何とか1年以内にでけた!それでも半年以上はかかったけど!
長いこと待たせてすみません。( ノ;_ _)ノ
やっぱり中々に大変だわ。こういうのを短いスパンで更新できる人達には尊敬するよ。
(いきなり襲い掛かられたな。アイツがレヴィスなのは確定だな)
夜行は全身甲冑の存在をレヴィスだと断定し吹き飛ばした方にいるレヴィスに一気に近付く。
「チッ!?」
レヴィスは舌打ちをしながら少しでも俺から距離を取ろうとした。それに対して俺は手に持つ一対の両刃斧のエンブリオを全身甲冑を身に纏って正体を隠しているレヴィスに投げる。
「ッ!?」
夜行が投げたエンブリオのヨナルデパズトリが迫り、流石にそれを直撃したらマズイと察したのかその場で体を捻り回避する。
「動かなくていいのか?」
「なっ!?」
まだ夜行との距離があると思っていたレヴィスは自分の背後から聞こえてきた夜行の声に驚きを上げる。そして、自身の背後でもう一つの斧を振り上げて叩き下ろそうとしていた。
「……」
「くっ!?……」
そのタイミングでアイズがこちらに斬りかかってきた。夜行はその斬撃を振り下ろそうとした両刃斧の進行方向を変えてアイズごと自身から離した。
「何の真似か聞いてもいいかアイズ・ヴァレンシュタイン?」
「……何でそこの人を殺そうとしたの」
どうやら俺がレヴィスの息の根を止めようとした行動に今回の犯人として疑われてるようだ。
「こっちが、それをそいつに聞きたいことなんだよな。それは」
「ど、どういうことですか!?」
「……」
俺の言ったことに聞き返すレフィーヤ。自身よりも強いと察したのか俺を警戒しながらもルルネの持つ宝玉を奪おうとしているレヴィスが視界に入る。
「説明をする、暇は……ない!」
俺はヨナルデパズトリを抑えているアイズの持つデスペラードを腕ごと上に上げさせ、その隙にレヴィスへと近付く。
「あっ!?」
「ヒッ!?」
これは端から見たらどう見えるのだろうかと切迫した状況なのに夜行は思う。
自身の持つ宝玉が狙いだと分かりビビるルルネ、全身甲冑のレヴィスと一対の両刃斧を持つ夜行が迫り来るのを見るレフィーヤ、宝玉を手に入れるためにルルネやレフィーヤを排除しようとするレヴィス、レヴィスの邪魔をしようと動く夜行、それを夜行の後方から見るアイズ。
この状況をロキ・ファミリアの誰かや他の冒険者に見られても俺と全身甲冑で見た目を隠蔽してるレヴィスが悪いと見られるだろう。
もしくは俺が完全に襲ってると考えて俺だけが悪く見えるだろうがそんなことを考えるのは後でもいい。
「死んどけ!」
「
夜行が振り上げた斧を自身の魔法エアリアルを使って加速したアイズが追い付き≪不壊≫が付与されたデスペラードで負荷を考えずにぶつけて軌道を反らす。
「ギャァ!?」
「・・チッ!?」
「え?」
そこでアイズと夜行が見たのは全身甲冑を着ている者がルルネの首を掴んでいる所であった。
「ル、ルルネさん!?」
「あ…グッ!?」
「ッ!?」
流石のアイズもその場面を見て、全身甲冑の存在が危険だと悟り、夜行への攻撃を止めてレフィーヤ達の元へと行こうとした。
「暴れるなよ!」
夜行は両手に持つ両刃斧を振り上げてルルネと全身甲冑を着込んだレヴィスに振り下ろした。
ブチッ!
「邪魔を……ッ!?」
圧倒的なステータスによる高速移動と腕力でレヴィスの片腕を切断した。
「死ね」
「嘗めるな!!」
「……あ!?」
俺がレヴィスを両断しようとした時、近くにいたレフィーヤが声を上げた瞬間、
「な、何だよ!あれは!?」
「……あれは!?」
「何で!」
少し前に食人花の相手をしたアイズとレフィーヤはそれを人が操っている事実に驚いた。
「もう出してきたのか」
夜行は食人花の口を手足で閉じないようにして防ぐが、突進の勢いによりそのまめ空中に共に昇った。
流石の夜行も空中では踏ん張る手段なしでは防ぎようがなかった。
「………それでも対処事態は簡単なんだけどな」
俺は抑えてる腕とは逆に持っている両刃斧の片方を食人花の体内に向けて
夜行が上に連れていかれて、アイズは自分達を襲ってきた強敵に応戦し、今も視線を外さずにいた。
そしたら敵からポツリと呟きが聞こえた。
「今の風は……そうか、貴様はアリアか」
「っ!?」
その名を聞いたアイズは驚愕の表情をした。何故この人が自分の母の名前を知っているのかと。
「ならば貴様を連れていく」
「…っ!?」
アイズへとその瞬発力で近付いたレヴィスにアイズの反応がワンテンポ遅れる。
だが、レヴィスの凶刃がアイズを襲うことはなかった。
「グゥッ!?」
「えっ?」
レヴィスの胴体が上半身と下半身という風に分断されていたのだ。
「き、貴様ァァァ!?」
「ッ!!」
「え?」
レヴィスとアイズは同時に上を向き、それを見てレフィーヤも反射的に上を向いた。
そこには夜行が空中で何かを投げた体勢をしており、更にその反動から次の一撃を加えようとしていた。
「ヤバくないか!?」
ルルネが危険を察知して叫ぶ。そして、それはまさしく正しかった。
「……フッ」
一息にヨナルデパズトリを地面に振り下ろして叩き付ける!
ドォォォォン!!!!
それは18階層だけでなくダンジョンどころか……地上にも影響を与える程の震動を起こした。
「……グゥ!?……クソッ!」
無論、そんな震動を起こす程の威力を至近距離で受けた半身しかないレヴィスは無事ではなかった。
「………ッ!?」
アイズは戦慄した、ホンの少しだけでも相手をしたから分かるが彼女はまさしく怪物である。アイズ自身も
「な、な、な、何なんだよ。あれは!?」
そのあまりの光景にルルネは叫んだ。それはこの光景を見ているアイズもレフィーヤもレヴィスさえも思っていることだろう。
「この辺りが……潮時か。……………食人花!!」
半身になり更にボロボロにされたレヴィスは自身の不利を完全に理解し撤退するために動く。
ドン!と地面を殴り付けてどこに隠されていたのか大量の食人花が現れた。
「さすがにこれは対処しとかないとダメだよな」
夜行は投げ飛ばした片方の両刃斧が手元に来た時に危なげなくキャッチし回収する。
リヴィラの街で戦いの音や悲鳴なども聞こえるそこに夜行は走り出す。
「アリア。次は貴様を捕らえる」
「待っ!?」
アイズは母について知るレヴィスを捕らえようとするが別の食人花の妨害によってレヴィスは行方を眩ませた。
数分後、夜行が大半を細切れ瞬殺したが、他にもリヴィラにいた冒険者達やロキ・ファミリアの面々により食人花は一掃されたがレヴィスの逃亡を許したのであった。
取り敢えずはリヴィラの事件の話はこれで終わりにします。
まぁ事件後の後始末とかそれぞれの考察とかは書くかもしれませんけどね。