私のケイジのイメージをより美しく、そして素晴らしく描いてくださいました!
同時に今までのウマ娘エピソードでの行動や、山ちゃんボイスを交えて元気に過ごしているケイジをイメージしてくださると幸いです。
できればアニメ スペース☆ダンディ と名曲 「Uptown Funk」 のMAD動画くらいにははじけていると思えば幸いです。
【挿絵表示】
「到着しましたお嬢様」
「ありがとう。じゃあ、しばらくはこっちで過ごすし、仕事もメールや通信で対処してくるからね? ふふ」
ようやく仕事がひと段落して、もぎ取れた長期休暇。お父様からも大変助かっているけど休みなさいと言ってくれて乗っかった甲斐があるわ。
運転してくれた執事に手を振って、前田家の執事と警備に頭を下げて、お土産を渡してからゆったり上がる。ほんと、自宅の周辺一帯が前田家の関係者、警備の人間で固めている。町一つがちょっとした城のような警備の厳しさはすごいわよ。
「いやあ、ディープインパクト様が来てくださり大変ありがたいのですが、申し訳ありません。ケイジお嬢様は今昼寝をしていまして。この広間の方で眠っているので、起こしましょうか」
「大丈夫ですよ立花さん。私が起こしますし、そのまま話しますので。ふふふ。マエダノキズナさんやシンザンさん、ミホシンザンさん、利褌さんによろしくお願いします」
キャリーケース一杯のお土産を引いていきながら私に微笑み、ふすまを開けてくれる執事長の立花さんに礼を言って、広間を見ればエアコンを切ってスピースピーと可愛い寝息と、その美しい寝顔を見せてくれるケイジ。
「ケイジー・・・来たよー? ・・・ケイジー?」
「はふわ・・・ぉお・・・生で・・・生でへちまは駄目なんだ、せめて玉ねぎに・・・」
相変わらず、何の夢を見ているか分からないけど、起きないので悪戯しちゃおう♪
ケイジの身体にダイブして・・・あー・・暖かい・・・すっごいい香り。香木に、甘い匂いに・・・ふふふ・・・この胸に、脚に・・・大きな体がもう最高・・・あーもにもにもにゅもふ・・・ほふ・・・最高。
赤ちゃんみたいな綺麗で気持ちいい肌なのに、力を入れれば車をひっくり返し、エンジンかけても引きずり回せるパワー持ち・・ふふふ・・・私が現役のころにレースをしていたら、どれだけ・・・ハーツちゃんとも一緒に楽しめたのに
「おーうこらこら。ケイジちゃんの胸はクッションじゃないぞー? プイちゃん。おひさー。どうしたの?」
もぐ・・・起きたケイジに胸に頭をうずもれさせられた。あー幸せな窒息だわあ。
「ぷは・・・久しぶりケイジちゃん♪ いやー久しぶりにしばらく泊まりに来たのと、トレセン学園に遊びに行きたくて。ジェンティルちゃんと同室でしょ。色々一緒に過ごそうよ」
「おーそいつはいいな。リギルの皆も喜ぶし、シリウスの皆も大喜びだ。よし! そんじゃアタシも腕を振るうかね。食いてえもの言いな。作ってやるぜ?」
わしゃわしゃと頭を撫でて明るい笑顔見せてくれるケイジちゃんに私ももっと笑顔になる。
ふふ。私が先輩だけどケイジちゃんは本当にこうして接してくれるからうれしいわ。周りの目を気にせず、思いきり素でいられるんだもの。
「お、プイっち~! お久。なにしにきたの? ごはん? お風呂? それともケイジ? 前田しに来た?」
「そんなメジロしに来たみたいに言わないでよナギコちゃーん。遊びに来たの。執事さんにお菓子も渡しているから、晩御飯に食べよう?」
「ってことはケイジの手作り料理食べられるじゃん! イヤッホー! ありがとうプイっち! 急いでヒメにも今日は寮から帰るように連絡しておかないと!」
「ナギコうるせーぞ・・・おお・・・おかげで目も覚めたし、どれ・・・超神田寿司の方からも余りそうなもんもないか聞くか。あっちの仕込みは最高だからな。プイちゃんもたくさん食うだろ? 今日は好きに過ごしな。あんたはアタシの親友だからな」
あーほんとこの空気がいいなあ。名家だけど飾らないし、どこか懐かしいこの空気が。
「FOOOOO!! ケイジ、ディープ先輩最高にファンクでした!! 本家に劣らない最高のカバーソングとダンス!!」
