《新八が合流する15分前》
「おろ?」
「マジか…」
「ここはどこでござるか?」
世界を越えた剣心は第一声で放つ当たり前な言葉を口にした。
「おい、爺さん」
銀時は源外にどうにかしてくれとアイコンタクトを贈るが、
「すまんな銀の字。あいにくこいつが直らん限りどうしようもできん」
源外はそういうと家の中に戻り、修理を始めた。
「案ずるな銀時。2日後には全部元通りになって」
「もとはといえばお前が原因だろうが!てめぇがあいつをどうにかしろ!」
「そうはいいものの、こっちはこっちで大変なんだ」
「何が大変なんだよ」
「すまぬが、お主たち。ここはどこでござるか?あいにく道に迷ってしまって」
「うるせい!お前はちょっと待ってろ」
「おろ…」
「それでヅラ(過)!」
「ヅラじゃない桂(過)だ」「ヅラじゃないオバZだ!」
[[桂さんが二人?!]]
「...」
いつの間にかこの世界のヅラと別の世界のヅラが鉢合わせしたようだ。
「あ~はい。わかりました。そっちはそっちで勝手にやってくれ。で、」
銀時は放置していた剣心の方を向いた。
「おろ?」
「お前はもういいからとりあえず周辺を探検してろ」
「しかし拙者、この地の名もわかぬ。せめてそれだけでも教えてくぬか」
「たく、ここは「英霊獅子オバZ」ってところだ」
「おろ?(そんな名前の町聞いたことないのだが。それに拙者が見たこともなものが多くある。明治の世でものないのだろうか)」
「もういいだろ?ほら流浪人は流浪人らしくどこかで流れてろ」
「お主、なぜ拙者が流浪人と分かった。何者だ」
剣心は自分の素性を何一つ話してないのにも関わらず、流浪人だと気づいた銀時に警戒する。それもそのはず。剣心は元の世界では、幕末最強といわれた伝説の人斬り「緋村抜刀斎」だ。多くの剣客が自分の名をあげようと剣心に襲ってくる。
銀時も内心「やべぇ」と思っている。
「まぁ~主人公を前にして名乗らないのも悪いな。俺は「桂小太郎」だ!て、ふざけんなよお前ら!さっきからうるせんだよ!俺のかっこいい名乗り台無しにすんじゃねぇ!」
「して桂小太郎とやら」
「あ、違うから。俺の名前坂田銀時ね」
「そうでござるか。して坂田とやら。お主はなぜ拙者のことを知っておる」
「そりゃ~あれだその~」
「漫画になってるからな」
いきなり銀時と剣心の話の間に入ってきた源外。修理中しながら片手には「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」しっかり握られている。
「すまぬ。ご老人。そのマンガというのはなんでござるか」
「誰が老人だ!俺は源外ってもんよ。それはなお前んとこで言うなら絵が付いた読み物だ。ほれ」
源外は剣心に漫画を渡した。
「源外殿これはどう読むのだ?」
「お~これはよ…」
源外はあらかた剣心に漫画の読み方を教え、修理へ戻った。
「おい、爺さん。こんなんみせていいのかよ」
「これは!薫殿に弥彦。左之助までも…」
「どうじゃ?こっちのほうが手っ取り早いじゃろう。それじゃ、あとはよろしく」
「ぶん投げてんじゃね!」
「うるせぇ!あっちはもう仲良くしてんだ。お前らもああなっちまいな」
源外が指をさしている方を向くと、
「らん、ららん。らん、ららん。らんら、らんらん!」
「あんな無印版ヤムチャとブルマみたいにできるか!」
そんなことをやっていると、剣心は1巻目を読み終わった。
「ふ~。すまぬ坂田殿。この書物で拙者のことを知ってござたか」
「う、ま、まぁ~そういことだ(今は話を合わせとこ)」
「それで坂田殿。拙者は元いたところへ帰りたいのだが」
「知らねぇよ帰り方なんて。てかお前主人公だろ?!主人公属性か何かでなんとかなるだろ。主人公かぶりはもういいんだよ!早く自分の世界に帰れ!」
「おろ~。そういわれても困るでござる。拙者はただ釣りをしていただけなので」
《現在 源外庵》
「で、整理すると。お前は別の世界から来た流浪人てことでいいなだよな」
カシャ!
