早死にした俺がダンまちの世界で最強になる   作:岬サナ

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サブタイって考えると難しい物もありますよね。

1話1話のサブタイを考えるのも苦労します(^_^;)


ベルを見つけた

俺はバベルの長い螺旋階段を降りた先に存在するダンジョンに居た。

 

「マップの見方はっと」

 

俺は特典の一つであるマップの機能を使い、マップの性能と一緒にダンジョンを調べる。

 

マップは俺が足を踏み入れた場所と視界に入った部分を表示するタイプだった。

 

「これだと5階層の事までは分からないな」

 

俺はマップの特典とは別の特典であるマーケット機能を起動して、リルを払い5階層までのマップを購入した。

このリルに関しては後で説明するとしよう。

 

「これで5階層までは迷わずに行けるな。ん?」

 

俺はマップを見ながら進むと赤点の表示3つが此方に近付いて来るのが分かった。

俺はそこで止まり、赤点の確認をする。

 

「やはりモンスターか」

 

マップの赤点は、予想通り敵モンスターの表示で合ってるみたいだった。

 

「全部ゴブリンか」

 

俺の前に現れたのはダンジョンでも最弱と言われているゴブリンだった。

 

「さて、俺の特典の確認の相手をしてもらうかな」

 

俺は数匹のゴブリンの元に一瞬で距離を詰めた。

距離を一瞬で詰めたように戦いも一瞬でケリが着いた。

 

一瞬でゴブリンに近付いた俺は、その速度をしっかりと認識し行動出来た。

そして、一瞬の合間に殴り飛ばし蹴り飛ばしてゴブリンを消滅させた。

 

「特典で得た性能を考えたら当たり前だよな」

 

俺は自身の力の確認をし、魔石を回収してからマップに表示されている次の階層に行ける階段を目指して歩き始める。

 

「多少は余裕を持たせてるけど早めに6階層に行って何匹かのミノタウロスはこっちで相手にしたいな」

 

俺はロキ・ファミリアが逃亡を許したミノタウロスを相手にするべく下の階層に向かっていた。

 

何やかんやで6層まで来てしまった。来る過程でモンスターと何回か遭遇したが全て瞬殺し、魔石に変えた。

 

「ここら辺りで待つとするかな」

 

俺は近くにある丁度いい大きさと形をしている岩に座り、ミノタウロスが昇ってくるのを待つ。

 

「それにしても選んだ転生特典は当たりだったな。この感じなら深層に行っても全くの問題も無いな」

 

実際に、この世界の基準レベルを大きく超える力を得た以上、この世界で夜行に敵う存在はいない。

 

そんな風に夜行が思考していると重量のある物を落としたような振動が何回も起き、段々と発生源が近付く気配がした。

 

「来たか」

 

 

「「「ブモォォォォォ!!」」」

 

夜行の前に現れたのはダンジョンのモンスターの代表格たるモンスターのミノタウロスだった。

 

ミノタウロスの実力はオラリオの冒険者がレベル2からで無いと話しにならない力を秘めている。魔導士のような後衛タイプの冒険者ならばレベル3は最低でも必要となる。

 

ミノタウロスは本来ではダンジョンの中層にいるが、ここにはロキ・ファミリアが手違いにより逃がしてしまい、初心者冒険者が多数いる上層にいた。

 

「素早く終わらせてもらうよ」

 

俺はそう言い、両腕から3本ずつぶら下げている≪紅蓮鎖獄の看守(クリムゾンデッドキーパー)≫の内、片方の腕にある3本をミノタウロスに向けて放つ。

 

「「「ブモォ!?」」」バッ!…ボオン

 

「これで終わりっと」

 

俺は放った≪紅蓮鎖獄の看守≫を引き戻した。

 

「他にはいないかな?」

 

俺はミノタウロスを片付けてミノタウロスの魔石を特典の一つであるアイテムボックスに仕舞い、マップを確認した。

 

