バイト先の先輩   作:クリスタ/

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曖昧な関係

土曜日、今日は灯と一緒にショッピングモールに来た。

 

灯「ごめんね、プレゼント選びに付き合ってもらって」

 

沙織「いや、大丈夫だよ、きっと」

 

灯「きっと?」

 

沙織「気にすんな、ハハ・・・」

 

灯「そう?なら早速いこう」

 

沙織「おう」

(大丈夫だよな。まだ付き合ってるわけじゃないし、灯が困ってるなら尚更・・)

 

回想

 

沙織「ありがとうございました」

 

金曜日いつも通りバイトをしている。

 

沙織(リサの迎え行くつもりだったが店長に18時まで頼まれたし・・・今週はリサの泊りは無しかな・・・)

 

喧嘩中ではないが、今の自分の立場では迎えに行かなくては、家に来てもらえないんじゃないかと思っていた沙織、しかし沙織にとって予想外のことが起きた

 

リサ「やっほー☆」

 

沙織「あれ?来てくれたの?」

 

リサ「うん、今日は迎えに来なかったから」

 

沙織「今日は迎え間に合わないから1人でご飯食べようかと思ってた」

 

リサ「なんでわたしにLINEしてくれないのよ?」

 

少し怒りながら言うリサ

 

沙織「まあ、リサはまだ怒ってるらしいから、気を使ってね」

 

リサ「別に怒っているけど、そんな泊まり行きたくないほどじゃないよ・・・」

 

沙織「怒っているのに泊りには来てくれる、矛盾に感じるのは俺だけか?」

 

リサ「細かいこと気にしなくていいから、バイトそろそろ終わるでしょ?」

 

沙織「うん」

 

リサ「それじゃあいつも通り買い物行こう☆」

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

沙織「ただいま」

 

リサ「ただいま~」

 

沙織「今日は俺が作るから夕食」

 

リサ「なら今日は沙織主菜ね、わたしは適当になにかつくる」

 

2人で夕食を作り始めた。

 

沙織「カレーでいいですか?簡単だし」

 

リサ「別にいいけど。沙織カレーばっか作ったりしてない?」

 

沙織がすぐにめんどくさがる癖をしっているリサは栄養が気になった。

 

沙織「い、いやちゃんと作ってるよ。昨日はシチュー作ったし・・・」

 

リサ「その前は?」

 

リサはジト目で沙織を見て聞く

 

沙織「一昨日はめっちゃ頑張ってハヤシライス作った!」

 

リサ「たしかにハヤシライスは玉ねぎ炒めるの大変だけどさ・・・シチューとかあんまり作り方も材料も変わんないじゃん・・・まったくさ~」

 

沙織「だって楽じゃん、美味しいし」

 

リサ「そんな食事してたら栄養偏っちゃうよ」

 

沙織「俺はそんなことよりリサが、いつ付き合ってくれるか知りたいんだけど」

 

リサ「すぐ話変えて逃げないでよ」

 

沙織「だって気になるからさ」

 

リサ「ちゃんと今の調子でわたしのこと見てくれるなら」

 

沙織「今の調子ってことは・・・割といい感じ?」

 

リサ「さあね~」

 

沙織をからかうように笑うリサ

 

 

 

 

 

 

夕食を作り終え、今は食べながら話していた。あることを

 

沙織「そうえば明日約束したんだ」

 

リサ「だれと?」

 

沙織「いや、別に変なことじゃないんだけど・・・灯と」

 

リサ「ふーん」

 

明らかに不機嫌になり始めたリサ

 

沙織「あの親戚の誕生日プレゼント選ぶのに付き合ってと・・・」

 

リサ「別にいいよ、わたしたち付き合ってないし!!」

 

付き合ってないのが自分が素直に慣れないのが理由とわかってはいるリサだが余りにもどがしくて思わず怒ってしまう

 

沙織「その割には随分怒ってらっしゃいますが」

 

リサ「怒ってないし、ただ沙織は口だけだなって思っただけだし!」

 

さらにヒートアップする

 

沙織「困ってたからさ」

 

リサ「すぐそうやって助けたりすると大変なことになったりするんだから」

 

沙織「そうですね・・・」

 

リサ「わたしが好きだとか言っておいてほかの女に行くんだから、この時点でわたし好感度かなり下がったから」

 

沙織「まじかよ」

 

リサ「とりあえず明日灯ちゃんとデートならわたしご飯食べ終わったら帰るから!」

 

沙織「いや、鍵スペア渡すから明日自由に出入りすれば・・」

 

リサ「そういう問題じゃない・・・!」

 

沙織「まあデート行ってほしくないなら断るけど」

 

リサ「別に束縛した覚えないし、付き合ってないし行けばいいじゃん・・・」

 

自分で言ってて悲しくなってきたリサ

 

沙織「あ、泣きそうになるなよリサ・・・」

 

リサ「沙織のせいだし」

 

沙織「わかった断るから待ってて」

 

リサ「けど困ってるならどうせまた助けるだろうし、束縛したくないから行ってよ」

 

沙織「でも」

 

リサ「いいから。今日も夜遅いし泊まるからこれでいいでしょ?」

 

若干ムキになりながら言うリサ

 

沙織「は、はい・・」

 

もうどうしていいかわからず大人しく言うことを聞く沙織だった

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

結局あの夜はリサが泊まった。朝沙織が家を出るタイミングでリサも用事があるらしく一緒に家を出た。

 

灯「なにがいいかな~沙織はなにがいいと思う?」

 

沙織「お金大人しく渡しておくのがいいと思う」

 

灯「生々しいから却下」

 

沙織「じゃあ見て回って探そう」

 

灯「そうだね」

 

2人は傍から見ればただのカップルにしか見えない。その後ろに

 

リサ「ん~昨日は確かにああいう言い方したけど・・・」

 

2人の仲のいい姿を見てリサは

 

リサ「やっぱり凄く見ててつらいし、なんかイライラする・・・」

 

嫉妬むき出しでリサは2人の尾行を開始した

 

 

 

 

 

 

 




この小説のCV遠藤ゆりか

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それではしゃーしたー
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