学園祭二日目、そのため今日は13時まで学園祭をして18時から後夜祭がある。
沙織「ありがとうございました」
沙織のクラスは今日も繁盛してた。
友希那「1人入れるかしら?」
意外な客が来た。
沙織「湊さん、空いてますよ」
友希那「あなたはいつ休み入るの?」
沙織「あと30分ぐらいです」
友希那「待ってるわ、話があるの」
沙織「わ、わかりました」
友希那の表所を見て真剣な話だと察した。
沙織「お待たせしました」
友希那「あ」
沙織「どうしましたか?」
友希那「1回立って」
沙織「はい?」
友希那「いいから立って」
沙織「わかりました」
沙織が立った瞬間
友希那「・・・カシャ」
写真を撮られた。
沙織「なぜ撮られた・・」
友希那「リサのためよ」
少し意外な返答に沙織は
沙織「・・・リサは元気ですか?」
友希那「そんなわけないじゃない、バンドの練習も何か別のこと考えて」
沙織「そうですか・・・」
友希那「あなた昨日私たちのクラスにきたわね?」
沙織「はい、けどいませんでした」
友希那「違うわ」
沙織「え?」
友希那「あなたが来るの見えて隠れたのよ」
沙織「そうですか」
どこか納得したような顔をする沙織に
友希那「あなたとリサの間になにがあったかは聞かないけど、早く解決して今のリサは見てられない」
沙織「はい、すいません」
友希那「けど今日会ってわかったわ」
沙織「?」
友希那「わたしと少し似ているわ、どこか人に壁を作るとこ」
沙織「・・・」
友希那「だから世話を焼いたのね、そして」
沙織「あの湊さん、お願いが」
友希那「嫌よ」
沙織「なぜですか・・?」
友希那「リサに直接言いなさい。どうせ何か言ってほしいことがあるんでしょ?」
沙織「わかっていましたか・・」
友希那「ここに来たのはリサがあなたの執事姿を見たがってたから、あなたの伝言なんて受けないわ
言いたいことがあるなら直接自分で言いなさい」
沙織「わかりました」
友希那「あと、さっき似ていると話したけどわたしはあなたみたいにウジウジ悩んだりしないわ」
そういうと湊さんは教室を出た
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
休憩中
(ちゃんと灯とはそういう関係じゃないって後夜祭にちゃんと言おう)
今無理やりクラスに行っても逃げられる可能性と校内だといろんな噂が立つので避けた。
(はあ、あいつとちゃんと話していれば、このお化け屋敷に入ってあいつの怖がる姿見れたのに、多分一緒に今頃昼ごはんでも食べていただろう、プラネタリウムを見たり、すごく楽しかったろうな)
とても落ち込んでる状態で誰かと食事する気もなく、1人で出店のラーメンを外で食べてた。
(もう1時間ぐらいで学園祭が終わるな)
そんなことを考えてると
男子生徒「おい、お前」
沙織「はい?」
見るからに年上の男子生徒が3人話かけてきた。
男子生徒「君さ、どうやら今井さんと仲いいみたいじゃん」
沙織「い、いいえ」
リサの評判を下げないように嘘をつく
男子生徒「いやもう一緒に帰ってるの知ってるし」
沙織「・・・」
(見られたか、クソ)
男子生徒「俺昨日今井さんに告ったらフラれたんだよね、誰かさんのせいで」
沙織「・・・」
男子生徒「わかってる?どれだけ今井さん人気か、お前じゃ釣り合わねえのによ!!」
次の瞬間殴られた。リーダーと思われる奴に
沙織「うっ・・」
次は連続で殴ってきた
男子生徒「クソクソクソクソクソ!!」
腹、肩、足、顔、ありとあらゆる箇所を殴り蹴ってくる。
沙織「・・・」
沙織は諦めていた
(相手は年上しかも3人とかなにもできねえじゃん、ちゃんとユキの忠告聞いておけばよかった
多分この状況リサ見たら自分を責めるだろうな。ていうかクソ痛い。なにも考えたくない)
けど一方的にやられるのはあまりにも癪だった沙織は
沙織「フラれたぐらいで女々しいやつそんなんだからフラれんだよバーカ」
男子生徒「死ねクソ野郎」
(俺バカだ、挑発してどうすんだよ、まったくいつまで続くんだよ)
男子生徒「もう調子乗るんじゃねえぞ」
10分ほど経っただろうか気が済んだのか捨て台詞を吐いてどっか行った
(やばい意識保てないな・・・)
もう意識の限界だった沙織の視界は暗くなった
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
目を開けたら白い天井だった
沙織「あれ?」
ユキ「あ、気づいた!大丈夫かひどいやられようだった」
灯「よかったよ~死んじゃったかと思った!」
沙織「勝手に殺すなよ・・・」
ユキ「どうやらお前が無様にやられてる所をほかの生徒が見てて先生を呼んだらしい」
沙織「あの去り方だとあらかた殴って気が済んでやめた感じだから、終わって帰ろうとする途中に捕まったのか、遅いよまったく」
