6月中旬、高校生はそろそろ
「テストが始まる」
「ちゃんと勉強してる沙織?」
「ほんの少しだけ」
「ちなみに平均点どれぐらい?」
「オール70点前後」
「おー悪くないね~」
「個性の無い点数ですよ」
「テストの点数に個性求めてどうすんのよ」
GWが終わり特に目立ったイベントがない6月、しかしGW明け、
唯一変わったことがある
「ならテスト勉強しようか☆。めざせ平均90点!
これで個性のある点数に!」
「点数に個性求めてなにになるんだよ」
「沙織が先に言い出したことでしょ!!せっかく合わせたのに」
「それで、どうせ泊まるとか言うんでしょ?」
「なにわたしが泊まったら嫌なの・・?」
「いや、最近家に泊まり過ぎじゃない、家族心配とかしない?」
そう、GW明けリサは事あるごとに家に泊まることが多くなった。
土日は確実に来る。嫌なわけではないむしろ嬉しいのだが。
流石に泊まり過ぎで、リサの家族に変な誤解をされてないか心配になってる沙織。
「とくに家族はなにも言わないよ?楽しんでおいでとか・・・」
リサは顔を少し赤くする
「ん?どうした?」
「なんでもない!金曜日行くから!そして品出し行くよ!」
「了解」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
金曜日、バイト中にリサが予想通り来た
「やっほー来たよ☆」
「少し待ってて」
「少しはわたしを見て喜んでよ!」
リサは膨れ面になる
「あーすごくうれしよー」
棒読みの沙織
「下剤でも夕食に入れてやろうかな・・?」
「ごめんなさい」
負けたのは沙織でした
「終わったから帰ろうか」
「うん、買い物もね行こうか」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
買い物から戻ってきた2人
「ただいま」
「わたしもただいま~」
もうなにも突っ込まない沙織
「もうご飯作り始めるから待ってて」
「うん」
もう慣れた手つきでどこになんの調理器具があるか冷蔵庫になにが置いてあるか
家主の沙織よりもリサのほうが詳しいまである
「なんかわたし通い妻みたいじゃない?」
リサは少しだけテンションが上がったような声で言う
「押しつけ女房とも言えるけどね」
「何よ!押しつけ女房って!?勝手に造語作って、なにわたし来るの時そんなこと思ってたんだ!」
リサは拗ねた
「リサの食事美味しいし居てくれて助かってる」
「ふーんだ・・・」
「それにテスト勉強も付き合ってくれるし、ていうか
リサはテストの平均点どれぐらい?」
「わたし意外って言われるけど85点は堅いかな」
「まじかよ・・・勉強苦手そうだと思った」
「意外と教えないといけない人がチラホラと・・」
どこか遠い目をするリサ
「人に教えるには自分ができてないとね」
「後輩とかにも頼られちゃうと断れないんだよね~」
「すこしは人に頼れよ」
(人を助けちゃったり世話を焼くのがいいところだけど、自分を殺してほしくはないな)
「ん?わたし意外と沙織を頼ってる・・いや甘えてるし大丈夫だよ」
「そうなの?俺はどちらかと言うとお世話してもらってる」
「たしかに傍から見ればそうかもだけど、GWのデートの時とか
結構甘えっぱなしだったし、沙織もなんだかんだ私のこと好きなのか甘えさせてくれるしね☆」
「日頃のお礼だから、あとリサにはもっといい人いるよ」
「バカ・・・」
「なぜバカって言われたんだろ・・・」
「それもわからないバカ・・・」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
夕食を食べ終わりお風呂も終わった2人は勉強を始めた。
「教科はなにが苦手?」
「そんなに差はないけど強いて言えば英語かな」
「なら先に英語から」
リサの教え方は上手かった流石何人にも教えてるだけあった。
教えてる途中体を近づけたりして意識してもらう気満々だったリサだがしかし
(なによ!全然勉強に集中してわたしに興味ないの?こんなに押しつけてるのに!?なんか自信なくしそう…」
自分で仕掛けておいて自分で自爆するリサだった。
一方沙織は
(すげえ体押しつけてくる。やるとは思ってたけど・・・我慢だ俺がリサに触れる資格はまだ無い、ごめんね)
すべてお見通しだった、故にリサが何を考えて、何をして欲しいのか、わかってしまう。自分だけ弄んでるつもりは全く無いが罪悪感がすごい沙織だった
しかしリサも落ち込んでるだけでは無かった
(こうやって2人でゆっくり勉強しながら過ごすのも
好き、気持ちが一方通行でも今はいい)
ちなみに土日は夕方までショッピングモール夜は勉強と
満喫した。2人だった。
そしてテストの結果はオール80点以上
「今度からリサに教えてもらおう」
テスト前の恒例行事に決定した、沙織だった。
この小説の今井リサCV遠藤ゆりか
次回から7月編!
評価、感想 おねがいします
それではしゃーした〜。