早死にした俺がダンまちの世界で最強になる   作:岬サナ

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何とか書き上げたよ(´ε`;)ゞ

GWの雨の酷さとか、休み明けの身体の怠さもあるけど執筆は止めてないぜ!


覚悟を決めた先にこそ、未来はある!

俺はレフィーヤの啖呵を聞いてから少しだけ離れた位置で見ていた。

 

「〔ウィーシェの名のもとに願う

  森の先人よ誇り高き同胞よ

  我が声に応じ草原へと来れ〕」

 

レフィーヤの周囲に魔方陣が形成されていく。

 

「〔繋ぐ絆

  楽宴の契り

  円環を廻し舞い踊れ〕」

 

「それにしてもあれが彼女だけの反則級魔法か」

 

本来、オラリオの冒険者が覚えられる魔法は最大3つが限界である。その限界数を越えた魔導師が2人存在する。

1人はリヴェリア、もう1人が彼女─レフィーヤ・ウィリディスなのである。

 

「〔至れ、妖精の輪

  どうか──力を貸し与えてほしい〕」

 

ここまでで、まだ詠唱的には半分になるんだよな。と俺は見ながら思う。

 

「《エルフ・リング》」

 

魔導師は詠唱中に魔力を発生させている。これはこの世界の魔導師ならば絶対不変の条件とも言える。

 

「レフィーヤ!?すごい魔力…!」

 

「ちょっ!?」

 

その魔力は魔法を持っていれば絶対に持っていなくても感じとれる程でもある。だが、それは魔力に反応する食人花にも言えることである。

 

「まぁ彼女の所には辿り着けないけどな」

 

俺が食人花に着けた拘束魔法の《ゾーン・バインド》により動きが遅延している為に並行詠唱できる者ならば簡単に避けられる程の遅さになっているがレフィーヤは並行詠唱は出来ない。

それでもレフィーヤの所に辿り着けない理由は彼女たちによって妨害されるからだろう。

 

「大人しくしてろッ!!」

 

「ッ!」

 

「はいはいっと!」

 

アイズ、ティオナ、ティオネの3人による連携、間近で見ると凄い迫力が伝わってくるのを夜行は感じた。

 

「GAAaaaa!!」

 

そして、何の因果か夜行の近くに他の冒険者達から逃げられたのかモンスターが夜行を見つけて襲いかかってきたが──

 

ポスッ

 

夜行は襲いかかってきたモンスターの額を優しく触れていた。そのままモンスターは震えだし動けなくなった。

 

「面白い所なんだから……邪魔すんなよ」

 

モンスターは夜行に対して感じた恐怖によって震えること以外に出来なくなっていた。

 

「消えな──《ボム》」

 

モンスターは内側から爆散し灰となって消える。そして魔石だけが残った。

 

「もうそろそろか」

 

俺がモンスターの対処していたら周囲の気温が下がるのを感じた。レフィーヤの方を見れば詠唱が終わり魔法が完成していた。

 

「あれが‥‥」

 

あれが、このオラリオにおいて最強の魔導師と呼ばれるリヴェリア・リヨス・アールヴが持つ最強の攻撃魔法と呼ばれる物の1つ、それは。

 

 

《ウィン・フィンブルヴェトル》

 

 

絶対零度の氷結魔法、それは本来リヴェリアのみが持つ魔法だが、レフィーヤの第3の魔法である《エルフ・リング》はエルフのみを対象としているが、魔法に必要な詠唱と効果を完全に理解し知ることで自身もその魔法が使えるという一種のチート魔法とも言える。

 

「綺麗な氷像になっちゃってまー」

 

夜行が食人花の動きを阻害していた魔法も一緒くたに凍結してしまった。あれに対抗する手段を夜行は幾つも存在しているが、ここで無粋な真似はせずにパチパチと拍手を贈った。

 

レフィーヤは見事、覚悟を決めて未来を切り開いた。

 

そして、凍結した食人花はティオナとティオネの踵落としとアイズがロキから渡された剣によって粉々に粉砕された。

 

「良いもん見せて貰ったし、ここらで退散しとくかな」

 

「なら、その前にウチと話しでもしよーや」

 

「こんな所で護衛も付けずにいるのは危険じゃないのか……ロキさんよ」

 

アイズ達の戦いを見終わった夜行はこの場から離れようとしたが、ロキに声をかけられて離れるタイミングを逃した。

 

「近くにアイズたん達もおるし大丈夫やよ。それにアンタがウチを害する気がないなら、ここは安全地帯やしな」

 

「中々に食えない神だな。……それで俺に聞きたい事でもあるのか?」

 

「お?答えてくれるんかいな」

 

「実力はまだまだムラな所も多々あるけど、良い物を見せて貰ったからな。その駄賃代わりに答えられる質問には答えてやるよ……1つだけな」

 

実際にこの言葉には嘘は含んでいない。良い物を見せて貰って嬉しい感情も確かにあるし、アイズ達の実力にはムラがあって改善すれば実力が向上するのも見て分かる。

それに答えられる質問には答えてもいいのも嘘ではない。答えられるかどうかは質問の内容次第としか言えない所だけどな。

 

「そりゃ~ありがたいな。アンタからそんな言葉を言わせるとはレフィーヤ達には感謝せなアカンな」

 

「それで何を聞きたいんだ?」

 

策謀を巡らせるこの神相手に無数にある選択肢からどれを警戒すればいいかは分からない。俺が考えるとするならば確信を突く質問には動揺せずに答えるくらいしか対策が出来ない。

 

「そうやな~。本当ならお前は何者や?って聞きたいけど、それは答えてくれなさそうやしな~」

 

何者という質問には答えるだろう。ただし、ロキが望んでいる答えがくるかどうかは無理だろうな。

 

「やから、今聞いときたいんは1つやな」

 

「それは……」

 

「それはな……闇派閥側の人間かどうかや。前にファミリアに入ってないことも恩恵を持ってないことも嘘やなかったけど、ジブンが闇派閥の人間ではない証明はしてないからな」

 

なるほどな‥‥ロキは俺が闇派閥が何かしらの方法により生み出された存在だと考えた訳か。

その考えに行き着いた理由は分かる。本来ならば恩恵を持ってもいない人が恩恵を持った一級冒険者と呼ばれる相手にあそこまでの実力差があるのは理由があると考えたならば有力候補は闇派閥による何かしらの肉体改造と考えたわけだな。

 

「期待してるところ悪いんだけど、俺は闇派閥とは一切関係を持ってないんだよ」

 

なんせ、この世界に来たのはベルがミノタウロスに襲われたあの日だし、それ以降からの接触なんて皆無だからな。それに個人的に闇派閥と接触しようとは考えてもいないしな。……個人的に闇派閥は好きではない。

 

「これで満足したか?」

 

「あぁ十分や」

 

俺の聞き返しにロキは満足気に言葉を返す。

 

「あぁそうだ」

 

「何や?」

 

「ダイダロス通りに行ってみるといい」

 

「何かあるんか?」

 

夜行に言われた突然の事に警戒心をみせるロキ。

 

「贋作じゃなくて本物の英雄になりえる可能性を見れるよ」

 

そう言って夜行はロキ達の前から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これで一応は1巻部分は出来たと思う。

後はちょっとした閑話的な話を書いたら2巻部分を書いていきます!

どれを投入する?

  • SUBMを投下
  • 転生特典に選んだ人達の誰かとの激突
  • フランクリンのモンスター襲撃のような事
  • UBMを造っちゃった⁉️
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