デート・ア・ライブ 祝福の美夜ダークネス   作:蝶々

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 既存の小説のネタは思いつかないのに、別のネタは思いつく。唐突に思い浮かび、とりあえずいけるとこまで行ってみようと思い投稿しました。

 スマホで投稿しているため、誤字脱字が多いうえに更新速度も遅いです。さらにいつまで続くかわかりません。ですが、まぁ、読んでくれるだけで幸せです。



プロローグ
夜天の追憶


 ?「ーー此処は、何処だ……?」

 

 何処までも白い空間、そこに銀髪の美女が1人、己の疑問を口にする。

 

 

 ?「私は‥確かにあの時、主はやて‥騎士たちを救う為に消えた筈……なのに、何故…?」

 

 

 そう、かつて“呪われた闇の書”として幾度となく厄災を振り撒いてきた私は、今代も主となる者を殺し、世界を壊すのかとーーそう、思っていた。

 

 しかし、私は出会ったのだ。あの日、車椅子の少女に。命を賭してでも守りたいと願った1人の少女に。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 書を通して見る世界は今までの時代のどの世界よりも、私にとって全てが新鮮に見えた。

 

 最初はぎこちなく接していた守護騎士たちも、次第に笑顔を見せるようになって。

 

 

 このまま幸せな日々がいつまでも続けば良いと誰もが願っていた。だが、そんな幸せな日常も長くは続かなかった。

 

 

 主はやてが倒れた。

 

 

 彼女の担当医師の女性は軽い心臓発作だと言った。

 

 ーー違う、そうではない。原因は私ーー闇の書にある。本来ならば魔力を周りから奪集していかなければならなかった。ある日の夜、将ーーシグナムがこんなことを言った。

 

 

“この書があれば素晴らしい力を手にすることが出来る”と。

 

“その不自由な足も直し、健康な身体を取り戻すことが出来る”と。

 

 

 

 しかし主はやてはそれを望むことはなかった。

 

 

 主はやては今ある幸せだけを望んでいた。他には何もいらない、みんなと一緒に居られればそれだけで自分は幸せだと、笑って言っていた。

 

 だがそうもいかなかった。長い期間奪集がされなければ闇の書は自らの主の魔力を糧にしていく。未完全な契約、未成熟な身体、それが下半身付随や心臓発作として現れた。

 

 このままでは主はやてが死んでしまう。この愛おしい日々を失いたくない。守護騎士たちは主との誓いを破ってまで奪集活動を始めた。

 

 

 奪集当初は魔導生物のみを対象としていたが、やがて魔力を持つ人間にも対象を広げ、とある魔導士たちと出会った。

 

 

 魔導士たちの名前は『高町なのは』『フェイト・テスタロッサ』。

彼女たちは守護騎士たちに何度も語りかけ、止めようとした。

 

   

 

 

 

 

 12月24日 クリスマスイブの夜、ナハトヴァールの起動により私は主はやての身体を素体に現界した。

 

 

 彼女たちは私に幾度も言葉をなげかけた。何度も、何度も。

 

 

 『まだ終わりじゃない…まだ終わらせたりしない!!』 『泣いてるのは、悲しいからじゃないの!? 諦めたくないからじゃないの!?……そうじゃなきゃおかしいよ…。本当に全部諦めてるんなら…泣いたりなんてーーしないよっ!』

 

 『伝わらないなら、伝わるまで何度でも言う。助けたいんだ…貴女のことも、はやてのこともっ』 

 

 『いつかは眠るよ…。だけどそれはーー今じゃない』 『哀しみも‥悪い夢も…終わらせてみせるっ!』 『レイジンクハートが力を貸してくれてる。泣いてる子を、救ってあげてって!』

 

 

 

 我が主も。

 

 『わたしら、みんなよう似てる。ずっと寂しい思い、悲しい思いしてきて。1人やったらできへんことばっかりで……』

 

 『そやけど…忘れたらあかん。貴女のマスターは今は私で…貴女は私の大事な子や…!』

 

 

 そしてーーーー。

 

 

 『ーー名前をあげる。闇の書とか、呪われた魔導書なんてもう呼ばせへん。私が言わせへん。

  ずっと考えてた名前や…。強く支える者‥幸運の追い風‥祝福のエール、

 

 

  ーーリィンフォース』

 

 

   私は、名前を貰った。





 なるべく早めに本編に入りたいところです。
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