「おろ~!」
いきなりの撮影に驚いた剣心。
「じゃあとりあえず、この装置が直るまで待つってことで。なぁ士、一回町をまわらないか」
「なんでだよ」
「いやだって今いろんなところでオーロラが発生してるんだろ。俺らがこの町を守らないきゃ」
「勝手にしろ。お前なら俺がいなくても何とかなるだろ。それに、この世界にも強い連中がわんさかいるだろ」
士は銀時にふった。
「まぁ~いなくはないな」
「だったら大丈夫だろ。それに主役は最後に出ていくもんだ」
「相変わらずの自信。それでも俺は行くぜ」
そういうとユウスケは町へ向かおうとした。
「ユウスケ殿。拙者もお供してもよいか」
「おう。いいぜ。流浪人のあんたも強そうだしな」
「拙者はそんな大層なものではないのだが」
「よく言うよ」
銀時は剣心の強さについては十分承知だ。
(俺には流派なんてないからな。バン〇ムもゲーム作りにくいってさんざん言ってたし)
「そういうことなら僕たちも一緒についてっていいですか」
「そうアル。案内してやるアル」
「わかった。よろしくな。神楽ちゃん」
4人はそのまま源外庵を出て、町の案内兼パトロールにいった。
「お前はいかなくていいのか」
「俺もお前と一緒の口よ。主役はおいしいところをな。」
《新選組屯所》
「ここが不良警察のたまりまネ」
「不良警察?」
神楽たちは新選組の屯所にやってきた。
「新撰組でござるか。拙者の世界の新撰組は、正々堂々真っ向勝負を挑む男たちでござった。この世界もそうでござろう」
「すみません緋村さん。漢字が間違っています」
「おろ?」
銀時の世界は新選組で、剣心の世界は新撰組である。
「それにここのやつらはお前のやつらと違ってアホばかりアル」
「神楽ちゃん。警察署の前で警察の悪口言っちゃダメだよ」
そんな話をしていると突如、屯所から沖田が出てきた。
「騒がしいから来てみたら、なんだいチャイナ娘か」
「ドSすごいやつ連れてきたアルから見るネ」
そういうと神楽は後ろにいた剣心を沖田の前に出し、見せびらかした。
「へ~伝説の人斬りじゃないですか」
そういうと沖田は自分が持っている手錠を剣心にかけた。
「え~幕末での人斬り容疑で逮捕っと」
「おろ?!」
「沖田さん何してるんですか!緋村さんはもう人斬りはしてないですよ!てかお前だって知ってるだろ!」
「え~知ってますぜ。ちょっとからかっただけじゃないですかい」
沖田はすぐさま手錠を外し、剣心を自由の身にした。
「それにちょっと試したくてね」
「試す?」
「伝説の人斬りが使う、飛天御剣流がどんなものか試したくてね。やりますよね?答えは聞いてないですが」
「いいアル!剣心こいつをボコボコにするよろし」
「か、神楽殿?」
「決まりだ。ならお前ら屯所に入れ。道端でやったら近藤さんに怒られちまうからな」
剣心たちはそのまま屯所の中に入っていった。
《新選組屯所内》
「おい!沖田隊長が伝説の人斬りと手合わせするらしいぞ」
「伝説の人斬りってるろうに剣心のか?コスプレイヤーだろ」
「それが本物なんだってよ。別の世界から来たって噂だ」
「マジかよ!見に行こうぜ!」
屯所内は剣心と沖田の手合わせで持ちきりになったいた。隊員は手合わせする場所へとなだれ込んだ。そのためギャラリーがたくさんいた。
「すまないな新八君。総悟のわがままに付き合ってもらって」
「僕はいいんですけど…」
新八は今まさに手合わせをする沖田と剣心の心配をしている。
「あいつをボコボコにするアル!剣心!」
「神楽殿、少し気を静めるでござるよ」
「チャイナ、お前邪魔だ。向こうに行くでござる」
「うるさいアル!いんちき抜刀斎!」
「おろ~」
手合わせの前の会話にしては、若干気が抜けている。
「新八君、ここの警察は荒くれ物の集まりなの?」
「え~と…否定はしません」
「世界は広いな」
ユウスケは、ここの人たちが自分が知っている警察とかなり違う雰囲気なので少し戸惑っている。
「近藤さん開始の合図お願いできますかい」
「わかった。それでは、沖田総悟と緋村剣心殿の手合わせを開始する!はじめ!」
合図と同時に両者持っている刀を抜き、瞬足のごとく相手の懐に入り刀同士の打ち合いが始まった。
「すっげぇ早え。俺のクウガでもあそこまで早い動きに対応できるかな」
「ユウスケさんには守りに強い紫があるじゃないですか」
「あれ。俺、新八君の前で超変身しったけ?」
「あ…」
そんなことを話している間に打ち合いが終わり、今はつばぜり合いになっていた。
