後輩に絡まれる大学ライフは間違っているだろうか。 作:TK@ぼっち党員
ピンポーン!
小町「お兄ちゃん、誰か来たよ〜」オ~イ
俺が皿洗いをしていると勉強を再開した小町が声をかけてくる
いや、自分で行く選択肢はないんだね。別にいいけど
八幡「はい、どちらさまですか」
いろは(せんぱーい、可愛い後輩が来てあげましたよ〜)
八幡「あ、大丈夫です」
いろは(先輩の部屋には華がないから私がいてあげないと〜)
八幡「いえ、間に合っております」
いろは(もぉ〜、入れてくださいってば〜)プンプン
八幡「いえ、本当に間に合っております」
しつこいな…
小町「大丈夫そう」?
俺がインターホン越しの人との会話に、てこずっている様子を察し、小町が不安そうに見つめてくる。
八幡「はい。それでは…大丈夫大丈夫。宗教のあいてするの慣れてるから。小町ちゃんも宗教とか、新聞とか来たときに扉開けないようにね」
小町が出てきたら可愛さのあまり襲われる可能性もあるからな…
でも仕方ないよな、だって小町可愛いんだもん。
小町「ほへ〜、小町小さい頃に開けちゃったことあって、そこから長話されたんだよな〜。みなさんそれが仕事なんだから仕方ないんだろうけど…」ウンザリ
遠くを見る小町からするに、2.3時間コースだったんだろうな…
新聞やセールスは子供相手だとあんまり強気に来ないが、宗教だと優しく語りかけてくるからな〜。
ほんと、玄関があるからこんなことになるんだよな。玄関を葬り去ってずっと部屋でこもってたい…
八幡「そうだろ、だからむやみに友達や彼氏に家の合鍵とか渡さないようにな。自分がいないのに勝手に上がってるやつとかいるから」キヲツケナ
合鍵は俺にだけ渡してもらったらそれでいい
小町「なるほど…お兄ちゃんは渡す相手いないから安全だね」!
ガシャン…ガチャ
いろは「せんぱーい、愛しの私が来たのになんで開けてくれないんですか〜…え、お米ちゃん」ビックリ
小町「あ、お久しぶりです…えっと」
お互い目を合わせ気まずそうな雰囲気、まるで二股がバレたときのよう…いやしてねーよ
八幡「お前なんでうちの合鍵持ってんだよ。俺誰にも渡してねーだろ」
いろは「これは前来たときにこっそり国松さんと作ったやつです」ドヤ~
鼻から息を出し、平然とやばいことをドヤってやがる…
小町「なんだ、小町はてっきり二人がそういう関係なんだと」キマズカッタ
いろは「安心してください、こんなひねくれた頭おかしい人を相手してくれるのは、ベーリング海並の心優しい戸塚さんぐらいですよ」
八幡「おい、戸塚が優しくて可愛くて天使なのは間違っていないが、俺はいたって普通だ。それに、ベーリング海はカニ漁をしているとこだぞ、戸塚はそんな狂気じゃねーよ」
小町「しれっと可愛いい天使が追加されてる…」アキレ
小町「でも、いろはさん。さっきお兄ちゃんが「宗教が来た」って言ってましたよ」
いろは「なるほど〜そっちがその気なら、私だって考えがあるんですよ」
八幡「なんだよ、俺は別に悪いことをしてない」
いろは「では、この部屋の鍵を平塚先生に渡しますね」
八幡「本当に勘弁してください。私が悪かったです。」