後輩に絡まれる大学ライフは間違っているだろうか。 作:TK@ぼっち党員
八幡「昼飯は具無しペペロンチーノな」
小町につきっきりで勉強を教えていたらバイトに行く時間が迫っていた。すぐに人数分作れておいしいなんて素敵な料理。世のママさんにもオススメ
いろは「具ないんですか!」ブーブー
小町「ドケチ!守銭奴!八幡!」
八幡「なら蒙古タンメン中本でもUberするか」
いろは「すみません、勘弁してください」
小町「お兄ちゃんが作る料理ならなんでも食べれちゃう」
ほんとこいつらは…
訓練だと思え、彼氏に連れられた店がそれほどでもなかったときにバレないような笑顔を作る訓練だと思え。この先絶対に必要になるぞ。俺が言えた義理じゃないが
あと、中本そんなに嫌なの…?美味しいじゃん、辛いを通り越して痛いけど、その奥に秘めた旨味。それに気づいたら定期的に欲してしまう体になるんだよな
いろは「そういえば、先輩バイトでなにしてるんですか?」
八幡「金稼ぎ」
いろは「なんでやってるのかじゃなくて、何をやってるのか聞いたんですけど」
八幡「それで場所とか何してるとか言ったら君探して来るじゃん、嫌だよ」
いろは「そんなわけないじゃないですか〜」
八幡「君前科ありますよね、大学に凸ってきましたよね」
いろは「やだな〜、愛ですよ愛〜」
八幡「俺はそんな愛はいらん、かの有名な方も『愛ほど歪んだ呪いはないよ 』と言うくらいだからな」
いろは「それ何まさるですか」
八幡「ちげーよ、お前それだと超次元サッカーアニメのキャラになるだろうが」アキレ
小町「・・・」ジ~
八幡「な、何かな小町ちゃん」
小町「いや、楽しそうに夫婦漫才するな〜と思って。バイトの時間大丈夫そう」?
八幡「普通にやべー」ウワッ
小町に言われて時計を見ると、確かに一色のせいで走らないと間に合わない時間になっていた。
出禁をくらったときように電車で通う距離にしたら逆に毎回ギリギリで危なくなってんだよな
八幡「台所においてあるから自分らで食べて皿洗いよろしく」ジャ
ガチャ…バタン
………
……
…
小町「さ、ご飯にしましょう。あ〜やって言ってましたけどいつも結局は、具いっぱい入れてくれるんですよ」
いろは「先輩ってほんと不器用だよね、それとニンジンとかパプリカとか入ってるし、ちゃっかりしてる」
小町「ほんとです。いつも彩り考えながら野菜もしっかり入れてくるんですよ」
いろは「やっぱり、ひねくれたことばっかり言ってるけど根は優しいよね。憎まれキャラなのに憎めないって、むしろ本人は気づいてないけど結構先輩のこと思ってる人おおいからね」
小町「お、経験者は語るですか?」ムフフ
口を手で隠してニヤリ笑う小町ちゃんはとても楽しそうだ
いろは「いじらないでよ、それに私の片思いはまだ続いてるんだから。これからだよ」