「さすが、伝説の人斬り。なかなかやるじゃんか。それに逆刃刀、なかなかの硬さだ」
「お主こそ、拙者の動きについてこれるとは」
つばぜり合いを終え、二人は間合いを取るため後方へと下がった。
「貴殿をみくびってござった。すまぬ」
「謝罪はいいから、早く技を見せてくだせい」
「承知した」
剣心は逆刃刀の先を地面につけ力を入れ、地面をえぐった。
「飛天御剣流!土龍閃!」
多くの土砂が沖田に襲い掛かったが、それを刀ですべて防ぐがしかし、土砂に交じって、強い衝撃波が沖田を襲い、沖田の態勢を崩した。
「総悟!」
近藤は少し心配になり沖田の名前を叫んだ。
「心配、ご無用」
衝撃波を受けきり、耐えた沖田がいた。しかし、着ている隊服に少し傷がついている。
「さすがでござる。普通の人では立ってられぬのだが」
「へへ。おもしれ!」
沖田はすぐさま地面を蹴り、高速で剣心の懐に入った。そして、刀を横に振ったが、
「は!」
剣心は飛び上がり、それをかわす。そして刀を振り上げた。
「龍槌?!」
上空に高く舞い上がり、落下する重力を用いて威力の高い斬撃を放つ龍槌閃を決めようとした剣心だが、
「やらせるか!」
一刀目をかわされた沖田がすかさず、上空に飛んだ剣心を追いかけ、追撃を仕掛けた。そのため落下する前の剣心は龍槌閃が出せず、受け身に転じた。
「吹っ飛びな」
受け身に転じた剣心を沖田が見逃すこともなく、振るう刀に力を乗せ、剣心を地面へとふっばした。
「く!」
地面にたたきつけられる寸前、剣心は態勢を立て直し、何とか着地した。
「まさか、あそこから追尾してくるとは思わなんだ」
沖田も空中から地面へと降りてきた。
「あんなん普通ですぜ」
「世界はやはり広いでござるな」
今までの行動を見ていて、新八が口を開く。
「やっぱり沖田さんはすごいですね。あの緋村さんと互角に戦ってるなんて」
「いや。このままじゃ総悟は負けるな」
「え?」
「緋村殿は全然本気を出していないな。さすが主人公といったとこだろう。そうだ新八君。一つだけいいか?」
「あ、はい何ですか?あの総悟と、トシがな。何というか現在のトシたちじゃないみたいなんだ。いまだに桂を追いかけようとするし。あ、一応あいつらに合わせるよう周りの連中に言っておいたのだが。何か知らないか?」
「た、たぶん…」
土方と沖田は別の世界から入れ違いで来てしまったのだろう。その証拠に今の土方たちは桂を追いかけようとしないのだから。
一応そう説明している新八。その間も手合わせが続いていた。
「行きやすぜ!」
沖田が次の攻撃を仕掛けようとしたその時!
「こちらメカ崎!こちらメカ崎!」
突如メカ崎から連絡が入った。
「おう、山崎どうした?」
「局長大変です!町に怪人が現れてパニックに!今副長が事をあたっていますが」
「怪人?!もしかしてグロンギか」
先ほどユウスケはグロンギとの戦闘中にこの世界に転送された。そのためグロンギが来てもおかしくはない。
「わかった。総悟!手合わせは中止だ!町に行くぞ」
「わかりやした。じゃあ続きは後程ということで」
「承知したでござる」
「僕たちも行きましょう」
「ああ!」
新選組と新八たちは手合わせを中断させ、町へと向かった。
《万事屋銀ちゃんへの帰り道》
新八たちに置いて行かれた銀時と士はあのまま源外庵に残るのも退屈なので、一度万事屋へ変えることにした。ヅラーズは源外の仕事を手伝わせるために置いてきた。
「あいつらのこと心配じゃないのか」
「新八と神楽のことか?あいつらはめったなことがない限り大丈夫だ。それにお前んとこのやつと、緋村がついてるからな」
「ユウスケか。あいつは頼りにならないからな」
「そんなこと言ったら新八だって頼りにならんぞ。あいつはツッコミメインのメガネだからな」
そんなたわいのない話をしていると士たちの目の前にオーロラが出現した。
「おい。何か出てくるんじゃねだろうな」
「十中八九そうだろ」
士と銀時は臨戦態勢に入った。
「たくヅラのやつ面倒なことしやがって。あとでチョコレートパフェたらふくごちそうしろよ!」
士はいつでも変身できる状態にし、銀時も自慢の木刀に手を当てる。
そしてオーロラから5体の怪人が出現した。
「ライフエナジーをたらふく吸ってやるぜ!」「ハハハハハ!」
「ファンガイアか。グロンギが来たんだ。今更驚くことでもないか」
「冗談じゃねぞ!俺は怪人は専門外なんだぞ!」
「ガタガタ言うな!行くぞ!変身!」
(KAMENRIDE)
(DECADE!)