「ベリーグッド!! これはアメリカのフレンドにも是非送らないと♪ 日本の英雄と傾奇者のコラボダンス。夢の練習でライブデース♪」
「ふふ。改めて洋楽の良さも分かりましたし、日本で長く過ごしたからこそ新鮮と懐かしさを感じます。ケイジ先輩、ディープ先輩。ありがとうございます」
早速トレセン学園にプイちゃんと一緒に登校して、練習の際にリギルのアメリカ生まれ組が是非ダンスをしてほしいというので「Up〇own Funk」 に私なりの振り付けを付けてのダンスと男性ボーカルはアタシが声帯模写でやり切っての披露。
プイちゃん、アタシのやるサプライズやアドリブ、ライブの演目は全部目を通して記録しているらしく、特に最近は洋楽とビーストウ〇ーズのOPをゴルシと一緒にやったやつがお気に入りだとか。
「いやいや・・・最高だったよケイジ、ディープ。本当に君たちの踊りや歌はアイドルという路線をぶっ壊して幅を広げてくれる」
「ふふ。ルドルフ先輩は皇帝と呼ばれるのにライブであんなに乙女でキュートな顔するからなおさらにファンが多いんですよ。私が男ならキュンキュンしちゃいますよ?」
「君みたいな品行方正で眉目秀麗。実力もあれば私も嫁に行くのはやぶさかではないな」
「会長・・・まあ、私もディープの意見には賛成だがな。ありがとう。ディープ。ケイジ。今日はいい刺激になりそうだ」
ルナねえにエアグルーヴらも来ているしで、ほんとプイちゃん元リギルとしても大人気だよなあ。真面目に飛び級してすぐ卒業しなくてもここにいたらこうして遊んで、アタシともレースできただろうに。
「ケイジ。模擬レースしまショウ? ジャスタウェイに勝つためにも、ヒメちゃんやライトニングちゃんと戦うためにもケイジのトップスピードに対応できるようにしたいのデース!」
「あ、私もケイジとレースする予定なんだから! 3000メートルでシービー先輩とルドルフ先輩、ブライアンで三冠ウマ娘でのドリームマッチよ!」
「おお・・・! それは大変すばらしい。ですが・・・その、大丈夫ですかね?」
「どうしたのだ? グラス」
「いえ、その。周りの生徒たちの視線が」
「あら。むしろ盛り上がってチョベリグじゃないかしら? 私も最近距離適性伸ばしたし、参加したいわケイジちゃん。プイちゃん♪」
あー・・・まあ、プイちゃん来ているとカレンチャンのウマスタ投稿に、アタシが一緒にリギルに練習相手としてきているせいで凄いことになっているもんな。つーかURAの職員や重役、トレーナーまで多く来ているじゃねーか。
かかか。こいつは盛り上げないといけねえなあ?
「いよっし! ならマルゼンちゃん。シリウスに連絡取ってスピカにも連絡取ってくれ。ゴルシとスぺちゃんと、ウチからもオルフェとライスを呼んで3000メートルレースの模擬連やろうや!」
「ケ!? 皇帝、英雄、暴君、登り竜、怪物、スーパーカー、姫騎士、傾奇者、不沈艦、日本総大将の練習試合ですか!? ドリームマッチ! まさに最高のレース! エルも、エルも是非! この怪鳥も!!」
「エルちゃんはまだ距離適性がステイヤーに厳しいでしょう? けが防止のためにも無理は駄目だよ?」
「う、ディープ先輩がそういうのなら・・・なら! 今度2400で勝負デース! 英雄の末脚とまた勝負したいのです!」
「いい根性だぜエル。なら後でアタシが相手してやるよ。さーやろうぜ、タイキシャトルにフジキセキ、ヒシアマゾン。アタシの体力を舐めて手を抜いたらあっという間に終わらせてやるからな?」
ウォームアップついでに練習で1600、その後に他のメンバーのウォームアップ中でインターバル。で、3000を走って、一休みしてから2400でエルとグラス、エアグルーヴらを相手するか。さーて・・・スタイルは何でやろうかね?
「ケイジちゃーん! 今日は大逃げでやって頂戴! 私とどっちが早いかエンジン勝負よ!」
「あ、マルゼン先輩! 私も言おうとしたのに。ケイジちゃん負けないでよ。 私が倒すんだから!」
「言ってな! 現役引退してからもどれだけ鍛えているか見てやるから柔軟で脚攣るんじゃねえぞ!」
はい大逃げのスタイルで行くこと確定。ははは。スーパーカーと、英雄の脚と速度勝負。どうなるかな?
