早死にした俺がダンまちの世界で最強になる   作:岬サナ

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時間がかかったけど書き上げました!頑張ったよ俺!(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!

魔法についてですが、基本的に魔法は似たような名称やら効果やらを使いますけど、そこは目を瞑ってください。

最後に少しアンケートってかご意見を聞きたいことがあるのでよろしくお願いいたしますm(_ _)m


どうする?

モンスターが街に放たれ、祭を楽しんでいたオラリオの住民たちは恐怖に駆られていた。

 

「比較的に弱いモンスターばかりだし、こっちは放置で構わないだろう」

 

むしろ、変に倒してベルが相手にする予定になってるシルバーバックが討伐なんてされたら後々面倒になる。

 

「俺はあっちに向かうかな」

 

夜行は街に放たれたモンスター達とそれを迎撃に出た冒険者達を無視して、ある場所から地中に向かって上がってくる存在の方へと足を向けた。

 

「かったぁー!?」

 

「っ!?」

 

夜行は先ほど会ったティオナ達が視界に入る場所に来た。そこにはもう緑色をした蛇のような形をしている蔦の植物と戦闘を開始していた。

あまりの固さにオラリオにおいて実力者のアマゾネス2人でも、攻撃をした方が痛そうにしていた。

夜行は屋根の上に上がって目的地まで行く方法も使えたが、それは使わずに逃げる人が多い道を通っていた為に予想よりも時間がかかったのである。

 

「まずいな」

 

俺の視線の先で魔法の詠唱に入ろうとしていたレフィーヤが蔦による不意打ちの一撃を腹に受けたのが見えた。

 

「助けに行きますかね」

 

夜行はそう言って今なお続く戦場に介入するべく動いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その場はオラリオ屈指の冒険者であるロキ・ファミリア面々が今もまだ戦闘をしていた。

レフィーヤを吹き飛ばした蛇のような形をしている蔦は先端の部分が開き、まるで花が咲くように開いたのをティオネとティオナは見た。

 

「咲い…た!?」

 

「蛇じゃなくて…花!?」

 

先の開いた花のモンスター‥‥食人花は魔力の発した方へとその身体を向け動いている。

 

「レフィーヤ起きなさいッ!」

 

「あーもうっ邪魔ぁっ!!」

 

レフィーヤを助け出そうとするも、モンスターの猛攻により2人は近付く事も儘ならない状態であった。

 

「ああぁぁぁぁ!!」

 

懸命にその場から離れようとするレフィーヤだが、先に受けたダメージによってまともに動くことが出来なかった。

 

 

だが、絶体絶命であったレフィーヤのピンチを救ったのは彼女の憧れである【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタインだった。

 

 

「あっ……あ」

 

アイズはレフィーヤに襲い掛かっていた食人花を切断したが、そこから更に3体の食人花が出現し、アイズは残りも斬り込む為に風を剣に纏おうとしていたが……

 

 

バキッ!?……パラ‥‥パラ

 

 

「あっ!?」

 

アイズが普段使っているのは何があっても壊れないと言われている『不壊(デュランダル)』の属性を付与された剣であるが、今アイズの手元にあるのは不壊が付与されていない只の剣であった。

アイズの風を纏わせるにはあまりにも剣の質が低すぎたのだ。それ故に代わりの代剣は呆気なく壊れてしまう。

 

「《アースクリエイト》」

 

アイズを襲おうとしていた食人花はいきなり現れた2つの石の塊に押し潰され拘束された。

 

「何あれっ!?」

 

「石塊?」

 

「どこから……」

 

アイズ達は何も無かった空間からいきなり現れた石塊に驚きながらも、周りの確認もしていた。

 

「いや~危なかったな」

 

彼女達が声のした方を見ると、先程も会い、そして先日ベートを再起不能にまで追い込んだ夜行がそこにいた。

 

「あれは貴方が?」

 

「そうだよ。苦戦してたみたいだからな」

 

「っ!レフィーヤ!」

 

俺に話しかけてきたが、仲間の傷を負ったのを知っているからそっちに急いでアイズ達は向かう。俺も食人花を今は押し潰しながら拘束しているのでレフィーヤの所に足を運ぶ。

 

「……うっ!?」

 

「大丈夫レフィーヤ!」

 

「ポーションはっ‥‥」

 

「持ってきてないよ!?」

 

「だっ‥大丈夫です。皆さん」

 

レフィーヤは受けた攻撃による怪我が抜けきれていないために苦しそうだが言葉を返した。

俺はアイテムボックスから1本のポーションを取り出して彼女達の所に着いた。

 

「使いなよ」

 

「あっ!?」

 

俺が投げた物をアイズは受け取り、それがポーションと分かった。

 

「いいの?」

 

「構わない」

 

「……後で何か請求したりしないでしょうね」

 

「高々ポーション1本程度で請求しないさ」

 

ティオネは俺がベートの治療の時に膨大な金額を要求した事で不信感を持っているが、レフィーヤの怪我を治すことを最優先にした。

アイズは俺が渡したポーションをレフィーヤに飲ませていた。

 

「‥‥レフィーヤ飲める?」

 

「は、はい」

 

レフィーヤはポーションを飲み、身体から怪我が治るのを実感した。

 