士は仮面ライダーディケイドへと変身し、目の前のファンガイアと戦闘を始めた。
「くそ!こうなったやけだ!やってやる!」
銀時はいきなり1体の懐に入り、連撃を食らわせた。
「なんだよ。こいつら全然大したことねぇじゃねか。ビビッて損したぜ!終わり!」
銀時は連撃の最後、脳天におもいきり木刀を振り落とした。あまりのダメージにそのファンガイアは砕け散った。
「はイイイイ次ィィィ!!」
「な、なんだコイツぅ!?生身の人間のくせに!」
「銀時のやつ。でたらめだけど強いな。なら」
ディケイドは戦闘中、銀時のバトルスタイルを見て、こちらも負けじとライダーカードを取り出し、別のライダーへ変身しようとする。
「お!(来た!!相手はファンガイアなんだから変わるのあのライダーだよな!ディケイドじゃあのセルフ流れなぇし。ここはいっちょ俺が)」
銀時は自分のセルフが言えるのではないかと内心ウキウキしている。
(KAMENRIDE)
「いくぜ!士!」
(GAIM!)
「ガ・・・ン?!」
(オレンジアームズ!花道 オンステージ!)
ディケイドは仮面ライダー鎧武へと変身した。
「ちょっと待て!」
「なんだ?」
「なんだ?じゃねぇよ!何でその姿なんだよ!相手はファンガイアだろうが!」
「なんだよ。お前に合わせてやったんだろ」
「俺は侍で、これは戦国武将!似てるようで似てないんだよ!俺はな!キバに変身してほしかったんだよ!キバに!」
「なんでキバなんだよ」
言い争いをしている二人を見てチャンスだと思い、2体のファンガイアが二人に襲い掛かってきた。
「隙あり!」「死ね!」
「うるせぇ!」「ふん!」
銀時は木刀を、ディケイド鎧武はいつの間にか手にしていた無双セイバーを向かってきたファンガイアの胴体に突き刺した。そのため2体のファンガイアは砕け散った。
「なんだよこいつら!」「ライダーはともかくこの人間強すぎる!」
すっかりおびえてしまったファンガイア。
「わかった。次はキバに変身してやる」
「次があるかどうかもわからねぇじゃねかよ」
二人は言い争いを終え、すぐさま戦闘に集中した。
残りは2体になったため、ディケイド鎧武と銀時は各自で残りのファンガイアを倒しにいった。
ファンガイアも対抗するために剣を取り出した。
1体のファンガイアが銀時を斬りつけようと剣を振るうが、銀時はそれを木刀で受け止めた。
「何でこの木切れねぇんだ?!」
「なんだお前らの世界にはこれねぇのか。これはな!俺自慢の木刀なんだよ!」
「説明になってないぞ。ふん!」
ディケイド鎧武はもう1体のファンガイアの剣撃を交わし無双セイバーと大橙丸で斬りつけながら銀時のセリフに一言申した。
しかし、銀時はディケイド鎧武の言葉を無視し、ファンガイアの剣を押し返し、相手の態勢を崩した。
「てぇやぁ!!!」
そのまま木刀を左腹に振り、ディケイド鎧武が相手をしていたファンガイアの方にふっとばした!当然2体はぶつかり合い大ダメージを受けた。
「決めてやる」
ディケイド鎧武は黄色いカードをドライバーに入れた。
(FINAL ATTACKRIDE)
(GA!GA!GA!GAIM!)
大橙丸の刀身部分にエネルギーを蓄積され、2体のファンガイアを一度に斬り裂いた。オレンジ状のエネルギーエフェクトが発生し、同時にファンガイアは砕け散った。
「さすが、ディケイド。イイねそのどのライダーでも変身できるの。俺もそんなのほしいわ」
「ふん」
鎧武の技を終えた後、ディケイドへと戻った。しかし、事態はまだ収まっていない。
「さすがにあいつらじゃ無理だったか。使えなぇぜ」
オーロラが再び出現し、その中には人影が見えた。
「なんだまた敵か。今の俺は無双状態よどっからでもかかってきやがれ」
「この世界最強であることはあるな。白夜叉さんよ」
人影はオーロラから出てきて姿を現した
「別の世界のやつが俺のこと知ってるのは…」
銀時はその相手を見て口がふさがった。
「そういうとならお前に任せていいか」
「冗談じゃねぇ!あいつはやべぇ!俺一人じゃ無理無理無理!」
銀時は別の世界から来た敵を知っている。同じ世界のやつがこっちに来たのだから、来てもおかしくはないのだが、まさか本当に来るとは?!