・・・あ、そうだ。野菜嫌い克服のために関東野菜連合にブライアンとスイーピー友情トレーニングで預けていたし、連れてくるよう連絡しておかないと。報酬は・・・えーと肥料に栄養アンプル。培養土とかでいいかな? 後はウチのホテルと契約している農家さんにも連絡をと。
「はい。えーとこれはこうで。よし。計算全部終わり」
「ふぅーこっちもおしまーい。これで生徒会の半年先までの業務の4割くらいは済んだんじゃない?」
練習試合を終えて、今度は生徒会業務の応援でござい。ブライアンが野菜嫌い克服の友情トレーニングとアタシらとの練習試合で完全に体力尽きたからその分はね?
「そ、そろばんの指の動きがみえなかった・・・なんで計算機やPCの計算式よりも早く打てて正確なのだケイジ」
「日本が生んだ計算機とその技術を舐めちゃいかんよエアちゃん。いや、これでもまだ遅いぞ? アタシのひいばあちゃんはもっと早かったし」
「エアちゃんいうな!」
「じゃあベロちゃん」
「っ・・・!? なぜ幼名を知っているのだケイジぃ!!」
「面白かったよねー。若いころ何度かウマ娘のパワーのせいでそろばん壊して、その珠算でネックレスとかブレスレット作っていて。あ、ケイジちゃんその話詳しく」
「聞かなくていいぞディープ!!」
ちなみに今はマエダノキズナとして普通にアクセサリーとして今も使っているがな! しかも梵字を書いてのお守りとしてギャル組に受けたとかなんとか。80年以上使い込まれた新作アクセとか新鮮だな。
あ、ちなみに今はあの龍王と同級生になって二人でシリウスの入団テストに行こうとしてくれているそうな。嬉しい。
「ふふ・・・感謝するよケイジ。ささ、差し入れで入ったものだが、いいリンゴジュースと、ケイジの好きなお菓子もある。一息入れようじゃないか」
「お、サンキュ♪ しっかしよーあんたらほんと人増やしなさいよ。ルナねえも自分がやったら早いけど、あれこれやりすぎてもルナねえがいなくなった時に生徒会回らないし、権力増やしすぎてもなあ」
「あー・・・人参クッキー・・・チョコチップ味とこのリンゴジュース・・・うーん♡ いいブランド貰ったのね。あー聞いたわよ? 樫本トレーナーに広報とトレーナーと生徒の契約とかそっち関連は減らしてもこれだもん。先輩たちワーカーホリックすぎ」
それ、まだ成人どころか学生業やっているほうが正常な年齢のプイちゃんがすでに日本の名家勝つ財閥のディープ家の運営の一翼になっているからブーメランじゃね? リギルは自由人とワーカーホリックの差がひでえなおい。
アタシらを見習え。トレーナーを海にぶん投げたり振り飛ばしたり、鮫漁に連れていったり犯人逮捕に強行突入したり、皆で鍋会したり外来生物の駆除ついでに食べたりとか自由だぞ?
「む、むぅ・・・だからこそケイジやディープを生徒会に誘おうとしたのだがな・・・」
「貴様ら二人がいれば私らもずっと楽だったんだが」
「それはそれでアタシらがいなくなった後の生徒会に来るメンバーの基準がやばすぎるし、暴走した際に異を唱えるやつらがいなくなるわ。今回の理子ちゃんの件でもわかっているだろ?」
「真面目に生徒会、学園は愚かURAに発言力があるチームシリウスがいたからこそいろんな視点があるしね。ただ、同時に生徒会には強いウマ娘がいないとというのも分かりますけど」
「ブラッキーエールとかみたいな跳ねっ返りでも黙らせるくらいの実力や経験者でないと聞かない子らもいるだろうしな。真面目なケイジちゃんとゴルシちゃんを見習ってほしいぜ」
「貴様らが真面目なら世の中の9割9分は真面目になるぞ」
無敗の三冠レベル何名生徒会に集まるんだよ。真面目に誰も生徒会になりたくなる子いなくなるわ。先輩らと比べれば―とか言われかねんぞ。
まあ、同時に実力があって現役ゆえの生徒たちへの理解もあれば目標になるべきだからこそ生徒会への権力や発言権の強化、そういうレベルの人間を欲しがるのも分かるけど。
ほわ・・・ほんと、だからこそ万が一の際は生徒の頂点ともいえる生徒会に否を言える実力者がいたほうがいいし、難しいねえ。
「とりあえずよー無理せずに周りに頼りつつ過ごしたほうがいいぞーやれウマ娘の理想の女帝やら、ウマ娘の幸せの追求とかもいいがなあ、生徒としての幸せも味わえないまま大人になるよりやりたいことも素直にしなさいや。お、このお菓子美味い」
「企業とかそういうのに関わって、仕事するとわかるけど市民、生徒とか学生としての視点が案外意見や考えとして役立つしねー。上に立つものの視点と、同時にルドルフ先輩たち個人としての、うら若い乙女としての視点。どちらもあるほうが目指す先も明確になるかも?
