というか欧州はすでにケイジとキジノヒメミコで荒してきたから・・・(震え声)あ、アメリカもナギコとドリームシアターでもぎ取ってきたんだっけ。しかもサンデーのいた牧場で。

 

 

 457:名無しの競馬おじさん

 

 前田牧場何かがおかしいよ・・・改めてジャパンカップ。今回歴代ぶっちぎりの売り上げだったんでしょ?

 

 

 458:いつもの実況のおっさん

 

 ケイジ達の世代が来て常に最高売り上げを更新しているジャパンカップ。今回はその最高売り上げが1,7倍の売り上げだったそうや。それで今回は参加した馬たち全員に賞金を割り増しで渡したそうやな。このレースに参加した全頭に配るべきだという運営の計らいで。

 

 

 459:名無しの競馬おじさん

 

 神采配。

 

 

 460:名無しの競馬おじさん

 

 それは。いや、真面目にGⅠ馬が18頭中10頭以上で、掲示板確保したのがケイジ以外で凱旋門賞馬がいないってハイレベルだったもんなあのレース・・・後、やっぱりケイジと松風騎手、逃げの際に脚使いとペース変更をあべこべにして周りを幻惑していたよね?

 

 

 461:いつもの実況のおっさん

 

 ああ、間違いなく。インタビューでもケイジと練習していたとかで、実際競馬番組でもケイジはここ最近ずっと馬房内、外の練習でもワチャワチャとストレッチをして柔軟性を高めていたそうで、まあ間違いなくこのための布石やろ。

 

 

 ・・・長く競馬を見てきたが、ここまで勝負強さと理解を持つ馬はいない。時代の担い手どころか作り上げた怪物や。

 

 

 462:名無しの競馬おじさん

 

 実際、真面目に歴代最強の功績を持つ功労馬だよなあ。今の時点ですらこれで、種牡馬として大成しなくてもいいレベルだよ。というかこれでケチがついてもそれがどうしたと言える。

 

 

 463:名無しの競馬おじさん

 

 

 ・大差勝ちを持つ

 

 

 ・年齢限定戦を含めれば1200~3200メートルの重賞レースで勝利を手にしている。

 

 

 ・連対率100% 2位より下に落ちたことがない。

 

 

 ・ディープインパクト、シンボリルドルフを超える無敗の4冠を制覇。マツクニローテを無傷で乗り切る。

 

 

 ・日本どころか世界史上初欧州二冠連覇(うち一つの凱旋門賞ではワールドレコード更新)を成し遂げてルドルフと日本のホースマンの悲願をかなえたうえでさらなる躍進を遂げた。

 

 

 ・国民栄誉賞二度の受賞。千代田区のさる御方からも最高位の勲章を贈られる。

 

 

 ・さらに千代田区のさる御方からは個人的に桜吹雪のメンコとキセルを頂戴。定期的に咥えていたりしている様子。

 

 

 ・日本のレジェンド大竹騎手へ欧州二冠を。現在欧州牝馬マイル三冠&マイルチャンピオンシップを制覇している梅沢騎手には大差勝ちを。戦国コンビの相棒松風騎手には無敗の四冠、欧州二冠、御前試合三冠を含めてGⅠ13勝をプレゼント。伝説と次世代への功績を支える。

 

 

 ・今年の全中にて全国優勝の原動力となる打率4割近くを誇り、ケイジの厩舎葛城大吾の息子の葛城連くん、祖父は警視総監、父は自衛隊特佐の国光君を巨大な熊から祭りと一緒に救う。後にシカと猪退治も相棒の柴犬と成し遂げる。

 

 

 ・ゴールドシップ、ジャスタウェイ、ジェンティルドンナ、フェノーメノ、ヴィルシーナ、ホッコータルマエ、ストレイトガールなどなどをはじめとした怪物ぞろいのメンバーの筆頭最強格としてオグリ以上の競馬ブームを作り出す。

 

 

 ・現時点で40億近く稼いでいるがそのうちの1割5分は東日本大震災募金に回している。この活動で世界中からも募金が殺到。現在も募金が億単位で各国から送られてくる。

 

 

 ・ワールドレコード複数個所持。更新されたものまで含めれば1800~3200までの幅広さ。

 

 

 ・海外馬に一切負け無し。今回のジャパンカップまでは3,4馬身つけてわからせしまくっていた。

 

 

 ・国内外を問わずの珍行動、実績で日本競馬への注目を海外から集め、格式とレベルを見せつける。

 

 

 これ全部ケイジ絡みで起きているってマジ? 名馬すぎるだろ・・・

 

 

 464:名無しの競馬おじさん

 

 しかもこれがテイオーの子ども、ミホシンザンの孫っていうんだから浪漫すぎるんだよなあ。今の時代にはバリ受けの広い種壺野郎なうえに何だったらパーソロンとかのクロスを狙えるっていう割と使い勝手のいい血統だし。

