早死にした俺がダンまちの世界で最強になる   作:岬サナ

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書き上げたぜぇぇぇ!
手直しや、ここはこっちの方がいいかな?とかで悩んでたら思いの外時間が掛かりました( ̄▽ ̄;)

最低でも月一更新は出来てるし、次も頑張って書き上げます!


リヴィラでの事件

ベルの幼児化事件から数日──

 

「「「ギャアッ!?」」」

 

その日もダンジョンに潜っていた夜行は目の前のモンスター達の殲滅が終わった所だった。

 

「取りあえずは切り良く20階層まで潜ってみたけど、こうも襲われると面倒な部分とかもあるな」

 

試していない武器の性能チェックをやりながらも周囲確認を怠らずに進んでいる夜行。

ここに来るまでの上層で何回か冒険者にモンスターを押し付けられたが、押し付けられたモンスターは全て殲滅してここにいる。

 

「ダンジョンの中では実質的な罪に問われないとはいえ、露骨にしてくる奴らもいるんだな。これだとあれ(・・)を試すのはもっと下に行かないとダメそうだな」

 

俺は上の方を見上げながら呟く。フィガロの装備とエンブリオの力のおかげでソロでも問題なくダンジョンに潜れるのはありがたいと感じている。

 

夜行はステータス画面を確認しながら座り込む、周囲の警戒は≪紅蓮鎖獄の看守≫6本に任せて装備の量と性能を見ていた。

 

「フィガロのエンブリオの力は知っているし、その為に様々な装備を手に入れてるのも知識としては知ってたけど……多すぎるな」

 

夜行は、フィガロが迅羽との戦いの後の会話で言っていたことの重みを知った。「グギャッ!?」

 

「フィガロの装備とレベルのステータスの高さで体感的に周りがかなりゆっくりに見えるから装備の交換には問題はないけど数の多さで少しだけ手間が取られるな」

 

これは完全に慣れでやらないと無理だなと確信した夜行である。「ギャッ!?」

夜行はステータス画面を閉じて周りに落ちている魔石を拾ってから上の階層に続く階段の方へと向かう。

 

「試したいことは粗方やったし、地上に戻ろうかな」

 

夜行は時期がいつ頃かを忘れていた為に気付いていなかったが、丁度その頃、ロキ・ファミリアの面々は資金稼ぎの為にダンジョンに潜っていた。

夜行は下の階層から、ロキ・ファミリア面々は上の階層から18階層に行こうとしていた。

 

 

 

ハシャーナが殺害され、宝玉を巡る事件が起こっている18階層へと……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───18階層

 

「ん?」

 

18階層に上がってきた夜行は近くにあるリヴィラの街に入り、ある場所が騒がしいのに気付く。

 

 

"リヴィラの街"

それはダンジョンにある数少ない安全階層(セーフティポイント)の1つである。モンスターが産まれない事から幾人もの冒険者によって造られた最低のぼったくりの街である。

 

 

その騒ぎにハシャーナの事件かもと思い、そこへと向かった。

人集りがあったのはヴェリーの宿と看板のある所であった。

 

「何かあったのか?」

 

「あぁ、殺しだよ。しかも頭が完璧に潰されてるらしいぜ」

 

「マジか」

 

どうやらハシャーナの事件の可能性が高くなったな。

 

「あれ君は?」

 

「げっ!?」

 

夜行は声のした方に振り向いたら、そこにはロキ・ファミリアのフィン、リヴェリア、アイズ、ティオナ、ティオネ、レフィーヤがいた。

夜行もまさか来てすぐに声を掛けられるとは思わなかったから嫌そうな声が反射的に出た。

 

「やっほー♪」

 

「あーー!」

 

こっちに来ていた他の面々も俺を認識した。ティオナは友人に話し掛けるような軽さでレフィーヤは宿敵にでも会ったかのような反応で叫ぶ。

 

「叫ばないでほしいな」

 

「それなら私たちも嫌そうな声は止めてほしいのだが?」

 

「自分達がしたことを振り返ってから言ってくれないかな~♪」

 

俺の反応に苦言を言うリヴェリアに正論で返事を返す。俺は自分からは手を出していない。向こうが吹っ掛けてきた喧嘩や先に手を出してきたから正当防衛をしただけであるから状況的に俺は一切悪くない。

 

「それよりも何があったんだい?」

 

フィンは流石にファミリアのトップをしているだけあってこの状況の情報を獲ようとしていた。

 

「悪いけど俺も今さっき来た所だから詳しくは知らないが……殺しだってさ」

 

ここで情報を勿体付ける意味はないし、どうせ他の奴らに話しを聞いたり現場を見ればすぐに分かることだ。

 

「とりあえず何が起こったのかを知りたいから僕とリヴェリアは行ってくるよ」

 

「この人集りをか?」

 

純粋に聞き返してしまった。狭い街での殺しだからか野次馬がゾロゾロといるここは先に進めないように見える。

 

「ロ、ロキ・ファミリア!?」

 

事件のあった宿の周囲にいた野次馬たちは突然現れた二大ファミリアのロキ・ファミリアのトップ陣営たちに驚き道を開ける。

その開いた道をフィン達は通っていった。

 

「態々、死体を見に行く趣味はないしな」

 

俺はフィン達に付いていかずにその場に残っていた。

 

「それにしてもこういう時のためにあの行動(・・・・)をしたのなら、やっぱりお前はクズ中のクズだよ。フィン・ディムナ」

 

俺も人のことは言えないくらいには自己中の自覚はあるけど、こいつのような酷さを内包したメッキの勇者にはなりたくないと思う。

 

「どうせ現場の検証や被害者の調べは中にいる奴らがやるし、俺は俺でやることをしますかね」

 

夜行はリヴィラの街にまだいるであろう人物を捜すことにした。

捜すのは犬人族でヘルメス・ファミリアのルルネかハシャーナを殺害して変装をしているレヴィスのどちらかだ。

 

「不謹慎だけど楽しみにさせてもらうかな」

 

俺は柄にもなくワクワクとした気持ちがあるのを感じていた。

人が死んだ直後なのに軽いと思うが、別に俺の知り合いというわけではないし、そもそもとしてこの世界は命が簡単に失われる世界だ。慣れないと明日の自分の身が無くなるかもしれないのだ。

それに適応できないと俺の心が壊れてしまう可能性もある。なら、妥協か適応のどちらかをしてしまうのが一番である。

 

「とりあえずは全身甲冑の姿だろうレヴィスと……ルルネって男だっけ?女だっけ?」

 

少し記憶の一部が曖昧になっている夜行は目的の相手を捜しにリヴィラの街を歩いていく。

 

 

 

 




今回はちょっと変に悩んだので、ここまでなの?的な感じになっているかもしれませんけど、次回を楽しみにしてもらえたらと思います!

何回か、この主人公に言われたくないとかって意見がありましたけど、あらすじを読んでないのかな?って思いました。
好き勝手に生きるってあるので言いますけど主人公の夜行は自己中にしてます。
でも無実の人とかには手は出してませんからね?喧嘩を売ってきた相手とかに正論ぶつけてるたり、先にしてきたから仕返しをするって感じなので、そこまでクズにしてる気には作者はしてません。
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