バイト先の先輩   作:クリスタ/

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長さは変わんないけど内容詰めるのに時間がかかってしまった


表裏一体

体育祭当日

迷惑なぐらい晴れている。ちなみに沙織は

 

「まだ怒ってんのかな…」

 

先週連絡した時にリサが怒ってしまい音信不通に。

あそこまで切れるとは思ってなかった。

 

「とりあえず、体育祭…やりますか…」

 

意気消沈と言った感じの沙織だった。

 

 

 

リサsaid

 

(最後沙織に連絡したのいつだろう…)

 

こちらも同じことを考えていた。

 

(けど、わたし悪くない!そうだよ、沙織がいろんな気持ちに気づけないのが悪いんだし…わたしはべつに…)

 

リサは体育祭委員であるため今日は忙しく、沙織にとても会えそうもなく、リサの心は二重の意味で大分傷ついていた。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

開会式か終わり、最初は50メートル走

 

ユキ「予定通りヒナはサボりか」

 

沙織「羨ましい…」

 

カイ「楽しいのに体育祭!」

 

沙織「お前ぐらいだよ…」

 

ユキ「それじゃ行ってくるよ」

 

ユキが走り出した。

結果は1位だった。大抵のことはそつなくこなすユキ、すべてのことを80点で片付ける。器用貧乏

 

カイ「行ってくるね!」

 

沙織「おう」

 

カイも同じく1位こればかりは流石陸上部をやっているだけはある、といったところだった。

 

沙織「はあ…」

 

順番がきて並ぶ沙織

 

ユキ「頑張れよ」

 

カイ「がんばれ〜」

 

灯「お〜い1位とってね〜」

 

沙織「応援してる暇あったら代わってくれよ。そして応援されるんだったらリサが良かった。」

 

なんてことを小声で言ってた。

 

ユキ「あの顔はせめて先輩に応援されたいって顔だな。さっさと元に戻れよまったく…」

 

沙織の結果は3位だった。

 

沙織「パッとしないな…」

 

 

 

 

次は騎馬戦だったが参加人数の都合で沙織は出なくなった。

 

ユキ「よかったな楽できて」

 

沙織「心の底からみんなの勝利を願ってるよ」

 

その頃、灯は

 

女子「灯さんちょっといい?」

 

灯「どうしました?」

 

女子「次の借り物競争で1人休み出て代理探してて」

 

灯「あ、それでわたしに、いいですよ」

 

女子「ほんと!ありがと〜みんな出たがらなくて、それじゃよろしく!」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

ユキ「借り物競争、灯走るらしいぞ、代理で」

 

沙織「借り物競争なんて死んでもごめんだね、知らない人に話しかけるとかまじで無理」

 

ユキ「お、灯の番だよ」

 

 

スタート位置に並び走り出した。お題の紙を拾う灯、そうすると灯の表情が変わる

 

灯「これまずいな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分前

 

 

女子「リサちゃん!」

 

リサに声をかける、同じ体育祭実行委員の生徒

 

リサ「どうしたの?」

 

女子「借り物競争の係が怪我して代理さがしてるんだけど」

 

リサ「借り物競争の係のやることって借り物が合ってるかの確認だよね?

わたしでよければやろうか?」

 

女子「ほんとにたすかる!じゃあ種目になったらゴール前に立ってればいいから」

 

リサ「りょうかい~☆」

 

 

回想終了

 

 

 

 

灯はなにか決心したかのように沙織のほうにきた

 

灯「沙織きて!」

 

沙織「お題は?」

 

灯「・・・男子生徒!」

 

沙織「わかったいこうか」

 

沙織は少し間が気になったが、おとなしく灯の言うことに従った。

 

灯「遅い!」

 

そう言うと灯は沙織の手を強く握り走り出した。

 

沙織「お、おい・・・」

 

周りの生徒は2人をひやかすような歓声があがる。

 

沙織「なんかすごいバカにされてる気がする」

 

灯「・・・」

 

ゴール前まで来た2人そこには

 

沙織「あ、リサ」

 

