後輩に絡まれる大学ライフは間違っているだろうか。   作:TK@ぼっち党員

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22話

ピンポーン!

 

小町「お兄ちゃん、誰か来たよ〜」オ~イ

 

俺が皿洗いをしていると勉強を再開した小町が声をかけてくる

いや、自分で行く選択肢はないんだね。別にいいけど

 

八幡「はい、どちらさまですか」

 

いろは(せんぱーい、可愛い後輩が来てあげましたよ〜)

 

八幡「あ、大丈夫です」

 

いろは(先輩の部屋には華がないから私がいてあげないと〜)

 

八幡「いえ、間に合っております」

 

いろは(もぉ〜、入れてくださいってば〜)プンプン

 

八幡「いえ、本当に間に合っております」

 

しつこいな…

 

小町「大丈夫そう」?

 

俺がインターホン越しの人との会話に、てこずっている様子を察し、小町が不安そうに見つめてくる。

 

八幡「はい。それでは…大丈夫大丈夫。宗教のあいてするの慣れてるから。小町ちゃんも宗教とか、新聞とか来たときに扉開けないようにね」

小町が出てきたら可愛さのあまり襲われる可能性もあるからな…

でも仕方ないよな、だって小町可愛いんだもん。

 

小町「ほへ〜、小町小さい頃に開けちゃったことあって、そこから長話されたんだよな〜。みなさんそれが仕事なんだから仕方ないんだろうけど…」ウンザリ

 

遠くを見る小町からするに、2.3時間コースだったんだろうな…

新聞やセールスは子供相手だとあんまり強気に来ないが、宗教だと優しく語りかけてくるからな〜。

ほんと、玄関があるからこんなことになるんだよな。玄関を葬り去ってずっと部屋でこもってたい…

 

八幡「そうだろ、だからむやみに友達や彼氏に家の合鍵とか渡さないようにな。自分がいないのに勝手に上がってるやつとかいるから」キヲツケナ

合鍵は俺にだけ渡してもらったらそれでいい

 

小町「なるほど…お兄ちゃんは渡す相手いないから安全だね」!

 

ガシャン…ガチャ

 

いろは「せんぱーい、愛しの私が来たのになんで開けてくれないんですか〜…え、お米ちゃん」ビックリ

 

小町「あ、お久しぶりです…えっと」

 

お互い目を合わせ気まずそうな雰囲気、まるで二股がバレたときのよう…いやしてねーよ

 

八幡「お前なんでうちの合鍵持ってんだよ。俺誰にも渡してねーだろ」

 

いろは「これは前来たときにこっそり国松さんと作ったやつです」ドヤ~

 

鼻から息を出し、平然とやばいことをドヤってやがる…

 

小町「なんだ、小町はてっきり二人がそういう関係なんだと」キマズカッタ

 

いろは「安心してください、こんなひねくれた頭おかしい人を相手してくれるのは、ベーリング海並の心優しい戸塚さんぐらいですよ」

 

八幡「おい、戸塚が優しくて可愛くて天使なのは間違っていないが、俺はいたって普通だ。それに、ベーリング海はカニ漁をしているとこだぞ、戸塚はそんな狂気じゃねーよ」

 

小町「しれっと可愛いい天使が追加されてる…」アキレ

 

小町「でも、いろはさん。さっきお兄ちゃんが「宗教が来た」って言ってましたよ」

 

いろは「なるほど〜そっちがその気なら、私だって考えがあるんですよ」

 

八幡「なんだよ、俺は別に悪いことをしてない」

 

いろは「では、この部屋の鍵を平塚先生に渡しますね」

 

八幡「本当に勘弁してください。私が悪かったです。」

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