後輩に絡まれる大学ライフは間違っているだろうか。 作:TK@ぼっち党員
戸塚「八幡はどんな服にするの」?
頬に人差し指をつけてどれにするか悩んでいる様子の戸塚
八幡「今回は親戚のを借りようと思ってる」
戸塚はなるほど…とつぶやきたくさんの服を見ながら悩んでいる。その姿はどこかかっこよくもあり、可愛くも見える。将来良い母親になりそうだな…
八幡「戸塚なんならこの水色のワンピースはどうだ」?
戸塚に合いそうな薄い無地のワンピース。そこから見える戸塚の白い肌は頼りなく、そしてすべてを支える力を持っていそうだ。
うん、だめだ。こんな姿で結婚式に行ったら絶対にだめだ。会場にいる全ての男が惚れ、女は見惚れることだろう。ワンピース姿の戸塚は俺だけのもの、俺以外には絶対に譲らん。俺この結婚式終わったら、ワンピース姿の戸塚と海でデートするんだ。それまでは絶対に死ねない。俺は生きて帰る。
戸塚「も〜八幡ったら、僕もちゃんとした男の子なんだから。ちゃんとした礼服着ていくもん」
少しほっぺたを膨らませ俺の胸をポカポカ叩く。良い気持ちいい、軽く30回は死ねる………いかんいかん
八幡「そうだな、礼服持ってないからスーツで行く人いるけど、あれってあんまりよろしくはないらしいぞ。ほんとに準備できんなかったら、できるだけ黒いものにしたらいいらしいぞ」
戸塚「そうなんだ!今日八幡が服選びに呼んでくれてなかったら僕大変だったよ。八幡は何でも知ってるんだね」
八幡「何でもは知らないぞ、知っていることだけ」
どっかのアニメで聞いたようなセリフだな。
………
……
…
戸塚「八幡どう?カッコよくキメれてる」?
礼服を着た戸塚が萌え袖で訪ねてくる
八幡「おう、かわ…カッコイイぞ、あとは裾を調整だけだな」
調整しなくてもいいよ、俺が死ぬだけだから
戸塚「せっかくなら八幡も作ろうよ、大きさは変わるけど僕と同じのにしようよ」
俺の手を両手で包んで上目遣いでそう言う戸塚
八幡「作ります」
もうね、ずるいよね。戸塚に言われたらツボでも何でも買っちゃいそうだ。あれと同じだ、孫に何でも買っちゃう祖父母
………
……
…
いろは「やっぱり服選んだんですね、先輩は戸塚先輩の言う事断れないから」
耳元に手をあて核心をついてくる一色。もう片方の手には紙袋を2つ握っている。
八幡「うっせ、てかお前結局エプロン買ったの」
なんとか下さんのように眉間に指をおさえ、呆れ半分で言葉が出ていた
いろは「いいじゃないですか、これすっごく可愛かったので似合うと思うんです」
袋を持ち上げ誇らしげに胸を張っている
八幡「似合うじゃなくて、似合うと思う…か、いいんじゃね」
いろは「はい!これでいいんです、何かご飯食べてから帰りましょう」
右手を上げてレッツゴーと行って進んでいく一色を、戸塚と二人並んで追いかける