 

 

 悲しい話だけどシンザン系が今は絶滅寸前故に牝系からの血筋も今の日本競馬の血統でクロスを気にする問題がないとメリットになっているという。あるとしてもドリームシアターとメジロライトニング位という。

 

 

 465:名無しの競馬おじさん

 

 誰かが言っていたけど帰ってきた最強戦士。というのは伊達じゃないよなあ。というかドリームシアターもメジロライトニングもそのシンザン系をケイジと同じ母から継ぐ名馬だし、最強の血筋を見つけてきた前田牧場の動きよな。二つ名も多いしどれもしっくりくる。だからこそ楽しかったし。・・・・・・・うん。楽しかったよなあ。

 

 

 466:名無しの競馬おじさん

 

 

 無敗の四冠&欧州二冠のケイジ。牝馬三冠、ドバイシーマクラシック連覇のジェンティルドンナ。阪神大賞典、宝塚記念それぞれ三連覇を成し遂げたゴールドシップ。天皇賞(秋)を制覇。ドバイDFでケイジのレコードを越えてスーパーレコードを出したジャスタウェイ。ヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯連覇のヴィルシーナ。天皇賞(春)、ジャパンカップでそれぞれケイジとゴールドシップを倒したフェノーメノ。ダート路線で戦うことはなかったけどGⅠ10勝を成し遂げたホッコータルマエ。

 

 

 ルドルフ、ディープを超えるレベルが最低でも2頭。ルドルフレベルは2頭以上。そしてそれらを倒す。喰らい付ける怪物たちも多数。前の世代なら金色の暴君にあの龍王もいた。

 

 

 夢のような時代だった。こんな時代・・・・・・もう。ないよなあ・・・

 

 

 

 467:名無しの競馬おじさん

 

 ケイジ達の戦いのさなかにアメリカトリプルクラウンを持ってきて、無敗のまま引退した岩手の魔王の娘ナギコもいたし、メジロ牧場の復活。そこの看板となるのがメジロアルダンの直系筋に、タイキシャトルの子どもが来てくれるという。そして今はサンデーのライバルイージーゴア、ルドルフのライバルのミスターシービーの血を引くキジノヒメミコが大暴れ。

 

 

 競馬ファンからすればどれだけこの数年間が充実していたか。競馬の儲けで貯金もたんまりだし、ケイジ達様様だよ。

 

 

 468:名無しの競馬おじさん

 

 怪我らしい怪我もなく、テイオーの孫が、ケイジの子どもが見れそうなのは嬉しいが、やっぱりあの名馬たちの時代が終わるのを感じると・・・寂しいよなあ。

 

 

 469:いつもの実況のおっさん

 

 あのレベルの名馬であり迷馬がいて、これまた名馬であり迷馬がライバル。テイオーの息子とマックイーンの孫という。運命が紡いだ同い年の激闘の日々。奇跡を越えているものなあ。ただ、同時にこのまま無事に戦いを終えればケイジとゴルシには無事是名馬という称号と名誉を手にできる。

 

 

 今はそれを願いつつ、最後の有馬記念を待とうじゃないか。年末は盛り上がるで。

 

 

 470:名無しの競馬おじさん

 

 それもそうだな。思えば筋肉痛以外は特にけがもなかったケイジとゴルシ。テイオーとマックイーンが出来なかった健康のままでの引退を願いつつ。今度の馬券も儲けてやるぜ!

 

 

 471:名無しの競馬おじさん

 

 禿同

 

 

 472:名無しの競馬おじさん

 

 俺もケイジに冬のボーナスの分をかけてやる!

 

 

 473:名無しの競馬おじさん

 

 お前ら大好きだわ。そんなお前らに朗報? 有馬記念。ゴルシとケイジが出走するのは確定なのでこんな馬券を特別に出すそうだ

 

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 474:名無しの競馬おじさん

 

 同着もあるとか3連単が可愛く見えるレベルの難しい馬券じゃねーか! でも釣られクマ―。記念馬券になるだろうし。ちょっと夢を託しちゃお。500円くらい。菊花賞の時を思い出すな。

 

 

 475:名無しの競馬おじさん

 

 時空を超えた三冠馬同士の激突・・・だったもんなあ。なおこの後に天皇賞で同時にタブー破りをかます様子。

 

 

 476:名無しの競馬おじさん

 

 あれで色々競馬の常識を崩したよなあ。淀の坂をああもやりたい放題とか。しかし、同着かあ。記念馬券で買う人が多そう。

 

 

 477:いつもの実況者のおっさん

 

 ケイジとゴルシだからこそみられた馬券やし。いいお守りというか、記念品を100円から買えると考えれば安いもんや。わしは3000円を可能ならかける。

 