ユキ「とりあえず、殴ったやつらは退学は確定もしかしたら少年院かもって」
灯「殴られた話もう全校に広まってるよ」
沙織「まじかよ、てかヒナは今日休みだけどカイは?俺のことどうでもいい感じ?」
ユキ「そんなわけあるか、めちゃくちゃ殴ったやつに切れて逆に殴ったんだよあいつ、それで今先生とお話中、まあ理由も理由だから、すこし怒られて終わりだと思うよ」
沙織「あとでお礼言っとくよ」
ユキ「灯」
灯「ん、どうしたの?」
ユキ「少し沙織と話したいことあるんだけど」
灯「わかった、それじゃあ」
灯は部屋から出ていくと
ユキ「殴られた理由リサ先輩のことだろ?」
沙織「あぁ、殴った相手は振られたんだと、それでどうやら前に一緒にリサと帰るところ見たらしい」
ユキ「はあ…まったく気をつけろと警告したのに」
沙織「ごめん、ちゃんと聞くべきだった」
ユキ「さらに問題はもうこの話が広まってることだ。多分殴った相手聞けばすぐに先輩もお前が殴られた理由がわかるはずだ」
沙織「そうなったらあいつは凄い自分を責めるだろうな」
ユキ「ほんとに好きならお前から言えよ、悪くないって」
沙織「わかってるよ、けど余計難しくなった、仲直りが」
ユキ「はじめからちゃんと説明しとけばここまでややこしくなったりもしなかったと思うけど」
沙織「たしかに」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
沙織が殴られた事件があったため後夜祭は、明日の18時にやることになった。
沙織「なんで家まで着いてくるんだよ」
灯「心配だから今日は1日面倒見る」
沙織「別に打撲はあるけど生活に支障は無いよ」
灯「いいから!今日は料理も洗濯もするから」
沙織「まったく、どうせ何言っても聞かないだろ」
そう言うと灯を部屋に入れた
部屋に入れて灯は部屋をキョロキョロしてる。
沙織「はい、お茶」
灯「あ、私やったのに」
沙織「客にやらせないよ」
灯「それじゃ私来た意味ない」
頬を膨らませている灯
灯「ねぇ、沙織さ」
急に雰囲気を変えて話す灯
沙織「ん?」
灯「好きな先輩いたんだね」
沙織「さっきの話聞かれてたか」
灯「うん、ごめん」
沙織「別にいいよ」
灯「その人と喧嘩してるんでしょ…?」
沙織「喧嘩って言うか話聞いて貰えない感じ」
灯「まだ…好きなの…?」
沙織「うん、好きだよ」
灯「けど、話聞かないんでしょ…」
沙織「俺が悪いからいいんだよ」
灯「もう仲直り難しいよ」
沙織「そうだね、でもやるよ」
灯「いや、だから」
沙織「どうした、さっきから」
灯が否定するようなことしか言わないことに疑問を持った沙織
灯「だって今日殴られた理由だってその人が原因でしょ?」
沙織「お前それ以上言っ…」
灯「私は沙織を傷つけないよ!」
沙織「…」
灯「そんな人の話聞かない人より私といたほうが楽しいよ、ほらなにかしたいことないの?その人とはまだ付き合っても無いから、恋人らしいこと何もしてないでしょ?わたしの体好きにしていいから、料理とか沙織が面倒くさいこと、ヤリたいこと全部してあげるから」
沙織「…」
少し早口で喋る灯、そして
灯「だからわたしを選んでよ」
灯がそう言った瞬間、物が落ちる音がした。
リサ「なんで…」
リサのカバンを落とした音だった。
沙織「リサ、どうして…」
リサ「話したいことがあって鍵空いてたし」
沙織「そうか…」
リサ「けどもういいや」
沙織「リサ?」
リサ「その子と付き合うんでしょ」
灯「…」
沙織「いや、まだなにも言ってない…」
リサ「バ…k」
沙織「え?」
リサ「バカ!もういいよ、無理にわたしと仲良くしないで!気も使わなくていいから!もう家にも来ないからその子と付き合うんでしょ、話しかけたりしないから!」
沙織「付き合ってないよ!」
沙織も声を上げて言うが
リサ「じゃあなんでその子家に入れてるのよ!」
沙織「っ…」
リサ「わたしだけだと思った…まだわたしのほうが沙織の心の中にいるかなって…まだ家には入れないだろうってまだ私の特権だって思ってたのに…だからその前に沙織にこの思いちゃんと伝えようってそれで駄目なら諦めて終わりにしようと思ったのに、なによ!付き合っても無いのに入れてるのよ、そこで一緒に寝れるのもわたしだけのはずなのに…わたしは特別じゃ無いんだね…わたしだけに優しくしてくれるわけじゃ無いんだね」
リサにとっての灯との唯一の差は家に入れてる事だった。沙織にとっての差は色々あるがリサにとってはそれしか無いように思った。元々マイナスなリサには冷静に考える余裕は無かった。
沙織「リサ話を聞いて!」
リサ「もういいよ」
沙織「くっ…」
リサ「さようなら、元気でね」
この小説の今井リサCV遠藤ゆりか
この胸が締め付けられる感じ最高に好きです
この話を見て胸が締め付けられた方は評価、感想よろしくお願いします。
それではしゃーしたー