ブライト博士の幻想入り   作:架空柿

7 / 28
今回は前回も予告した通り、あるSCPの特集です。それでは楽しんでください!


ブライト博士と雨

 その日は雨が降っていた。

 私はある物語を思い出した。

 それは1人の少女と1本傘の物語だった。

ブライト「今日は雨も降ってるし、久しぶりにあの音色を聞くか! 『壊れない歌う雨音』 」

 装置から、1本のビニール傘が出る。

 私はそれを外に置き、ショパンの「練習曲作品10第3番ホ長調」が聞こえるのを確認した。

 久しぶりに聞いたその音色は少しミスもあったが、上手だった。

霊夢「綺麗な音色が聞こえけど、何してるの?」

 霊夢がやってきた。

ブライト「『傘のための音楽会』を開いているのさ。」

霊夢「傘?」

ブライト「まぁとりあえず一緒に聞かないか?」

 霊夢は私の隣に座り、それを聞いた。

 気が付くと「音楽会」にはたくさんの人が集まっていた。   そして、1つ目の曲が終わった。その後に拍手喝采が来た。

ブライト「何かリクエストはあるかな?」

 私は集まっていた人達に向かって聞いた。

文「それじゃ、『運命』なんてどうでしょう?」

 それを聞き、傘からはさっきの演奏と違い、非常に速い曲が流れた。が、確かにその音色は美しかった。

皆「おーー!」

 そして皆の関心が高まる。そして、騒霊とと呼ばれる(らしい)少女達が来た。

ルナサ「私達も演奏に混さっていい?」

ブライト「滅に構わない。」

3姉妹「やったー!」

 少女達は手足を使わずに楽器を用意し、手足を使わずに演奏を開始した。その異常な光景に普通は驚くものだが、私は傘の演奏に集中していたため、あまり気にはしなかった。そして、3人の演奏が加わり、「演奏会」はさらに盛り上がった。が、楽しい時間は速く進むものだ。時間が迫って来た。私は皆に向かい、

ブライト「それでは皆さん、演奏会は終わりです。発表の終わった子達がステージから退場します。盛大な拍手を送りましょう!」

 私は誰か言っていた台詞を言い、拍手を送った。そして、拍手が止まると、私は傘を片付け、皆は反っていった。

ブライト「『収容 歌う雨音』」

霊夢「ねえブライト博士、あの傘って一体なんだったの?」

ブライト「あれは、ある少女が持っていた傘だったんだ。」

霊夢「その少女はどうしたの?」

ブライト「,,,,,,交通事故にあった。」

霊夢「あっ,,,,,,そうなんだ,,,」

ブライト「しかしあの傘の演奏をもう一度聞けて良かったよ!今はもう壊れちゃってるからね!」

霊夢「え?あの傘もう壊れてるの?」

ブライト「うん。ある日ね、今日みたいな発表会をしてたんだけと、何かに轢かれたように遠くまで吹っ飛んで、それで壊れちゃったの。」

霊夢「そうなんだ,,,」

ブライト「ちなみに、この発表会の担当だった塚原をあるカメラで撮影した時の写真には、少女がピアノの発表会をしていて、一人の男が立ち上って拍手をしていた写真が撮れたんだよ!」

 その頃、別次元の財団では、塚原研究員がさっきの傘を使い、多くの職員の前で、傘の発表会をしていた。




いかがだったでしょうか?という訳で今回の特集SCPは「歌う雨音」でした!本家記事を読んでると感動するSCP。ブライト博士も普段より優しめにしました。それでは次回もお楽しみに!
登場SCP
29mo作
SCP-548-JP - 歌う雨音
http://scp-jp.wikidot.com/scp-548-jp
CC BY-SA 3.0

agatharights作
SCP-978 - 欲望カメラ
http://www.scp-wiki.net/scp-978

ブライト博士がSCP召喚する時、メタタイトルか、番号か

  • メタタイトル
  • 番号
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。