沙織がリサの所に近づくと今度は階段を登り始めたリサ。そのまま追いかけると、屋上についた。
「あ、周りの目を気にして」
沙織は納得して、屋上の扉を開ける。
「こんなとこまでどうした?」
「…」
リサは目線を斜めにし足を交差させて黙っている。
「話しかけて欲しいんじゃないの?」
沙織は最近会えてないからリサが会いに来たのだと思っている。
「…」
なにも答えないリサ
「なにか喋ってよ…」
沙織が困ってると
「金曜日…家行くから…」
「最近忙しいんじゃないの?」
沙織が聞き返すと
「今週の土日休みになった…また来週から行けなくなるけど」
「わかった、待ってる」
「うん、あとさ、」
リサは話していた女子が誰か聞こうか迷ってた。
「ん、どうした?」
「ううん、なんでもない」
「そうか」
「じゃあ金曜日、直接家に行くから、食材準備しといて」
「わかった」
話が終わりリサが屋上から出る。1人取り残された沙織は
「なにか言いたいことがあったのかな?」
今日のリサの態度に疑問を持った。沙織
沙織が教室に戻った
ユキ「おかえり、どうだった?」
沙織「金曜日、家来るって言って逃げた。なんかあんまり話さなかった」
ユキ「そ、そうか」
(多分あそこから見てれば灯の事が気になったのだな。採寸で体をほかの女子に触られたりして気に入らなかったのか。)
考え込んでるユキを見て沙織は
沙織「どうした、ずっと黙って?」
ユキ「いや、なんでもない。とりあえず、金曜日楽しみだな」
ユキが言うと沙織は
沙織「うるさい…」
恥ずかしそうに言った。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
金曜日
今日も学園祭の準備で帰る時間が遅くなった
灯「遅いからみんなでご飯食べに行こうよ」
カイ「了解〜」
ヒナ「…」
ユキ「行こうか」
沙織「今日はパス」
灯「え〜行こうよ〜」
沙織「ごめん予定あるから」
ユキ「ほら、とりあえず学校でよ」
学校の校門の前まで来た
沙織「じゃあな」
灯「え〜…いいじゃんちょっとぐらい…」
落ち込む灯それを見てユキは
ユキ「多分周りの人もこの時間だから混むから早く行こ」
カイ「バイバイ、沙織!」
ヒナ「おつかれ」
灯「ん…次は来てね?」
沙織「わかったよ、行けたら行く」
灯「絶対?」
沙織「お、おう…」
ユキ「ほ、ほら行くぞ」
そしてユキが小声で
ユキ「先輩とゆっくり話せよ」
沙織「おう、ありがと」
ユキ「ちなみに気付いてるか?」
沙織「あぁ、わかってる」
ユキ「ならいいよ、じゃあ」
校門の前でユキ達と別れた沙織そして
「リサ、そこにいるんだろ」
「いつから、気付いてたの…!?」
木の後に隠れていて、バレてとても驚くリサ
「校舎出たらすぐ気付いた」
「なんだ〜…」
ヘナヘナと前に倒れ込むリサ
「今日練習は?」
「スタジオの予約取れなくて中止になったの」
「なるほど、じゃあこのまま買い物行くか」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
買い物が終わり帰り道、リサが話を切り出した。
「ねぇ、ココ最近一緒にいる子だれなの?」
「灯のことか」
「あ、あかり!?」
「どうした?」
「いや、呼び捨てなんて沙織しないじゃん…」
「いや同い年だし別に変じゃないでしょうか」
「わたしはすぐ呼び捨てにしてくれなかったじゃん」
「年上だしさ、気使うでしょ」
「へ〜仲良いんだね」
「まあね、ていうかなんか不機嫌そうですけど…」
「あの子さ…」
「ん、灯がどうした?」
「すごく沙織との距離近いじゃん…」
「たしかに、パーソナルスペースは狭いけど
悪いやつじゃないし」
「そういう意味じゃない…」
「え?」
「絶対!沙織のこと好きだもん!あの子!」
リサが必死に声を上げて言う、あまりの気迫に沙織も少し驚く。
「いや、それはないな、単純に距離感近いだけだ」
沙織がバッサリ否定すると、リサは
「わかってない…ほんとに…」
「そ…そうですか」
「もういい、ほら家行こ」
「あ、早く歩くなよ」
リサは少し速歩きで家を目指した
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ただいま」
「久しぶり」
「言ってもそんなに期間空いてないでしょ」
「わたしの中では久しぶりだからいいの、ほら着替えてきてよ、わたしはご飯作るから」
「うん」
沙織は着替えてきて。そのあと夜ごはんを食べた。
「筑前煮久々だったけどやっぱ美味しいよ」
「ありがと☆」
リサが今日初めての笑った
「沙織のクラスは学園祭なにやるの?」
「メイドと執事喫茶です」
「てことは、沙織は着るの?執事の衣装」
「選ばれてしまったからね…」
「そうなんだ〜!楽しみにしてる☆」
(絶対似合ってるだろうな〜、けど沙織が自分から着るなんて言わないよね)
「沙織さ、どうして執事の衣装着ることになったの調理とかあったでしょ?」
「ああ、灯のやつがメイドにクラスの女子に推薦されて、やる条件で俺とユキが執事をやる事を強制された」
「へ〜…」
「あれだぞ、ユキもだから好きとかじゃないんだよ」
「近くにいたからとかじゃないの?夜ごはん誘うときとかも普通あんなにしつこく誘わないもん…」
「そんなに引っかかるか」
「うん」
(ライバルなんていてほしくない…!)
「でもユキカッコいいぞ」
「いや、それは知ってるけど、だって近くにいるのに沙織だけじゃ、好きだって気付かれるからユキくんも執事にしたんだよ」
「しれっとユキが使われたってこと?」
「うん、あ〜あ、わたし不機嫌にまたなっちゃった…」
「自分で言うなよ」
「機嫌治したいなら明日デート行こうよ…」
「買い物付き合って機嫌治るならいくらでも行くよ」
「なら明日は連れ回すから☆」
「わかった」
沙織は少し笑いながら答えた。
この小説の今井リサCV遠藤ゆりか
これから少し投稿頻度下がるか通常かわかりませんが
最後まで見てくれると幸いです。
評価、感想、書くモチベーションになりますので、まだの方はお願いします!
それではしゃ〜した〜