「てめぇら二人共々、紅蓮の炎で燃やし尽くしてやらぁ!」
志々雄真実その人だ。
《通報があった場所》
こちらでもファンガイアたちのせいで厄介ことになっていた。
「数が多すぎる!局長たちはまだなのか」
ファンガイアの討伐にあたっていた土方たちだが、あまりの多さに苦戦を強いられていた。
「弱音を吐くな山崎!てかお前さっきから何もしてねじゃねか!」
「エネルギー切れです」
「ふざけんな!」
そしてついに応援が駆け付けた。
「すまんなトシ!遅くなった!」
「近藤さん!」
「土方あぶねー(棒)」
「ん?わぁー!」
どこからともなくミサイルが土方のすぐ間隣に打ち込まれた。
「ち、」
「ち、じゃねぇよ!こんな時ぐらいやめろ総悟!」
新選組に続いて、新八たちもその場に駆け付けた。
「これは」
「グロンギじゃなくてファンガイアか。それでも俺は戦う!」
ユウスケはファンガイアの群れに駆け込み、
「変身!」
超古代の戦士仮面ライダークウガに変身した。
「てぇや!はぁ!」
マイティフォームの得意な格闘戦で攻めるが1体1体のためきりがない。そう思い、クウガはファンガイアが持っていた剣を奪い取り、
「超変身!」
青のクウガ、ドラゴンフォームへと姿を変えた。それと同時に奪い取った剣もドラゴンフォーム愛用の武器、ドラゴンロッドへと変化した。瞬発力や跳躍力が高まり、集団戦でも難なく戦っている。
「俺たちも行くぞ!」
「「「「「「おおぉぉぉぉ!!!!!」」」」」」
新選組と新八たちも負けじとクウガに続いた!
≪数分後≫
戦局が変わり、こちら側が有利になっていた。その中でひと期は目立ったのが、剣心だった。沖田と手合わせした以上の素早いスピードで多くのファンガイアを葬っていった。
「スゲー。やっぱり青のクウガでもあれには追いつけないかな。はぁ!」
クウガも敵を倒しながら剣心のスピードには感心していた。そんな中、
「最初に送った魘魅もここの連中にやられたみたいだし、この戦局も納得。それにしても眩しいね」
突如オーロラが出現し、人が出てきた。
「お主なにものでござるか(こやつ以外から強い殺気を感じる)」
「いや、眩しいねその存在。白夜叉と同等か。あいつにまかしてあるから白夜叉はいいとして。そこのお前。俺と戦ってはくれないか!」
その男は言い終わる瞬間に剣心の方へ飛び、巨大な刀を剣心に振りかざした。当然剣心は反応し、それを逆刃刀で受け止めるが、
「く!重い!」
刀の重さとその男の振り強さによって重い一撃が剣心に伝わる。
「すまないね。この刀が我慢出来なかったようだ。でもさすが抜刀斎さん。受け止めるなんてね」
その刀は刀にしては機械仕掛けで、紅色に輝いていた。
「お前は!?」
剣心と戦っている人物をみた新八は目をうがった。そいつはかつて銀時が葬った人物。手持ちの刀、妖刀紅桜に心を奪われ怪物になった男。
「岡田似蔵!」
「久しぶりだな白夜叉んとこ。けどお前は後回しだ。まずはこの抜刀斎さんの血を欲しがってるでね」
剣心は紅桜を押し払い、いったん距離をとった。
「承知した。望み通り、拙者がお相手いたそう!」
次回 コラボの極致ってなんのことだ!
この世界の敵に関して迷っていたんですが、やっぱり岡田似蔵になってしまいました。
銀時「おい、また紅桜かよ。いい加減飽きた。漫画にアニメ、映画にゲーム。もう出尽くしただろ」
剣心「おろ…」
銀時「いやなんでお前までここにいんの」
剣心「お主が相手する志々雄真実についてなのだが」
銀時「いいよ。大体知ってるし」
剣心「さすが坂田殿。それもまたあの書物に描いておったのか」
銀時「もうめんどくせぇ!早く終われ!」
剣心「おろ~ろ(汗)」