後輩に絡まれる大学ライフは間違っているだろうか。   作:TK@ぼっち党員

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第12話

いろは「先輩こんなのはどうですか?」

 

八幡「お前俺の話聞いてた?結婚式は新婦が主役だから俺ら脇役はそんな派手な服は着ないの、返してきなさい」シッシッ

たく、なんで俺が日曜日を返上して買い物なんかに…日曜日はプリキュアあるから忙しいっていうのに…

あのバカは、え〜せっかくなら可愛くしたいのに〜とかわけもわからんこと言いながら服探してるし

 

八幡「あのね君、普通こういうのは家族と決めるものなんだよ、なんで俺が選ばなきゃいけないんだ」ハァ~

結婚式の服装とか普通家族と決めるだろ、つかなんでよりにもよって結婚から真反対の俺を服選びにつれてきた、わかるわけがないだろ

結婚というのは人生の墓場だ、何かをしようとしてもパートナーへの報告連絡相談、なぜ家で社会と同じことをしなくてはならないんだ。人が真面目にプリキュア見てるときに番組変えやがるし。それでも人間か!このキュア八幡が退治してやる!プリキュア八幡ドリームアターック!

 

いろは「だって今家族は実家に行ってて、誰も家にいないんですもん。………ていうか今、家族が選ぶものっていって遠回りに俺が選ぶってことは俺は一色と家族になる、みたいなノリで口説いてるんですか、実際家族にってノリはなんかロマンチックで良いんですが、先輩が言うとなんか気持ち悪いので他の言葉でお願いします、ごめんなさい」ペコリ

 

八幡「いやいやどこをどう聞いたらそんな話になるの」アキレ

そんな話をしながら一色は、ぶつぶつ言いながら体にエプロンを当てては、なんか違うんだよな〜って言いながら別のエプロンを取ってはそれを続けている。

君何を買いに来たの?平塚先生の結婚式に着る服だよね?何かどころの話じゃないよね。君エプロンで結婚式出席しちゃうの?そんな格好で行ったら絶対に厨房のスタッフに間違えられちゃうよ?

 

ライン!

 

せわしなくエプロンを観察する一色から目をはなし、ポケットからスマホを取り出す。ロック画面には体育祭の時に撮った戸塚の学生服姿と、店の前ついたよ!という戸塚からのLINEが来ている。

 

俺は一色にちょっと迎えに行ってくると伝え、その場を後にした。

だってあそこ怖いんだもん。おば様方は横目で俺のこと超睨んでくるし、学生さんたちはヒソヒソ話しては笑ってるし。何これ、なんてハードコアなの。八幡耐えれない。そんなに意味有りげに見つめられると、心に眠るプリキュアの力が目覚めちゃう。そしてすぐに堪忍袋の緒が切れました!って怒り出しちゃうのっ…て、それキュア〇〇〇〇〇やねん。危ない危ないあとちょっとで、〇〇〇ブロッサムが出てくるところだった。

 

戸塚「あ、はちま〜ん!」オ~イ

そこには、俺に気づくと大きく手を振り、近寄ってくる美少女がいた。

 

八幡「おう」

俺は軽く胸ぐらいの高さまで右手を上げ、挨拶をかわす。それを何が狂ったか、イェーイと戸塚が小さな手のひらを、軽く上げていた俺の手のひらに合わしてきた。

ズキューン!11時23分、比企谷八幡の心臓は活動を停止した…

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