あ、ケイジちゃん。こっちのお菓子頂戴?」
「ふーむ・・・そういうものかな。前田家の直系と、ディープ家最強の意見だ。ふふ。いい意見としてもらおうか。お代りもあるし、ぶどうジュースもあるぞ。私達では消費しきれないのでな。是非もらっていってくれ。
今度貰った方々への話のネタにもなるし、私達だけで味わうにはもったいない味だし」
「たまにでいいケイジ。貴様も手伝いに来い。普段はふざけ倒しているが周りをよく見ているゆえにこういう意見を言える相手は貴重だ。ただし、ゴールドシップは連れてくるなよ? 以前益虫だと言ってテントウムシの仲間扱いとしてカマキリの卵を大量に持ち込まれた後に地獄を見たからな・・・!」
ああーしかもどこで見つけたかニセマオウハナカマキリだっけ? あれの卵もあったりで大騒ぎだったなあ。エアちゃん泣きながらアタシに抱き着いて助けてくれといっていたのは可愛かったし。
ついでに捕まえて、カワカミちゃんにあげたらすっげえ目を光らせてくれたなあ。アトラル・カのモデルだけある。一部の虫嫌いのトレーナー、ウマ娘たちは悲鳴上げて逃げたり、泡吹いていたけど。
「あのカマキリの外来種のせいで真面目に国が動いて、外来種の調査で東京中に教授や研究所が動いて愉快だったなー、事の真相はマニアが間違えて逃がしちまったせいらしいけど」
「あんなモンスターカマキリ。私も見たら驚くかも? あふ・・・おーこのスコーン美味しい」
「ははは。流石にあの時は本気で怒ったな。ささ、どんどん食べてくれ。二人の食べっぷりは私も食が進む」
「ふぃー・・・もう夜かあ。さ、帰りにコンビニでおやつでも買って、モンハンする?」
「うーん・・・それもいいけど、ちょっといい?」
夜になって今夜は寮ではなくアタシの自宅なのでちょいと夜更かしもできるのでアタシ、プイちゃん、ナギコ、ヒメでゲームしようぜと話してそのためのお菓子とジュースを買おうとしていたのだが、プイちゃんが何やら空気が違う。
「あ~らー? どったのー先生?」
「ん、もう一回走らない? ふふ・・・昼のもよかったけど、周りの目を気にせず、思いきりケイジとだけレースしたいの」
あらー火がついて収まっていないか。こいつは・・・ほんと、早い引退と卒業が惜しいぜ。あのレースでも強かったってのに。
まあ、アタシも今の言葉で火がついたがな。
「距離は?」
「2400。凱旋門賞を取ったのはケイジちゃんだけど、国内では負けないよ?」
「もう一度昼のように勝ってやる。負けたら今度蝦蛄漁に付き合えよ?」
二人でこっそりレース練習場に入り込み、距離の測定とカメラを用意。
スマホのタイマー機能を用意して・・・
「・・・・!」
「ふっ!」
夜の特別☆二人きりのエキシビジョンマッチ開始!
この後残業していたオハナさんにつかまって怒られた。
ようやく馬世界でもケイジとよく絡んでいるプイちゃん登場。何気に姉妹でケイジを狙っております。
ディープちゃん 無敗の三冠を達成した一人であり、怪物、英雄として世間から、URAからいつまでも愛される魔性、呪いともいえるレベルの超カリスマ持ちなのだが本人は人懐っこく気さくな性格。足の皮、爪が強くないのだが天性のパワーとスタミナ、加速力に練習大好き故に足の皮がずる向けなどの怪我を多くしていたので早めに引退し、飛び級のまま速攻で卒業してからはディープ家の跡取りとして社会人として活動。
自分を超える功績を多数持ち、英雄や怪物としてではなく一個人として触れ合ってくれるケイジ、シリウスやスピカ、リギルチームの皆が大好き。楽しみは休日の際に前田ホテルの温泉や料理。ケイジを抱き枕にして眠るの大好き。