GW最終日木曜日
「人すごいな」
今日はroseliaのライブ当日、関係者チケットを貰い来る途中に差し入れを買って来たが、
「女の人多くて場違い感が…それと受付どこ…」
人のあまりに多くて酔っていると
「次の方どうぞー」
「おねがいします」
「はーい、あれ?男の子珍しいね!しかも関係者チケット、roseliaの中に彼女でもいるの?」
「いや、友達です…後これリサ…あ、roseliaの皆さんに差し入れなんですけど」
「はーい、男の子が来たってリサちゃんに伝えとくね」
「は、はい…」
一瞬の言葉も見逃さなかった。まりなさんはそのままニヤニヤしながら差し入れを届けた。
まりな「リサちゃ〜ん!」
リサ「はい?どうしました?」
まりな「これ、彼氏では無いって言ってたけど彼氏っぽい人が差し入れを持ってきてくれたよ。」
リサ「あはは…そうですか…」
まりな「もしかして、リサちゃん、片思い?」
リサ「まりなさん、シ〜」
まりな「ごめんごめん、でも脈なしじゃ……」
リサ「ん?」
まりな「あ!私受付戻らなきゃ!後でね!」
リサ「あ!はい」
まりな(危ない危ない…多分男の子隠してるんだ、危うく言うところだった…)
とても察しの良いまりなだった
そしてリサは
(なに言いかけたんだろ…それよりも沙織の差し入れ!1人で食べたいけど…)
あこ「それ!差し入れですか!?」
リサ「そうだよ〜みんなで食べよっか☆」
ゆきな「なんか残念そうねリサ?」
リサ「き…気の所為だよ〜…あはは…」
りんこ「わ…わたしはい…いらないです…」
燐子さんも直感が冴えていた
それに気づいたリサはすぐに
リサ「り…りんこ気にせず食べて、ごめんね
完全にわたしが悪かった…」
リサは気を使わせた事を反省してた
りんこ「い…いや、今の今井さんすごく可愛いかったです…!」
リサ「そ…そう?」
りんこ「そうですよ…ほら差し入れ食べて元気だして、さお…りさん?に今井さんのかっこいいのと、可愛いところ見せましょう…!」
リサ「そうだね!ありがと燐子☆」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「すごい人気だなRoselia」
会場の熱気がすごいこもっていた。けど周りの女子の多さに気まずさを感じながら
時間が過ぎるのを待ってた。
5分ぐらいして急に会場が暗転になり今度はステージに明かりが差した
「こんにちは、Roseliaです。それでは早速いくわよ。BLACKSHOUT」
ボーカルが歌い始め会場の熱気は最高潮に達する。ここにいる全員がRoseliaの演奏を聴いてどう思っているのかはわからないが、ギター経験者の沙織にとっての感想は、普通、だった。コード進行高校生の中では完成度が高いそれぐらいだった。そして沙織が1番注目していたのはそこじゃない。
「リサ・・・」
恥ずかしかったが正直思ってしまった。綺麗、美しいと感じてしまった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ライブが終わり、リサに姿を見て高揚感に浸っていた沙織はそのまま帰ろうとした。
その時誰かに肩を触られた。
まりな「ねえねえリサちゃんに会いに行かなくていいの?」
沙織「ああ、どうも、今日は遠慮しときますよ、本人疲れてますし」
まりな「そんなだから会いに行くんだよ!ほらこっちだから!」
あれよあれよと控室の前まで連れてこられた。
沙織「入っても大丈夫でしょうか・・?」
扉の向こうから声が聞こえる
リサ「え!?沙織!?す・・すこしまって!」
沙織「わかった」
リサ「いいよ・・・」
沙織「どうも。roseliaの皆さんお疲れさまです」
りんこ「ど…どうもありがとうございます」
あこ「どう!?かっこよかった!?」
沙織「とてもよかったよ」
(演奏してるところも良かったな燐子さん…)
少し目線を下にしながら燐子さんを見てると
リサ「ほら!帰るよ!!」
沙織「まだ来たばっか」
リサ「いいから!じゃあ今日はお疲れみんな!」
友希那「お疲れ様ゆっくり休んで」
2人はライブハウスを出て、スーパーに向かう途中
「…」
「なんか…ごめん…」
「何が?別に怒ってないよ?」
リサの目はまったく笑ってなく、ただひたすらに、恐怖を感じた。
「怒ってんだろ」
「わたし今日頑張ってる所見てもらいたかった…」
「ちゃんと見たよ」
「どうせ燐子でしょ…」
「リサしか見てないよ」
「嘘つき」
「嘘じゃないよ」
沙織は苦笑いをした
「じゃあ私を見た感想は?」
「すごくかっこよかった」
沙織は恥ずかしくてとても綺麗とは言えなかった
「バンドとしての感想は?」
「ぶっちゃけ高校生の中では完成度が高い。これしか言えないかな。コード進行も比較的簡単だしね。だから本当に演奏よりリサにしか目が行かなかったよ」
「そ、そう」
少し恥ずかしそうに返す
「自分から聞いて恥ずかしそうにするなよ」
「うるさい…!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
この後2人は家に帰り、普段通りに過ごし
次の日は学校に行き、またリサの家に泊まり土日もずっと一緒にいた。
日曜日の夜、久々に家に帰ってきた。沙織は、
「楽しかった、また泊まれるといいな」
この小説の今井リサCV遠藤ゆりか
GW編終了!長かった…すべて読んでくれた方ありがとうございます!。
次は6月編少しやります。
それではしゃーした〜