後輩に絡まれる大学ライフは間違っているだろうか。   作:TK@ぼっち党員

14 / 34
14話

戸塚「八幡はどんな服にするの」?

頬に人差し指をつけてどれにするか悩んでいる様子の戸塚

 

八幡「今回は親戚のを借りようと思ってる」

戸塚はなるほど…とつぶやきたくさんの服を見ながら悩んでいる。その姿はどこかかっこよくもあり、可愛くも見える。将来良い母親になりそうだな…

 

八幡「戸塚なんならこの水色のワンピースはどうだ」?

戸塚に合いそうな薄い無地のワンピース。そこから見える戸塚の白い肌は頼りなく、そしてすべてを支える力を持っていそうだ。

うん、だめだ。こんな姿で結婚式に行ったら絶対にだめだ。会場にいる全ての男が惚れ、女は見惚れることだろう。ワンピース姿の戸塚は俺だけのもの、俺以外には絶対に譲らん。俺この結婚式終わったら、ワンピース姿の戸塚と海でデートするんだ。それまでは絶対に死ねない。俺は生きて帰る。

 

戸塚「も〜八幡ったら、僕もちゃんとした男の子なんだから。ちゃんとした礼服着ていくもん」

少しほっぺたを膨らませ俺の胸をポカポカ叩く。良い気持ちいい、軽く30回は死ねる………いかんいかん

 

八幡「そうだな、礼服持ってないからスーツで行く人いるけど、あれってあんまりよろしくはないらしいぞ。ほんとに準備できんなかったら、できるだけ黒いものにしたらいいらしいぞ」

 

戸塚「そうなんだ!今日八幡が服選びに呼んでくれてなかったら僕大変だったよ。八幡は何でも知ってるんだね」

 

八幡「何でもは知らないぞ、知っていることだけ」

どっかのアニメで聞いたようなセリフだな。

 

………

……

…

 

戸塚「八幡どう?カッコよくキメれてる」?

礼服を着た戸塚が萌え袖で訪ねてくる

 

八幡「おう、かわ…カッコイイぞ、あとは裾を調整だけだな」

調整しなくてもいいよ、俺が死ぬだけだから

 

戸塚「せっかくなら八幡も作ろうよ、大きさは変わるけど僕と同じのにしようよ」

俺の手を両手で包んで上目遣いでそう言う戸塚

 

八幡「作ります」

もうね、ずるいよね。戸塚に言われたらツボでも何でも買っちゃいそうだ。あれと同じだ、孫に何でも買っちゃう祖父母

 

………

……

…

 

いろは「やっぱり服選んだんですね、先輩は戸塚先輩の言う事断れないから」

耳元に手をあて核心をついてくる一色。もう片方の手には紙袋を2つ握っている。

 

八幡「うっせ、てかお前結局エプロン買ったの」

なんとか下さんのように眉間に指をおさえ、呆れ半分で言葉が出ていた

 

いろは「いいじゃないですか、これすっごく可愛かったので似合うと思うんです」

袋を持ち上げ誇らしげに胸を張っている

 

八幡「似合うじゃなくて、似合うと思う…か、いいんじゃね」

 

いろは「はい!これでいいんです、何かご飯食べてから帰りましょう」

右手を上げてレッツゴーと行って進んでいく一色を、戸塚と二人並んで追いかける

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。