Azur Lane ~The Silent Service~   作:Bradford

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プロローグ

4月7日

太平洋近海

 

船員「機関室に浸水発生!」

 

艦長「チッ!メインタンク、エマージェンシーブロー!浮上しろ!」

 

船員「エマージェンシーブロー、アイ、キャプテン!」

 

船員「船体に損傷!艦長!今すぐ逃げてください!」

 

艦長「ダメだ!私は最後に離艦する!」

 

船員「艦長!無線機が故障しているんです!貴方が直接司令部に救助を要請してください!」

 

艦長「…分かった…」

 

船員「艦長、こっちです!」

 

艦長「…」(頼む!最後まで持ってくれ!)

 

艦内を走り脱出装置までたどり着く。

 

船員「艦長、急いで乗ってください!」

 

艦長が乗り、体をシートに固定する。

 

船員「艦長、ご武運を!」

 

船員は敬礼をし、艦長を見送る。

 

バシュ…

 

潜水艦の後方から脱出ポッドが発射される。

 

艦長「今の深度は250mか…」

 

その時、潜水艦乗りにとって、最悪の事態が起きた。

 

バコン!

 

艦長「な…噓だ…有り得ん…この深度でも耐えられる様に設計されていたはずだ…」

 

艦長「何故だ…何がいけなかったんだ…」

 

浸水発生から約3分。

 

 

 

 

 

 

 

SSN-571 ノーチラス、圧壊。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポッド射出から20秒後…。

 

ザバァン!

 

艦長「海上だ!」

 

ポッドのドアを開ける。

 

艦長「そんな…何故…」

 

そしてそこには…。

 

 

 

 

 

 

主砲を向け、艦長を撃とうとする、味方の艦隊がいた。

 

 

 

 

 

艦長「何故だ…何故なんだ…!」

 

艦長「お前たちは…潜水艦乗りが…私が…

 

 

 

 

 

 

 

そんなに憎いのか!

 

 

 

 

 

 

 

そしてその叫びに答える様に主砲が発射される。

 

そして着弾の寸前。

 

艦長「この裏切り者共め…

 

 

 

いつかお前たちも俺と同じ様な目に合わせてやる!

 

 

 

ドカーン!

 

 

 

凄まじい衝撃とともに吹き飛ばされ、海に沈んでいく。

 


 

私が何をしたと言うのだ…

 

何故なんだ…

 

一度死に、別の世界でも何故こんな目に合うんだ…

 

どうしてなんだ…

 

俺の仲間たち…あいつらの家族、友達…あいつらは俺を信じてくれたのに…

 

どうしてなんだ…

 

何故だ…。

 

何故なんだ…。

 

背中に固いものが当たる。

 

そして横を見ると

 

 

自らの乗る潜水艦の残骸の上にいた

 

 

段々と意識が遠のく。

 

艦長「許してくれ、お前たち…」

 

艦長「私はお前を救うことが出来なかった…」

 

艦長「済まない…」

 

完全に意識がなくなり、彼は人としての人生を終えた。

 

 

 

 

SSN-571

 

 

SSN-571 ノーチラス()()により喪失。

 

艦長、以下120名が死亡。

 

船体の亀裂による浸水により沈降、バラストタンクの緊急ブローを試みるも失敗。

船体に()()()()の圧力がかかり、()()()()()()()深度で圧壊した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月9日

何処かの海上で

 

???「おい!誰かいるぞ!」

 

一人の()()()()()()()()()K()A()N()-()S()E()N()が救助された。

 




文章に書かれている日にちはある事故が起きた日です。
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