俺は鑑定でレフィーヤの恩恵(ファルナ)によるステータスでなく、レフィーヤ自身のステータスのHPを確認した。

 

(低級ポーションでも十分な成果が確認できたな)

 

自分で得た特典の力によりポーションを使うほどのダメージを負わないからポーションの検証も出来なくて困っていたのだ。

そして半分以上も減り3割くらいになっていたレフィーヤのHPがほぼ全快まで回復していた。

 

「ありがとうね~」

 

「いや、こっちも他の人に試せてよかったよ」

 

「試せて?」

 

「あぁ、あれは俺が作ったポーションだからな」

 

「自分で作ったの!スゴーいっ!」

 

「凄い……」

 

ティオナとアイズは俺が自分で制作したことに純粋に凄いと感じているようだった。

 

「それでどうする?」

 

「何が?」

 

「あれだよ」

 

俺が指を指した方向を見たアイズ達は今もなお石塊によって拘束されている食人花が暴れていた。勿論のように拘束の力が強いために周辺に被害は出していない。

 

「君たちがどうにも出来ないなら俺が対処するけど」

 

「協力って発想は出ないの?」

 

「出ないな、理由は2つ。1つは実力差で互いの足を引っ張るから必要ないのと、もう1つは単純にお互いの戦い方を知らないからだな」

 

「……確かに」

 

ティオネの質問に嘘偽りなく答えるとアイズもその考えに理解を示した。

だからこそ俺自身も協力しようとは提案していないのだ。

 

「それでどうする?俺は君たちの選択に従うよ」

 

「何が目的」

 

ティオネは俺の行動に何かしらの目的があるのではないかと疑っていた。だけど、それは間違いでもある。

 

夜行にとって、自分が対処しようともアイズ達が対処してもどっちでもいいのだ。ただ使う魔法の検証が変わるだけの差であるのだ。

 

「特に目的はないけどね」

 

「……それより、あの拘束はいつまで持つの?」

 

「遊び感覚だから、そこまで耐久度を高くして出したわけじゃないし……少なくても後5分くらいかな」

 

アイズに聞かれて夜行は特に隠すことなく答える。

実際に夜行が込めた魔力はかなり少ない‥‥150くらいしか使用していないのだ。

それでもオラリオの1級冒険者を複数相手にできる頑丈さを持つ敵の拘束としてはかなり長く拘束が出来ている。夜行はもっと早く破られるかな?と予想していたがそこは予想外とも言えた。

 

「そのまま倒しちゃってもいいんじゃない。それで被害も少なくなるしさ」

 

「まぁそれが1番早いわね。それでアンタはあれを倒す手段はあるの?」

 

「無かったら、どうする?とは聞かないね」

 

「あっそ、なら倒してもらいましょうか。こっちはアイズも武器が壊れて、レフィーヤを除けば私達3人は素手で対処しないといけないし」

 

ティオネとティオナも自分達の戦況を鑑みて夜行に任せようと考えている。

アイズも自身の持つ代剣が壊れてしまっているからさほど手助けが出来るとは思っていない。

 

「ま、待ってください!」

 

「?」

 

声のした方を見ればポーションにより身体が動けるようになったレフィーヤが立っていた。HPが回復しても身体を襲った衝撃はまだ残っているのに大した胆力だと思う。

 

「ここは私にやらせてください!!」

 

「レフィーヤ!?」

 

「無理しちゃダメだよ!」

 

「・・・・」ヽ(д`ヽ)オロオロ

 

レフィーヤの嘆願が響き、ティオナ達は先程まで怪我をしていたレフィーヤの体調の安否が気になっていた。

アイズは大丈夫なのかを心配してオロオロしているけれど。

 

「任せても構わないけど、もしも失敗すれば周囲に多大な被害が及ぶって分かった上で言ってるのか?」

 

「分かってます!けど!」

 

「けど?」

 

夜行はレフィーヤの発言に現実的に聞き、それでもやるやと聞く。

 

「ここで何も出来なかったら、私はっ!私が背中を追いかけている人達に追い付けなくなる!それだけは絶対に出来ません!」

 

「それで他の君達はどうするんだ?」

 

レフィーヤの啖呵を聞き、俺は彼女の仲間にも分かりきった答えを聞くことにした。

 

「あそこまでの啖呵を切られちゃあね」

 

「私も頑張るよレフィーヤ!」

 

「うん‥‥」

 

アイズ達もレフィーヤの啖呵によりやる気になったようだ。

 

「それなら俺からも最後に手助けはしよう──《ゾーン・バインド》」

 

俺は食人花を拘束していた魔法を解いて、別の魔法を使い新しく拘束した。

効果は光る茨を生み出し敵を拘束する。更に茨を破壊すれば相手に固定ダメージを与える。

 

「動きを阻害しているから後は君たちでやるといい」

 

「ありがとう」

 

「ありがとねー♪」

 

アイズやティオナに礼を言われた俺はそのまま彼女達から離れて後ろで見学することにした。彼女達が失敗しないのは知っているが、万が一の為に近くで見ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アンケートですけど、作者自身がかなりのスランプになった時や、投入する場面が来た時に投入する話を何にするかのアンケートです。

どれを投入する?

  • SUBMを投下
  • 転生特典に選んだ人達の誰かとの激突
  • フランクリンのモンスター襲撃のような事
  • UBMを造っちゃった⁉️
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