「ミノタウロスの反応が2体いるな。このミノタウロスのどちらかがベルとアイズとの出会いの切っ掛けか」

 

マップを確認する限り、件のミノタウロスはもうすぐここを通るので俺は姿を見せないようにする為に≪紅蓮鎖獄の看守≫をダンジョンの天井に突き刺して上に上がった。

 

暫くすると、先ほどの3体と同じようにロキ・ファミリアの恐怖に襲われたミノタウロスの2体が急いだ勢いで5階層に登る階段を駆け上がった。

 

「スゲー怯えようだな」

 

むしろベルが襲われるまで他の人が接触しなかったのが奇跡な程だな。

 

「お!来たか」

 

俺はマップを見ていながら確認をしたら中々の‥‥多分中々の速さで動く存在を2つ感知した。

 

AGIを意識して見たら、走り去る灰色の狼男と金髪の少女がゆっくりと見える。

 

(あれが、アイズ・ヴァレンシュタインにベート・ローガの2人か)

 

アイズとベートはこちらに気付く様子もなくミノタウロスが向かった5階層へと姿を消した。

 

「匂いか風の感知で気付かれるかとも思ったが、レベル差か実力が足りないのか全く気付かないレベルか」

 

この世界で一級と呼ばれる冒険者の2人が急いでいるとはいえ俺に関しての事で察知出来ないのを見て、俺は障害は一切無いと判断した。

 

「これだと敵の方に期待した方が良いかな?」

 

夜行はそう呟いて、自身も5階層に向かう。

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

距離が開いているのに大きな声が聞こえてきた。これがベル・クラネルとアイズ・ヴァレンシュタインの邂逅であり、主人公が恋に落ち様々な人を救う為の前章だった。

 

「まぁ、俺という原作にいない存在がいるから世界の歴史も道筋も変わるかもしれないけどな」

 

そう言って俺は悲鳴が聞こえた方に足を進めた。

 

暫く歩いていると、マップの表示に次の曲がり道から走ってくる存在を確認した。

 

「だぁぁぁぁぁ!!」

 

その通路の前に真っ赤な存在が走り去っていった。その存在が通り過ぎた後には血が転々と染み落ちていた。

 

「つまり、あれがベルか」

 

原作で知っているとはいえ、本当に血塗れの状態でギルドまで行くのか。

あのパニクって叫んでる状態から満面の笑顔で手を振る状態になるのかは疑問に思うが、そこは気にしない方がいいだろう。

 

「確認したい事も確認出来たし、魔石を換金したら俺も戻るかな」

 

換金すると言ってもギルドで換金するわけではない。

 

「それよりも重要なのは寝床の確保だな」

 

俺はダンジョンの外に出るために足を進めながら考えていた。

 

 

 

このオラリオには宿屋等も存在はするが安全性や機密性が圧倒的に欠けている。

それなら何処かのファミリアに入ればいいのだが、俺自身がファミリアに入るつもりが一切無いのだ。

 

有名な所で考えるなら最大ファミリアであるロキかフレイヤ、最大ではないが誰もが知っているヘファイストスやガネーシャにゴブニュ等のファミリアがある。

 

それに規模を考えず神柄のみで考えるならば、ヘスティアかミアハの所に入ればいいのだがファミリアに入るとギルドの規律に縛られるし、何より他のファミリアからの追及等がある可能性もあるからファミリアに入ることは止めておきたい。

 

「そうなると宿変わりの場所を提供してくれて無闇に詮索してこない所を考えると、あそこが最有力になるな」

 

俺は自分の現状で面倒な詮索が無いと確信を得ている、最も信頼出来る場所を選ぶ。

 

「ロキ・ファミリアの宴会までは1日の猶予があるし、それまでに交渉出来たら大丈夫だな」

 

そして夜行はある神を探しにオラリオの街中を歩いていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




また次の更新は1時間後にしてます。
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