後輩に絡まれる大学ライフは間違っているだろうか。   作:TK@ぼっち党員

30 / 33
30話

八幡「昨日も浸かったとは言え湯船はいいな〜、小町も気が利く女に育ちやがって」

ここのところ立ち仕事に、PCとにらめっこばっかだったから体中が悲鳴あげてたんだよな

 

頭にタオルをかけてリビングに戻ると、一色が誇らしそうな顔で俺を見てくる。

 

いろは「先輩それ、お米ちゃんじゃなくて私ですよ。私できる子なので褒めてください」エッヘン

 

八幡「お〜そうか、すまんな。それと1つ、洗面所にあるいろはちゃん専用ゾーンって書かれた場所はなんだ」

この馬鹿、いたるとこに自分の私物置きやがって俺の部屋だぞ

同居してるわけでもないのに荷物を散らかすな

俺の家なのに俺が気を使わないかんなる

 

いろは「いいじゃないですか〜、どうせ使ってなさそうなスペースだったし〜」ブーブー

 

使ってなかったら自分が使っていいとなる発想がわからん

着替えに洗面用具に、こいつ箸に歯ブラシまで自分の準備しやがって、もうほぼ同居してるようなもんじゃねーか

俺の部屋せめーんだから勘弁してくれよ

それに親が来たときどう説明すんだよ

 

八幡「さっきも言ったけど、持って帰れよ」

 

いろは「先輩のけーち…隣の部屋空き室だったから…」グフフ

 

聞こえなかったことにしよう

 

八幡「それともう1つ、俺のパジャマはどこにやった。このペンギンみたいなキャラの服が代わりに置かれていたが」

 

いろは「それは私からのプレゼントです。バットばつ丸君って言うんですよ、そして私がくろみちゃんです。二人ともサンリオのキャラなんですよ」カワイイデショ〜

 

八幡「サンリオのキャラなんですよじゃねーよ、これじゃお揃いのパジャマ着てる痛いカップルじゃねーか」

同じ服とかならまだわかるが、サンリオっていうコンテンツの中でお互いにキャラ選んでる感がやばい

高校生のカップルって大体アイコンとかをトムとジェリーにするからな、男がトムで女がジェリーみたいな。

その匂わせいらねーよ

今まじでそんな気分…

 

いろは「ぶつぶつ文句しかいいませんねこの男は。なんですか男の子の日なんですか」?

 

八幡「もういいよ、俺は寝袋で寝るから君はソファーを使いな。毛布とかクーラーとか自由につかっていいから」アキレ

 

いろは「そうやってするから体悪くするんですよ、このソファ背もたれも倒れて2人ぐらい寝れるスペース作れますからこっちで寝たらどうです」?

 

一色が寝る準備しながらそう提案してくる

いやいや流石に駄目だろ、隣の部屋には小町だっているし。

いや、小町がいるからしないってわけではなくて

 

八幡「お前距離感バグり過ぎだから気づけ、俺は男でお前はもう大人な女性なんだから。俺はこっちで寝るから。あと、気遣いは感謝する、ありがとう」オヤスミ

 

 

いろは「私は先輩との関係を進めたいって伝えたのに、先輩が断ったから振り向かせようとしてるんじゃないですか…ま、でもちゃんと感謝の言葉を口にしてくれるのは、私的にポイント高いですけど」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。