リサ「さ、沙織・・・」

 

どこかよそよそしいリサ

 

灯「確認お願いします」

 

リサ「う、うん」

 

紙を開くそしてリサの顔が曇る。

 

リサ「だいじょうぶだよ、1位だね」

 

リサの確認を終え無事にゴールする2人

 

沙織「ほら手離して」

 

灯「・・・」

 

周りは2人を再びひやかす

 

沙織「恥ずかしくて死ぬ・・・」

 

その光景をすこし遠くから見ていたユキは

 

ユキ「まったく沙織は大丈夫かよ」

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

リサは借り物競争が終わるとすぐに教室に戻った。沙織と灯のお題の紙以外の紙は捨てたが

その紙だけはもっていた。

 

「くっ・・」

 

リサは泣いていた。2人とその周りの反応を見て、まるで「わたしじゃダメなんだと」

そして紙に書いてあったお題は「ずっと一緒にいたい人」

 

「もう・・・心の距離が遠いよ、あ、あんな可愛い子に、、あんな近くにいれば・・

いつか沙織はすきに・・・好きになっちゃう・・・!!」

 

元々のリサの性格はマイナス思考な面がある、そして最近2人は会っていなかったのが

マイナス思考に拍車をかけてこの状態になってしまった。

リサは持っていた紙を怒りと嫉妬を込めて必死になって破ってその場に捨てた

泣き崩れたリサはただうずくまっていた。

 

「沙織はわたしだけに優しいわけじゃない・・」

 

沙織はなんだかんだ面倒見がいいところがある、ほっとけなかったりすると

手を差し伸べてしまう。

 

「あの子とデートに行くんだもんね、もうわたしとは・・・」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

借り物競争のあとは3人4脚だ

 

 

沙織「はあ、これで最後だし頑張るか」

 

ユキ「ほら、行くぞ」

 

灯「沙織約束覚えてる?」

 

沙織「ああ」

 

灯「ならいいよ、頑張ろう」

 

スタート位置に並ぶ

 

「よーい、スタート!」

 

灯、ユキ「1,2.1.2.1.2]

 

好ペースで進むが後1組が抜かせない。灯はなんとしてでも1位にならなくてはいけない

理由があるためペースを上げた。しかし

 

灯「あ」

 

至極当然のことだが3人4脚は一人が躓くと

 

ユキ、沙織「あ」

 

抜かすことばかりを考えていた灯のミスで結果は最下位だった。

 

灯「ごめん・・2人とも」

 

沙織「気にするな」

 

ユキ「大丈夫だよ」

 

灯「っ!」

 

灯は地べたに倒れていた。

 

沙織「おい、足を見せろ、腫れてるじゃん」

 

灯「だいじょうぶだよ、1人で歩ける・・・」

 

沙織「ユキ、灯を医務室まで運んでくる」

 

ユキ「俺が運ぶよ」

(多分どこかで先輩見てるだろうし)

 

沙織「いいよ、休んでろ」

 

そういうと灯を背負って医務室に向かう、当然ギャラリーも黄色い声援を送る

 

沙織「今日だけで一生分の恥ずかしさを味わったよ・・・」

 

灯「ならユキに任せればよかったじゃん」

 

沙織「ほっとけるほど俺は冷徹になれない」

 

灯「そうか、フフ」

 

沙織「なんかおかしいか?」

 

灯「ううん、ありがとう」

 

この2人の姿をリサは教室から見ていて

 

「沙織・・・」

 

目を真っ赤に腫れている状態、もう散々泣いたはずなのにまた泣き出すリサ。

 

 

 

 

体育祭を通じて灯と沙織は心の距離そして灯はさらに沙織への思いが大きくなり

リサの心はひどく傷ついて体育祭の幕を閉じた。

 

 

 

 




この小説の今井リサCV遠藤ゆりか


さて次から学園祭編、ここから3人はどうなるのか、お楽しみに

評価、感想がモチベーションになりますのでまだだよって方はしていただけると、
嬉しいです。

それではしゃーしたー
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