 最後のKG対決にして三冠のかかった大一番。きっと、今年のうっ憤をケイジ達が蹴り飛ばして、来年への元気を背負ってきてくれるはずや。それを応援しに行く。これがわしにできるケイジのレースでの最後、ファンとしての応援や。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「コラム記事はケイジの子どもばかりを期待か・・・いやはや、全く、気が早いことだ。最低でも2、3年は待たないといけないのになあ。ケイジ」

 

 

 「ヒヒン」

 

 

 『ねーしかも初年度は海外の予約が多いし、日本の方で素質馬出てくれるかな? それとおやっさん今日はどったの』

 

 

 二人で一緒に競馬新聞を読んでいたが、連日俺やゴルシの記事ばかり。おやっさんはにこにこしてみていたが、今日は珍しくここにきているんだよね。牧場はいいのかしら。今日はオルフェとディープの休養の日だって言っていたのにねえ。

 

 

 「? ああ、牧場の方は母さんとトモゾウに任せている。久保君の彼女の知り合いでいい子がいてねえ。バイトしてくれているのもあって今は余裕があるんだ」

 

 

 『トモゾウも春が来たかあ。いいこって。幸太郎も嫁さん近いうちに連れてくるそうだし、俺の回りは冬だってのを忘れるくらい春が多いなあ』

 

 

 女将さん、ハルフカシを我が娘のように可愛がっているからなあ。俺を息子だと言ってくれてもいたし、きっとハルフカシも強くなって大竹さんと良い感じに暴れてほしいぜ。

 

 

 「それで。いやあ、会えてよかった。ケイジ・・・お前のおかげで本当にいくつもの夢を見れて、私もとてもいい時間を過ごせた。まさかテイオーの子どもでここまでの怪物が生まれるなんて、本当に予想外過ぎたよ。

 

 

 おかげで今も決めた種牡馬としての値段に安すぎるとか言われるクレームが飛んで来たりで愉快だよ」

 

 

 『それを愉快といっていいのかね。まあ、種牡馬として種付け料850万くらいだっけ。ディープと比べても3割近くお安いもんね』

 

 

 「そして、その戦いも最後。私は繁殖牧場をやっているからこそ、ケイジが無事に、有馬を落としても問題なく元気でいるのが一番。そう分かっているはずなんだがな・・・ケイジ、どうしてもお前には夢を託したくなってしまう。

 

 

 シンザンも、ルドルフも越えた傾奇者。私の最高の名馬ケイジ。有馬記念。頑張って勝ってきてくれ。できればでいい。でも、どうか勝ってきてくれ」

 

 

 「わふ」

 

 

 『言わずもがなよ。俺はいつだって全力だぜー?』

 

 

 おやっさん泣きながら言わずともいいのにねえ。いやあ、まあ分かるよ? 親子三代有馬記念。ここさえ制覇すれば真面目にダービー、ジャパンカップ、有馬記念の三つを親子三代で制覇できるというものだもんな。

 

 

 ははは。脳を焼かれちゃったか? ケイジちゃんの功績に。まま、軽く構えていなさんな。緊張していたら牧場に静養しに来た馬たちも休まらないよ。

 

 

 「ケイジ。ご飯のお代りとマンガの新刊でていた・・・利褌さん。如何なされました?」

 

 

 「あ、ああいえいえ。ケイジが帰ってくることへのホースマンとしての期待と悲しみが揺れていまして・・・本当に、嬉しさと悲しさがもう滅茶苦茶で・・・」

 

 

 「ええ・・・私にも初重賞をくれて、それ以降はもう、夢を見ることを許されたと言わんばかりの日々でした。利褌さん。ケイジと貴方には感謝しかないですよ。蓮のことも、すべてを私には救われました」

 

 

 あ、テキのおやっさん。ジャンプ最新刊じゃーん。ありがとナス。読ませてもらうぜ。ふふう。んー? あのクマ騒ぎはいいってことよ。真面目に俺も驚いたなあ。あのクマの毛皮。今では近くの警察署に飾っているんだっけ。

 

 

 うーん。やっぱ面白いよなあ。ほんと、ここに来る漫画家たちは頭の中が二つあるんじゃないかってくらいの世界のレベルだぜ。

 

 

 で、おっさん二人がしみじみ泣くんじゃないやい。そういうのは俺と最後の戦いを終えてからでいいだろぉ? 勝ってくるからさ。絶対。三度も落としているレースだけど、信じてくれ。

 

 

 しかしまあ、またこの舞台で戦うのはゴルシに、キタちゃんか。どうなるかねえ。




 最後の戦い。同時に立ちはだかるのは弟子とライバル。騎手もかつての相棒が弟子と組んでくるというね。あ、一応もう少し話は挟みます。

ケイジのウマ娘エピソード、本編終了後も出し続けていいですかね?

  • いいんじゃないかな
  • さっさと終わって。どうぞ
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