最後の漢字はアンサンブルと読みます。…元ネタわかりますよね?
放課後に妹とレストランに行く約束をしたあと。
士道は自分が通う都立
途中見知らぬ銀髪の女の子に絡まれ「私のことを知っている?」と聞かれたり、友人である
始業式も終わって、妹との外食についても殿町に茶化されながら教室に戻ろうした時にそれは起こった。
ーーブォーーーーーーン
ブォーーーーーンーー
士道「これは空間震警報!?」
なんだってこんな時に!
生徒たちと同じようにシェルターに避難しようとした士道だが何か嫌な予感を感じてケータイのGPS機能で妹の琴里の場所を探す。
士道「くそ、あの馬鹿っ!」
琴里の位置を示す赤い点が件のファミレスにあるのを見た士道は殿町の制止も振り切り駆け出した。そしてそこで彼は出会う。世界に絶望した精霊に。そして始まる。士道の
◇◆◇◆◇◆
士道が空間震警報によって駆け出す数時間前、八神颯斗も来禅高校に向かっていたのだがこちらはこちらで厄介な相手に遭遇していた。
颯斗は内心“面倒な相手に出くわしたな~”と考えていた。そして颯斗曰わくその面倒な相手ーー黒と赤の多いドレスを纏った女の子ーーは、颯斗の内心など知ってか知らずかたいして表情を変えずに微笑んでいる。
?「あらあらァ、そんな嫌そうなお顔をしないでくださいまし。なんだか悲しくなってしまいますわ」
颯斗「そりゃ早く学校に行かないと遅刻しちゃうからね。これでも無遅刻無欠席で通してるからできれば早く通してくれると僕的には助かるのだけど、狂三」
狂三「申し訳ありませんが無理ですわねェ。わたくしと会ってもいつもはぐらかして逃げてばかり…そろそろ我慢の限界ですのォ。ですから………
彼女の背後に身の丈の倍はあろうかという巨大な時計が現れる。両手には古式の銃を持ち、こちらを獲物を狙う肉食獣のような目で見てくる。
颯斗「……引く気は、無いんだね?」
狂三「えぇ、もちろんですわァ。先ほども言ったようにわたくし、もう我慢できませんのォ……」
狂三「ーー
背後の時計の針から赤黒い糸状のナニかが一方の銃へと吸い込まれ、その銃を自らに向け躊躇無く引き金を引いた。
驚くことにその場にいた筈の狂三が忽然と消えている。だが颯斗は特に驚くことなく後ろから放たれた銃弾をシールドを張って防いだ。
狂三「…驚きましたわ。まさか初見でわたくしの
颯斗「まあ色々あってね……こういった危機回避能力は高い方なんだ」
狂三「ますます楽しくなってきましたわァ。ならばこれはどうでしょうか? ーー
次は自分にではなくこちらに銃弾を放ってきた。それを防ぐのではなく右にずれることで回避する。ただの銃弾なら防げば事足りるだろうがそれが能力であるなら、安易に防げば拙いと颯斗の直感が告げる。
狂三「あらあら残念、避けられてしまいましたわ」
狂三の発言から防がずに避けたことが正解だったようだ。おそらく自身に対して放つ銃弾は補助系統、相手に放つ銃弾はなにかしらこちらにとって厄介なもののようだ。
狂三「……あまり能力を使うのは気が引けますが、どうやらそうも言っていられないようですわねここからは数で圧倒させていただきますわァ…!」
「あらあら」 「フフッ」
「遊びましょう?」 「まあまあ」 「楽しみですわァ」
これもまた能力のひとつなのか、複数の狂三が現れる。その数はざっと10~20人程度。
狂三「どうですかァ? 驚きましたでしょう? これほどの数を相手に、どこまで持ちこたえられるか見ものですわ颯斗さん」
語りかけてくる狂三は自身が優位であると思っているのだろう。
確かに
颯斗「(仕方ない…あまり使いたくはなかったけどあとが面倒そうだ)」
そう考えて、戦闘態勢に切り替えようとした時、突如上空からレーザーが降り注ぐ。
分身の何体かがレーザーに貫かれて消滅した。
?「ようやく追いつきましたよ《ナイトメア》」
本来なら登場が先の人(精霊)が登場しました。士道sideを無くすと必然的に十香の出番も無くなる訳で。……どうしよう。