早死にした俺がダンまちの世界で最強になる   作:岬サナ

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今回の話しも楽しんでくれたら嬉しいです♪


街の散策と住み処

あれから寝泊まりするための場所を確保しようと動いた。

最悪の場合は日を跨ぐ事を考えていたのだが、思いのほか早くに目的の神を見つけた俺は神に交渉して寝床の確保に成功した。

 

団長さんと神様には大量のヴァリスを前金として渡したのが良かったのだろう。神様の方は別に金は要らんとか言っていたが、流石にそれは俺としても良心が痛いので受け取って貰ったが……。

 

「時間もある程度は空いたからな。街でも見て回るかな」

 

今のうちにベルの奮起するであろう場所の豊穣の女主人が何処にあるのかを知っておくのも大事だと考えて探していた。

 

「流石はオラリオ、昨日も思ったけど結構な人がいるな。これは探すのは一苦労だな」

 

まだ朝の早い時間だが、もうオラリオには起きて様々な行動をしている人達がたくさん居た。

中には、これからダンジョンに潜る為に装備を付けてバベルの方に向かう人も何人もいる。

 

「そういえば、鑑定のスキルを使って無かったな」

 

俺は特典の持っている力である鑑定眼のスキルを使用してダンジョンに向かう冒険者のレベルを見た。

 

(やっぱり大半がレベル1か2って所か)

 

予想していたとはいえ、大半のレベルは低くステータスも低かった。

 

「まぁダンジョンにいるモンスターを倒した経験値が少なすぎるからレベルが低いのも当然か」

 

実際に昨日、俺がモンスターを倒した後に経験値を確認したら驚くことにモンスター1匹に付き経験値は1しか上がってなかった。

本当に最低限の経験値しか獲得出来なかった。

 

こっちのレベルが高くモンスターのレベルが低い事も関係があるだろうがかなりの低さだった。

 

「そろそろかな」

 

俺は暫く歩いていると目的の場所である豊穣の女主人の近くまで来ていた。

 

場所を確認したので離れようと思ったら、店の近くでベルと女の子が喋っているのが見えた。

 

「あの女がシルか」

 

客引きの場面を見てしまったようだ。後でベルが料理人が無くほどの大食いと嘘の事を言われる未来が確定した瞬間でもある。

 

「哀れベル」

 

俺はベルに心の中で合掌した。

 

「……ここでベルと知り合っておくのも良いかもしれないな」

 

俺は、今夜発生する酒場の件に参加する事を考えて今の内にベルと接触しようかと考えた。

 

俺はベルのいる方に歩いていく。

 

「おっと!?」

 

「うわぁ!!」

 

予想通り、俺とベルは互いの体がぶつかった。

 

「あ、すみません!」

 

ベルはこちらにぶつかったのが分かり、すぐさま謝罪をした。

 

「いや、大丈夫だよ。そっちも大丈夫か?」

 

「はい!大丈夫です!」

 

「そうか。なら、良かった」

 

ここで俺は原作の主人公であるベル・クラネルと邂逅した。

 

(それにしても本当に髪と眼を見たら、兎を連想させられるな)

 

「本当にすみません!」

 

「いいよ。別に怒ってるわけではないからな」

 

「は、はい」

 

「え~と、君は…」

 

「あ、僕はベル・クラネルと言います」

 

「よろしくベル。俺は雪代夜行だよ。こっちでは夜行・雪代って言うのかな?」

 

俺とベルは互いに自身の名前を名乗りあった。

 

「その読み方だと極東の出身の方ですか?」

 

「まぁ、そんな所かな」

 

俺はベルに聞かれた質問に断言をせずに答える。これでベルがヘスティアに言って、ヘスティアが俺に聞いてきても巧く誤魔化せる。

 

「まぁ気軽に夜行って呼んでくれていい」

 

「分かりました。僕もベルで大丈夫です」

 

「分かったよ。ベル」

 

これでベルと知り合うという目的を果たしたので戻ることにした。

 

「それじゃ、俺は予定があるから失礼するよ」

 

「あ、はい。時間を取らせてすみません!」

 

「別にいいさ」

 

夜行はそう言ってベルと別れた。これでベル・クラネルとの邂逅が済んだ。

ベルはアイズ・ヴァレンシュタインとの出会いでレアスキルに目覚めて、人工的な偽物の英雄ではなく本物の英雄になる為の道を歩み始める。

 

ここからある美の女神がベルを自分の物にする為に色々とするが、それもベルが成長する切っ掛けになる。

 

流石に、この短い接触だけで俺も目をつけられる事は無いと思いたい。例え、それがプラスだろうとマイナスだろうと嫌なのである。

 

「君が成長しないと救えない者もいる。…だから頑張って成長しなよ。ベル・クラネル」

 

俺は原作に対してどう動くか考える。

 

(最初のシルバーバックは無視してもいいだろう。あれはベルが歩む確かな一歩だからな。同時期にある闇派閥(イヴィルス)の尖兵の食人花には介入するか)

 

俺は上手くいけばロキに多大な恩を売れると考える。ベルの方に介入しないのは必要が無いのもそうだが、面倒な美の女神に目を付けられたくないのが大きい。

 

「まぁ、それよりも先に今夜のイベントには絶対に介入するしな」

 

そう俺は今夜、豊穣の女主人で起こる原作においてベルが決起する重要な場面に立ち合うのは決めていた。

 

「絶対にベートをぶっ飛ばすのは確定として、後はフィンとロキに対して釘を打っとかないとな」

 

俺の予想通りに嵌まれば、大手ファミリア以外に強い牽制を与えられる。

故に何としても実力差を分からせないといけない。

 

「そろそろ寝床に戻るかな」

 

 

今夜の予定を決めた俺は寝床として住まわせてもらえるように頼んだ場所に戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇───────

 

キィーッ

 

「あぁ、お帰り」

 

「帰ってきたか」

 

「今、戻ったよ。ナァーザさん(・・・・・・)ミアハさん(・・・・・)

 

俺が神格や説明などの観点から頼ることを決めた場所はミアハ・ファミリアだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今日はここまでです。

まぁ今日はって言うけど、そこまでストックがあるわけではないけどね( ̄▽ ̄;)アハハ
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