早死にした俺がダンまちの世界で最強になる   作:岬サナ

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アンケートは終了しました。
ロキ・ファミリアアンチのタグは付ける事にしました。
作者は全てのロキ・ファミリアが嫌いとかではないのでアンチには一部アンチって形にはしますけど。

今回はもしかしたら中途半端で終わってるって思う方がいるかもしれませんが、個人的に次の話がやり易くなるので大目に見てくださいm(_ _)m


≪◼️◼️◼️≫と嘆くロキ・ファミリア

俺はベートをボコり、ロキ・ファミリアから金も合法的に巻き上げる契約をし、部屋を貸してくれているミアハさんに挨拶をして、その日は眠った。

 

 

 

 

───翌日

 

俺は起床し、部屋から出る。

 

「おはよう夜行。昨夜はよく眠れたか?」

 

「えぇ、ミアハさん。ぐっすりと眠れましたよ」

 

部屋から出たらミアハさんに会い、睡眠が取れたかを聞かれ俺は特に隠すこともないので答える。

昨日はベートをボコれて気分がスッキリとして眠れたから調子はいい。

 

「今日もダンジョンか?」

 

「そうですね。今回はもう少し下に行ってみようかなって考えてます」

 

「そうか、無理をしてくれるなよ。私もナァーザも無理をしてまで金を稼いでほしいとは思ってはいないからな」

 

「大丈夫ですよ」

 

夜行からしたら上層程度のレベルならば慢心全開だろうと無傷で戻ってこれる。

それでも不快感を感じないのはこの神様の神柄が良いところなのだろうと思う。

 

「昼には用事があるので、それまでには探索を終える予定ですよ」

 

「そうか、気を付けて行って来るのだぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は今現在でダンジョンに今日潜った事を後悔している。

……ん?何故かって?それはな。

 

「お前良さげなもん持ってんな!全部置いていきな!」

「そうだぜ。でないと強い俺様達にボコボコにされちまうぜ」

「ヒャッハー!」

 

ダンジョン内でカツアゲみたいな事をされているからだ。

しかも前世のカツアゲと違うのは相手は言うことを聞かなければ殺す気マンマンだし、聞いても口封じの為に殺す気だから言うことを聞いても意味が全く無いところも気分が下がる理由だった。

 

「怖くて声も出ねーか!」

 

いや呆れてるだけだ。

 

「そうだぜ!装備を全部置いてくなら助けてやるよ!」

 

ダンジョンで装備を全部置いてくバカはいないだろ。後、助けるのも嘘だろう。

真偽判定のスキル持ちをメインにしてなくても分かる。

 

「ヒャッハー!」

 

お前はヒャッハー!以外に何か言えよ!ヤバめな薬でもキメてんのか!

 

「……はぁ」

 

俺はメインをフィガロからある超級職(・・・・・)エンブリオ(・・・・・)を持っている人物に変更した。

 

「ふっ!」

 

俺は、そのまま武器を出し一瞬にして目の前にいる3人に横一線を認識させないまま繰り出した。

 

「‥‥え?」

 

3人の内の誰かが声を出すも、すぐにそれは虚空へと消える。

何故ならば彼らは自分がいつ死んだかも分からずに絶命したのだから。

 

「こっちではこうなるのか……それにしてもこれは目立つな」

 

夜行は自分の着ている紅いコートを見て、人に見られたらかなり目立つよなって呑気に考えていた。

そのまま夜行はその場から離れていくが、先ほど誰かも分からないが冒険者が死んだにも関わらず、その場には1滴の血(・・・・)も死んだ冒険者の装備品も何一つ(・・・)残っていなかった。

 

「これはある意味で殺人隠蔽にこれ程向いてる能力もないよな」

 

俺は手に持つエンブリオの渇いた血のような色合い(・・・・・・・・・・・)一対の両刃斧(・・・・・・)を持ち直して先に進んだ。

 

「目撃者はいないし、それに正当防衛だから……無罪だな。うん!」

 

それにしても女性用の服が完全に男性用の服に変化してたのは驚いたな。

 

 

 

 

その後もモンスターに何体か遭遇するも、特に代わり映えせずに倒していった。変化があるとすれば倒したモンスターは魔石やたまにドロップを落とすが、今回は何も落とさずに光の塵となって消えた事ぐらいである。

 

 

 

 

 

 

 

───ロキ・ファミリアのホーム会議室

 

ベートがボコられ契約として20億ヴァリスの支払いとミノタウロスへの被害者への謝罪について等の話し合いをするために、そこには主神のロキと団長であるフィン、副団長のリヴェリアと幹部のガレスの4人が揃っていた。

 

「それでどないやった?」

 

「ラウル達に確認させに行ってもらった。ミノタウロスに襲われたのは先日の少年1人だけだった。血塗れの状態でギルドに行っていたからな。ギルド職員達もよく覚えていたそうだ」

 

「そこは不幸中の幸いだの。ワシらの招いた被害がこれ以上拡がらなかったのは」

 

「リヴェリア、もう一つの方はどうだった?」

 

最初に口を開いたのは主神のロキだった。それにリヴェリアが聞かれたことに答える。

ガレスも被害が拡がらなかった事実に安堵した。

フィンはミノタウロスへの被害者が他にいないかの確認以外で知りたいことを聞く。

 

「彼の所属ファミリアはヘスティア・ファミリアのようだ」

 

「あのドチビのところかいな!」

 

ロキはあまりの事実に叫び声を上げた。

 

「何じゃ、ロキの知り合いか?」

 

「くぅぅ!ドチビの所とは!」

 

「……ロキ」

 

「分かっとるよママ」

 

「ママではない」

 

ガレスが聞くがロキの発狂具合は変わらずにリヴェリアが声をかけ元に戻る。そのおかげでなんとか調子を取り戻したロキ。

それでも沈んでいる気持ちまでは完全には治りきってはいない。

 

「リヴェリア、もう1人の彼の方はどうだった?」

 

「公開されている他のファミリアには何処にも所属していなかったさ」

 

「……そうか」

 

フィンは自身の親指を額に押し付けて考えを纏めている。

 

「公開できないファミリアに所属しとる可能性もあったが、それはロキが潰したからの」

 

「そうや。ファミリアに所属してない事に恩恵を貰てないことも嘘やなかった」

 

ガレスの問いにロキは夜行の言葉に嘘は無いと断言する。

 

「ロキ、あの契約書の罰は本当だと思うかい?」

 

「あんだけの事をしとるし、ホンマやろうな。低く見積もっていいなら誇張で全くの無害や。そんで最悪を考えるなら」

 

「考えるなら?」

 

「ウチらの命を奴さんに握られ続けるやろうな」

 

ロキはそう言ってフィンの聞いてきた事の自分の考えを締め括った。

 

「確実に財政が傾くな」

 

「それにベートの奴が貶してしまった者のファミリアへの謝罪と謝礼の品の用意もあるからのぉ」

 

「とりあえずロキは当分の間、酒は飲めないと思え」

 

「ウチの酒がぁぁぁぁ!」

 

「ワシも節制されるんじゃ、ロキも受けねば意味がないからの」

 

酒を節制されるロキとガレスは暗い雰囲気が可視化してるレベルにまで暗くなっていた。

 

「……はぁ」

 

それを見たリヴェリアは頭を抱えた。ファミリアで1,2を争う苦労人兼皆のママは大変なのである。

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