後輩に絡まれる大学ライフは間違っているだろうか。   作:TK@ぼっち党員

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13話

戸塚「いろはちゃん久しぶり」

戸塚は俺のときと同じように手を上げて挨拶をしている

 

いろは「戸塚先輩お久しぶりです、戸塚先輩も服を買いに来たんですか?」

戸塚は、そうなんだ〜と答えながら一色と並んでエプロンを手にとって見ている。戸塚がエプロンとか犯罪的な可愛さだろ!

 

いろは「せんぱ〜い、私わかんないんでちょっと選んでみてください」

 

八幡「何なのその、お前の実力見せてみろみたいな言い方、大雑把にしかわからんが」

やっぱ白貴重だよな、でも真っ白ってのも新婦に被るからそこまで白を攻めすぎるのも良くないしな。

 

八幡「どっちでもいいんだけど、この薄いピンク色のワンピースに白の羽織物とかでいいんじゃね」

俺が持ってきた2種類のワンピースを見ながら、一色は面食らったように佇んでいる。

 

いろは「せ、先輩がまともなもの持ってきた」

目を見開いて口をパクパクさせる一色と、おぉ〜と感心して目を輝かす戸塚、そんなに戸塚に見つめられちゃうと、開いてはいけない扉を開けそうになっちゃう

 

戸塚「八幡、この無地のワンピースと、少し薔薇の模様が写ってるワンピースを選んだ理由ってあるの」?

戸塚は顎に指を当て、どっちも可愛いと眺めている

 

八幡「色は適当だな、白のワンピースよりは主張が抑えられていて、一色に合いそうだったから。柄は、ピンクの薔薇の花言葉が感謝だったから、生徒会で無茶できたのは平塚先生のおかげでもあるから感謝の気持ちを込めるための薔薇柄だな。無地が候補にあるのは、薔薇は攻めすぎかもって思って…ま、決めるのは一色だから」

なんでこんなに気持ち悪いほど考えてるんですか〜と、ぶつぶつ言いながら手にとって、こっち…それともこっち…と何往復も続けている。一応俺が候補に出した2つで悩んでるから、俺の考え方には間違いはないようだ。

 

戸塚「いろはちゃんのことをしっかり考えながら立場をも忘れない、八幡はやっぱり凄いよ〜」

両手を胸の前でグーにして力強く褒めてくれる戸塚に惚れない男はいない。戸塚はもしかしたら天下をも取れる逸材なのではないかと思う今日このごろ…

 

一色はまだぶつぶつ言いながらエプロンを見ている。いや結局エプロンなのね君、まいいけど

 

戸塚「よし、今度は僕たちの服だね」

え?戸塚はエプロンじゃないの?戸塚が毎日エプロンで俺の帰りを待っていてくれるなら、俺はどんなブラック企業でも生き続けることができそうだ。結婚は人生の墓場?笑わせるな。戸塚以外の結婚相手なんて認めない。ゴッドオブゴッドの戸塚以外に花嫁衣装が映える人なんて存在しないだろう。

いや、今のはべつに平塚先生にどうこういったわけじゃないから、ただ戸塚が可愛いそれだけだ

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